2012年12月27日木曜日

お友だちじゃあないよ。

26日に開かれた特別国会にて、安倍晋三が第96代の内閣総理大臣に決まった。

安倍氏はこの内閣を「危機突破内閣」と呼び、
前回の「お友だち内閣」の汚名を返上しそうではある。

とは言うものの、「創生日本」からの入閣は9名。
意見を同じくする議員をお友だちとするなら、前回よりお友だち度が高いという批評もある。

でもまあ、政敵、石原伸晃氏や林正芳氏、元総裁の麻生太郎氏や谷垣禎一氏など、
お友だちと呼ぶよりは・・という人たちにもかなり存在感がある。

危機的な財政状況に終止符が打てるのか、そして強い日本が取り戻せるのか。
これからがほんとうの勝負ではある。

この時期外野も大きな動きがあった。

ひとつは民主党の代表選。
だれも火中の栗を拾わないか、という中での海江田代表。

嘉田さんと小沢さんが袂を分かち、分党へ。
まさに成田離婚である。

選挙のために結びついたわけだから、
選挙で負ければそういうこともあるのかな、とも思う。

なににしてもとりあえずは、円安、株高。

このまま続くとも思えないが、安倍さんにはなんとかがんばって欲しいものだ。

2012年12月22日土曜日

冬至

12月21日は冬至だった。
1年で昼の長さがもっとも短い日である。

古代エジプトの昔から1年の始まりをこの日にしたにちがいない。

新年というのは本当は今日からだろう。
太陽暦という限りにおいて。

だから、1月1日も、クリスマスもこの日の近くにある。

だってだれもキリストの誕生日を知っているわけはなかろうし、
生まれた年さえ間違えていたという話だから。

それに1年の最初を決めたところで、
1日は自転、1年は公転で決めたのでは、ピッタリ365日になんてなるわけない。

いくらうるう年を作っても。

そりゃあ、長い年月の間にはずれも生じようというもの。

そのため、冬至と新年がずれているのではないか?

そりゃあちがうだろうな。

まあ、どっちにしても、本当はこの冬至が1年のはじまりであり、終わりであったと思う。

そういえばマヤ暦で地球滅亡といわれたのが今年のこの日だし。

閑話休題。

ゆっくりゆずぶろにつかり、かぼちゃを食べる。
それはまあ、極楽極楽。

極楽って、天国と一緒で死んでから行くところ?

2012年12月20日木曜日

韓国は初の女性大統領

アメリカがオバマ大統領、日本が多分安倍首相、韓国は朴大統領。
ああ、中国の習近平国家主席もいる。

と、このところ、関係各国のトップが新しく決まっている。

オバマさんは再選だが、他は新しくその地位についている。

今年はやはり大きな変化の年なのだろう。

安倍次期総理が動き出してからすぐ、韓国の大統領選があったので、
韓国のことは気になる。

北朝鮮のミサイルもこの大統領選を狙い撃ちしたものなのだろうか。

韓国の大統領は、初の女性大統領。
しかも、昔大統領だった、朴正熙氏(在位1963~79)の娘である。

バリバリの保守ともいえる。
反日とも聞く。

さて隣人との関係は今後どうなっていくのか、ちょっと不安でもある。



2012年12月19日水曜日

政権再交代の裏側

政権交代はよかったという問いに対して、57%の人がよかったと考えている。
朝日新聞の世論調査ではこのような結果が出ている。

しかし、自民党にとってその政策を実現することが使命なのだろうか。

おなじ世論調査では次のような結果が出ている。

自民党が大勝した理由に関する質問である。

なんと「自民党の政策が支持された」は、わずか7%。

これもなんとで、8割超の81%の人が「民主党政権に失望した」を選んでいた。

これでまた逆の失政を続ければ、完全に政治は国民の関心から離れてしまいはしないか。
そんな危惧さえ抱かされる。

国民もまた国民である。

これも朝日新聞の受け売りであるが、
民主党政権下においても、国民一人当たりのGDPは、
欧米諸国に比べると高い伸びを示していた。

それが対外政策のために、実際に国民に届かなかっただけではないか。
もう少し考えなければならない要素はあるのではないか。

よいところに関する評価。

それを受け継いでいかないと、人も組織も前には進まない。

問題点ばかりがクローズアップされているが、
何が問題で何がよかったのか、国民にはもっともっと深い読みが必要だと思う。

2012年12月18日火曜日

選挙の無効

1票の格差が、2.42倍。

違憲状態が続く中での強行選挙だったのは確か。

3党合意で0増5減が決まっていたわけだから、努力のあとは残したので、
これで大丈夫だろうという判断からだ。

だから、たぶん、無効ということにはならないと思う。

なにしろ、最高裁判決としては、自衛隊ですら「違憲」という判断は下されていない中、
1票の格差に関しては、すでに違憲判決が下されたこともある。

ただ、選挙それ自体は無効となっていない。

衆議院の現状が違憲状態であることは確かだが、
0増5減案が可決されている中での、違憲状態選挙だから、大丈夫なのだろう。

あっ、これはさっき書いた。

で、前回2.30倍より格差が広がっているわけだから、
有権者が提訴しているわけだ。

でもまあ、無効にはならないだろうな。

2012年12月17日月曜日

自民圧勝、民主大敗

小選挙区の影響だろう。
前回とは結果がこうも正反対になるとは。

しかし、小選挙区は2大政党制に収斂するといわれる。
このあと、第3極とかが第2党になり、民主党が消えていくのだろうか?

そのあたりの成り行きは、今後を見るほかはない。

それにしても、自公で325議席。
特別多数決の3分の2を超える議席である。

つまり、参議院を無視できる議席だ。
まだまだねじれが続くだけに、衆議院での再可決ができる議席を確保したのは大きいと思う。

っていうか、維新を含めても参議院は過半数を超えられない。

重要な法案は参議院を無視するしかなくなるだろう。

そうなると参議院の意味そのものを問われかねないが・・。

同時選挙の東京都知事は石原後継の猪瀬氏。
為替は円安にふれ、株価は上昇中である。

これは安倍政治への期待感もある。
現実が伴わなければ、反動もあるだろう。

これからが問われることになる。

新年はどんな年になるのだろうか。





2012年12月14日金曜日

自公で300

朝日新聞の世論調査では、自公で300議席をうかがう勢いであるとか。

そういえば、会社のフリーダイアルに世論調査がかかってきた。

たまたま電話にでたのだが、選挙区が違う場合は切ってもいいという音声だったので、
選挙にいくかいかないかに関しては、「いく」。
その次の質問は広島の選挙区じゃないとダメみたいだったので、切った。

まあ、もっと前に切っておくべきだったような気もするが。

世論調査ってこんなふうにするんだな、って思った。

全部録音の音声で、番号をプッシュする仕組みだった。

もちろん、朝日新聞の世論調査ではなかった。

もっとも、どこだったかは忘れたけれど。

はてさて、本日の朝日新聞の1面トップはこの世論調査の記事。

自公で300議席を伺うとか。

自民だけでも過半数である240は十分超えそうである。

自公の枠組みはくずされないと思うが、太陽と合流した維新には、
自民党と組もうとする人もいよう。

少なくとも石原さんは自民党よりだが、公明党は嫌いなはず。
安倍さんが総裁になる前は、橋下さんとも仲良かったはず。

でも、自民が公明を切って維新と組むなんてことはないだろうな。
少なくともすぐには・・。

それにしても浮かばれないのは、
「近いうち」の約束を守った民主党と「未来」へ合流した「生活」。

結局、政権交代は失敗だったということか。

それもまあ、単純すぎる気はするが。

国民は待ってくれない。

さてさて、実際の審判はどうなるか。



2012年12月13日木曜日

今年の世相漢字は「金」。

2000年シドニーオリンピックと同じだ。

でも金メダルラッシュに沸いたシドニーに比べ、「金」の数は少なかったように記憶する。

「銀」や「銅」が多かったためだ。

ただ、今年はそれを補って余りある「金」があるようだ。

たとえば「金環日食」、山中教授のノーベル賞。スカイツリーも「金字塔」だという。

なるほど、といえば言えなくもない。

朝日新聞の天声人語では、北朝鮮の指導者も「金」ではないか。
拉致、ミサイルなどの問題に絡めて述べられていた。

わたしは「カネ」ともよめるなあ、と思っている。

確かに、広く国家的にデフレ下での「カネ」でもあるが、
個人的な状況の中での「カネ」がどうしても連想されてしまう、今日この頃である。


2012年12月12日水曜日

公立中高一貫中学人気

ベネッセの調査によれば、
公立中高一貫校への人気が一段と高まっている。

07年調査では、受験する中学生のうち、20.8%が公立中高一貫校を第一志望としていたのが、
12年の調査では、34.7%に増加している。

私立中は72.1%だったのが、59.1%に減少している。
ここ5年で、私立よりも公立と考える人が増加していることは確かである。

背景はというとやはり「不況」だろう。
私立は金がかかるからね。

国立大附属ほど難しくなく、生徒の質もよい公立中高一貫校を選ぶ気持ちは理解できる。

普通の公立中は荒れているところも多く、いじめが横行しているとも聞く。

それのないあるいは少ない公立中高一貫校への流れというのは、
どうしてもあるのだろう。

それに高校受験もないし。

ただ、公立の普通の中学校をもっとよくしなければ、
問題の解決につながらないような気もするが。

2012年12月11日火曜日

敦賀原発

10日、原子力規制委員会の評価会合が開かれ、
敦賀原発の直下に「活断層がある可能性が高い」との判断が下された。

これにより、敦賀原発1号機、2号機の再稼動が困難になっただけでなく、
廃炉ということになれば、日本原電の経営それ自体が破綻する可能性もある。

ということになれば、原発城下町といわれる、敦賀市そのものの運営にも影響があるだろう。
第2の夕張だとか言われる始末である。

原子力も石炭と同じ運命をたどるかもしれない。

それにしても選挙まで1週間を切ったこの日、
性急に結論を出す必要があったのだろうか。

それもよくわからない。

脱原発を言う政党は勢いづき、
そうでない政党、特に自民党は敦賀原発建設を容認したわけだから、
「沈黙」を守らざるを得ない。

政治的な力が働いた?
ちょっとかんぐりたくもなる時期の結論のようにも思える。

ただ現段階では法的に廃炉は無理だし、
すでに作られたものに対する規制がどのようにおこなわれるかは未定とも言われている。

影響の大きい判断である。


2012年12月10日月曜日

浅田、高橋、にっぽんアベック優勝!

来年オリンピックが開かれるロシアのソチで開かれている、
GPファイナルにて、日本の高橋と浅田が男女それぞれ優勝した。

快挙といっていいだろう。

男子はGPに残った6人のうち4人が日本人。

確率的にはこれで優勝なしはないだろう・・と思えなくはないが、
パトリックチャンは現在2連覇中の強豪。

ただ、高橋がすべる前に、これを羽生が超えていたので、
高橋が失敗しても優勝は日本人ということになっていたので、
見る側は非常に安心感があった。

4回転を2回というのはだれもうまく行かなかったようだが、
4回転したあとにこけた高橋に分があったのかもしれない。

高橋本人には満足感はなかったようだった。

浅田の方はどうなんだろう?
無難にまとめた感があった。

リアルタイムで見てないのでなんともいえないが、
キムヨナのいない状態では、まだ浅田なんだろうなとは思う。

キムヨナが再出発をしているらしい。
ソチのオリンピックでの対決が楽しみである。

2012年12月7日金曜日

広島、初戦突破

クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップが横浜国際競技上で開幕。

日本代表のサンフレッチェ広島は、初戦でオークランドを1-0でくだした。

広島は今年のUJリーグの覇者。

なんだかんだといってりっぱんもんだ。

仙台と優勝を争ったのは、牡蠣の生産のようで、なんとなく「復興」を想いださせる。

それなら仙台が優勝した方がよりそぐっていたのだろうが。

そのあたりが「広島」なのかいなとも思う。

そういえば、有吉弘行が広島のキャッチコピーを考えて物議を呼んだものとして、
「おしい、広島」というのがあるが、(現在は実際に使われている)
なんとなくそんな感じがする。

ここ仙台が優勝する場面だろう、その方がドラマになるじゃないか。
復興を支援できるではないか、
そういった空気を読まずに(あたりまえだが)、
優勝するところなんか、なんか「おしい広島」って感じもする。

2位ばかりが「おしい」というわけではない。

そういえば、昔、「夜寿司」というすし屋がテレビコマーシャルで、
「岡山で2番目においしいと評判の・・」というキャッチコピーだった。

これはこれで岡山県民の謙虚さを表すものだといわれていた。

それに比べると「おしい」はあまり謙虚ではないようだ。

「調子に乗るな!」的な意味合いもある。

はてさて、自民党。あまり調子に乗るものではない。
と世論調査を見た安倍さんが檄を飛ばしていた。

なんとも支離滅裂な文章になってしまったことよのお。

2012年12月6日木曜日

自民党、過半数超の勢い

政権交代の結果が出ているのかもしれない。
でもまあもう少し時間をあげてもよいような気はするが。

朝日新聞の世論調査では、自民党が単独過半数を超す勢いであることがわかった。
一方の民主党は惨敗で100議席を割り込む公算が大きい。

第3極では、日本維新の会は50議席ぐらい。日本未来の党は10議席に満たない。

もちろん、世論調査であり選挙結果ではないから、これからどうかわるかわからない。
自身の投票行動は、世論調査に関係なくおこなわれるべきだとも思う。

でも、他人のことが気になるのが、日本人の気質。
世論調査が気にならないわけはないし、選挙は「数」の論理であり、
全くの個人的な意見は反映されない。

で、この結果どう見る?

やはり原発が争点化していて、原発維持の方に風が吹いていると見るべきではないのか。
そんなふうに見えるのだが。

民主党と未来の党の分が悪そうだからだ、といえば言えなくもない。

未来の党と言っても旧民主党小沢派が中心だから、
やっぱり、政権交代の結果に国民がNoを突きつけようとしている、と見るべきなんだろう。

原発はたまたまその二つの政党の政策が共通していただけということか。
民主党はかなり後退しているけれど。

それにしても「原発」も「TTP」もあんまりあわてない方がいいと思うのだけれど。

私は保守派なんだろうか。

2012年12月5日水曜日

清水宏保

長野オリンピックの金メダリスト、清水宏保。

今度は政界に進出。

そういえば、昔、橋本聖子が政界に進出したよな。
橋本聖子は自転車競技にも出たような気がする。

使う筋肉が同じあるいは近いんでそれはわかるが、政治は関係ないように思うが・・。

今度の選挙で清水が出馬。
もっとも、立候補を表明したばかり。

けれども、北海道1区では多くの有権者から握手を求められたとか。

松山千春が応援しているあの新党大地からの出馬。
鈴木宗男のイメージがあまりよくないので、どうかなあと思うのだが、
10選の横路氏に臨む。

それこそ北海道を代表する政治家ではないか、とも思うのだが、
相手にとって不足はないといったところか。

民主党があまりに向かい風なので、
これはおもしろい戦いになるかもしれないとも思う。

そのへんは選挙民ではないので、
対岸の火事ではないが、純粋に結果だけを楽しめる。

スポーツで有名になって政治で活躍するのも
なんかずるい気はするが、それも民主主義かなと考えている。

2012年12月4日火曜日

ワイルドだろぉ

今年の流行語大賞に、すぎちゃんの「ワイルドだろぉ」が決まった。
個人的には、野田総理の「近いうちに」がよかったんだが・・。

まあ、それはそこ流行語なのでなんらかの偏りはあるだろう。
自分の方が偏っているのだとも思うのだが。

「現代用語の基礎知識」を編んでいる、
生涯学習のユーキャンが「新語流行語大賞」として定めている。

今年の漢字、サラリーマン川柳、創作四字熟語、現代学生百人一首とならんで、
現代の世相を繁栄したものだと言われている。

2001年から歴代のものを拾ってみると、
2001年 米百俵
2002年 タマちゃん
2003年 マニフェスト
2004年 ちょー気持ちいい!
2005年 小泉劇場
2006年 イナバウアー
2007年 どげんかせんといかん
2009年 政権交代
2010年 ゲゲゲの~
2011年 なでしこジャパン
2012年 ワイルドだろぉ

こうしてみるとオリンピックものや政治ものが多い。
流行語なんで一部の人だけのものではないからだろうね。

タマちゃんとか芸人の流行らせた言葉なんかは逆に目を引く感じがする。

すぎちゃんにしてみれば「けがの功名」かな。 

2012年12月3日月曜日

福岡国際マラソン

実業団対異色ランナーで注目を集めた今年の福岡国際マラソン。

結果としては、旭化成の堀端宏行選手が2位で日本人第1位となり、
実業団の勝ちといったところか。

異色ランナーは
プロランナーの藤原新選手が4位、公務員ランナーの川内優輝選手が6位とふるわなかった。

優勝はケニアのギタウで2時間6分58秒だった。

7年連続で外国人が優勝しているため、日本人の活躍が期待されたのだが、
結果としては外国人の優勝記録を伸ばしただけだった。

異色ランナーもマスコミに登場する回数が増えて注目されると、
だんだん異色でなくなるのかもしれない。

スポーツ選手はやはり記録を残さないと、忘れられていく。
そこが単なる芸能人は違うところだ。

それは本人たちが一番知っているところだろうし、
あえていえばこだわりは記録の方にあるはず。

人々に勇気を与える走りを期待する。




2012年11月30日金曜日

ハッピーターン

知ってる知ってる、天満屋のスーパーマーケットバージョンだね。
ー違う違う、あれはハッピータウン。

なんだそれは?
ーお菓子の名前。

最近はターン王子などのキャラクターもある、亀田製菓のお菓子だ。

亀田製菓といえばやっぱり「柿の種」とお思いの貴兄に、じゃーーん!
ハッピーターンもかなり有名なことをご紹介。

で、それを使った料理が出ていたのでびっくり。
お菓子を使った料理かえ?

お好み焼きに「イカの姿フライ」みたいなお菓子を入れるというのは聞いたことがあるが、
「スペイン風オムレツ」「サケのハッピーターン焼き」「手作りドーナッツ」など。

でも、ハッピーターンをたたいてつぶしたり、ハッピーターンの粉を使ったりと、
ちょっと反則気味な感じもする。

それにしても、おいしそうではあるよね。

♪亀田のあられ、おせんべい♪

2012年11月29日木曜日

最古級のひらがな

ひらがなの成立は900年代とされていた。

そりゃまあそうだろう。
国風文化の基盤となる「かな文字」なのだから。

清少納言や紫式部、紀貫之といった国風文化文芸部門の根本である。

国風文化はその名のとおり、「国風」。
唐の影響を受けなくなったものである。

理由はもちろん、「遣唐使の廃止」。894年のことである。

だとすれば、900年代に成立しないと理屈に合わないじゃないか。

そこはかな文字。
ひらがなは漢字の草書をさらに崩したものだから、
「国風」と言っても、中国のものを改良しただけだ。

当然遣唐使廃止以前から、できていてもおかしくはない。

ってことで、この発見。

実際、遺跡の主である藤原良相が没したのが867年で、その前後のものだと思われている。

さもありなん、遣唐使廃止の約30年前である。
桓武天皇のころからするとかなりたっている。

理屈に合わないわけではない。




2012年11月28日水曜日

未来の党

嘉田由紀子滋賀県知事が新党を立ち上げた。

その名も「未来の党」。

ネーミングは「太陽の党」と同じにおいがするが、
第3極としては「原発政策」に関して、維新と対立している。

もともと「維新」に賛意を示していたはずだが、「維新」が「太陽の党」と合流したことで、
脱原発の旗印を降ろしてしまった。

「卒原発」のもとに第3極を結集しなければ力にならないと踏んだのであろう。

「減税」+「反TTP」や「生活」がこの党に合流するらしい。

それにしても小沢さんの「生活」と合流するのはどうなんだろう?
カラーはだいぶ違うようだが・・

もっともそれを見込んでの立ち上げかもしれない。

「生活」の合流は、
野田総理の年内解散を予期切れなかった、小沢さんの苦し紛れの一手という見方もある。

小沢さんのダーティなイメージに対して、嘉田さんはクリーンなイメージである。

はてさて歳の瀬もせまりつつある日本列島。
年内総選挙で日本の政界はがぜんおもしろくはなってきたと思う。



2012年11月26日月曜日

牛丼250円

吉野家の逆襲・・とあるので、何かと思ったら、「安売り」。

うまい、やすい、はやいの3拍子そろうのが吉野家。

まあ、そのご「すきや」だの「まつや」だの似たような牛丼チェーン店が出てきて、
それはそれは激戦である。

その低価格戦争に並盛250円で逆襲をかけるという話だ。

昔から薄利多売といい、儲けを薄くしてたくさん売ることで、
利潤を増やすやり方は、売り手にも買い手にも受け入れられてきた。

しかし、これだけ激戦でパイも限られている中、安くしただけで多売が可能なものなのか、
人口の多いところでは受け入れられさえすれば、何とかなるかもしれないが、
そうでないところは無理があるようにも思える。

自分自身は並盛はランチとしてどうも量が少なく、大盛にしてしまう。
これだと安いといっても400円。

お弁当屋さんと大して変わらないようにも思えてしまう。

ただまあ、吉野家の牛丼やマクドナルドのハンバーガーは、
ずっと食べていないと、ちょっと食べてみたいなと思うようなところがあるのも確か。

それだけ市民権を得たのだろう。
毎日となるとどうかなあ。
それなら、ハンバーガーよりは牛丼の方がいいか。

そのへんは日本人だからかもしれない。

2012年11月23日金曜日

諸神講

いわゆる町内会みたいもので、さまざまな神を祭っている。

荒神様とか観音様とかいろいろある。

自身は仕事の関係でそういう活動にはほとんど出席できないでいるのだが、
昨日の諸神講はたまたま休みだったので、当番ということもあり、参加させてもらった。

妻はいろいろと準備や片付け、接待といろいろとしていたが、
私はせいぜい酒をついで廻っただけであった。

太夫さんを呼んで、お祈りをするのが基本なのだが、そのあと軽い食事をする。

そのときにまあ、黙っているのもへんなので、適当に相槌を入れているわけだ。

昨日の場合は、当番を決めるくじのやり方がおかしいということで、
不公平がない様にくじを作り直していたので、ずいぶんと時間がかかった。

組合長さんもたいへんだったことだろう。

近所づきあいさえ妻任せになっている現状。
仕事とは言え、近所の付き合いももっとしなければならないと思う。



2012年11月22日木曜日

古事記編纂1300年

平城京遷都1300年が2年前。

それが「せんとくん」などのゆるキャラを産んだわけだから、
その2年後に成立した古事記を記念して2年後に編纂1300年があってもいいわけだ。

宮崎県で古代風の衣装で県議会が開かれ、知事も古代風の衣装で登場したという。
これが古事記編纂1300年記念行事だったらしい。

でもなんで宮崎?という気がしなくもない。

そりゃまあ、高天原は宮崎なのだから当然じゃないといえば言えないことはないが・・。

古事記の内容に関係があるわけだね。

どう考えても編纂事業にあたらせたのは、時の政府だろうし、
編纂に当たった(太安万侶や稗田阿礼とか言う人たち)のも大和の人たちだろうから。

古事記の編纂それ自体には宮崎は何の関係もないのではないか?と思うのだが。

まあ宮崎県知事といえば、
今回の衆議院選で日本維新の会から出馬する東国原元知事がいたなあ。

彼ならもっと受けることを企画したかもしれない。

おまえの話はおもしろくない。
そういえばあのおじいさんもなくなったんだけ。

これは何の関係もないのだが。

2012年11月21日水曜日

野田総理衆議院解散の意図

「馬鹿正直」野田総理の解散の意図はどこにあったのか。

少なくとも「民主党のため」ではないだろう。

好意的に考えて、「わが国のため」あるいは「わが国の政治のため」だと思う。

民主党単独の、「ねじれ、決まらない政治」に見切りをつけ、民自公の3党体制への移行。

そのためには、第3極に利する「年内解散の見送り」ではなく、
自民党や公明党に利する年内解散を選んだ。

「近いうち」を守れば、「3党合意」も守ってもらえるのではないか?

「甘い」といえば「甘い」のかもしれないが、人を信じなければ政治は成り立たない。

国民に対してもそうだが、他党に対してもそうだと思う。

自分自身はそういう野田さんの信義を信じたいと思う。

安倍さんはちょっと調子に乗りすぎていると思うが、そちらに組みしようと思う。

維新は勢いはあるが、結局第3極ということで、野党にしかなれない。
太陽との合流もよくわからない。

またがんばって衆議院選でもし大勝しても、ねじれるだけだ。

やはり自民党独裁時代のような「決める政治」が今求められているのではないか。

政権交代にも国民はそれを求めたのではないか、そんな風に思うこのごろである。



2012年11月20日火曜日

白いカラス

純白で目の青いカラスが島根県大田市に出現、注目を集めている。

    白いカラス

突然変異とのことだが、ここまで真っ白なのは珍しいとのこと。

そういえば、中高生のころにそういう名前のバンドがあった気がする。

音楽にはあまり興味はなかったのだが、ネーミングがおもしろくて覚えている。

当時の友だちの誰かが、
「白いカラスを見たよ。だって、ギターケースに『白いカラス』って書いていいたもの。」
って言っていたのを覚えている。

白いカラスっていうのはありえないもののたとえなんだろうね。

白いヘビや白いライオンならいるのに・・。

岡山城とかも「烏城」って言って真っ黒で、姫路城の「白鷺城」の真っ白に対抗している。

そう、烏はそれほど黒いものなのである。

朝日新聞には「政界に白黒つけるために現れたのでは?」と書いてあったけれど、
どこかもっと神聖なものがある。

政治はもともとまつりごとというけれど、現代の政治になる以前の宗教的な感じがする。

「これから神の世がくる」というお告げみたいな・・。



2012年11月19日月曜日

朝日新聞世論調査

11月17,18日に朝日新聞の世論調査が実施された。

結果は⇒http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY201211180451.html

野田内閣を支持するが、19パーセントから22パーセントへ増加。

低いことには変わりはないが、総理の座についた最初から自らを「どじょう」と称し、
支持率は望まないでくれと訴えていたことを考えれば、「馬鹿正直」が評価されたのかもしれない。

また、議席を伸ばしてほしい政党は、
民主15、自民23、維新20(太陽含む)と、維新への期待感が大きいことが伺える。

一方で、
支持政党では民主14、自民16、維新5(太陽含む)だということを考えると、やはり第3極。
2大政党には及ばないのか、という気がしないでもない。

時間切れ第3極だが、今最も勢いがあるのは確か。
やはり政権は自民党に戻ると見た方がいいのだろうか。

安倍さんには信頼を置いている橋下さん。
まさか自民、維新連合なんてことはないだろうね。

それにしても、日経平均は9100円を越え、安倍バブルの声も聞こえる。
自民党に政権が戻れば、本当に景気はよくなるのか?

それも本当はよくわからない。









2012年11月16日金曜日

衆議院の解散

赤字国債発行法案や小選挙区0増5減法案、議員歳費2割減法案などが、
15日衆議院を通過、今日16日には参議院を通過する。

そうすれば、午後には衆議院の解散だ。

衆議院の解散は言わずと知れた天皇の国事行為である。
だからと言って、天皇には何の権限もない。

解散権は内閣総理大臣だけにある。
だからこそ、輿石幹事長も何もいえなかったわけだ。

この解散は「馬鹿正直解散」だとか「自己愛解散」だとか言われている。

どちらも似たような意味合いだとも思う。

「近いうち」を読み取る時、麻生太郎元総理は
「近いうちに飯を食いに行く」という例を引き合いに出していたが、
やっぱり例としてはおかしい。

次元が違いすぎていて、提燈に釣鐘、月とすっぽんっ的な気がしていた。

野田さんもそんな風に思っていたんだなあ、とちょっと理解できた感じだし、
野田さんなりに「近いうち」を真剣にとらえていたんだなあ、とも思う。

だからこそ、「馬鹿正直」
(「近いうちに飯を食いに行こう」なら、反古にしたってだいじょうぶだろう?)

だからこそ、「自己愛」
(自分の美学に固執しすぎ)

どっちにしても、「自分に対して忠実でありたい」そんなまじめさが感じられる。

私自身はそんな野田さんにちょっと共感を覚える。

2012年11月15日木曜日

16日解散

結局、衆議院が明日16日に解散される。

14日午後の党首会談にて、野田総理は安倍自民党総裁に、
議員定数の削減と議員歳費削減の二つ法案を呑めば、16日に解散してもよいと打診。

安倍総裁は党幹部会にて、これを了承。
結果として、16日解散とあいなったわけだ。

公明党も自民党に追従する。

これで民主党は壊れる。
野田さんもその覚悟であろう。

多分、第3極は政権をとるには間に合うまい。

野田さんは第3極よりは、自公政権と判断したのではないか。

タイミングがよければ、自公民体制ができるかもしれない。
自公では数が足りず、連立する相手として、民主党を選ぶというのもありではないか。

タイミングというのは、
第3極をある程度膨らませて、自公では政権がとれないような数である。

しかも、第3極の数合わせも不足といったタイミングで・・。

もともと自民党と民主党は似たような保守である。

自民党や公明党に信頼してもらいたい野田総理の今度の解散は、
総選挙後の打算が透けて見える気がする。

それとも、人として正直、誠実さを守りたかっただけか。

今後の動きを見守りたい。

2012年11月14日水曜日

太陽の党

いわゆる石原新党である。

「たちあがれ日本」が、名づけの親である石原慎太郎元東京都知事の合流を機に、
改名したわけだ。

第3極の結集をというわけである。

まあ第3極といっても、政策が全く異なれば、大同小異というわけにはいくまい。
旧勢力対新勢力では政治的な対立軸に欠ける。

勢いだけで政治ができるわけではない。それは「政権交代」で実証済みである。

はてさて、「太陽の党」

どこかで聞いたことがあると思ったら、万博のあのモニュメント「太陽の塔」。
「芸術は爆発だ」の岡本太郎さんの作品ではないか。

もちろん石原慎太郎さんの「太陽の季節」からとった党名なのだろうが、なんかへんな感じ。

政治も爆発なのかしら?




2012年11月13日火曜日

車の安全性

トヨタがペダルを踏み間違えても、壁にぶつからず止まったり、
高速道路で高速走行する車の追突を防いだりする技術を開発した。

ハイブリッド車の開発をしたトヨタが、今度は安全性面での開発である。

スバルのトマールエンジンっていうのがあるが、まあその延長のようなものだろう。

技術的なことはあまり詳しくわからないが、
お年寄りなどがペダルを踏み間違えてよく事故が起こっているのは知っている。

電機や自動車といえば、円高とかで輸出が振るわず、落ち込んでいるところが多い。

そういう意味では明るい材料だと思う。

日本は大きな発明はなかなかできないが、細かい発明を積み重ねていくのは、得意なはずだ。

この不景気もそういう技術的な進歩で乗り切れないものかなあ、と思っている。

2012年11月12日月曜日

財政の崖

オバマ大統領のアメリカががけっぷち。
いわゆる財政の崖が目前なのだ。

2013年になると、ブッシュ政権以来実施されてきた減税政策が期限切れ。
同時に強制的に財政削減をおこなうという法案が実行されるのである。

このことをアメリカでは「財政の崖」と呼んでいるわけだ。

はてさて、このふたつのことはいずれも財政再建のためには必要なこと。
とはいえ、それはとりもなおさず「景気後退」策を意味している。

すこしずつ景気回復しているアメリカとは言え、こんなことを同時に出来る体力はなかろう。
不景気に陥って今までの努力が水の泡ってところだ。

こればかりは共和党に歩み寄って、崖をなくすほかはあるまい。

再選されたオバマさんだが、いきなりがけっぷち。

目的地までは平坦な道のりではなさそうである。


2012年11月9日金曜日

年内解散

野田首相がTPP交渉参加表明後の年内に解散を検討していることがわかった。

解散の条件の一つである、赤字国債発行法案が衆議院で可決。
21日にも参議院で可決される見通しである。

野田首相としては、TPP交渉に参加表明することにより、
反対の自民党との差別化をはかり、選挙の焦点にしたい考えである。

もちろん、TPPに反対する議員は民主党にもいるから、彼らが離党することもある。
結果的には、第三局勢力もあいまって、解散前の政局は混沌を極めそうな様子である。

現在、違憲状態とされる選挙区、1票の重みにしても、まだ解決したわけではなかろう。

暫定的に5減でおこなっても、あるいは5減予定でおこなっても、今後変更が必要になる。
5減予定なら無効の可能性すらある。

解散に備えて、準備に入っているとは言うものの、状況が厳しいのはいずこも同じ。
引き伸ばしても民主党にとって状況がよくなるわけではなさそう。

であれば、政策にめどが立った時点で解散というのは、いいのかもしれない。

もっとも、解散のために法案に賛成し、与党に同調している自民党にとっては、
解散しなければ、なんのための同調かわからなくなるのだけれど。




2012年11月8日木曜日

オバマ再選

オバマ氏がアメリカ大統領に再選された。

政策的には、社会主義かと揶揄されるオバマ氏の政策に対して、
ビジネスで名を上げたロムニー氏の小さな政府が負けた形である。

日本への影響はとりあえず、円高。

雇用創出のため輸出がしやすい環境を作るためにドル安へ誘導する政策が、
引き続きおこなわれることになるだろう。

ほかにも日本への影響はある。

まず小浜温泉の活況。
日本で最もオバマ再選に沸いている地域にちがいない。

それからデンジャラスのノッチ。
顔がオバマ氏に似ていることで、受けているだけに。

落選すると食っていけなくなるだろうから。

そういえば上島竜平はどうだろう?
こっちは落選しても食ってはいけるかな。
ノッチよりは知名度があるから。

すくなくとも総理の座はそう長くはないだろう。


2012年11月7日水曜日

トクホのペプシ

コーラといえば、百害あって一利なし。

安くておいしいだけでも一利はあるような気がするが。

いずれにしてもコーラといえば、小学生が夏休みの自由研究にするほど害がある。

確か、歯を溶かす働きがあるはず。

まさか歯をコップに入れてその中にコーラを入れて実験するわけではないだろうから、
何かカルシウムで出来たもの入れて実験するのだろう。

それに、コーラは糖分が多いから、飲みすぎると糖分の取りすぎになる。

コーラに限らず炭酸飲料なんてろくなものではない。

そのコーラの大手ペプシがトクホのコーラを出して、
コカコーラを追い抜こうかという勢い。

トクホとは「特定保健用食品」の略で、このコーラの場合、
脂肪吸収を抑える働きがあるという。

サントリーが11月中に発売するのだそうだ。

キリンビバレッジのキリンメッツコーラ以来のトクホコーラの登場で、
さてさてコーラ市場はどうなるか。

といっても、これから向かう季節は冬。
タイミングとしてどうなんでしょうね。




メタボリックシンドローム









2012年11月6日火曜日

過去30年もっとも歌われた聞かれた曲は?

JASRACによると、過去30年で最も歌われた聞かれた曲のナンバーワンは、
「世界にひとつだけの花」だとか。

選考の基準は、過去30年間の著作権使用料。

曲はもちろんのこと、ストレートに心に訴える歌詞ではあると思う。

だから、いいと思う人は聴いた瞬間からいいと思うだろう。
しかも、自分の経験と重ね合わせて。

作詞・作曲は槙原敬之でSMAPが歌った。

もとはアルバムの中の1曲。

広まったのは、草薙剛が主演したテレビドラマ「僕の生きる道」の主題歌になったから。

その後、シングルカットされた。

印象としてはやはり「詩」の印象が強いと思う。

詩のバックボーンとしては、
仏教の開祖シャカの「天上天下唯我独尊」があったという。

自分が育てた自分だけの花という意味では、星の王子様も根底にある。

この歌をどう聞くか、それはひとによってそれぞれだろう。
だからこそのオンリーワンである。

現代の名曲のひとつに数えられると思う。




2012年11月5日月曜日

スパイアイ

インターネットバンキングで偽画面が表示され不正に送金された事件で、
スパイアイというウィルスが使われたという。

スパイアイは海外で猛威を振るっており、
観戦したパソコンのネット閲覧を傍受し、データを改ざんしたり、抜き取ったりするという。

パソコンで口座にアクセスすると、暗証番号やその他の個人情報を入力させたり、
偽の画面を表示させて、本来とは異なる振込先を表示させたりするという。

外国では猛威をふるっていたというとおり、
ウィルス製作者のグループに日本語がわかる人がいなかったので、
日本では被害が少なかったが、
ここにきて日本語がわかる人が加わったのではないかとされている。

いったん、ウィルスが日本語に適応してしまうと、
どれくらい被害がでるかわからない。

こまったことになったなあと思う。

ウィルス対策で普通に引っかかってくれるのだろうか?

2012年11月3日土曜日

NHK鈴木奈穂子アナが結婚

NHKの鈴木菜穂子アナが結婚するという。

鈴木アナといえば、朝7:00からの「おはよう日本」平日担当だ。

朝起きたら、この人が画面に映っていることが多い。
あるいは、起きる方が早いときもある。

いずれにしても「朝の顔」。

すっごい美人とかじゃないけれど、清楚なルックス、明るく親しみやすいキャラクター。


相手は30代の一般男性だとか。

9月の小野文恵さんに続き、NHKアナウンサーもいろいろおめでたいことだと思う。

それにしても、女子アナウンサーって、タレントではないけれど、
ちょっとタレントみたいなところがあるね。



2012年11月2日金曜日

戦略的閉店

日本マクドナルドが来年中に全国110店舗の大量閉店をおこなう。

業績が減速していることが原因で、宅配などの新サービスも始める予定があるという。

まあ、外食産業なので、電気関係みたいに円高の影響で大赤字、なんてことはない。

むしろ、輸入品は安くなっているわけだから、食材によっては円高の恩恵を受けているはず。

実際、8年連続でプラス成長を続けてきた既存店売上高が、
ここにきて減少を記録しているだけで、赤字になったわけではない。

ファーストフードの価格競争やスローフードとの価値競争など、
市場の環境は厳しくなっているのは確か。

なんらかの打開策を打つ必要はあると思われる。

日本も全部がだめというわけではない。

2012年11月1日木曜日

日本シリーズ第4戦

日本シリーズ第4戦は、延長十二回の激戦の末、日本ハムがサヨナラ勝ちを収めた。

8回からテレビ観戦を始めて、すぐ終わるだろうと思っていたら、なかなか終わらない。

それぞれ7回を投げきった20歳の先発投手が交代したあと、次から次へ投手リレー。

これがどの投手も素晴らしく、得点を与えなかった。

結局、最後は巨人の西村がエラーに足元をすくわれる形で、打ち込まれてしまった。

こういう試合は、ホームランやエラーで決まるもの。

そんな雰囲気はあった。

しかも、9回の髙木あたりのときは、これはもう完璧かと思われていただけに、
とても残念な気がする。

しかも延長での持ち駒はあきらかにジャイアンツ有利であったと解説者も言っていた。

あとは気持ちを切り替えて、王手をそしてシリーズ優勝を勝ち取ってもらいたいだけである。

2012年10月31日水曜日

追加緩和でも株安、円高

日銀が2ヶ月連続で金融緩和政策を発表した。

にもかかわらず、発表後市場は株安、円高という反応を示した。

普通、金融緩和策が出たわけだから普通なら、
株高、円安という反応を示すのではないか、と思う。

それが反対に動いたわけだから、素人的には「何で?」となるわけである。

ネットで調べたところ理由は以下のようである。

日銀の緩和策が発表されるのがおそくなって、なかなか発表されなかった。

その期待のみが膨らんで、円安株高になりつつあった。

そして緩和策が発表されたわけだが、これが期待よりも小規模のものだった。

その結果、市場は発表後逆の動きを示したというわけだ。

経済って難しいね。

2012年10月30日火曜日

サンディ

日曜日のことではない。女性の名前である。

カトリーナと言えば思い出すかもしれない。

ハリケーンである。

アメリカではハリケーンを数字で呼ばず、女性の名をつけて呼ぶ。

台風15号みたいにハリケーン15号とかは言わない(らしい)。

でも、この台風みたいな嵐のことをなんで、女性の名前で呼ぶのだろう。

おそらくハリケーンが女性名詞で、だから女性の名前をつける習慣がついたのではないかと思う。

日本語には女性名詞とか男性名詞とかはないはず。

もっとも英語にも男子名詞とか女性名詞とかはないが、
同じアルファベットを使う言語にはそういうのがよくある。

そういえばつきの名前なんかも、1月、2月みたいに数字で表さない。
人の名前っぽくはないが、でもMayとかJuneとかはあきらかに女の子の名前である。

子かどうかはわからないが少なくとも「女性」だと思う。

うん?
話がずいぶんそれた。

アメリカがハリケーンに襲われ、大変なことになっているらしい。

日本企業なんかも軒並み休業、ニューヨークの証券取引所も休業していると。

まあ、アメリカと言っても広いから、関係ないところも多いのだろうが、
ニューヨークやニュージャージーは、とんでもないことになっているらしい。

これも地球の温暖化が影響しているのだろうか?
なにかしら自然災害が多くなった。



2012年10月29日月曜日

岡山県知事選挙

前天満屋社長の井原木隆太氏が圧勝した。

金持ちのぼんぼんのイメージが強く、どうなんかなあ、と思っているのだが、
自身も井原木氏に投票した。

だって他に入れる人いないじゃん。

石井さんは実績もあってよかったのになあ、って思う。

石原都知事が80歳で国政に復帰し、もう一波乱ありそうだし、
もうちょっとがんばってくれてもよかったのかあって。

ただまあ、ね。
多選はよくないかもしれない。

井原木さんにがんばってもらうしかないね。







2012年10月28日日曜日

電気の値上げ

電力会社ってそんなに給料がよかったんだ。

東日本の震災があって、原発が事故をおこして、
電力会社が電気代を値上げするなんて事態がおこらないと気がつかなかったかもしれない。

被災した人たちのことを考えずに言うと、よい点もあったのかもしれない。

電力株は資産として持っていてもいいくらいに安定した株だったし、
実際、素人には向いた株だったように記憶する。

どこかの大学かなんかの教授とかもお薦めだった。

特に余剰資金を持っていないため、買ったりはしていないけれど、
確かに金利の低い現状では、お金に働かせるという意味では、よい投資先だったかもしれない。

話が別の方に行ってしまったが、
電力会社の平均給与が約800万円。

大企業平均が600万円くらいだから、ちょっとふざけてないか?という気にはなる。

2割程度下げさせるのは当然だろう。
電力会社は単なる民間企業ではない。

競争原理すら働いていない。

やはり、給料を下げて当然だと思う。

多分、何がおかしい・・・。

2012年10月27日土曜日

ドラフト会議

今年のドラフト会議は、高校生の目玉が藤波で大学生が東浜。

実際、彼らに複数の球団が競合した。

その結果、阪神が藤波、ソフトバンクが東浜との交渉権を獲得した。

花巻東の大谷には日本ハムが1位指名。このあたりの日本ハムの心理がよくわからない。

大谷は大リーグに行くといっているのに。

昨年の菅野と同じではないか、昨年の菅野とは違うか・・。

日本ハムって選ばれる側の心理をあまりにも無視しすぎる気がする。

確かに理は日本ハムにあるのだが、説得できるとは限らないだろう。
っていうかその説得は難しいとも思う。

でも、説得できると、日本プロ野球のためにはなるだろうな、とは思う。
(菅野の場合も大谷の場合にも)

日本ハムがこうした指名をおこなうのは、日本プロ野球の意識改革のためなのかなあ。

ちなみに菅野選手は巨人の1位指名が得られ、おじの原監督の下へ。
ルールだけじゃなくて、気持ちっていうのもあるよなあ。

2012年10月26日金曜日

石原新党

確かにうわさにはなっていたが、高齢ということもあり・・・。

西の橋下。東の石原。

これでそろったという感じなのか。

であればすぐに解散しない方がいいかも。

たちあがれ日本も解体して、石原新党に合流するとか。

自民党も民主党もかなり離れる人が出てくる。

政界再編。

そんなことばがちらつく。

政権交代から政界再編。

これはちょっとおもしろいことになったかも。

2012年10月25日木曜日

日本101位

ちなみに135か国中である。

一体何の統計なのか?

「男女格差報告2012年版」である。

中国でさえ69位なのに。
アメリカは22位。

1位 アイスランド    2位はフィンランド、ノルウェー、スウェーデンである。

何が最悪かといえば、
議員、企業幹部の数の少なさ。
これが110位ぐらいらしい。

やはり日本は男社会なのかなあ。
男女平等は進んでいると思っていたが・・

韓国あたりで108位とかだから、
儒教の国はそうなのかなあ。

でも中国は69位だぞ。
その辺は社会主義の影響だろうか?

女性にしても高齢者にしても、これからは社会進出しなければやっていけないと思うけれど・・。

どうなんでしょうね。

2012年10月24日水曜日

大谷のメジャーリーグ挑戦

花巻東の大谷投手が、大リーグへの希望を表明した。

確かに、日本で実績を積んで大リーグへという方が、安心だろう。

でも「若さ」はそれを許さなかった。

自分のピークを大リーグで、というわけだ。

実際、日本で実績のある選手が必ずしも大リーグで実績を上げたというわけではない。

どちらかというと、ピークを過ぎて大リーグへ行くために、
けがに泣かされたり、期待通りに活躍できなかったりで、不本意な結末を迎えるケースも多い。

それよりは、マイナーで実績を積んで、メジャーにデビューする方が自然なのかもしれない。

それは悪いことではないし、日本のプロ野球がメジャーリーグに劣るというわけでもないと思う。

やっぱ、劣るか・・。

でも、それはそれでいいのではないか。

日本のプロ野球団が何もアメリカのメジャーリーグのひとつにならなくても、
下位に位置づけられても、それはそれでよいと思う。

メジャーで戦う力があっても、日本でやりたいといいう人はいるだろうし、
メジャーファンがいてもいいし、それこそ自由でいいのではないか。

イチローのメジャーでの活躍を普通に知っている世代だ。
いきなりメジャーでという高校生がいても全然不思議ではない。

がんばれ大谷。

2012年10月23日火曜日

日経平均が6営業日連続で上昇

22日の東京株式市場の日経平均終値が9010円71銭で、6営業日連続で上昇した。

なんと、これは2011年8月25日から9月1日以来の出来事で、約1年2ヶ月ぶりだという。

日銀の金融緩和の発表があったため、円安が進行したからだろう。

円安が進むとてきめんに株価に影響する。

それだけ日本経済は輸出に左右されているということなのだろう。

EUの危機、日中関係の悪化で貿易赤字は拡大するばかり。

もちろん、貿易赤字にばかり目を向けてもしかたがないのだが、借金大国日本のことだから、
国際競争力が弱まるとどうなるのか(借金がかえせなくなる)心配である。

資本収支には円高の方がいいんだろう?とか思わないわけでもない。

うーん、経済のことはよくわからない。

とりあえず、日経平均株価が上昇するのはいいことだと思う。

2012年10月22日月曜日

ジャイアンツ、逆王手

クライマックスシリーズは、最終戦。
なんとジャイアンツが背水の陣で、2連勝。

アドバンテージを含めて、3勝3敗。
次はホールトンかな。

中日は岩瀬が誤算だったようで、守護神岩瀬も今年はそんなでもなかったから、
これが限界なんじゃないかなと思う。

これで、ジャイアンツが3連勝して日本シリーズに出場でもすれば、
今年のペナントレースのスタートを象徴する気もする。

だって、スタートのジャイアンツは全然勝てなかったから。
もっとも後半は圧倒的だったけれど。

自力が違うと野村元監督も言っていた。
自力が違いすぎるって。

まあ、でもこちらとしては安心できていいのだけれど。

2012年10月20日土曜日

党首会談

民主、自民、公明の3党首による党首会談が開かれた。

もともと輿石幹事長によって
「解散時期が明示されるかも」という案内があっての会談であったにもかかわらず、
結果的には、解散時期は明示されなかった。

怒ったのは自民、公明。
ふざけんなとばかりに、会談は決裂。

野田総理も多分こうなることはわかっていのだろう。

それにしても、民主党の足元はおぼつかない。

民主党から離党者がもっとでて、内閣不信任案などが可決されたらどうなるのだろう。

とうぜんそうなれば解散だろう。

やっぱり独裁者みたいな人が現れないとどうにもならない素地ができちゃったのかな。

独裁者というと聞こえが悪いから、カリスマとでも呼んでおこうか。

橋下さんでもいいよ、もう。
小泉さんでもいいよ、もう。

なんとかならないかな。


2012年10月19日金曜日

領土問題を対話で解決

月刊「世界」元編集長、岡本厚さんらのグループがネットで公表した声明文が、
中韓の知識人のあいだに賛同の輪を広げている。

「領土問題はその領有権の主張しあいではなく、どう解決するかの話し合いが必要である。」
という意見である。

対話による解決をしようという動きがネットで広がるのは素晴らしいことだと思う。

アラブの春とかは、もとはネットで学生などのあいだに広まったところから始まったという。

偏狭な愛国心などのために、ばかげた戦争などおこしてはならないし、
領土なんていう概念も地球市民の中では、あまりつよく主張されるべきではない。

私は、「領土問題など存在しない」という立場を認めない。

たとえ、日本がどんなに正しくてもである。

解決のために話を聞こうという態度は取るべきではないのか、
そして、その結果を公表して欲しいし、それはまた一般人にも理解されるよう議論されるべきだ。

たとえ、それを政府が認めなくてもよいし、その結果に政府が拘束されなくてもいいと思う。

やはり、話し合いを積み重ねていく事実が大切だ。

それが民主主義というものだと思う。

2012年10月18日木曜日

胃カメラ

健康診断の結果が戻ってきたら、胃に問題があった。

先週早速、病院で胃カメラの予約を取って、今日胃カメラで胃の中を見ることになった。

胃カメラ初体験で、まさに胃の中のカメラ、なんとかを知らずである。

何を言っているのかよくわからない。

今朝はまだ何も食べていない。いや昨夜からである。

人間ものを食べないと、ちょっといらいらする。

満腹感は満足感でもある。

ハングリーな精神はより上を目指すことになる。

結局、何を言いたいのかよくわからない。

今日、10時40分より、胃カメラ初体験。

結果としては問題なしであった。

ただしポリープが3つほど見つかった。

良性であるため手術の必要はないとのこと。

いままでどおり暮らしてゆけばよいということだった。

めでたし、めでたし。





2012年10月17日水曜日

米兵2人、強姦致傷容疑で逮捕

沖縄でまた事件である。

16日、米兵二人が沖縄本島内で県内の成人女性を強姦して首に絞めたあとを残した。

まったく、もう、オスプレイの不満爆発が覚めやらぬこの時期にまたかよ、という事態。

しかも、米兵二人は沖縄所属ではないという。

米兵には治外法権がきくとも聞く。

オスプレイもそうだけれど、こういった事件が起こるのも、結局ナメられているからではないか。

まあ、沖縄ならいいか、みたいなのがあるのではないか。

アメリカにしてみれば、沖縄なんて1972年まではアメリカのものだったわけだし・・。

すくなくとも軍人にはそういう意識があるんだろうな。

日米安全保障条約の大きな問題点だ。







2012年10月16日火曜日

ソフトバンクがスプリントネクステルを買収

15日、ソフトバンクがスプリントネクステルを買収することを発表した。

ソフトバンクは日本弟3位、スプリントネクステルはアメリカ弟3位の携帯電話会社である。

2013年半ばには手続きを終了する予定である。

ソフトバンクは1兆5709億円を出資し、スプリントネクステルの株の70%を取得するという。

ソフトバンクは、移動体売上高はドコモやauを遥かに見下ろし、世界第3位となる。

それにしても、さすが孫正義というべきか。

ただし、ソフトバンクの株価は相当下がっているらしい。

必ずしも市場はよい反応をしていないようだ。

いずれにしてもこの巨額買収。

円高のなせる技かもしれない。

確かに輸出にはよくない円高だが、こういうメリットは大きいのかもしれない。



2012年10月15日月曜日

iPS細胞の臨床実験

iPS細胞の臨床実験をおこなったという研究者が現れた。
っていうか、うそがばれた。

もともと、そういう話題がどこかの新聞社を通じて提供されていたらしい。
自分自身は知らなかったが。

で、、こうなった。

つまり、それがうそだといことが発覚し、本人もそれを認めたということだ。

ただまあ、6例のうち1例の手術は、したという主張を変えていない。
執刀医や病院は定かでないが・・。

本人も言うように、研究者としては終わり・・なのだろう。

でも、ちょっとブラックジャックかなんかみたいですごいっちゃあすごいね。
それで患者の病気が回復したりしていると、ものすごいが・・。

もっとも逆の結果も十分考えられるので、で、どうなったのかも知りたいものだ。

まあ、考えられるという段階で、しちゃいけないことなんだろうけれど・・。

今後の臨床への応用は粛々と進められなければならない。

2012年10月13日土曜日

EUにノーベル平和賞

平和賞は他の賞とちがい、ノルウェーが授与する。

それでだろうか、ノーベル賞の中でも、平和賞だけは違うなあ、という気がする。

オバマさんのときもそうだが、平和に対してなんらかの実績があったわけではない。

EUもまだまだ問題を抱えている。

弟二次世界大戦の原因のひとつに、ブロック経済があげられるわけだし、
ブロック化が必ずしも平和を意味するわけではなかろう、とも思う。

最近は、ギリシャやスペインなどユーロの問題も深く、
ユーロひいてはEUそれ自体が失敗に終わることすら考えられている。

でも、だからこその平和賞かもしれない。
問題があるからこそなのかもしれない。

平和に対しては、やはりこうした平和と対極にあるものに対する攻撃も必要なのかもしれない。

スウェーデンとは違う、ノルウェイの意志みたいなものも感じる。

北欧はEUには加盟していない。


2012年10月12日金曜日

村上春樹、ノーベル賞を逃す

今年こそはと期待されていた、村上春樹氏のノーベル賞。

ヨーロッパでもブックメーカーの掛け率では、
今年もっともノーベル文学賞に近い人物になっていた。

もっとも、2位は受賞した、莫言氏だったというから、
「最終リストに残る5人はすべて受賞に値する」という、
スウェーデンアカデミー事務局長の言葉を借りれば、
まあ、なにもいえないところだ。

日本人としては、3人目の日本人作家のノーベル賞受賞を期待してしまうところだが、
なかなかむずかしいのだろう。

それに、中国とは今、尖閣諸島の問題で、いさかいがあり、何も関係ないとは言え、
この時期に日本が中国に負けたみたいな局面はあまりうれしくない気はする。

おそらく、村上春樹は今後も候補に上がる可能性はある。

ただ、アジアの作家が2年連続というのは厳しいのではないかという、
素人的な発想はなくもない。

でもまあ、多分、
ファンの多くは、また来年って思っているだろう。

2012年10月11日木曜日

岡山県知事選挙

10月28日に岡山県で知事選挙がある。

11日が告示。で、4氏が届け出た。

市民団体代表の大西幸一氏、元百貨店社長の伊原木隆太氏。
また、元県議の一井暁子氏、医師の山崎俊一郎氏である。

年齢的には大西氏以外は40台と若く、そのバイタリティが期待されるところはある。

そもそも岡山県知事は、石井正弘氏が4期16年を務めており、
多選の弊害も言われだしたところ。

ただ、石井知事は地味だったと思う。
危機に瀕していた岡山県の財政をどうにかこうにか立て直したのだから、
もっと評価されていいとも思う。

チボリ公園だって、結局長野さんと伊原木さんのお父さんがしたことじゃないか。

これを終わらせたのが石井さんであるならば、
私は石井さんを評価してもいいのではないかと思っている。

問題はこれを引き継ぐのが、伊原木氏ではないかと思える点。

政党の推薦を見ても、知名度から言っても、そうなりそうではある。

でも伊原木氏は坊ちゃんに過ぎまいか?

そのあたりが岡山県の将来はあんまり明るい気がしない。







2012年10月10日水曜日

IMFと世界銀行の総会

IMFと世界銀行の総会が日本で開かれている。

9日から14日までの日程である。

IMFと言えば国際通貨基金。
通貨の安定に寄与する機関で、GATTとともに戦後の世界経済を支えてきた。

GATTの方は、WTOにその役割をバトンタッチ。
IMFはまだまだ活躍中だ。

日本はIMFを通じて、EUを支援していくことになる。

一方世界銀行は国際復興開発銀行で、
戦後の復興資金や新幹線の資金もこの世界銀行で借りたという。

世界経済が停滞する中で、
どのような活性化策があるのか、決めて実行してもらいたい。




2012年10月9日火曜日

山中教授にノーベル賞

iPS細胞を作った山中教授がノーベル賞を受賞した。

日本国民には、受賞して当然という気持ちがあるので、待ちに待ったともいえるが、
ノーベル章としては、非常に早い受賞であるとも言える。

それはひとえにiPS細胞の評価が高いことを証明しているともいえる。

一方で、山中教授自身は、この細胞がまだだれも救っていないことをあげ、
これからそれをしなければならない義務と責任を感じているともコメントしていた。

商売に向かない、手術が下手。知り合いには「じゃまなか」と呼ばれる。
などなど・・

大きな挫折を何度も経験して、この受賞である。

挫折は受賞の父(母)という人もいる。

そういったことが、より山中教授の人柄を表していると思う。

私とあまり違わない世代の受賞である。
こどものころノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんにあこがれたことがあった。

自分自身は賞には縁遠いところにいるが、
自身もさまざまな意味で、前を向いてしっかり努力していきたい。

2012年10月8日月曜日

錦織の優勝

錦織がジャパンオープンで優勝した。

世界の錦織と言われていても、やはり優勝はうれしいのだろう。
特に地元日本で開かれた国際大会である。

ランキング17位の錦織が15位のライオニッチを破っての優勝。

テニスにおいても世界に通用するようになったのは、
それだけスポーツの環境がよくなってきたこともあるのだろう。

この日のニュースを拾うだけでも、国際的な活躍が目を引く。

惜しくも2位になったのが、競馬のオルフェーベル、サッカーのU16。

そして、3位に入ったのが、F1日本GPの小林可夢偉である。

日本での国際大会という意味では、小林も錦織と同じである。

地の利というものもあろうが、やはり、注目度や期待度が違うだろう。
逆にプレッシャーになったりする。

競馬やサッカーU16は普通は海外に行かない。
それだけにこういうところで経験を積むことの重さや、
そこでここまでの結果を出すことの強さを感じる。

もちろん、優勝ではないからまだ課題が残っているわけだろう。

それぞれ新たな課題を見つけて、頂点を極めて欲しいと思う。

がんばれ!ニッポン!



2012年10月6日土曜日

インフレ目標

日本もインフレ目標を定めて、それを達成するようさまざまな施策を講じることにしていたはず。

でも、うまく行かないようだ。

前原金融相が出席したと言う日銀の会合で、結果的には目標の下方修正となった。

民間では「お金を刷ってインフレにしよう。」という意見も多いのに、
なぜそういう大胆な動きはしないのだろうか。

目標達成にはある程度危険が伴うかもしれないが、
やってみてもいいのでは?という意見もあると思う。

多少リスクはあっても、現状を脱却するにはしなければならないことも多いのではないか。

それに消費税増税は決まっているわけだから、経済が活性化しないと、
苦しいだけになりそうな気もするのだが・・。

実際、歳入に変化がなかったり、かえってへったりしたら、意味がないではないか?

白川さんも信念に基づいてしているわけだからいいのだけれど、
もっとどうにかならないものなのだろうか。

2012年10月5日金曜日

竹島問題

尖閣問題が少しずつ下火になってきたと思ったら、
今度は韓国との間で、竹島が問題になっている。

BBCやCNN、ニューークタイムズといった米欧のマスコミの記者が韓国側から、
竹島を訪れたと言う。

そういえば、中国もニューヨークタイムズのCMページを利用して、
日本の尖閣領有の不当性を訴えていた。

記者の意見も中国の肩を持っていると見受けられるものがあった。

今の政治は、世論の例を挙げるまでもなく、マスコミによって動かされていることも多い。
必ずしもそうでなくても、少なくとも多大な影響を受けているのは確かである。

それを考えると、彼らのやり方はより時代にマッチしているのかもしれない。

日本はどのようにして、自国の意見の正当性を訴えていくのか。

国連演説もいいだろうが、有効な方法を模索する必要はあるだろう。

自分の意見を表明するのが下手で、
世界に自分の意見を発信することを学ばなければならないのは、
必ずしも個人に限ったことではない。

2012年10月4日木曜日

原発の再稼動判断

3日、原子力規制委員会は、
「原発を再稼動するかどうかの判断はしない。」ことを表明した。

これは政府による
原子力規制委員会への「再稼動判断責任丸投げ」に対応したもの。

聞いている側は、どっちも逃げているだけじゃん、という非常に見苦しい感じがするのだが。
オレが責任を取るとはいえないものなのか?と、考えてしまう。

要するに、まな板に乗った原発が安全であるかどうかは、規制委員会が判断する。
安全であると判断されたものは、再稼動するかどうか将来の目標を鑑みて、政府が決める。
ということなんだろうな、と勝手に考えている。

電力需要や景気動向などの経済的観点から、
安全な原発が必ずしも再稼動されるとは限らないと言うことだ。

再稼動の判断をする政府には思い責任がある。
あたりまえだ。政府なのだから。

2012年10月3日水曜日

自民復活

朝日新聞の世論調査(10月1,2日)の政党支持率によれば、
自民党が21%で、民主党の14%を大きく上回った。

前回(9月9,10日)の調査だと、自民党が15%で民主党が16%と拮抗していただけに、
この間の動きが大きい気がする。

この間何があったかといえば、それぞれ総裁選、代表選があり、
それぞれの党首を決める選挙があったわけだ。

その結果からすると、
安倍さんの方が野田さんより人気があるということなのだろう。

ただし、この調査では、野田さん34%に対し、安倍さん39%とそこまで差がない。

この辺がいまいちよくわからないところ。
でもどちらも人気がないということかもしれない。

実際、どちらも不支持率の方がずっと高かった。

ただまあ、自民党中心政権27%、自民党と民主党の連立政権が32%と
民主党中心政権の9%に大きく水を開けている。

いくら維新に人気があるといっても、支持政党で2%ほど。
次は自民党という見方はあまりはずれていないと思われる。



2012年10月2日火曜日

弟3次野田改造内閣

新内閣の顔ぶれが決まった。

目玉は田中真紀子文部科学大臣。
日中共同声明の田中角栄氏の娘である。

日中の友好を図ったわけであるまいが、中国ではそういう反応もあったようだ。
もちろん、それによって尖閣に対する態度が変わるわけではないとのことだが。

田中真紀子さんは外務大臣時代に、官僚といろいろもめた経緯がある。
そのへんがどうなのかという反対論もあるだろう。

まあ、それはいいとして、弟3次野田改造内閣。

大惨事野田改造内閣と漢字変換がされておもしろかった。

それもそれとして、
みんなの党の渡部代表は「在庫一掃内閣」
国民の生活が第一の東幹事長は「思い出作り内閣」
社民党の福島党首は「君も大臣にしてあげるよ内閣」
とまあ、みんな思い思いのネーミングをしているね。

ある人は、
「高校野球の9回裏内閣」(代打、代走、代守備)だと・・

思い出作り内閣といっしょかな。

っていうか、どれも同じことじゃん。
麻生さんのときの「選挙管理内閣」よりはネーミングセンスが光るね。







2012年10月1日月曜日

日本触媒姫路製造所の火災事故

29日2時30分過ぎ、姫路市の網干でおこった化学工場の火災事故。

「日本触媒」という会社なんだが、かなりすごい会社みたい。

正直、この事故が起こるまでそんな名前は聞いたことがなかったのだが。

日本の製造業の国際的地位の低下がよく言われるけれど、
この会社、紙おむつ向けの高吸水性樹脂(SAP)の生産では、
世界シェアの約3割(47万トン)の生産能力があるらしい。

うち35万トンが姫路工場だというから、こんなところで事故がおこると、
日本経済に影響があるのではないか、というほど。

なにしろ、供給先に最初に出てくるのが、パンパースで有名なP&G。

こちらはテレビコマーシャルでもよく出てくるので、
知らない人はいないだろうというぐらい有名企業だ。

いずれにしても、後半年くらいまともに稼動させてもらえないのではないか、と思われる。

だったら、どうなるか?

通報が遅れた責任は消防士一人の命の段階で、極めて大きい。
そのうえ、それ以外にも大きな責任を負っている。



2012年9月29日土曜日

パニック障害も傷害認定

岡山地方裁判所で性的暴力事件で、
被害者女性が発症したパニック障害が障害と認定された。

精神的障害も傷害に含めるかどうかでは、大いに議論があるところだが、
岡山地方裁判所は、パニック障害では異例の判決である。

確かに傷害に精神的な障害を含めるとどこまでが傷害かという線引きが難しくなる。

もともとPTSDは傷害と認定されていたわけだから、
パニック傷害まで含めていいかの線引きの問題だろうと思う。

最近はだんだんこの線が下がってきているということなのだろう。

個人的には当然認められるべきだとは思う。

2012年9月28日金曜日

「かわいい」写真と集中力

「かわいい」写真を見ると集中力が増すそうだ。

広島大学の実験で、動物などのかわいい写真を見ると、集中力が増すことがわかった。

大学生を使った実験だと16%も作業効率があがったというから結構本当なんだろうと思う。

ただ何をかわいいと思うかは人によって違うだろうし、男と女では感じ方が違うだろう?

集中力の方も作業効率だから、問題を解いたりする集中力とは違うかもしれない。

そう考えれば、タイトル通りの効果があるかどうかは不明だが、
かわいいって思える写真を見させることにより、
ある種の感覚が研ぎ澄まされると言うことはあるのかもしれない。

ただ、かわいいって思えれば、写真じゃなくても、ホンモノの方がもっといいのではないか、
と思ってしまうのだが、そのへんはどうなんだろう?

今後の研究を待つほかはないのかなあ。





2012年9月27日木曜日

自民党新総裁

昨日の総裁選で自民党の新総裁に安倍晋三元首相が決まった。

1回戦(?)は、1位が石破氏だったのだが、
より国会議員票を集めた安部氏が、決選投票を制した。

石破氏はもともと地方票が多かったので、
国会議員票の多い、安倍氏か石原氏が決戦投票になれば有利と目されていた。

そんな中での安倍氏が2位。
地方の人たちはどう感じていただろうか。

もっとも安倍氏は日本維新党とも近いとも言われている。

町村派から派閥破りで立候補しただけに、長老の力はより弱まるのではないかと思われる。

また、韓国や中国に対してはより強硬なタカ派だとも・・。

ただ一回首相を経験して失敗しているだけに、
それを糧にしてくれるのではないかという軽い期待もないわけではない。

政権を取り戻したら、長い間首相を務められる、りっぱな首相になってほしいとは思う。



2012年9月26日水曜日

吉田沙保里

世界選手権とオリンピックの13連覇をめざす吉田沙保里。

「前人未到」と思いきや、全くの前人未到ではなかった。でも、13連覇は前人未到。

要は12連覇がいるわけだ。それが男子グレコローマンスタイルのカレリンである。

もちろん女子では前人未到なんだから、わざわざ男子まで含めなくても・・と思わないでもない。

でも、そこが吉田沙保里なんだろうね。

同じオリンピック3連覇の伊調馨の方は欠場を決めている。

ここまでやったらやらなきゃ・・。

吉田沙保里はそういう選手である。

ところで、グレコローマンスタイルのグレコローマンってなんだか知ってた?

ギリシャローマという意味なんだって。何語か忘れたけれどラテン語あたりじゃないかな。

ルネッサンスかなんかみたいだが・・。

2012年9月25日火曜日

台湾よ、お前もか。

海上保安庁によると、
本日午前8時ごろ、台湾漁船が尖閣諸島周辺の日本領海内に侵入した。

日本による尖閣諸島国有化に反発して、24日に台湾を出航した船団の一部と思われている。

25日、午前6時ごろ、沖縄の尖閣諸島の西南西約32から44kmの接続水域内を
40~50隻の台湾が航行しているのを海保の巡視船が確認している。

それにしても、
中国だけでなく、台湾もか・・という気はする。

尖閣諸島の位置の複雑なところだろう。

実際、台湾が一番近いとは思う。

それにしても、資源があるからだろうね、この近海に。

なかったら、これほどの問題にはならなかったろうし、
国有化もされなかったかもしれない。

国有化を急がせた石原氏の考えの中には、
資源だけ中国に奪われているという背景もあるのかもしれない。

中国にしろ、台湾にしろ、
竹島の韓国にしろ、北方領土のロシアにしろ、
まったくどいつもこいつも日本をなんと思いやがってんだ・・と、思わぬでもない。

それが経済力を中心とする国力の低下が原因のような気はする。

たとえばシャープ出資する鴻海のような背景もあるのではないか。

オリンピックだけでなく、がんばれニッポン!である。

2012年9月24日月曜日

自民党総裁選

自民党の総裁選に関する朝日新聞の調査結果が今朝の朝刊に出ていた。

それによると、地方票を幅広く集めた石破氏がダントツで1位。
ただし、過半数は集められない。

つまり、1位、2位による決選投票は避けられない。

そこで、2位は?というと、
2位は安倍氏と石原氏がかなり競っていて、安倍氏がややリードしている模様。

だったら次期総裁は石破氏かというと、話はそう簡単ではない。

安倍氏や石原氏は国会議員票では石破氏を上回るからだ。

なにしろ、決選投票は国会議員票で決まる。

とすれば、1回戦で2位になった安倍氏、石原氏のどっちかが、次期総裁っていうことになる。

2位に安倍氏が入って、石原氏が考え方の近い石破氏に廻れば、石破氏が次期総裁だろう。

と、いうことで、石破氏、石原氏、安倍氏の3氏ともに、次期総裁になる可能性はある。

民主党と違い、こちらはがぜん面白みが増してきた。

いいことか悪いことかはよくわからないのだが。


2012年9月23日日曜日

日馬富士優勝

日馬富士が優勝した。

横綱白鵬を大相撲の末に破り、全勝優勝を果たした。

14勝で横綱昇進が固いといわれていただけに、これで確実に横綱だろう。

横綱はやはり二人欲しいところだ。

その方が見る方も楽しい気がする。

日馬富士は「受けて捌く」タイプの横綱相撲ではないと言われている。

どっしりとした大柄な関取ではないから、仕方ないのかもしれない。

品格は?そういったもろもろのこと、伝統などを考え合わせると、
「横綱らしくない」のかもしれない。

でも、実力で勝ち取った地位である。

大相撲に新しい伝統を加えることができる地位でもある。

「自分らしく」横綱を務めること。

それが日馬富士に求められていることではないか?

朝青龍のこともある。
そのあとの白鵬のこともある。

モンゴル人横綱が3代続くことには、それなりの意味があると思う。

個人的には日本人横綱に出てきて欲しいけれど、
観客を含む相撲界全体と関取個人個人が歩み寄らなければ、新しい伝統は生まれないと思う。

2012年9月21日金曜日

「すごい速い」「むかつく」「1コ上」

最近の若者の言葉遣いに、日本語の乱れを指摘する人も多い。

文化庁の国語世論調査では標記の3語は、約半数の人が使うことが明らかになった。

やはり、20代、30台の若い人たちの多くが使うことで、全体の割合を増やしている。

これらは乱れた、あるいはまちがった日本語であるかどうかは、今後にかかってくる。

言葉なので、使われたもん勝ち、定着したもん勝ちである。

実際、使う人が約半数に達すると、加速度的に使う人の割合が増すらしい。

しかし、じいさんやばあさんと言わないまでも、50代、60代の人がこういう言葉を使うと、
ちょっと笑ってしまう気はする。

「むかつく」なんて言葉、感情をストレートに表現しすぎで、
ちゃんとした日本語にはむかない気がするのだが、実際はどうなんだろう?

非常に普通に使われていること自体、
「他者に対する気遣い」みたいなものが感じられるのだが・・。


2012年9月20日木曜日

殺人事件

朝日新聞デジタルによると、18日午後6時40分ごろ発見され、
その後、笠岡署に通報があったという死体遺棄事件。

殺人の可能性が高い。

岡山県笠岡市生江浜のパン製造会社である岡野食品工業株式会社の元倉庫から、
若い女性の遺体が発見されたというもの。

遺棄された遺体は、
年齢:20歳から30歳くらい
身長:1m163cm
髪 :濃茶茶色
状態:死後1~2週間、(腐敗が進んでおり、異臭がする)
   カーペットや布に巻かれて、ひもで縛ってあった
服装:黒のTシャツと灰色のタイツ

現場の情報としては、
工場はパン生地を製造していたが、現在は配送拠点となっている。
ただし、発見された倉庫は現在使用されていないとのこと。

現在使用されていないことを知っていた犯人がこの倉庫に死体を遺棄したわけだ。

犯人は、岡野食品の関係者かどうかはわからないが、
この倉庫を現在使用していないことを知っている人に絞られる。

と、書き進めてみて、別のサイトに行ってみたら、19日に犯人はすでに捕まっていた。

犯人はパン製造販売業者の池田恭一(55)、
遺体も香川県の深川智子さん(43歳)のものと判明。

動機など犯行の全容を解明中であるとの記事を見つけた。

遺体は20~30歳とあったので、43歳とは全然違っているではないか。
死後かなり経過していたので、遺体からは判別できず、
多分、服装で判断したのだろうと考えた。

もちろん、43歳なら殺されてもよいとか言うわけではないが、
まあ、なんていうのだろう、想像される背景がだいぶ違う気がする。





2012年9月19日水曜日

国恥の日

9月18日は、81年前の1931年満州事変のきっかけである「柳条湖事件」が起きた日である。

中国に濡れ衣を着せる目に、南満州鉄道を爆破したのが事件である。

個人的には日中戦争のきっかけとされる、盧溝橋事件と混乱することが多かった。

柳条湖は南満州鉄道なんだから、瀋陽の方で満州事変のほうに決まっているし、
盧溝橋は北京郊外なんだから、日中戦争に決まっているではないか、と思わぬでもないのだが、
なぜか、昔からどっちがどっちかわからーん!になってしまっていた。

今は、「り」と「ろ」なんだから、「り」の方が先に決まっているだろう、と覚えている。

なんかちょっと涙ぐましいのだが、私の頭脳はその程度である。

それはさておき、尖閣諸島国有化以降、中国でデモが相次ぎ暴徒化したり、
漁船や監視船が尖閣諸島に近づいたりしている。

そして、それが国恥の日である、9月18日にピークになるのではないかと言われていた。

激しさを増したと言うものの、想像していたほどではなかったので、よかったとは思っている。

で、この国恥の日が柳条湖事件の起きた、9月18日なのである。

国恥の日といえばてっきり国恥記念日だから、1915年の5月9日だと思っていた。

例の対華21か条の要求を中国側が受け入れた日である。

なんにしても、中国の国の恥は日本が与えているのは確かだ。

2012年9月18日火曜日

尖閣諸島とアメリカの立場

玄葉光一郎外相と森本敏防衛相は、17日に来日した、バネッタ米国務長官と相次いで会談した。

国務長官は中国へ行くついでに寄っただけという気がしないでもないが、
尖閣諸島国有化による中国民デモの暴徒化問題や
今日18日が柳条湖事件から81年たった記念日にあたることなどで、
尖閣諸島問題を機軸とする日本と中国の間の問題で、
アメリカの立場を確認するのは大切なことだろうと思う。

「アメリカは主権に対する対立では特定の立場をとらない」と言っているように、
尖閣諸島が日本の領土であるということを支持するわけではない。

両国が平和的に解決するようにと言っているのだ。

そのうえで、日米安全保障条約が尖閣諸島にも適用されるという認識を示している。

つまり、この問題で中国が日本を攻めてきたら、日本を守ると言うことである。

しかし、まあ、そこまでアメリカがホンキでやってくれるかと言えば、
「どうなんでしょうね。」

軍事力を伴わない国の主張は、軍事力を持った国の主張に翻弄されるだけなのだろうか。

日本にも自衛隊があるけれどねえ。

2012年9月17日月曜日

オゾン層が回復中

フロンがオゾン層まで届くまでずいぶん時間がかかるため、
フロンガスの使用をやめても、、オゾン層の破壊はとまらないと言われていた。

それが現在、回復の兆しが見えてきたとの報道があった。

フロンガスの使用をやめてずいぶん時が流れたからね。
と、言ってどのくらいたったかはよくわからないのだが・・。

オーストラリアやニュージーランドでは、紫外線がきつすぎてサングラスなしでは外出してはいけないんだってねえ、という話を聞いたこともある。

代替フロンのほうはずいぶん温室効果があるらしく、地球温暖化に一役買っているという、
よくない評判がたっている。

まあ、いずれにせよ、南極のオゾンホールがちょっとでも小さくなれば、それはいい傾向だし、
もとに戻ってくれたら、それにこしたことはないだろう。

人間が人間の手で自分の首を絞めるっていうのは、なんかばかげているから。
環境について、われわれはいろいろ考えておかなければならないだろう。

2012年9月15日土曜日

台風16号

中心気圧が900ヘクトパスカルって、でかすぎないか?

いままでに900を切ったのって聞いたことないから、最大じゃないかと思うのだが、
でかいとはいうもののそこまでではないのだろうか。

そういう騒ぎ方はしていないようだ。

なんにしても、日本の方へきそうではある。

こんな台風が日本列島を直撃したら、被害甚大だと思うのだが・・・。

台風銀座と呼ばれる沖縄あたりでは、しごく当然のことなんだろうが・・。

この連休は大荒れ。(私は1日も休みではないが・・)

あと、台風って「暑さ」も運んでくるらしい。

北陸地方では、猛暑日が予想されている。

いわゆるフェーン現象っていうやつですか。

2012年9月14日金曜日

集団的自衛権

はてなキーワード(リンク)によれば、

ある国が武力攻撃を受けた場合、その友好国、同盟国が共同して防衛にあたる権利。
国連憲章弟51条で、加盟国に認められている自衛権のひとつ。

と、ある。


この集団的自衛権が橋下大阪市長(日本維新党首)によって、
権利でもあり、行使もできると発言されたことが、話題になっている。

もちろん、日本にも集団自衛権は認められているが、
憲法によりそれは行使できないことになっている。

これを橋下氏はおかしい、理解できないというわけだが、
現実の問題として、おかしくないし、理解も出来ると思う。

理由は、
自衛隊の存在である。

憲法では軍隊を持ってはいけないことになっているので、
自衛隊は軍隊ではないという理屈である。

条文をそのまま読んでそのとおりになっていないから、だめ、というものではないだろう。

現実認識というのは、長い歴史の中で、形成されなければならない。
長い歴史や経験は、法規を超えた法規である。

国債慣習法がある場合、条約を超えることがあるのと同じだと思う。

私は集団的自衛権の行使は容認できると思う。

ただ、それは憲法がどうあっても、その権利があるからではなくて、
憲法解釈としてそれが可能だからである。

私は、通常の法とは違い憲法はそれぐらい幅があってもいいと思う。
その精神が活かせればよいのである、とまで言ったらいいすぎだろうか。

たとえば、
憲法25条ですべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとあるが、
「健康で文化的な最低限度の生活」を営んでいない人もいるではないか。

現実的に無理なレベルというのもあるだろう。

憲法の字句どおりに解釈すると言うのが、現実的に難しい場合もあるのだ。

もちろん、橋下氏がいうように、なんでも許されるものではない。

したがって、「違憲」であるかどうかの判断は、非常に厳しいものになるが、
それは、裁判官の「良識」に委ねられるしかない。






2012年9月13日木曜日

奇跡の一本松

東日本の大震災に奇跡的に生き残った1本の松があった。
いわゆる「奇跡の一本松」である。

岩手県陸前高田市の海岸で、あの大津波に耐えた松ではあったが、
海水のため、枯死してしまった。

この1本の松を動物で言うと「剥製」みたいにして、保存するのだと言う。

あまりにお金がかかるので、そんなことのためにお金を使う必要があるのか?という
もっともな疑問が呈されているとも聞く。

しかし、
朝日新聞の天声人語では、「あれは間違いなく希望の灯」という被災者の声を取り上げ、
「剥製化」に賛意を示されていた。

物質的にはたいした金額にならない、「枯れた松」に過ぎないが、
人々の心に希望の灯をともしたことは確か。

これからもずっと、人々の心に希望の灯をともしてもらいたい。
そう考える人がいる限り、値段はつけられない。

「愛はお金では買えない」などという言葉はこういうときのためにあるのかもしれない。

2012年9月12日水曜日

自殺

自殺が増えている。今度は大臣だ。松下金融相。

なぜ?

週刊誌は女性問題に言及しているとのこと。

理由がわからないだけに、政治的なものではないような気がする。

大津の事件以降、中学生の自殺といじめの問題がクローズアップされてきた。

学校でのいじめには、警察が介入しなければならないようなものもある。

当然なのかもしれない。学校内部で収めようとしたことが、逆にあだになったのだろう。

それをまた学校内部で収めようとするから、おかしなことになるのだろう。

問題は、学校が手に終える範囲ではなくなってきているのだ。

大臣自殺は、一般サラリーマンの自殺に近いのかもしれない。

なんにしても、自殺が多い社会が幸福なわけはない。

2012年9月11日火曜日

弾劾裁判

三権分立の力関係の中で、国会が裁判所に対して発揮できる力として、「弾劾裁判」がある。

裁判所の裁判官を罷免する裁判である。

今回の弾劾裁判で罷免が決まれば、
記憶によれば、過去7番目の弾劾裁判による罷免である。

今回はスカートの中を携帯電話で盗撮したというもの。

前回はストーカーだった。

裁判官も落ちたねえ、そんな呟きが聞こえてきそうだが、裁判官も人間だ。
そんな裁判官もいるだろうし、罷免できるシステムは必要だろう。

司法権は独立しているといっても。

裁判官をやめさせるもうひとつの方法として、
最高裁判所裁判官の国民審査があるが、こちらの方は全く機能しているとは思えない。

ときどき新聞の全面広告などで衆議院の総選挙の時に、
この裁判官はこの裁判で、こういう意見だったぞっていうのがでることはあるが、
基本的にだれがだれだかさっぱりわからない。

だから、多くの人は何も書かずに投票するわけだが、
何も書かずに投票する人が過半数を達すれば、当然その裁判官は信任されたことになる。

実際には×が過半数をに達すれば、罷免ということなんだろうけれど。

実際、この国民審査で罷免された裁判官はいない。

結局、このシステムが機能していないということではないだろうか。

国民が裁判にかかわると言う意味では、
裁判員裁判制度のほうが、より意味があると思う。

批判も多いが、この視点からすればよいシステムであろう。

結局、国民審査の話になってしまったが、それはそれで許して欲しい。

2012年9月10日月曜日

この中にはいない

今日、民主党の代表選が告示される。

4人が立候補するものと思われる。

野田さんは当然として、原口さん、鹿野さん、赤松さんの4人で争われることになりそうだ。

朝日新聞のアンケートでは、だれが代表にふさわしいかとの問いに、
野田さんが34%でトップ。2位原口さんの8%に大きく水をあけている。

ただし、この中にはいないを選択した人は46%で、約半数を占めた。

やはり、意中の人「細野さん」が多いのではないだろうか。

2012年9月9日日曜日

次の選挙

解散総選挙、解散しなくても任期満了に伴う総選挙が来年には実施される。

前の選挙で政権交代して鳩山さんから菅さんへ、そして野田さんへと
その顔というか首が変わってきて、民主党政権も丸3年を越えたわけだ。

民主党は選挙で勝てそうな「細野さん」が代表戦に出ないということで、
野田さんできまりそうだ。

(アメリカの民主党もオバマさんできまりだった。でも日本とは状況がずいぶん違うようだ。)

自民党は6人ぐらいが乱立しそうである。
特に谷垣さんと石原さんは同じ派閥だから、かなりめんどくさいことになっている。

どうやらこの前の会談では、石原さんは谷垣さんに辞任するよう説得したみたいだ。

で、公明党は橋下新党(日本維新党)と選挙協力するようだ。

公明党はうまいことやったね、という感じだが、自民党の安倍さんはどうなのだろう。

安倍さんとその側近は日本維新と選挙協力するとか、そういうことはないと思う。

この政局、どうでもいいといえばどうでもいいのだが、
一国の政治を動かす、国民の代表を決める選挙なだけに、
あまりに思慮なく行動するのもどうかとはばかられる。

ただまあ、だれをどう支持していくかは、
この国をどうしたいのかとういう理念を政党に確認し、
それにたいしてどういう政策をするのかというのを候補者に確認する必要がある。

また、そうでないと「選挙」の意味がない。

2012年9月8日土曜日

電気は足りた・・・

この夏、電気は足りた。だから、原発は要らない。

それはちょっと短絡に過ぎないか・・と思わぬでもない。

まあ、家庭の方はそれでなんとか満足できるかもしれないが、
産業の方はどうなんだろう。

そうでなくとも円高だなんだと言われて、対外的には非常に苦戦を強いられているのに、
このうえ電気までとなっても平気なのだろうか?

将来的には産業構造を変えるとしても、当面はそういうわけにも行かないだろう。

昔のコメみたいに電気をみんなで作って政府が高く買って、安い値段で売るようにする。
電気管理制度みたいな形にすれば、いいかもしれないけれど、
これだけ借金を背負っている政府にそこまで苦労してもらえるか?
と言えば、やはり無理だろう。

それに原発の場合は最悪の事態にそなえているのに、
電気の不足は最悪の事態に備えないというのはやはりおかしいだろう。

どちらについても最悪の事態を想定すべきだ。

原発の方がより重大な結果を生みやすいかもしれないが、
だからといって電気の不足には最悪の事態を想定しなくてよいということにはならないだろう。

電気の不足に関しても、最悪の事態を想定すべきで、それに対する対策を考えるべきだと思う。

だから、今年足りたから原発は要らないというのは、短絡だと思うわけである。

2012年9月7日金曜日

来年度予算概算要求

来年度予算の概算要求総額が、約98兆円にのぼることがわかった。

特に社会保障費は約30兆円、国債費は約24兆円とされ、
この金額が総額を押し上げていることがわかる。

最終的には総額で90兆円ぐらいには抑えないといけないだろう。

それとも、消費増税が決まったから、少しぐらい増やしてもいいって言うんじゃなかろうね。

消費増税は限界まで支出を削った最後の手だと思う。

でないと増税なんてそうそう支持する人はいないだろうし、
必ずしも歳入増になるわけではなかろう・・と思う。

鳴り物入りの仕分けもあまり効果があるようにはないし、
どうなんだろう、ほんとにあまり意味のないものは切ってもらいたいのだが・・。



2012年9月6日木曜日

少女連れ去り

チューリップの「心の旅」だっけ、♪♪♪ポケットに詰め込んで、そのまま連れ去りたい。♪♪♪

歌を聞けばロマンチックだけれど、現実に起こると怖い。

そもそも人がポケットになんかはいるわけはないし、現実的でないからこそ、
想像力がかきたてられて、ロマンティックなイメージになるのだろう。

ポケットには入らないので、「かばん」に詰め込むことになる。

「かばん」の段階でリアリティーが出てきて、そりゃ「犯罪だ」ってことになるわけだ。

連れ去った大学生を乗せたタクシーの運転手は、最初犬かと思ったらしいが、
「出して」という声が聞こえて、「人だ!」と気付いたらしい。

それにしてもタクシーに乗るなんてところが、どうなんだろう。
ばれてもいいって思っていたのかなあ。

大学生の言葉にあるように、ホンネではつかまりたかったのかもしれない。

わざわざタクシーに乗らなくても・・て思わぬでもない。

しかし、小6の女の子を提げて、たいした距離は移動できないだろうね。

自家用車がないのなら、レンタカーを借りるとかすればいいのに。

免許もなかったら?

そらどうやったってばれるだろう?

こんなことをしようと思いついた時点で、狂っているのだが、
やりかたも「思いつき」以外の何ものでもない。

被害者の少女は広島市内の小6。塾帰りに襲われたと言う。
大学生の方は成城大学の学生。

最近はおかしな事件が多い。

2012年9月4日火曜日

維新新党

橋下大阪市長率いる大阪維新。

衆議院に向けて、新党の陣容を固めたようだ。
党首は橋下氏で幹事長が松井氏である。

当然予想されたことだが、橋下氏は出馬しないと明言している。

とは言うものの大阪府知事選のときも2万%出ないと言っていたではないか。

予断は許さないが、それはそれで大阪市民が怒るだろう。

それにしても大阪維新。
次の衆議院選挙がいつになるかはわからないが、確実に1年以内にある。

勢いは維新新党にありだ。

自民党も民主党も新しい顔選びに必死になっている。

それだけに維新が余裕っていう感じに見える。

2012年9月3日月曜日

宮間選手

昨日、トラちゃん田んぼを見に美作市に行ってきた。

カープ田んぼ、ジャイアンツ田んぼもある。

カープ田んぼはいまいちだったけど、トラちゃん田んぼはよく出来ていた。

ジャイアンツ田んぼはちょっと遠いからやめとくか・・ってことで行かなかった。

代わりに湯郷に行った。

サッカー場とかみてもしょうもないだろう、と思わぬでもなかったのだが、
きれいな芝生が植えられているのがよくわかった。
もちろん、サッカー場にはだれもいなかった。

帰りかけたとき、
選手役員以外は立ち入り禁止(一般の方は左右の入り口からと矢印が書かれていた)
と書かれた入り口から、Tシャツとジャージの女の人がふたり出てきた。

「立ち入り禁止と書いてあるのに、まあああいうファンはどこにでもいるんだよなあ」
っておもっていたら、妻が
「あっ、宮間選手! こんにちは。」と挨拶していた。

わたしは振り返って呆然。
宮間選手が神戸ナンバーの車の助手席に乗り込んでいるところだった。

ははは、そういうこともあるんだなあってびっくりした。
いわゆる「なまみやま」であった。

妻は「銀メダルおめでとうございます。」とかもっと気の利いたことを言えばよかったと
しきりに後悔していた。

「まあ、声がかけられたんだからいいじゃないか。」と言ったものの、
なんかちょっと損した感じ。

宮間選手がいるとは思わなかったから・・。

とりあえず、湯郷ベルのケーキ(お饅頭?)を買って帰ることにした。

そういうこともあるんだね。

2012年9月2日日曜日

自民党総裁選

党総裁選(9月14日告示、24日開票)に向け、自民党内の動きが活発化してきた。

谷垣総裁への支持がいまひとつだからだろう。

谷垣総裁は立候補するとして、同じ古賀派から林政調会長が立候補へ意欲を見せている。

最大派閥の町村派からは領袖である町村氏以外にも、
維新との仲が取りざたされている安倍元総理が立候補の予定である。

この安倍元総理と考えが近く、選挙協力をもくろんでいるのが、石破氏である。
(この場合の選挙協力とは、順位が下だった方が決選投票で上だった方に協力するというもの)

そして、谷垣氏が立候補できないようだと、代わりに出ようと言うのが石原氏。

内閣総理大臣と東京都知事が親子なんてねえ・・。

よほど日本には人材がいないのかねえ。

2012年9月1日土曜日

防災の日

9月1日は防災の日。

1923年の9月1日だっけ、関東大震災があったのは。

1995年の1月何日だったか忘れたが、阪神淡路の震災があった。

次は名古屋かねえ。

東海大震災とかありそうだもんねえ。

それにしても、地震予知は難しいみたいだ。

阪神淡路の震災以降起きたM6以上の地震は14個あるうち、
そのすべてが100ある警戒活断層以外でおきていたというから。

昨夜もフィリピン沖で大きな地震があり、津波注意報が出た。

海岸近くの人は高台に避難したらしい。

でもたいしたことはなくて、こんなことがまた続けば、
そのうち慣れっこになって、また「逃げない」なんてことになるかもしれない。

何度逃げても大きな被害にあうよりはいいはずなんだが、
人間てそういうことはすぐに忘れるから・・。

多分緊張状態をずっと続けるっていることができないんだろうな。

そんなことも思ってしまう。

2012年8月31日金曜日

8900円割れ

アメリカ市場の下落を引き継いで始まってしまった。

なかなか株価は読めない。

もっとも読めると大もうけとかが出来るんだろうけれど・・。

そういうふうになって(読めないようになって)いるんだろうね。

昨日終値が9000円を割ったのが2週間ぶりなら、
今日取引中に8900円を割ったのも2週間ぶり。
(取引開始が8900円を割り込んだ)

100円も違うのにこれってどういうことなんだろう?

この一夜のうちに、昨日以上にがたがたになったんだろう。

円がもう少し安くなって、株価がもう少し高くならないと、
ほんとうに日本経済は持たないんじゃないか、とかホンキで思う。

シャープとかもホンハイにカネも出してもらうが、
リストラもかなり進んでいるから。

輸出企業はきついよねえ。



2012年8月30日木曜日

カワウソ絶滅

環境省がレッドデータを見直し、その際、二ホンカワウソを絶滅とした。

カワウソとかもともとあまりなじみがないので、だからどうだという感慨はない。

自分の中では、カワウソと言えば、「解体新書」

杉田玄白、前野良沢らが「ターヘルアナトミア」というオランダの医学書を、
オランダ語のいろは(ABCかな)もわからずに苦心して翻訳したあの「解体新書」である。

それがカワウソとどう関係があるのかといえば、
「解体新書」以前の日本の医学書で人間の体の中は、
カワウソを解剖して書いていたらしいからである。

だから、杉田玄白らがそいった本と実際の人間の解剖(許可をもらって罪人を解剖したらしい)をして比べてみたというエピソードを読んだことがあるからだ。

(確か当時は小学館から「小学○年生」のがあって毎月それを読んでいたから、それの中に書いてあったんだと思う。)

別に犬や猫でも良さそうだが、カワウソだったというのがよくわからない。

まあ、犬は生類憐れみの令とかで、人間より大切にされていたからなあ。

猫じゃあ小さいだろうね。

豚くらいでも・・当時豚なんか飼っていたのかなあ。

豚肉なんて食べてはいないだろうか・・。

カワウソって当時はそれくらいどこにでもいたんだろうね。

絶滅なんて考えもしないくらい。

2012年8月29日水曜日

ドラえもんの科学未来展

岡山デジタルミュージアムで「ドラえもんの科学未来展」が開かれている。

(どうでもいいことだが、「どらえもん」で入力したら、「ドラえもん」とちゃんと「ドラ」がかたかなで「えもん」がひらかなで出てくるんだなあ。)

ひみつ道具を最新の科学で再現しているわけだ。

たとえば、「スーパー手袋」をはめると握力が増幅され、かたいボールが木っ端微塵になると言う。

(スーパーマーケットで使用する、あるいは打っている手袋とかいうおちではないようだ。)

透明マントは「再帰性投影技術」という技法を使っているらしい。
(要するにマントはスクリーンで反対側にプロジェクターから反対側を映しているだけ)

さらにはタケコプター。
世界最小のヘリコプターが展示されている。

聞くところによると、タケコプターは場を無重力状態にする装置なのだそうだ。
だとすれば、これら科学による再現は全部ニセモノということになる。

どっちがニセモノかはなんとも言えないが・・。

2012年8月27日月曜日

尖閣上陸ビデオ公開

台湾の活動家らが尖閣諸島に上陸した事件で、
海上保安庁によって撮影された録画の一部が公開された。

海上保安庁の制止を振り切るところは、
今後への影響を考え、公開されなかった。

コンクリート片を投げたりしているのを問題視している人もいるが、
「強制送還」ということでおおむね問題はなかったのだろう。

先年の漁船のように、船体ごとぶつかってきたりということはなかったようだ。

それにしても、尖閣諸島は問題が多い。

尖閣諸島の周に資源がたくさんあるからだ。
水産資源は言うに及ばず、多くの鉱産資源、エネルギー源があるようだ。

中国はこれが見つかってから、
いろいろ言い出したところがある。

結局、それがめあてなのかよ、という感じだが、
「じゃあ、君にあげるね。」ともいえないのが日本ではある。

領土問題は国と国との争いだから、戦争にもなりかねない。
古来多くの戦争が領土問題から生じている。

「粘り強く」がちょっとむなしく響く、領土問題である。

2012年8月25日土曜日

竹島問題

竹島問題は東アジア統治のためアメリカが仕組んだとも言われている。

真実かどうかはわからない。

だが、納得できる話ではある。

日本側からすれば、明らかに日本領なのだが、
韓国側からすれば李承晩ラインはアメリカが認めたもの。

韓国が実効支配していて、大統領が上陸したのもロシアと同じ。

日本が韓国と仲良くするより、仲たがいしてくれていた方がこの地域をまとめやすい。

これはもともと欧米の植民地政策だとも聞く。

支配しているところは互いに仲良くされるより、仲が悪い方がいいのだろう。

迷惑な話だ。

国際司法裁判所に提訴すると言う日本の立場を支持しないのも
結局アメリカにとって都合がわるいことがあるからではないのか。

そうも思えてくる。

国連中心なんてそもそも日本の幻想に過ぎない、
なんてそんなことも感じられる、昨今の動き。

いろいろな意味で、竹島領有は粘り強く主張していかなければならないと思う。

2012年8月24日金曜日

脱原発アンケート

脱原発のアンケートにいかほどの意義があるのかまではわからないが、
少なくともアンケートの結果によれば、
国民の6割近くが10年以内に脱原発を望んでいることがわかる。

事故後の影響がまだ残っている時に、脱原発を考えない人は少ないと思う。

だから、この結果は当然だと思う。

問題は科学的に見て、原発はどうなんだ?
コストは?
安全性は?
地球環境に与える影響は?

この前の事故は人災だといったじゃないか。

じゃあ、悪いのは人じゃないか。
原発それ自体ではないのではないか。

でもそれってちょっとした論理のすり替え?

オスプレイのモロッコ事故も
操作していた人が悪いことになっていた。

それじゃあ、ほんとに調べたと言えないんだよなあ。
そんなことを考えるアンケートの結果だ。

2012年8月23日木曜日

大阪桐蔭、春夏連覇

夏の高校野球で桐蔭大阪高校が春の甲子園決勝と同じ相手である、
青森県の光星学院高校を下し、史上7校目の春夏連覇を成し遂げた。

大阪桐蔭高校は、夏春夏の3季連続の決勝進出でもある。

桑田、清原のPL、尾藤監督の箕島、松阪の横浜など、かつて甲子園を湧かせた、
数ある高校に匹敵する力を見せ付けた格好である。

光星学院高校は2季連続決勝進出を果たしながら、
二度とも大阪桐蔭の前に敗れ去ったことになる。

白河の関を渡れないといわれる真紅の優勝旗、今回もまた決勝で涙を呑んだ。
(北海道へは行っている)

閉会式での言葉ではないが、
白河の関を越える日も近いことを感じさせる光星学園の活躍ではある。

それにしても、大阪桐蔭は強かった。
まさに「横綱」の風格である。

ピッチャーの藤浪くんの長身(195cm)から投げおろす、速球や変化球に
光星学園の選手たちは手を焼いていた。

そして、夏の甲子園が終わった。

この大会が終われば、それぞれの学校が新チームを結成する。

また、次の春夏をめざして・・。

2012年8月22日水曜日

日本人記者、銃撃戦で死亡

内戦状態が続く、シリアを取材していた日本人記者が銃撃戦で亡くなった。

女性ジャーナリストの山本美香さん(45歳)である。

ジャパンプレスという独立系の通信社に在籍しており、
かつて、すぐれた国際報道に送られるボーン上田特別賞を受賞したこともあるという。

政府軍の攻撃を受けたらしい。

こういうところで取材をするわけだから、危険は最初からわかっていたのだろうとは思う。

けれども、あえてそういうところで取材をすること(事実を伝えることが)が、
世界の平和に繋がると考えたのだろう。

ご冥福を祈ります。

2012年8月18日土曜日

尖閣と竹島

尖閣諸島に上陸した香港や台湾の活動家14人が強制送還されることになった。
領土、領海に対する侵犯以外に犯罪が認められなかったからだ。

向こうからぶつかってきた漁船の時とは違うので、政府の対応としてはこれでよいのだろうと思う。

それにしても、尖閣、竹島と領土問題関係の事件が続く。

韓国大統領の竹島訪問とあいまって、オリンピック、サッカー男子での事件。

やはり、スポーツマンシップという意味では、どうなんだろう?
やっぱり「韓国は・・」と思わざるを得ない。

結局、日韓戦にかける韓国の思いはそこなんだよな。

こういうことがあるとどうしても、韓国はやっぱり「遅れた国」だと思ってしまう。

それは日本が植民地にしていたからではないと思う。

文化的な成熟が遅れたのも日本のせいなんだろうか?


いずれにしても、底にあるのはロシア首相の北方領土訪問。

日本の弱腰が表れていて、尖閣や竹島も右へ倣え、の感がある。

日本はどうすればよいのだろうか。

2012年8月17日金曜日

人類の出現

人類の出現は従来、4百万年から6百万年前とされてきた。

しかし、6百万年から7百万年前の人類の化石が発見されており、ずれが指摘されていた。

これに対し、京都大など日米独英の共同研究チームが、
人類がチンパンジーと分かれたのは、7百万年から8百万年前であると特定したことが、
13日付のアメリカ科学アカデミー紀要に発表された。

研究チームはより精度の高いデータを用い、
ヒトとチンパンジーの世代交代、DNA変異の起きる確率などから、
人類とチンパンジーの祖先が別れた時期を分析した。

特に今回は野生のチンパンジーの世代交代平均年数の精度を高めたと言う。

昔からアウストラロピテクスが4百万年くらい前で、これが人類の起源と言われていたが、
どんどん新しい(古い)化石が発見され、逆にだんだんわからなくなってきた感じが強い。

今後さらに新発見があるのだろうが、この年代あたりが限界になるのだろう。


2012年8月16日木曜日

大和ミュージアム

16日、呉市の大和ミュージアムに家族で出かけた。

行きは高屋から竹原を廻ったが、高速は途中で途切れており、一般道で呉へ、
帰りは呉から高速で広島東に繋がっていた。

10分の一の模型や呉の歴史などさまざまな展示が目を楽しませてくれた。

それから、お好み焼きを食べて、
平清盛の大河ドラマのロケ資料館(名前はなんだったか忘れた)に行った。

松山ケンイチの写真とともに写真を撮ってもらったが、
1000円必要だったので買わなかったら、名刺サイズの写真をくれた。

宮島にも行こうかと思ったが、遅くなりそうだったのでやめた。

あまりいろいろなところには行っていないが、のんびり出来たとは思う。

ちょっとそこまでという感じで、
まあ、あまりばたばたしないのもいいのではないかと思う。

2012年8月15日水曜日

橋下新党

橋下新党が動き始めたようだ。

野田総理の「近いうちに解散」発言に伴って、
今国会中の解散もありとしての、国会進出への動きである。

安倍晋三元総理に対して、中核的な参加も呼びかけているようだが、
自民党での総裁選擁立の動きもあり、まだ見えない部分が多い。

それにしても、山口県。
保守王国は事実だし、自民党がやたら強い県ではある。

しかし、維新と言えば山口県。
安倍元総理が入れば、橋下維新のイメージもより強くなるような気がする。

他にも民主党の松野氏、自民党の松波氏など、
「道州制型統治機構研究会」のつながりもあるし、
「みんなの党」や他の自治体の首長との連携もある。

民、自、公の保守合同対橋下維新の対決構図とかなれば、おもしろいと思う。

それにしても、これらは全部いわゆる保守党なんだよね。

日本は危機に際しては、いつも保守党ががんばるんだね。

2012年8月14日火曜日

謝罪文

韓国サッカー協会から日本サッカー協会へ謝罪文が届いた。

オリンピック男子サッカー3位決定戦終了後、
韓国の朴鐘佑選手が竹島領有を主張するメッセージを掲げたことで、
13日付で韓国サッカー協会から謝罪文を受け取ったというもの。

この韓国選手は本来メダルを取ると兵役の義務が免除されるが、
メダル剥奪に伴って、この選手の兵役の義務は免除されないのではないかということが
取り沙汰されているようだ。

大統領の竹島訪問自体問題があろう。
そういう時期だけに、この選手だけに責任をかぶせるのはかわいそうな気もする。

ただ、韓国は日韓戦にスポーツ以上のものを入れ込んでいると感じられるのは確か。

女子バレーは同じ3位決定戦で日本が勝ったが、政治色はあまり感じられなかった。

むしろ、前評判では分の悪かった日本がよくがんばったと言う感じだったと思う。



2012年8月13日月曜日

ロンドンオリンピック閉幕

日本が日本史上最多のメダルを獲得して、ロンドンオリンピックが終わった。

ホスト国のイギリスはなんと、金メダルが29個。
今後もこんなに多いかというと、まあホスト国だからということもあろう、
普通はそこまで力を入れられない。(お金をかけられない)

中国は北京大会で51個の金メダルをとったが、今回はずいぶん減らした。

いずれにしても、ホスト国の強みはある。

日本も、2020年に東京でオリンピックを開いて、たくさんのメダルを取って欲しいもの。

それが震災からの復興の象徴になればいい、とも思う。

オリンピックは政治や経済から中立でなければならないが、
経済発展の象徴であってもよいとは思う。

ソウルにしても、北京にしても、そのときの経済成長はすごいものがあったと思う。
多少時間差はあるかもしれないが・・。

シドニーやアテネはどうなんだろう?

アテネはちょっと・・・。

これはまあ、先祖がえりみたいな別の視点でみないといけないのだろうな。

それと同様なのがロンドンか・・。

だとすれば、リオの次はこの先祖がえりみたいなので「東京」ってどうかな。

2012年8月12日日曜日

竹島問題

韓国大統領が竹島を訪問したことが、日本側の反発を招いている。

日本側とすればとんでもないことだが、
進展の見られない従軍慰安婦問題などを、
よい方向(韓国にとって)に向かわせるための突破口なのかもしれない。

この問題に対して日本は、
国際司法裁判所(ICJ)への提訴を検討し始めた。

このことに対しても、韓国与党報道官は、
「盗人猛々しい」などと批判した。

国際問題を解決するためには、武力を潔しとしない日本人にとって、
国際司法裁判所に提訴することはほとんど唯一と言っていいくらいの方法である。

さもなくば「泣き寝入り」であるからだ。

ここで変に思うのは、「韓国がICJへの提訴に反対していること」である。

正しいことをしているのなら、どうどうとルールにのっとってそれを主張すればいいじゃないか。

なんで韓国は「司法的な解決」を嫌うのか?

やっぱり「やましいところ」があるんじゃないか。

そうかんぐられてもしかたるまい。

2012年8月11日土曜日

日韓戦

オリンピックの団体競技で、日韓戦が話題になっている。

女子バレーと男子サッカーだ。

いずれも3位決定戦である。

男子サッカーは今朝ほど、2-0で韓国が勝利した。

女子バレーも苦戦が予想されている。

それにしても韓国。
日本が相手だと燃えてくるのがよくわかる。

これは植民地だったことの腹いせなのか。

それとも隣国同士のライバル意識か。

当然両方なんだろうが、そろそろ後者に偏ってもらいたいものだ。

2012年8月10日金曜日

消費増税関連8法案成立

消費増税関連8法案が成立した。

2014年4月に8%、2015年10月に10%となる。
(1997年橋本内閣で3%から5%に引き上げられて以来)

新しい年金制度や後期高齢者医療制度については、
来年度設置される社会保障制度改革国民会議にて。

では、実際に成立した8法案とは、以下のようなものである。
①消費増税関連2法案(8%、10%と段階的にあげること)
②子育て支援関連2法案(保育への民間参入など)
③年金改革2法案(厚生年金と共済年金の一元化など)
④社会保障制度推進改革法案
⑤認定子供園法改正案

さて、問題は「近いうちに」はいつを指すか。衆議院の解散時期である。

輿石さんが今国会に解散できる状況にないと言っていたのは、
それだけ、重要な法案が目白押しだということだったのか。

私としては、今選挙になったら(負けるから)困るという意味かと思った。

2012年8月9日木曜日

伊調香、オリンピック3連覇

柔道も振るわなかったとはいえ、女子柔道は松本が金メダルを取った。

レスリングの女子は、いきなり金メダル2個。

小原日登美と伊調香だ。

もちろん、金メダルの可能性自体は高かった。
伊調はオリンピック2連覇中だったし、小原は世界選手権2連覇中だ。

その期待に応えられるだけの力があったということだろう。

オリンピック3連覇はそう簡単に成し遂げられることではなかろう。

レスリング女子はまだ吉田沙保里がいる。

旗手は金メダルが取れないというジンクスもあるらしいが、
そんなジンクスは突き破って欲しい。

そういえばサッカーも男子は準決勝で涙を飲んだ。
なでしこは決勝進出を決めている。

男子は予選落ちした、バレーも中国に勝って準決勝進出だし、
女子の活躍が目立つのはどういうことなのか。

日本人は男子より女子がすごいのだろうか。
そうかもしれない。



2012年8月8日水曜日

夏の甲子園、開幕

夏の甲子園が開幕した。

柔道からレスリングへ、水泳から陸上へ。

オリンピックも後半戦へ突入!

そして、夏の甲子園が開幕した。

まさにオリンピックイヤーの熱い夏。

選手宣誓、始球式では、被災球児たちが、活躍したらしい・・。

っていうのは、テレビすら全然見ていないから。

高野連会長の挨拶では、「オリンピックに負けないように」との言葉もあったようだ。

今回は特にヘリコプターからの始球式があったとも。


暦の上では秋が来て、夜は少しすずしさを感じないでもない。
それにしても、日中は暑い。

暑さには熱さで対抗しよう。

自身も充実の夏へ。




2012年8月7日火曜日

立秋

昨夜は、この夏、もっとも寝苦しい夜だった。

暦の上では秋が来るというのに。

二十四節季のひとつの「立秋」。

8月7日か8日がこれにあたるわけだ。

だから、その前の日が節分ということなのだろう。

真夏に節分もへったくれもないが、スーパーで恵方巻を売っていたので、それとわかった。

でも、真夏ではやっぱり、気分がでないなあ。

うなぎじゃないと。

でも、もしかして恵方巻夏バージョンとして、
巻きずしの中にうなぎが入っていたらおもしろいかもしれない。

あなごまきならぬ「うなぎまき」である。

うまいことやれば流行るかもしれない。

小僧寿しとかやんないかな。

あまり食べようとは思わないけれど。

2012年8月6日月曜日

近代5種競技

なぜ突然、近代5種競技なんだろう?

以前、読んだ高石ともやさんのエッセイを読んだ時、
近代5種は戦争の象徴だが、トライアスロンは平和の象徴だと言うことを書いていたのを
思い出したからだ。

なぜ思い出したかはわからない。

オリンピックや平和の話題が多かったから、
それとのからみで芋づる式に思い出しただけだろうと思う。

近代5種競技は、マラソンの故事と違って、ナポレオン時代のフランスの故事に基づく。

敵陣を突っ切って自陣に戦果を報告するために、騎兵将校は
馬で敵陣に乗り込み、敵を銃と剣で打ち倒し、川を泳いで渡り、丘を走り抜けた。

このことから、
フェンシング、射撃、馬術、水泳、ランニングの5種目の得点を総合して争うようになった。

それに対し、マラソンも水泳も自転車もただ単に距離が長いだけ。
単調にしかも飽きずにそれを続けるところに意義があるトライアスロンは、
平和の象徴であるとの論旨だったと思う。

平和とは「忍耐」と関係がある。「冷静」と関係がある。
江戸時代という類まれな平和を生み出した徳川家康の東照公遺訓なんかがそんな感じだ。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しだっけ。

平和の戦いは「熱くなった方が負け」だと思う。



2012年8月5日日曜日

原発について

福島の被害にあった人たちが、原発に反対する姿が放映されていた。

「ふるさとを失くした人」「大切な人をなくした人」の言葉は重い。

彼らの言葉を聞けば、あるいはもし自分がその立場だったら、
私自身、原発に反対しているかもしれない。

しかし、私は彼らの言葉にどうしても違和感を覚えるのだ。

「ふるさとを失くしたひとのことを考えれば、原発再稼動などできるわけがない。」
そう言い切る彼らだが、
彼らがふるさとを失くしたのは、ほんとうに原発のせいなのか?

事実、国会の事故調では、「人災」決め付けている。
であれば、「原発」そのものにその矛先を向けるのはおかしくはないか?

人災なら人災で、人を糾弾し、責任を取らせるのが筋なのではないか。
「原発」自体に責任はないというなら。

いかに過失がなかろうと、事故があったなら、それを作った人に責任がある。
それは「製造物」だけに限ったことではない。

反原発が反戦争のように感情論に流されてしまっては、
多くの支持を得ることはできないだろう。

原発はまず、それにかかわる組織を整えるべきだ。
再稼動はその上ですればいい。


2012年8月4日土曜日

日本柔道男子、金メダルゼロ

オリンピックで柔道が正式種目になって以来、ずっと取り続けてきた金メダルが、
ロンドンオリンピックではゼロに終わった。

男女あらゆる階級で見ると、女子の松本がただひとり金メダル。

伝統の柔道男子からするとありえない結果ではある。

男女7階級合わせて、56個のメダルは23の国と地域に分け与えられた。

この現象をどうとらえるか?
日本の凋落と見るのが自然なのだろうが、(事実篠原監督は辞任を示唆しているとも聞く)
日本発祥の柔道が国際化したことの表れとも言えるのではないか。

日本人が優勝するのがよいのであれば、
国際化しないで、国技として伝統を守り続ければいい。

柔道が「国際化」を選んだ時点で、いつかはこうなることがわかっていのだと思う。

世界選手権でも、金メダルはほとんどなくなっていた。
今回のオリンピックで金メダルが取れなくても、決しておかしな状況とはいえない。

判定にビデオが持ち込まれだした昨今、
われわれはここまで国際化した柔道を喜んでやるべきかもしれない。

2012年8月3日金曜日

オリンピック開催地

2008年は北京だった。その前の2004年がアテネ。

2000年はQちゃんが優勝したシドニー。

1996年がアトランタで1992年がバルセロナだ。
鈴木大地がバサロ泳法で金メダルを取ったのがバルセロナだったよなあ。
バルセロナとアトランタの両方でメダルを取ったのが有森裕子だ。

ソウルは1988年と80年代だったっけ。ずいぶん遡るなあ。

1984年がロサンゼルス、1880年がモスクワだ。
この二つは冷戦のため、政治的に利用されたんだ。

モスクワに出られなかった山下がかわいそうだったんだなあ。

1976年がモントリオール。1972年はミュンヘンだ。
アニメ「ミュンヘンへの道」で男子バレーがリアルタイムで金メダルを取った。

1968年がメキシコで日本サッカーが3位に入り銅メダルを獲得した。

そして1964年が東京だったわけだ。

2012年8月2日木曜日

内村、個人総合金メダル

体操男子の内村航平が個人総合で金メダルを獲得した。

北京で銀、世界選手権で金と、
今回のオリンピックでは当然のように金メダルが期待されいた内村航平。

「夢のようだ」とのコメントは残しているが、見ているわれわれは当然と考えている。
それがプレッシャーとなり、予選での失敗を招いたのかもしれない。

まあ、だからこそのコメントと言えるのかもしれない。

1984年以来、28年ぶりのこの種目の金メダル。

男子体操の頂点とも言うべき種目なだけに、特に欲しかった金メダルではある。

また、この金メダルは予選での失敗、団体での結果2位を受けて、
確実に金メダルを取るために、F難度の技を封印したという。

「夢のよう」には、冷静な客観的判断が必要なようである。


2012年8月1日水曜日

わざと負けて失格!

ロンドンオリンピックバドミントンの女子ダブルス1次リーグにて、
無気力な試合をしたとされる、中国、韓国(2組)、インドネシアの4組8人の選手に対して、
世界バドミントン連盟は、全員失格にした。

中国は世界ランク1位のペアで、韓国と戦ったが、双方負けようとする戦いで、
特に中国側がひどく、実際にこの世界ランク1位の中国のペアが負けた。

中国のペアはこの試合で負ければ、グループを2位通過。
世界ランク2位のもうひとつの中国ペアとはあたらずにすみ、
上位を独占できるというメリットがあった。

2位通過による、韓国側のメリットは、
準々決勝で韓国同士の対戦となり、確実に韓国勢が準決勝に進めるというものであった。

もうひとつの試合は、別の韓国ペアとインドネシアペアとの対戦。
こちらも互いのメリットのため、2位通過を狙ってわざと負けようとした。

しかし、それにしても、「2位通過ねらいがなぜ悪い」という疑念が残る。
甲子園ですら松井に4連続フォアボールを与えた投手に退場を命じていない。(あたりまえ)

失格になった選手は「勝つための敗北」を選んだのだと思う。

結果的に勝つために、目の前の試合をわざと落とすのは、
いいことだとは思わない。

けれど、ルールがそうなっている以上、そういうことがおこっても仕方がないのではないか。
正すべきはルールの方であるように、私は思う。

2012年7月31日火曜日

くつがえる判定

7月29日、男子66キロ級柔道海老沼匡選手とソウ凖好(韓国)選手の試合で
両者ポイントをとらないまま、判定に持ち込まれた際、
主審副審の3人が3人ともソウ選手に旗をあげた。

そこにジュリーと呼ばれる陪審員が出てきて、なにやら指摘。
再度判定を取り直すと今度は、3人とも海老沼選手に旗をあげた。

このジュリー。一体、何者?と思わずにはいられない。

柔道では国際大会で勝者と敗者を間違うケースが多く発生したため、
1994年からジュリー制度が取り入れられた。

2006年のビデオ判定導入から、口を出すケースが増えたと言う。
まあ、ビデオ判定が入るとそういうことになるのかなあ、と思わないではない。

それにしても、3人の審判がソウ選手に旗をあげたときの篠原監督の唖然とした表情はなかった。

篠原監督が現役のとき、オリンピックで審判の判定に泣いたのは、記憶に残っている。
そういう意味では、これは正しい流れなのかもしれない。

そしてまた、体操男子団体において、内村選手の演技に対する判定が覆った。
結果、日本は4位から2位に浮上。銀メダルを獲得することになる。

審判が絶対でなくなると、ルールが成り立たなくなるのではないか。
しかし、ビデオが取り入れられることでより正しい判定がなされることは、
正々堂々プレイする選手にとってもよいことだと思う。

ルールは時代とともに変わっていいのだとも思う。

2012年7月30日月曜日

見てのとおりです。

数々の語録を残してきた「北嶋康介」

2004年:チョー気持ちいい。(アテネオリンピック)
2006年:泳ぐのは僕だ。(レーザーレーサー騒動時)
2008年:なんもいえねー。(北京オリンピック)
2012年:29歳しんどかった。(ロンドンオリンピック出場を決めた日本選手権)
2012年:涙が止まらないよ。(ダーレオーエンの死に際して)

今回は「見てのとおりです。」
語録には載らないかもしれないかな。

でも、まあ北嶋はよくがんばったと思う。
3連覇もしなくていい。できたらそれにこしたことはなかったけれど。

ピークは超えているんだから。
2連覇で十分スゴイ。

でも、これからどういう形で、人々の前に出るのだろう?
キャスターとかするのかなあ。

2012年7月29日日曜日

ロンドンオリンピック開幕

7月27日午後9時(日本時間では28日午前5時)、ロンドンオリンピックが開幕した。
(時間が8時間しかずれていないのはサマータイム制の影響)

また、開幕前にサッカーがあり、日本は男女ともに勝ち星をあげている。

ロンドンオリンピックの正式名称は「弟30回夏季五輪競技大会」
ロンドンで開かれるのは史上3度目。(3度目は初)

開会式ではイギリスの伝統的な田園風景や産業革命の様子が再現されるなど、
イギリスの誇りが表現されていた。

入場行進では日本はウサインボルトのジャマイカの次、95番目で登場した。

旗手を務めた吉田沙保里は、
「旗にはオリンピックの重みが感じられた。
メダルを目指してがんばろうというきもちをさらに強くした。」と語った。

2012年7月28日土曜日

日本人女性の平均寿命が世界一から転落

平均寿命さんがエヴェレストから転落したのかと思った。

日本人女性の平均寿命は、ずっと世界一だったんだよね。
なんと2010年まで26年間、一位を保ち続けていたんだ。

2011年の日本人女性の平均寿命は85.9歳。

香港は86.7歳だから約0.8歳差をつけられたようだ。
日本の前年比較だと、0.4歳低くなったという。

寿命なんて高ければよいというものでもないのだろうが、
寿命が高いといくことは、その国がいかに幸せかということも示していると思う。

もちろん、それだけで表されることではないが・・。
そういう意味では、なんらかの「不幸」があっただろうことは、想像される。

それが、東日本の震災であることは想像に難くない。
しかし、東日本の震災がそんなところまで影響があるなんて。

東日本の震災はほんとうにおおきな出来事だったんだな。

ちなみに男性は8位から9位に下がっている。
震災の影響は男女ともにあった。

あたりまえだけど。

2012年7月27日金曜日

サムライ、無敵艦隊を撃沈

そんな見出しがあった。(新聞ではない)

男子サッカーオリンピック日本代表が優勝候補の筆頭スペインに勝ったのだ。

まさに大金星。番狂わせ。

オリンピックはフル代表じゃないから、そういうことがあってもいいわけだ。

なにせ日本サッカーはメキシコオリンピックで銅メダルを取っている。

これはもしかして・・と思わせてくれる一戦だった。

おかげで最初から最後まで全部テレビ観戦してしまった。

大津のゴールでオオッと思った人は多かろう。
敵のレッドカードで日本優位は揺るがないものになった。

しかもその後守りきるのではなく、攻め続けた。

もう何点か入っていてもおかしくないし、
事実スペインのマスコミもよく1点ですんだなあ、と言っていた。(スペイン語で)

確かにボールを支配していた時間はスペインの方が長かった。
しかし、カウンターが効いたと思う。

そういう意味では、決定率が低く、それがむしろ課題だともいえた。

ただこの試合は勝つだけでいい。
勝つことがこまかいさまざまなことより優先された。

それほど日本が勝つとは思っていなかっただろう。

日本人が日本をひいきするのはあたりまえだ。
だからと言って、「勝てるだろう」と思っていた人は少なかったはずだ。

初戦に勝ったからと言って何が得られたわけではない。
これに慢心することなく、1試合1試合大切に勝ち進んで欲しい。

2012年7月26日木曜日

なでしこ白星発進

「なでしこ」こと日本女子サッカー代表チームがオリンピック初戦にて、
カナダを2-1で破り、勝ち点3をあげた。

初戦なので、まず勝つことが大切だった。

オリンピックなので、対戦する相手はどこも強豪。
ちなみにカナダは世界ランク7位である。

先制点は川澄。前半33分、大野からのバックパスに反応し、一直線にゴールにたたきこんだ。

2点目は湯郷ベルの宮間のヘディング。

後半になって、1点取られたが、守りに入ることなく、攻め続けた。

GK福元(湯郷ベル)は、この1点をについて、
守備との連携がまだ不足していることを課題に挙げた。

なでしこ金メダルめざして がんばれ!

2012年7月25日水曜日

4増4減

参議院選の1票の格差是正のため、定数を4増やし4減らすという案でまとまりそうである。

参議院の議員定数の242が変わるわけではない。

具体的には、神奈川、大阪(定数各6)の定数を2増やし、
福島、岐阜(定数各4)を2減らすというもの。

一度に2ずつ増やしたり減らしたりしなくても、1を使った方がきれいになりそうだとも思うのだが、
参議院議員は、3年ごとに半数ずつ改選という特殊な選挙形態をとっているため、
偶数にしないとかえってめんどくさいのかもしれないと思う。

たぶん、一番これが簡単で、効果のある方法なのだろう。

とはいえ、この結果の1票の格差は、最大で4.746倍。
確かに2010年の選挙の時の5倍よりはいいのだが、
2009年、最高裁が国会に格差是正を求めた時の、4.86倍とほとんどかわらない。

これでいいのかなあ。

2012年7月24日火曜日

イチロー、ヤンキースへ

アメリカ大リーグ、シアトルマリナーズのイチロー外野手が、
ニューヨークヤンキースに移籍し、さっそく古巣マリナーズ相手に1安打1盗塁を決めた。

しかし、イチローも38歳。
衰えは見せないといっても、やはり年齢から来る衰えは目に見えない形で進行しているのだろう。

新背番号は31。

51はバーニーウィリアムズ氏が現役時代につけていた背番号だからだ。
実績はそれ以上とは言え、気が引けるのはあたりまえ。

当たらし背番号を自分のもにしたい、というイチロー。

まえまえから、イチローに食指を伸ばしていた、ヤンキース。
イチロー選手にとって、今回のトレードは遅きに失した感はある。

やっぱりもっと旬のときに、ヤンキースに行っていたら・・という思いもあるからだ。

とはいえ、イチロー選手にはまだまだ輝いていてもらいたい。
そして、この移籍がそのためによい影響をもたらしてくれたらいい、
そんなことを願っている。

2012年7月23日月曜日

日馬富士優勝

大相撲名古屋場所は22日に千秋楽を迎えた。

ここまでに横綱白鵬と大関日馬富士がともに全勝できていただけに、
千秋楽は否が応でも盛り上がった。

結果としては日馬富士が白鵬をよりきり、6場所ぶりに優勝した。

来場所日馬富士が優勝すれば、2場所連続優勝ということで、横綱昇進はまちがいない。

13勝以上勝てば横綱昇進の議論の対象になるという。

ひとり横綱では白鵬にかかる負担が大きすぎる。

そういう意味では、日馬富士に来場所優勝して横綱になってもらいたい。

そして白鵬には息の長い横綱であってもらいたい。

塗り替えられなかった記録もあるが、
数々の記録を塗り替えた大横綱であるから。

2012年7月22日日曜日

夏本番

多くの小中学校は7月21日から夏休みに入っている。

ちなみに今日(7月22日)を基準に考えると、

ロンドンオリンピック開幕(7月27日)まで、あと6日。

夏の甲子園開幕(8月8日)まで、あと17日。

まさに夏本番。

甲子園などは毎年のことで、これに夏を実感する人も多い。

まさに夏の風物詩。
季語とかになって、歳時記に載るかも。

今年はそれに加えて、ロンドンオリンピック。

柔道やレスリング、体操、水泳などの種目に金メダルの期待がかかる。

これはこれ、まさに夏の祭典である。

2020年だっけ、東京が招致に名乗りをあげている。


北京は上り坂だが、アテネは下り坂だった。

リオデジャネイロは上り坂だがロンドンは下り坂のような気がする。

この順番だと20年は下り坂の東京がきそうではある。


いずれにせよ、熱い夏本番!



2012年7月21日土曜日

WBC不参加表明

労組日本プロ野球選手会が、
来年3月の弟3回ワールドベースボールクラッシックに、参加しないことを表明した。

理由は新井会長(阪神)によると、
「主催者側が代表チームのスポンサー権などを参加国に認めないから。」

日本からのスポンサー料やグッヅライセンス収入なども
すべて大会運営会社に入る仕組みになっている。

しかし、なんでそんなことを選手会が言わないければならないのか?

仕組みそれ自体は、「さもありなん」である。
なにしろアメリカですから。
間違っていれば、文句を言うのがあたりまえ。言わなければ黒も白になる。

だとすれば、労働組合ではなく、経営者側が文句を言うべきだと思う。
この場合はNPBなんだろうね。

NPBは一体何やっているんだろうね。

2012年7月20日金曜日

山鉾

朝日新聞の記事をネットで見ていたら、「山鉾」というのがあった。

うん、これって、台所にあったお菓子じゃないかなと思って、
「山鉾」が載っている記事を読んだ。

大分県日田市の夏を彩る国指定重要文化財だとか。

19日夜、JR日田駅前広場にて「日田祇園」の山鉾8基がそろい、
「集団顔見世」(かおみせと読むらしい)があった。

祭りの本番は21,22日。

豪雨に見舞われた日田市だが、この山鉾がある地域は比較的軽い被災ですんだとか。

神々もこれを見たかったのかな?

で、なんで台所にここのみやげらしきおまんじゅう(もち?)があったのか、
それは謎だ。

2012年7月19日木曜日

活断層

北陸電力志賀原発の直下に、活断層があるらしい。

本日の天声人語には、識者の声として 「よく審査を通ったなとあきれている」とある。
「典型的な活断層」らしい。

これで、もし、地震で事故が起これば、まさに「人災」だろう。

こんなことが平気で通っている現在のシステムそのものに問題があるのは確か。

私は、やみくもに「原発反対」を唱えるものではないが、
こんな話を聞けば、やみくもに「原発反対」を唱える人たちの気持ちもわかろうというもの。

いわゆる「原子力ムラ」のなせるわざなのだろうか?

地震自体は現代の科学ではまだ予知できないが、どこでおこりやすいか、
あるいはおこったとしたら、どのくらいの規模なのか、とかはある程度は計算できると思う。

それもわからないのなら、
原発を作るのは(元あったものを稼動させることも含めて)やめてほしいし、
多分、そこまで科学遅れていないだろう。

その程度には信用している。
そのわかる範囲で、安全性を確かめた上で、原発を作るなり、稼動させるなりして欲しい。

再稼動している大飯原発にしても、そういう意味での点検が終わったわけではない。

そこのところをきちんとして欲しい。それを切に望むものである。

2012年7月18日水曜日

猛暑

17日の朝のTVニュースだったか、ラジオ番組だったかで、
「昨日の雨がやんだら、まるで梅雨が明けたみたいに、青い空が広がっています。」
と、いうアナウンス流れた。

私はてっきりまだ「梅雨明けはしないのだろう。」と思っていたら、
17日のうちに、「梅雨明け宣言」がされたようだった。

ちょっと癪にさわるなと思っているのも束の間、「アツいぜ!」
とんでもない「猛暑」となった。

群馬県館林では、39.2度を観測しており、
最高記録とかではないとは言うものの、これから「節電」という時期ではあるから、
まさに「出鼻をくじかれたよう」である。

地球環境のためというより、あきらかにお金の節約のために、
家ではあまりエアコンを使わない。

だから、「アツいぜ!」

いそいそと仕事に出かけるわけである。

2012年7月17日火曜日

北朝鮮情勢

北朝鮮の国内情勢が動いているようだ。

金正恩弟1書記の後見人ともされる
第1書記の側近中の側近、李英鍋(リ・ヨンホ)軍総参謀長が解任されたと言う。

もちろん、急病説もあり、理由は不明であるが、
北朝鮮政府内部になんらかの大きな動きがあったと見ていいだろう。

この李英鍋の解任も大きな出来事だが、
特に人目を引くのは、テレビカメラに写る第一書記と親しげに話す女性の存在。

金第一書記の夫人か妹などの親族かというところである。

最近またテレビに映って話題になっていた。

でも、考えてみれば、
そんなこともわからない北朝鮮って一体どういう国なんだ?と、思わなくもない。

拉致問題はいまだ解決の糸口さえつかめず、国と国との話題にすらのぼらない。

私の知り合いは、1990年代の半ば頃、
北朝鮮は21世紀に入るころにはもうないかもしれない。と、
まことしやかに語っていた。

もちろん、「かもしれない」に過ぎなかったが、私はそれなりの信憑性をもって聞いていた。

少なくとも今の体制が変わるのは、時間の問題なのだろう。

「アラブの春」の続きは、アジアだろうと思うのだが。



2012年7月16日月曜日

3連休

気がついたら、世間が言うところの3連休の最終日である。

もちろん、自分にとっての3連休などではない。

この3日間はいつもよりいそがしいくらいだ。

まず土曜日。退職した先生の代わりの授業がずっと続いている。
(今期終了までいきそうである。)

次に日曜日。これは予定通りの出社ではあるが、模試の日にあたっていたので、
いそがしいことになった。

しかも、授業の先生もいて人手が足りないのに、どこからもヘルプが来なかった。

なんてこった。終わったのは9時近く。
優に13時間を超える拘束時間。

休憩もご飯を食べる時だけだから、20分もなかったと思う。
労働時間意外ももちろん労働だから、正直きつかった。

家に帰っておふろに入ったらとても気持ちよかった。

で、今日最終日になったわけだが、祝日にもかかわらず、通常通り授業がある。

なんか俗世とかけ離れた生活を送っている感じがする。

2012年7月15日日曜日

集中豪雨

九州地方を中心に「これまでに経験したことがないような大雨」が降っている。
この予報のこの表現も気象庁で決まってから初めて使われたらしい。

3,4日前のニュースではしきりにそのことを言っていた。

1時間に100mmを超える大雨などこれまでに経験しことはない。
だから記録になっている。

降り始めて500mmを超える雨も、ふつうではない。
雨の少ないこのあたりだと、半年分近くの雨になるだろう。

そして、「これまで経験したことのない大雨」により、多くの人が亡くなっている。

20人前後の人が亡くなっているというのも、
集中豪雨の被害としてはかなり大きいだろう。

台風のように風を伴うわけではないから、
逃げさえすれば大丈夫だろうと思わぬわけでもないのだが、
それが、逃げ慣れてもいない。

しかも、地形によって天気は変わるから、
細かい地区で予測するのは案外難しいらしい。

まあ、何にしてもこの天気。
異常気象なのか梅雨だからあたりまえなのか。

そのへんの按配が難しい。
あたりまえにしては、厳しいような気はするが。

2012年7月14日土曜日

富岡製糸場(再)

明治時代の殖産興業を象徴する工場として有名な「富岡製糸場」が、
7月12日、文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会において、
「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、世界遺産へ推薦することを了承した。

いわゆる官営模範工場のひとつとして、
歴史の教科書や資料集にその写真が掲載されることも多いから、
「富岡製糸場」の名前を聞いたことがない人は少ないだろう。

明治維新のころ、日本の品で外貨が稼げると言えば、生糸か茶ぐらいしかなかったのだろう。

中でも生糸は開国時のもっとも重要な輸出品であった。

しかし、産業革命の進んだヨーロッパに比べると、その品質はよいとは言えなかった。

そこで、近代的な工場を作る必要があった。
ウランス人技師、ポールブリューナの指導で、機械化をすすめた工場を、
養蚕業の進んだ群馬県富岡に作ったわけである。

明治5(1872年)年に創業、明治35年に払い下げ、昭和14年に片倉工業の所有となり、
昭和62年(1987年)まで創業を続けた。

現在、この「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、
再来年、平成26年の世界遺産登録をめざすことになっている。


※(再)昨日同じタイトルで書いたのにすっかり忘れてまた書いたことによる)

2012年7月13日金曜日

富岡製糸場

文化庁は富岡製糸場を世界遺産に推薦する方針を固めた。

9月末までに正式に決定し、2014年の登録を目指すようだ。

世界文化遺産は中国地方にも、宮島、原爆ドーム、石見銀山、
お隣の兵庫県には、姫路城などがあり、結構なじみが深い。

富岡製糸場は、明治時代の殖産興業のところで、教科書でもおなじみだ。
挿絵もよく挿入されている。

作った糸は、生糸。
当時の日本からの輸出の中でNo.1の商品だ。

1893年に民間に払い下げられ、1987年まで稼動したとのこと。

ちなみに、稼動は1872年、廃藩置県の翌年である。
当時養蚕が盛んだった群馬県富岡市に設置されたものである。

世界遺産に登録されるといいと思う。

2012年7月12日木曜日

パンダの赤ちゃん

パンダの赤ちゃんが死んでしまった。

かわいそうの一言。

あまりいい意味ではないが、
「客寄せパンダ」という言葉があるように、パンダは客を寄せてくれる。

商店街などはパンダの赤ちゃん誕生に大賑わいだった。

シンシンが子育てを放棄したところから、「えっ」という感じはあった。
一時的に保育器で育てていたのは、それはそれで正解だったらしい。

一方でシンシンに返したのも正解というから、何がどう悪かったのかはよくわらない。

気管支にお乳を詰まらせたのが死因と言うから、
保育器に入れて育てた期間にも問題があったように思われるが。

パンダは日中友好の証。
何度失敗してもまた次に期待して努力を続けて欲しい。

その姿勢こそが日中友好の証だと思う。

「へたれパンダ」もそれはそれで癒されるけれど。






2012年7月11日水曜日

国民の生活が第一

妙な党名の政党が生まれた。
スローガンがそのまま政党名になったからだ。

ネーミングにそれなりのセンスは感じられるものの、
「言い得て妙」というものではない。

単なる「妙」だ。

これはどうしてそうなるのかと考えたが、
やはり「小沢さん」と「国民の生活が第一」のイメージがダブらないからだ。

小沢さん=選挙に強い  小沢さん=壊し屋

こういったイメージが強く、今回の新党結成にしても、そのイメージ通りというだけで、
多くの国民には、必ずしも国民のことを第一に考えているとは思えないのだ。

だから単なる「妙」な政党名になったのだと思う。

「小沢さん」のイメージどおりに名をつけるとすると、
「議員の生活が第一」つまり「選挙で当選するのが第一」だと思う。

まっ、だからこそこんな政党名になったんだろうけれど。





2012年7月10日火曜日

太陽光発電

このほど、九州工大の学生が作った衛生が、
宇宙での太陽電池発電の世界最高記録を打ち立てた。

5月にH2Aロケットで打ち上げた衛星のうちのひとつだったらしい。

330~350ボルトの安定した電圧で約30分間発電したらしい。
なにしろ、これまでの記録が160ボルトというから、その2倍以上である。

最近、エコキュートの宣伝で廻ってきた人に、太陽光発電の話を聞いた。

あんなこと金持ちがボランティアでやるもんだと思っていたら、
意外に「庶民が儲かるレベルの話」だと言う。

へたに株とか土地に手を出すより、賢いのかなあと思いはじめた。

そりゃまあ、孫正義が手を出しているくらいだから、
儲かる話なんだろうという気はしなくもないのだが。

なんにせよ驚いた。
正直、手を出そうかな、と思ったぐらいだ。

以前理大の研究室かなんかが
ものすごい発電効率のいい物質を開発したの目にした記憶がある。

そのときは商品化されるのには時間がかかると言うことだったが、
あれは結局どうなったのだろう?

何か障害が発生したのだろうか?
このところそのうわさすら聞かないが・・。

何にしても、これからまだまだなにがあるかわからない太陽光発電である。







2012年7月9日月曜日

民主党と自民党の連立

消費増税法案の成り行きをみていると、民主党と自民党の連立政権は確かに考えられる。
安定多数を取ろうと思えば、当然の結末かもしれない。

小沢さんが新党を作り、維新の会やみんなの党などさまざまな連立の枠組みも考えられ、
小沢さんの新党を軸に、政界が再編されるのは必至だと思う。

先日の朝日新聞の世論調査では、「民主・自民の連立政権」が36%でもっとも多かった。
いや、最も多かったのは「わからない」でこれが47%であった。

「わからない」がこれほど多くなったのは、
民主党を支持して政権交代を実現したものの、
結果が全然思わしくなく、これじゃあ自民党時代と同じじゃないか、と考えたのではないかと思う。

現在、いわゆる「無党派」層が6割を超えていると言う。

その表れともいえるが、もっとも支持を集めていた民主党が、
支持をうしなって行き場をなくしているともいえる。

11月の解散がささやかれている昨今、
政界再編は、想像上のことではなくなっている。

2012年7月8日日曜日

シェールオイルガス

秋田で良質なシェールオイルガスが発見されたと言う。

南鳥島近海で発見されたレアメタル鉱床のことを思うとき、
日本も資源大国になるのかなあって、ちょっと希望的なことを考えたりする。

たとえば、オーストラリアのように、資源を輸出してお金が入ってきたりしたら、
日本の国もかわってしまうだろうなあ、と思う。

ブルネイのように無税国家とかならないかなあ。ならんだろう。

でもまあ、資源が豊富にあるとよいことがたくさんあると思う。

やはり原料が安く手に入るから、製品も少し安くなる。
産業の空洞化なんてのにも歯止めがかけられるかもしれない。

かつて、東大を出て、石炭産業に就職していたように、
高学歴のレアメタルやシェールガス掘りが出てくるかもしれない。

だって、それで日本が救われるとしたら、
日本のリーダーとして、使命感にも燃えるものがあるだろう。

日本が斜陽だといわれないようになりたいと思う。

2012年7月7日土曜日

パンダの赤ちゃん

東京上野でパンダに赤ちゃんがうまれた。

かなり見づらいけれど・・

ホワンホワンがユウユウを産んで、24年ぶりになると言う。

上野のパンダと言えば、1972年日中共同声明のときの
ランランとカンカンの記憶が一番印象的だが、
それ以降もよくニュースになっていた。

政治的な利害関係はともかく、日中友好の印であることには違いない。

和歌山県のアドベンチャーワールドには、もっとたくさんのパンダがいる。

なんかごろごろいて、ありがたみが少ない。

自然交配と言うことで、シンシンとリーリーはとても仲がよいみたいだ。

日本と中国も積年のうらみつらみを乗り越えて、仲良くいきたいものである。

2012年7月6日金曜日

原発国会事故調

原発国会事故調は、福島の原発事故を「人災」と断定。

って、言うことは、原発事故は防げたということになる。

逆に取れば、ちゃんと機能するシステムにすれば、原発は容認されるべきだとも言える。

原発事故は、想定を超える自然災害で防ぎようがないものだとすれば、
原発による発電ををやめるしかない。

しかし、防ぎようがあるのならば、再生可能エネルギーによる世界を作るまでの、
橋渡し期間として、原子力を利用することは可能なのではないか。

現在の再生可能エネルギー技術段階を考えれば、そうあるべきだとも思う。

ほんとうにあの事故は想定範囲内の災害による「人災」だったのか?

あれだけ検証してそうならば、そうだと思わざるを得ないし、
一般国民はそれを信じるしかない。

これをもとにより確かな安全対策をして、原子力発電再稼動につなげてもらいたい。

2012年7月5日木曜日

ヒッグス素粒子

今日の朝日新聞の弟1面は「ヒッグス素粒子」の発見。
でも、なんでそんなことが1面トップ記事なんだろう。

疑問に思わぬでもない、って言うより、ヒッグス素粒子って何だ。
そもそも素粒子って何なんだ?

そこからわからないから、何がすごいのか全然わからない。

アインシュタインの相対性理論くらいすごいのかなあ。
だとすれば、すごいよな、ってぐらい。

まあアインシュタインの相対理論にしろ、何がどうすごいかわかっているわけではない。
でもまあ、すごいといことぐらいはわかるから、
ヒッグス素粒子なんてのも、そのうちだんだんすごいことがわかってくるのかもしれない。

もともと物質を細かくしていった最後が原子だったはず。
今度はそれをさらに細かくして、素粒子とかの話になるんだったと思う。

18種類の素粒子があって、
そのうちの1種類、ヒッグス素粒子だけがまだ見つかっていなかったらしい。

だから、世紀の大発見ってことになるのだろう。

我が社が小学生の英語で採用している「レプトン」もこの素粒子のひとつの名前らしい。

物質に質量を与えたのがこの素粒子ということだから、やっぱりすごいのだろう。
宇宙の謎を解明する手がかりとなるというから、とにかくすごいのだろう。

なにがなんだかよくわからないがすごいということだけは確かなようだ。

まあねえ、この時代に新大陸が発見されるわけもないしねえ。
現代のスゴイ発見というものは、そういうものなんだろうねえ。

2012年7月3日火曜日

キム・ヨナ

浅田真央のライバル、キムヨナ。

ジュニアからのライバルで、ジュニアのころは浅田真央が一歩リードって言う感じだったと思う。

オリンピックでは、キムヨナの方が金メダル。
このころになると、浅田真央の不調もあり、圧倒的な差がついていたと思う。

成長過程の中で、体が大きくなる分だけ身体能力が強くならなければならないのに、
それがついていかなかった。それに多感な時期の精神的なものもあっただろう。

浅田真央は復調したころ、母親をなくしている。

そういった中で、金メダルを取って以降、キムヨナはほとんど大会に出場していない。

どうしたんだろう?という思いはあった。
一休みとは言え、長すぎるきらいがったから。

そのキムヨナが2014年のソチ五輪後の引退の意向を示した。

オリンピックで金メダルを取れなかった真央ちゃんと、とったキムヨナ。

それぞれのその後の苦労がわかる気がする。
でも、私は真央の方が苦難から逃げていない気がする。

正面からぶつかっている気がする。
それはある意味かっこ悪いかもしれないけれど、
人間的には真央ちゃんの方が好きだな。

2012年7月2日月曜日

大飯原発再稼動

大飯原発3号機が再稼動している。

2日午前6時には「臨界」に達したと発表。
最短で4日には発電開始。8日にはフル稼働する見通しである。

この夏は平年並みだといわれているので、予定通りなら計画停電とかはないだろう。

それでも、機械の故障は100%ないといえるわけではないし、
気温なんて自然現象なのであたる確率100%はありえない。

その日の天気だってはずれることがあるくらいだから。

原発と節電の両方で今夏は乗り切れそうではある。

それにしても、再稼動反対のデモは最後まで続いた。
彼らには反対すべき理由があると思う。

しかし、原発安全性なんて素人にはわからないと思う。

だから、だれかに下駄を預けるというのではなく、
だから、なんでも反対というのではなく、
科学的にきちんと調べて、こうだから安全と言うのを公表してもらいたいと思う。

できればわかりやすく。
原発がある地区の人たちに「杞憂」におびえることなく暮らしてほしい。

それこそ現在、空を飛んでいる飛行機が墜落する確率と
原発が放射能を漏らす事故が起こる可能性はどっちが高いのか?

かといって、オスプレイとの比較では叱られそうだが・・。



2012年7月1日日曜日

人類の出現

29日が休みだったので、図書館で「こんなに変わった歴史教科書」という本を借りてきた。

現在の教科書(と言っても、2006年あたりだから、いわゆる旧指導要領ではある)と
1972年あたりの教科書を比べている。

ちょうど私が習ったころのものなので、その違いがとてもよくわかる・・・はずなのだが。

とりあえず、
「人類の出現」はむかしの教科書なら「アウストラロピテクス」だと思っていたら、
72年あたりの教科書では「よくわかっていない」という記述だったらしい。

昔も今も、「アウストラロピテクス」とは書いていなかった(書いていない)らしい。
その方が自分にとっては驚きである。

それはそれとして、
1924年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アフリカヌス」

1974年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アファレンシス」
これが約400万年前の猿人らしい。

多分、これを覚えているのだろうと思う。

さらに
1994年に「アルディピクテス・ラミダス」(約440万年前)
2001年に「オロリン・ツルゲネンシス」(約600万年前)
2002年に「サヘラントロプス・チャデンシス」(約700万年前)

と、どんどんさかのぼっている。

いずれにしても、最古の人類はアウストラロピテクスではなくなっている。
とりあえず、「猿人」ということでいいのだろう。

2012年6月30日土曜日

日経平均終値で9000円台

日経平均が終値で9000円台に入った。
5月10日以来ではあるから、約1か月半ぶりである。

EU首脳会議での12兆円の経済対策の枠組み基本合意がその理由らしい。
ユーロは一時100円台まで上昇した。ドルは幾分上がったが、さほど大きな上昇ではない。

ほかにも南鳥島周辺でのレアアースの発見も寄与しているらしい。
昨日のブログにも載せたが、レアアースの発見は相当大きな出来事らしい。

日本がレアアース輸出国になるかもしれない。

たとえ、産業の空洞化が言われようとも、
東南アジアでの工場展開に、日本のレアアースが資源として供給されるようになると、
これは非常に大きなことになる。

これからの日本は大きく様変わりするかもしれない。

関係ないだろうけれど、消費増税はその弟一歩だったのかもしれない、と思う。

日本はこれから大きく変わっていく。
もしかしたら、今はそんな時なのかもしれないのだ。

考えすぎだろうか。

でも、森の中にいたら、木しかみえない。
森は見えない。


2012年6月29日金曜日

レアアース

南鳥島の周辺で源氏の消費利用で計算すると200年以上分のレアアースが発見されたと言う。
太平洋で発見されたのは、初めてではないが、日本のEEZ内では初めてとのこと。

EEZとは排他的経済水域のことで、この海域の資源は日本が独占的に採取することができる。

レアースとはハイテク素材に欠かせない希少金属で、
例の尖閣問題が起こったとき、中国が日本に対してレアアース禁輸措置をとったことが、
思い出される。

中国側の対応に問題があることが明らかだったにせよ、
日本が輸入に頼らず、レアアースを産出できれば、経済的な安定感も全く違うものになる。

もちろん、深い海底のこと。
コスト的にクリアーできるかどうかはわからない。

イギリスの北海油田のようなことになればいいと思う。
ちなみに南鳥島は日本最東端の島として有名である。


2012年6月28日木曜日

小沢新党

消費増税問題で、亀裂の入った民主党。政界再編の動きも当然見られる。
そのなかでも現実味があるのが、小沢新党。

消費税増税関連法案の衆議院採決に反対した小沢グループは、
幹部が新党を創ると明言した。

これまで特に目立った動きをしてきたのが、橋下氏の大阪維新。
立ち消えになった、石原新党。

小沢新党は、すでに多数の議員がいるという意味では、もっとも現実的な新党である。

しかし、この新党。前評判はあまりよくない。

先だっての朝日新聞の世論調査では、期待していない率は78%にのぼった。

確かに小沢さんのイメージはあまりいいものではなく、
増税に反対するいうだけでは、明るい未来は描けないのも確かである。

野田内閣は、方向はどうあれ、このねじれ国会の中でよくこんな大きなことを決めたことを、
評価するべきではないのか。

正しかったか間違っていたかは歴史に判断してもらうほかはない。

ただ、「決めた」という事実を評価し、小沢さんたちは切ってもいいのではないかと思う。

2012年6月27日水曜日

伊藤エミ

私が生まれた年に17歳でデビューした、ザピーナッツのお姉さんの方が、亡くなられたという。
名前が伊藤エミということもしらなかった。

しかし、日曜日の番組であったシャボン玉ホリデーにレギュラー出演をしていたのを、
まだ覚えている。

それがどのくらいな時期なのかはわからない。
デビュー10年目の写真などが残っているから、そのころなのだろうと思う。
当然、私は10歳ということになり、物心はついているし、カラーテレビもあったに違いない。

その後、映画モスラに出演していた場面がテレビで何回も放映されたので、
それは記憶にある。

ただ、これはリアルタイムのザピーナッツではないから、
覚えていることにはならない。

とすれば、シャボン玉ホリデーだけだ。
谷啓だったかハナ肇だったか、そこらへんとの掛け合いが番組の終わりごろにあって、
ザピーナッツに肘鉄を食らわされるのがおもしろかったように思う。

ただ、あんまりわけわかっていなかったんだろうとも思うのだが。

ジュリーの元奥さんと言った方が通りがいいのかもしれない。

どっちにしても、71歳のイメージなど湧きようがない。
いずれにせよ、ご冥福を祈りたい。




2012年6月26日火曜日

消費増税法案、衆議院を通過

紆余曲折を経て、消費増税法案が衆議院を通過した。
小沢派の離党、新党結成など分裂含みではある。

そういう意味では大きな亀裂を残しての、衆議院通過ではあった。
これから参議院での審議に入るが、ここも全く荒れずにはすまされまい。

消費税増税法案が可決したら、内閣不信任が決議されて、野田内閣総辞職。
なんて筋書きも全くないわけではない。

考えられるのは、小沢派の離党、新党結成という流れが、
可能性が一番高いと個人的には思っているが。

はてさて、これから先もどうなるか、目が離せない政局ではある。

それにしても、消費税増税。
それはそれとして、景気向上に効果のある経済政策はないのだろうか。

行政改革もそうだが、ある種の抱き合わせは必要だろう。
そうしないと市場の信頼を得るための政策が、市場の信頼を失いかねない。

2012年6月25日月曜日

2000本安打

ソフトバンクの小久保が2000本安打を達成した。

あと1本のところで、体調の関係で登録を外されていたから、
復帰が待たれるところだった。

その復帰第1戦で、みごと2000本安打の記録を達成したわけだ。

今シーズンはこの2000本安打を達成した人が多い。
宮本慎也、稲葉篤紀に続く3人目である。

記録達成41人目と言うことだから、非常に多いと見ていいだろう。

じゃあ、一番多いかと言うとそうでもないらしい。

記録によれば、1983年に4人が達成している。
藤田平(阪神)、衣笠祥雄(広島)、福本豊(阪急)、山崎裕之(西武)である。

1985年、2007年にもそれぞれ3人が達成しているという。

とすれば、むちゃくちゃなことがおこったわけではなさそうである。

ひとりもいない時もあれば、4人のときもある。
それだけのことかい。

ちょっと残念な気がするが、何が残念なのかよくわからない。

2012年6月24日日曜日

梅ちゃん先生

NHKの朝の連続テレビ小説。いわゆる連ドラである。
このところ、この連ドラを毎日見ている。(もちろん、日曜日以外)

主人公の堀北真希がいいからかもしれない。

まあ、なんとなく習慣的に見ていたら、おもしろくなってしまった。
そんなところだ。

それ以前から、連ドラはよく見ていた。
でも、あまり見ようとしてみていたわけではないので、
まあ、途中は全然みていなくて、ストーリーが全然わからなくなった、ということもよくあった。

でも、今年前半のの連ドラ「梅ちゃん先生」は、完全に習慣としてみているため、
途中で話がわからなくなったりしない。

8時が来るとテレビの前に座っているという感じなので、
いわゆるルーティーンというやつだと思う。

新聞の連載小説みたいな感覚である。

いそがしい時でもそこだけは見逃せないみたいな、
新聞の本来の目的のところではないだろうに。

たぶん、それは本質的なおもしろさとは違うと思う。

でも、夏目漱石の「我輩は猫である」も確か朝日新聞の連載だったよなあ。
(違っているかも・・)

まあ、こういうところから名作が生まれるのかもしれない。
今後を楽しみにしたい。




2012年6月23日土曜日

藤原不比等

最近、(藤原)不比等という小説を読んでいる。

このところよく古代の小説を読むのだが、
古代の場合、記録が残っていないものが多く、
そこを想像力で補うために、読み物としてはとてもおもしろくなっている。

不比等の場合、若いころはほとんど記録に残っていないらしい。
読んでいても、これは事実ではないだろう・・と思えるところが多いが、
記録に残っていないのだから、なんでもありだと思う。

もともと、中臣鎌足の子で、大宝律令を編纂したことしか知識を持ち合わせていないが、
この小説の中では、スーパーヒーローである。

事実であるかどうかより、おもしろければいいと言う方に組する自分としては、
これはこれで楽しめる。

天智天皇、天武天皇、持統天皇などの役作りも作者によってものすごく違うのがいいと思う。

物語を読むことによって元あったイメージがぶち壊されるのは、それはそれで楽しみがある。

やはり時代が古いほうが想像力がかきたてられるところがある。

もっとさまざまな人の歴史小説を読んでみたい。



2012年6月22日金曜日

梅雨の晴れ間

昨日は、最高気温が20度とここ最近では、非常に低かったが、
今日からまた30度近くまで上がっていく。

久しぶりの青空はちょっとすがすがしいものを感じる。

梅雨だ、台風だとうっとおしいと言うか、迷惑だと言うか、
いろんな意味で、あまり気分のよくない天気が続いていたが、
今日は違う。

そんな感じだ。

ミズノオープンが笠岡で昨日から始まったらしいが、
この天気ではどうかなあ、と思っていた。

まあ、これならギャラリーも楽しめるのではないか。

民主党の小沢派が離党届を提出。
党が割れそうだという状況も、うっとおしい。

晴れ間とは言え、どうせまた梅雨のうっとおしい天気になるのだろう。

早く夏が来ないかな。
でもこの夏は節電だし。

それはそれでうっとおしい気もする。

じゃあ、秋晴れまで待ちますか。



2012年6月21日木曜日

原監督、1億円ゆすられる

プロ野球、巨人監督の原辰徳氏が元暴力団にゆすられ、1億円を支払っていたことがわかった。

原監督がゆすられたということ自体より、
1億円をポンと払えるという、その金銭感覚に驚いた。

すむ世界が違うと言うべきか。
まあ、同世代だからといって、同類に扱っていたわけではないが、
ちょっとピントのずれた感動をした。

人気プロ野球球団の監督なんだから、
あたりまえなのかもしれないが、私なら数百万だってポンとは無理だと思う。

朝日新聞の記事では、
「女性問題」とあったが、実際はどんな問題なのだろう?

ちょっと気にはなるかな。
日記がどうのこうのということが書いてあった。

タイガーウッズみたいなことなのかなあ。
なら、ゆゆしきことってことになるのだろうな。

進退には影響しないなんてことも書いてあったけれど、
それもそどうなのだろう?

まあ、イケメンのプロ野球選手(当時)だから仕方がないだろう・・と思わぬでもない。



2012年6月20日水曜日

地球サミット

1992年、リオデジャネイロで、環境と開発のための国連会議が開かれた。
国連環境開発会議ともいわれるが、いわゆる、「地球サミット」のことである。

「持続可能な開発」のための具体的方策が、多方面から話し合われただけでなく、
「リオ宣言」やこれを実行するための「アジェンダ21」が合意されたのである。

また、「気候変動枠組み条約」や「生物多様性条約」への署名が開始されたのも
この会議からである。

この「リオの地球サミット」は、その20年前に開かれた
ストックホルムの「国連人間環境会議」20周年を期に開催されたものであった。

今年は「リオの地球サミット」から、ちょうど20年。
今日20日には、「国連持続可能な開発会議」(リオ+α)が開かれる。

事前交渉は難航したとのことだが、
環境と成長をめざす「グリーン経済」がはじめて、その理念に盛り込まれるとのこと。

after twenty years
20年の歳月はどのように人間を変えたのであろうか。

2012年6月19日火曜日

台風4号

梅雨のこの時期の台風である。
巨大ではなくても、両方の影響で大雨になることが多い。

昨年も紀伊半島のほうで大きな被害があったと記憶するが、あんまり定かではない。

この時期の台風は季節はずれなので、日本列島には届かない、と高をくくっていたが、
最近は違うようだ。

日本列島を直撃するだけでなく、本来の台風の勢力が梅雨前線でさらに増したりするらしい。

そう言えば、うちの会社でおもしろいことがあった。

台風が通過したら、各校舎に被害状況を求める指示が出ていたのだが、
校舎管理者の一人が、通過する前に送ってきたとのこと。

台風なんてどこ吹く風で、会社の指示をすぐに実行しようとして勘違いしたか、
「異常なし」と準備だけしておこうと思ったのに、送信してしまったとかいうミスか、
どっちかなんだろうと思う。

こういうミスは笑ってあげればいいのだろうと思うが、
なんか日ごろの仕事に対するスタンスをいいほうには感じられない。







2012年6月18日月曜日

ギリシャ、ユーロ残留

ギリシャ新民主主義党のサラマス党首は、17日、
「ギリシャ国民はきょうの再選挙で欧州の道を選び、ユーロ圏にとどまることを選んだ。」と述べ、
国民の犠牲が実を結ぶと主張した。

ギリシャは過去何度も、デフォルトに陥っているため、今度もまたデフォルトに陥っても、
たいしたことではないのではないか、
また、ギリシャがユーロにとどまるメリットはギリシャや他のEU諸国にとって、
メリットは少ないのではないか、などの意見もあり、
必ずしも急進左派の考え方が否定されていたわけではなかった。

実際、選挙前まで、急進左派と新民主議党の支持は拮抗していたと伝えられている。

でも、とにかく、ギリシャがユーロにとどまり、緊縮策を受け入れる決断をしたことは、
市場によい影響を与えると思う。

ギリシャの問題は、大げさかもしれないが、
ユーロの信用問題、世界経済の信用問題にかかわっていると思う。

経済の土台は「信用」である。

2012年6月16日土曜日

高橋克也

高橋克也容疑者が逮捕された。
菊池直子容疑者が逮捕されてから、まあ時間の問題かな、とは思っていた。

これでオウム真理教の関連で、特別手配されていた容疑者はすべて逮捕されたことになる。

高橋克也、54歳だっけ。
私よりは上だが、でも似たような世代だろう。

年齢から推定すると、
小学生を高度成長期に過ごし、中学高校は安定成長期。
プラザ合意あたりが大学卒業ぐらいか。

このあと日本はバブル期になる。
そしてそのバブルが崩壊して約5年後、地下鉄サリン事件。

どのあたりでオウム真理教に帰依したかわからないが、
帰依した理由はわかるような気がする。

それだけ布教活動が盛んだったこともあろうが、ソ連が崩壊するなど左翼が下火になってしまい、
知性で世界を幸福に導く使命に燃えた人々のエネルギーを発散する場所がななくなったことが、
ひとつの原因だろうとも思う。

やはり青年にはその命を世界のために捧げることの幸福感はあると思う。
そのひとつの受け皿がオウム真理教だったような気がする。

さまざまな人がいる。
世の中のすべてのことなど誰にもわかりはしない。

だから、どこかで何かを信じないで人は生きていけない。

でも、他人を傷つけてはいけない。
自分自身が傷ついたとしても。









2012年6月15日金曜日

中間テストで不適切な問題

横浜市立のとある中学校の中間テストで、
高橋容疑者がらみの不適切な問題が出題されていたことがわかった。

出題は高橋容疑者が所属していた宗教団体を問う問題で、
その選択肢に、正解である「オウム真理教」以外に、
二つの実在する宗教団体を挙げていたとのこと。

受験した生徒のうち二人の生徒の家庭訪問、生徒と保護者に謝罪。
実在する2団体にも訪問の上、謝罪を行ったと言う。

この出題ををした40代の教諭の処分を検討中だという。

実在する二つの宗教団体ってどこだろう?

創価学会と幸福の科学ぐらいかなあ。
知名度が高いのはこの二つだが、なんとか教の方が間違いやすく、
選択肢としてはいいだろうなあ。

だとすれば、世界救世教と天理教ぐらいかなあ。
カタカナで始まるなんとか教は思いつかないなあ。

いやいやキリスト教やイスラム教など全部カタカナじゃないか。

「カタカナプラス漢字」教を思いつかないだけだ。

この問題の選択肢は何だったんだろうね。

2012年6月14日木曜日

最高級かっぱえびせん

やめれらない、とまらない、カルビーのかっぱえびせん。
今は聞かなくなったCMソング。

一世を風靡したのは確か。

そのかっぱえびせんに高級品が出たらしい。(大阪限定)

なんと30枚入り、1890円だとか。10枚入りで630円。

どうも気になったので、ホームページに行ってみた。
そこのオンラインショップにあるかなあと思って見てみた。

ありました。⇒カルビーオンラインショップ人気商品ランキング

なんと弟1位が30枚入り高級かっぱえびせんでした。
(ここでは1800円になっているけれど・・)

お菓子会社のホームページとか行ったことがなかったけれど、なんか楽しそうだね。

庶民のお菓子「かっぱえびせん」が高級菓子になっている。

これなら贈答品としても使えるではないか。

志満秀のえびせんべい みたいだ。

志満秀のえびせんべいは美味ですよ・・・。

なんかどっかのまわしものみたいになってしまった。




2012年6月13日水曜日

日本最古の住民票

福岡県太宰府市で日本最古の住民票「木簡」が見つかったと言う。

701年の大宝律令より前の段階のものは、今まで見つかっていなかったので、
大宝律令以前から、中央集権のしくみが固まっていたことを示す第1級の史料とされている。

班田収授法によって、6歳以上の男女に口分田を支給したわけだが、
そのためにはどこに6才以上の人がいるか調べる必要があった。

そのための戸籍である。
無論、租庸腸の税がどれくらいになるか、だれがいくら収めなければならないか、
きちんと把握しておかなければ、取り立てもできないだろう。

兵役のついても同様である。
今回の木簡はそれについても記載があったらしい

国家運営の基盤である戸籍であるから、そこからさまざまな古代人の生活を偲ぶことになる。

時代が古いほど史料が少ないから、その分、想像力が入り込む余地が大きい。

古代ロマンなんていうのは、そういうことと関係あると思う。


2012年6月12日火曜日

テルマエ・ロマエ

阿部寛主演の映画「テルマエ・ロマエ」が、6月12日で興行収入50億円を突破した。
もちろん、これは「テルマエ・ロマエ」というヤマザキマリのコミック漫画の映画化版。

自分自身は、コミック漫画の方はいくらか読んだことがあるが、映画は見たことがない。
しかし、妙なもんが流行るんだなあ、と思っている。

ローマの風呂から日本の風呂へ、あるいはその逆に、時間と場所がスリップしていくわけだ。
その荒唐無稽な設定にあきれてしまうが、漫画なので許されるのだろう。

笑い、おもしろさ自体は、特別なものではないが、この設定が受けているのだろう。

特に日本人のことを、「平たい顔族」というのが、おもしろい。
確かに阿部寛は日本人離れした彫りの深い顔ではあるが。

映画の方も、こんどまた見てみたい気はする。
もうそろそろ終わったりしないかな。

2012年6月11日月曜日

小選挙区比例代表連用制

現在違憲状態にあるとされる衆議院の議員定数に関して、
民主党の樽床幹事長の試案をもとに、ある程度まとまってきそうである。

小選挙区は定数を5削減。
現在300だっけ・・これが295になるわけか。

覚えるのがめんどくさそうだね。

で、比例代表のほうは現在11ブロックに分かれているのを全国をひとつにまとめて、
45人減らす。

さらに並立制だったのを連用制に変える。

この連用制って何だと言えば、
並立制が小選挙区と比例代表が完全独立なのに対し、
併用性というのがあってこれは、小選挙区当選者も比例代表の中に入れて計算するから、
数的には完全な比例代表制である。

この並立制と併用性を半々にしたのが連用制。

なんでそんなめんどくさいシステムなのか?

多分、民主党が少しでも有利になるように考えてるんじゃないかなあって思う。

衆議院は小選挙区制、参議院は比例代表制で何が悪いのかよくわからないのだが・・。















2012年6月10日日曜日

男子バレー、オリンピック出場権を逸す

日本男子バレーが、イランに敗退。オリンピック出場権を逸した。
オリンピック出場は全勝で1位のセルビアとアジア1位のオーストラリア。

残念だったのは、中国戦。
宇佐美を欠いた日本は本来の動きができなかった。

試合前の練習でけがをしたのが災いした。
たぶん、だれもがそう思っているのではないか。

だって、オーストラリアには日本は、3-0でストレート勝ちをしているから。

実力では中国よりも日本の方が上だったと思う。

イラン戦も勝ちたかった。

特に仕事から帰ってきたら、ちょうど第2セットの大詰めで、どちらも30点とか取っていた。

まあこのセットを落とした方ががっくり来るだろうなとは思っていた。

案の定の敗戦。

スポーツにもし、たらはない。

実力がそこまでだったのだろう。そう考えている。

2012年6月9日土曜日

入梅宣言

気象庁は8日、西日本各地と東海地方にて入梅宣言を発した。
中国地方では、平年より1日早いとのこと。
つまり、だいたい平年並みってことだ。

それまでの晴天とうって変わって、8日金曜日は朝からずっと雨。
このうっとうしい天気がずっと続くようである。

多少天気が悪い方が、暑くなくていいと思う。
まあ湿度のこともあるから、気持ちいいとは言わないが。

この梅雨が明けると本格的な夏になる。

今年は節電の夏。
原発再稼動のの夏。

高村光太郎の冬とは違って、どこか
「さあ来い、夏!」とは言えない。



2012年6月8日金曜日

東電女性社員殺害事件

プライバシーの問題もあったのだろう。
実際に犯行のあった、1997年当時は何の興味も持っていなかった。

ワイドショーなどでもそうとうな話題になっていたらしい。

なんせ「お堅い」はずの大企業のエリート女性社員が、
夜は売春行為をおこなっていたわけだから。

ワイドショーが跳びつかないはずはないし、週刊誌とかも跳びついていただろう。
ノンフィクション作家、小説家なども格好のネタにしていたはずだ。

でも、自身はこの当時こんな事件があったことすら知らなかった。
それほど世間で起こっていたことに興味がなかったのだろうと思う。
あのころは・・。


この事件に興味を持つようになったのは、
東日本の震災で原子力発電所が放射能漏れを起こしたことがきっかけであった。

まちがえて震災関連の殺人事件かと思って読んだのだ。
なんせ、「東電」だから。

そのときは「なんだ」で終わっていたのだけれど、
その後、重松清もの(中学入試によく出る)を探していたとき、
「なぎさの媚薬」に出くわしたのだ。

もちろん、これは「媚薬」なので、大人向けに書かれたものだが、
主人公がこの事件ととかかわりがあることがあとからわかった。

それから、新聞で報道されるたび、
まだ謎のままの事件なんだとちょっと注意して読むようになった。

それが「再審」である。
多分、いまさら真犯人なんて特定できないだろう。

15年も経過しているわけだから。

でも、多分、マイナリ容疑者は犯人ではない。

ただまあ、奥さんにとって「いいこと」をしたわけではないのも確か。
その罰が15年の獄中生活となると「かわいそう」ではすまないね。

なぎさは「再審開始」を聞いて、どう思っているだろうか。













2012年6月7日木曜日

高橋克也

菊池直子容疑者の逮捕に伴って、
高橋克也容疑者と思われる人物の足取りも見えてきたようだ。

銀行のキャッシュカードで現金を引きだした写真が公開されていた。

っていうか、それより何より、現在の高橋克也容疑者の写真。
指名手配の写真とは似ても似つかないのだが・・。

菊池直子容疑者は、ダイエットのbefore afterみたいにやせ細っていたが、
高橋克也容疑者の方は、真ん丸くふくらんでいた。

二人ともメガネをかけているので、そこも印象が変わっているところ。

人の顔ってかわるもんなんだなあ、って。

あと、女の人の場合、お化粧とかすると、もうだれがだれなんだかさっぱりわからないだろうね。

実際にはプロの捜査官とかは、顔の骨とかで判断するんだろう。
普通の人には、ちょっとわからない。

2012年6月6日水曜日

金星の日面通過

5月21日からまだ半月しかたっていないのに、また天体ショーである。

金星が太陽の前を通過している。

現在時刻は9時過ぎだが、まだ通過中である。
部分食と比べると、ずいぶん長い間、観測できる。
(1時半ごろまで観測できる?!)

ただ、金星はあまりにも小さい。
あれでは、人の顔のほくろの方が大きいだろう。(割合として)

「しみ」みたいじゃないか、と言われるが、
小さいけれど、黒い影ははっきりと「円」である。

したがってしみとは違うと思う。

もちろん、異様に幾何的なので、ほくろとも違うのだが、
たとえるならやはりほくろかな。

金環日食の時の観測板がまた役立った。

でも、次の日面通過は2117年12月11日。

次が見られないのであれば、今見ておいたほうがいいよね。