2015年12月25日金曜日

2016年度国家予算

16年度の予算が96.7兆円と閣議決定がなされた。

税収は57兆6000億円と、なんと25年ぶりの高水準。バブル期以来だ。

国債発行額は、建設国債は6兆円、赤字国債は28兆4000億円。

これでも赤字国債は、かなり減らしているという。

麻生副総理が胸をはっているわけだから、これで大丈夫なんだろうと、思うしかないが、
赤字国債は増えなければいのかというと、そうではないだろう。

赤字国債は将来ヘのツケだから、発行すること自体が問題なのだ。

日本の場合はギリシャなどと違って、外国から借金をしているのではなく、
国内で国債を買ってもらっている。

だから、旦那が妻から借金してるようなものなので安心なんだ、というのはよく耳にする理屈だが、
じゃあって、いくら借金してもいいわけはないだろう。

限界というものもあるし、最近は外国からの借金も増えている。

一番気になるのは、イギリスやアメリカがリーマンショック時にくらべると
ずいぶん落ち着いてきているのに、日本ばかりが借金体質になっていること。

国債の信頼も揺らぐというものだ。

2%やそこらの消費増税ではどうなるものでもあるまい。

将来へのツケを減らす必要はやっぱりある。


2015年12月18日金曜日

アメリカの利上げ

アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)は、
ゼロ金利政策を解除し、利上げをすることを決めた。

実に9年半ぶりのことである。

2008年リーマンショックなどで、景気が後退していた時に、
おこなったゼロ金利政策が、これで正常化されることになる。

新興国にとっては、投資資金がアメリカに帰り、経済的な打撃があると言われているが、
さて、日本にとってはどうなのだろう。

どうせまた株価が下がるんだろうと思っていたら、意外にも株価は上昇した。

しかし、意外と思ったのは、経済に疎い私だけのようではあった。

利上げそのものは織り込み済みだし、アメリカ経済の好調を意味するものだから、
円安にともない、輸出企業はさらに利益を増すのだという。

もちろん、輸入品が高くなるので、相殺されることは確かだが、
産業的にはプラス、消費的にはマイナスといったところか。

すくなくともアベノミクスにはプラスになりそうな気はする。

さてさて、これから日本の景気はどうなるのか。

ふところにもっとあたたかさがほしいなあ、と思いつつ、今年もあと2週間である。

2015年12月17日木曜日

夫婦同姓は合憲

民法の夫婦は同姓で名変えればならないとする規定は合憲という判決が出た。

この民主主義の世の中に、伝統的家族観とやらで、姓を決めつけていいものか。

そもそも伝統的家族観を守らないといけないのか。

もっとも裁判所が伝統的家族観を描いて、それに対してどうだと言ったわけではない。

どっちかといと、判断を避けた印象が強い。

そういうことは、みんなで考えて国会が決めることで、
裁判所が違憲だ合憲だと判断することではないのではないか、と言っているようにも聞こえる。

民法の夫婦同姓の規定は合憲だけど、別に国会で夫婦別姓の法律を作ってもいいんじゃない?
と、言っているようでもある。

そういう意味では、9条の判断と同じスタンスともいえる。

確かに、なんでもかんでも司法決着、違憲審査というわけにはいかないよな。

そこんところは、日本の司法は賢いと思う。

アメリカのようにマクドナルドのハンバーガーを食べ過ぎて、マクドナルドを訴えるというような、
そんなばかげた国民ではない。



2015年12月16日水曜日

今年の漢字は「安」

「安倍総理の安」「安保法案の安」テロ行為や詐欺行為に対して「安心」を求めるなど、
「安」から連想されることがらは、今年を象徴するものが多い。

そう言えば、お笑い芸人の安村の「安心してください。」というのも、「安」だ。

流行語大賞の候補にも上がっていたから、本人としてはブレイク感があっていいのだろう、
とても喜んでいたといいうことだ。

それはさておき、やっぱり今年は「安保法案」かなとも思う。

内閣が憲法解釈を変え、法制化まで行ってしまった。

今でも反対する人は多く、来年の参議院選に向けて野党の選挙協力の最大共通項でもある。

おそらく、安倍さんのところで「改憲」は無理だろう。

経済を中心にして、自民党が両院でそれぞれ3分の2を超える状態にして、
次を稲田さんあたりの女性総理にする。

アイドルは無理にしても、人気は集められると思う。

そして「改憲」というアプローチはどうだろう。

政治にはいろいろと「計算」が必要だ。

安倍政治はそれを教えてくれている。





2015年12月15日火曜日

羽生の限界

それにしても、おそるべき人がいたものだ。

人としての限界を超えている。

NHK杯で驚異の300点超をやってのけた、
その2週間後のGPファイナル(スペインのバルセロナ)で、さらにその得点を上回る得点を出したのだ。

羽生の能力云々にかかわらず、ショートでは上限合計が113.65。

今回の羽生の得点が110.95。つまり、あと2.70である。

一方、フリーでは225.79。

219.48という羽生の得点と比べると、あと6.31。

合計339.44がマックス。

今回、330.43ということは、つまり、あと9.01ということか。

より基礎点の高いジャンプ変えれば,その余地は増えるが今のところ現実的ではない。


話は変わるが、適性検査の作文では、
君たちはオリンピックに出るのではないから、金メダルを狙う必要はない。

いくらがんばっても、10点満点なら10点より高い点はとれないのだから。

ふつうにやればだれでも満点が取れるのだ。

減点されないためには、言葉遣い、誤字脱字に気をつけて。。とか。


どういうのだろう、これって。

ふつうにやって満点に近い点をとってしまう羽生にとって、
オリンピックもただの適性検査かって。








2015年12月13日日曜日

決着、軽減税率

軽減税率が決着した。

加工食品を含む食品全般だ。

結局、財源に関しては先送り。公明党案の丸のみである。

選挙協力を盾に、決死の公明党。

官邸がこれを受けいれて、自民党税制調査会は惨敗という格好になったわけだ。

そもそも、10%と8%というわずかな違い。

軽減税率を導入しても、めんどくさいだけだろう。

それほどのメリットがあるのか。

さらに線引き。

ブランド物の黒毛和牛と焼肉屋で焼肉や吉野家の牛丼。

どっちが庶民的で、どっちに軽減税率が適用されるか。

こういった矛盾が指摘される。

そして、もっとも問題とされるのが、財源。

上ぶれを計算するなんてとんでもないだろう。

上ぶれしなかったら、借金である。

財政再建もへったくれもあったもんじゃない。

ただまあ、消費税そのものが逆進性があるわけだから、
その軽減税率にも、逆進性があってもおかしくない。

だとすれば、ばらまき・・。

やっぱり、選挙は大切だね。

2015年12月11日金曜日

軽減税率の財源

結局、軽減税率は生鮮食品と加工品を含む食品全般に適用されることとなる。

それはそれでいいことなのだが、問題は財源である。

結局、1兆円もの財源が必要になり、
4000億円という当初の予定からすれば、6000億円も足りない。

これを国債で補填するとすれば、本末転倒だろう。

財政再建もへったくれもあったものではない。

まあ、どこかで捻出するのだろう。それを見届けるほかはない。

それにしても、ひとりあたり1万円といえば、かなりの金額だ。

それに、プリペイドカードとか利用して、上限とかも特に設けるはずはないだろうから、
買えば買うほど恩恵を受けることになるわけだ。

そのへんがなんともひっかるところだ。

そもそも個人的には軽減税率でなく、給付というのが持論だった。

それでなのかもしれない。

公明党との協力関係も選挙がらみだし、
どっちが票が取れるかという論理から逃れることができないのだろうな。

2015年12月10日木曜日

軽減税率の財源

公明党の主張を自民党がのむ形で、軽減税率の財源が1兆円規模で落ち着きそうである。

個人的には、朝日新聞の社説の主張と同じく「軽減税率より給付」と思っていただけに、
へー、そうなるのか、と思わぬでもなかった。

自民党としては、選挙で公明党の協力を得られない状態というのは考えにくく、
公明党の主張ものまざるを得なかったのだろう。

にしても、である。

税率が累進的でない、つまり、一律である消費税は所得の低い家庭に不利である。

同様に軽減税率も対象はどうあれ、一律である以上、所得の低い家庭に不利である。

生鮮食品も加工食品も貧しい人達のものなのだろうか?

お金持ちはみんなレストランや高級料亭で食事をするのだろうか。

少なくとも。金額的にはお金持ちの方がメリットは大きいだろう、と思える。

やっぱり、給付のほうがよかったんじゃあないだろうか。

システム的なものにもお金がかかるだろうし。

確かに、軽減税率は3党合意の約束だが、
給付をちゃんとすれば、それに代わるものとして、約束を破ったことにはならないと思うのだが。

給付の方がまずいとしたら、票につながりにくいということだろう。

軽減税率のほうが広い範囲に恩恵があるだけに、票につながりやすい、
とうがった見方をしてしまうが、どうだろうか。

2015年12月9日水曜日

M-1グランプリにトレンディエンジェル

この日曜日におそくなったな、「花燃ゆ」が始まっているぞと思って帰宅すると、
「花燃ゆ」でなく、M-1グランプリをやっていた。

「こっちの方が面白いので」ということだった。

そりゃあ、まあ、面白くなっければ漫才ではないだろう。

ということで、この番組を見ていたのだが、優勝は、トレンディエンジェル。

敗者復活ということだったらしいが、勢いを感じた。

「ハゲ」をネタによくもまあ、あそこまで、という気がしないでもない。

「ハゲ」を笑いに昇華できるあの精神の力は見習うべきだと思う。

からだのことをとやかく言うのは、ご法度とよく言われるが、
それを笑いにかえるわけだから、自虐もここまでくると、明るくさわやかささえ感じる。

決勝で敗れた漫才師が、「デブなんだが、ハゲてれば・・」というコメントを残した。

彼もまたお笑い芸人である。

俗に「チビ」「デブ」「ハゲ」という。

不格好の3大名詞だが、恥ずかしいと思うのが一般人。

それで「笑い」を得て喜んでいるのがプロの芸人か。

「ハゲ」の一般人としては、「笑い」以外にも感じるところがある。

2015年12月4日金曜日

省エネトップランナー方式

省エネトップランナー方式とは、指定された品目において、
エネルギー効率の最も良い製品を作らなければならない、というもの。

実施は1998年からだという。

それがなんで急に急に話題になったのかというと、
来年度から白熱灯にこれが適用されるようになったからだ。

いままでは、「LED」「蛍光灯」「白熱灯」とバラバラだったジャンルが、
「照明」でひとつにくくられたのだ。

結果として、LEDよりエネルギー効率の悪い蛍光灯や白熱灯は作られなくなるという。(輸入も)

庶民的に言えば、LEDはいくら省エネ効果があっても、製品自体が高い。

考えようによっては、照明器具の値段が高くなる、ということじゃないか。

電球では、白熱灯100円、蛍光灯400円、LED電球2000円といったところか。

やっとれん感じもあるが、省電力の観点からは、LEDは蛍光灯の7割、白熱灯の2割だという。

やっぱり、白熱灯のほうが安いぞ、といいたいところだが、製品そのものの寿命もある。

LED電球は、白熱灯の40倍、蛍光灯の4倍だとのこと。

白熱灯の場合、LED電球1個に対して白熱灯40個が必要だから、
省エネ効果がなくても十分採算があう。

しかし、蛍光灯の場合は、LED電球1個に対して、4個だから上記の値段では、
蛍光灯のほうが有利となる。

省電力の観点を含めて初めて、LED有利となるようだ。

経済産業省の試算では、逆転するのに約3年かかるとのことだ。

20年使うという設定以外にも、設定の違いはあるけれど、まあ、そんなところだろう。

あまり使わない場所だたり、試用期間が短かかりすれば、蛍光灯のほうが安くつく場合もあるようだ。

じゃあ、まあ、普通に考えれば、政府の政策は正しいといえるのだろう。


2015年12月3日木曜日

法廷闘争

沖縄の普天間米軍基地を辺野古に移設する問題で、移設の承認を取り消す裁判が行われている。

翁長沖縄県知事は、琉球王国からの沖縄の歴史を紐解き、辺野古に移設することの非を訴えたという。

しかし、裁判所の判断なのだから、純粋に法的なものだろうと思う。

裁判所に「意見」を求めているわけではない。

でも、なんだろう、この既視感。

韓国の従軍慰安婦問題に似ていないか。

純粋な法的手続きに従えば、日本政府に軍配が上がる気がする。

「人情」的には、沖縄や韓国の言い分もわかるのだけれど。

そう言えば、原発の問題も米軍基地問題に似ていたりする。

これなどは、「人の嫌がるものの設置場所」に関してである。

法律も結局、人が作るものだし、その時代や環境に影響されてしまう。

裁判所は法に合致するかどうかを調べるだけだ。

手続き的な意味合いで判断する限り、政府の側に判決は傾くだろう。

ただ、憲法が保証する「人権」に対しては、どのように折り合いをつけるのだろう。

やはり「公共の福祉」として、「人権」は抑制されるのだろうか。


2015年12月2日水曜日

「爆買い」と「トリプルスリー」

今年の流行語大賞がきまった。

上記。「爆買い」と「トリプルスリー」である。

お笑い芸人によるものはなかった。

流行語といえば、お笑い芸人やテレビドラマなどが発信源のものが多い。

昨年。一昨年の「だめよだめだめ」「ワイルドだろう」や
その前の「じぇじぇじぇ」「倍返し」など。

そう考えると、今年はちょっと毛色が違うなあ、という気がする。

「爆買い」は経済的な社会現象だし、「トリプルスリー」はスポーツだ。

とはいえ、スポーツは時々流行語になる。

「なでしこ」などもそうだった。

スポーツなら、「五郎丸」だよなあ、
でも、あれはポーズだから、流行語という視点からはずれるなあ。

やっぱり、「トリプスリー」かな。ホームラン王や打率1位とは違う視点を与えてくれた。

必ず一人はいる記録と違って、「普通はいない」というところが、流行語にふさわしいとも言える。

「爆買い」はやはり中国。今年の株価に影響を与えた国だ。

「爆買い」とは反対の方向だったが。

よきにつけ、悪しきにつけ、これからは中国だな。だな。だな。

あっ、そうそう、そう言えば、おととい亡くなられた水木しげるさんモデルの朝ドラ、
「ゲゲゲの女房」の「ゲゲゲの・・・」もかつて流行語に選ばれたね。

ご冥福をいのります。


2015年12月1日火曜日

年金積立金のギャンブル化

年金積立金管理運用独立行政法人、略してGPIFが運用する年金積立金。

今年の世界同時株安によって、8兆円もの損失を被ったという。

とんでもなく大きな金額だが、6月末の残高は141兆円。

微々たるものではないが、扱う金額はもっととんでもない。

それに、リーマンショックの08年には、10兆円近い損失を計上しているが、
その後のアベノミクスでは、差し引き40兆円の利益を計上しているとか。

だから、なんでもない。

・・とも言えないようである。

というのは、株式運用比率を25%までと定めていて、これが限界に近づいているからだ。

実際、株価が2万円を超えてきたのは、限界まで株式への運用比率向上が原因だったらしい。

もちろん全てとは言わないが、GPIFが世界最大の株主だと考えれば、さもありなん、である。

ただ、限界に近いということは、これ以上、買い増しはできないだろうから、
これから株価は下落する、と考える。

そうすると、外国の投資家が日本株を売る。さらに株価が下がる。

しかし、株価を支えるGPIFは売るわけにはいかない。そして、どんどん損失が膨らむ。

そういう可能性はないわけではない、というより、十分考えられる。

こわいなあ。



2015年11月30日月曜日

ロシア空軍機撃墜

24日、シリア付近で起きたロシア空軍機の撃墜事件で、撃墜したトルコに対して、
プーチン大統領は経済制裁を加えることを決めた。

そもそも、ロシア機がトルコの領空を侵犯したとして、
トルコがこのロシア機を撃墜したことがことの発端である。

その後、ロシアがトルコに対して謝罪を要求したにもかかわらず、トルコはこれを拒否。

28日になり、ロシア側が経済制裁を加えることを決めたものである。

そもそも、ロシア機がトルコの領空を侵犯したのかどうか。

ほんとうに侵犯したのであれば、やむをえないともいえる。

一方で、もし、したとしても、ロシアとトルコの仲がいいのであれば、
撃墜まではしなかったかもしれない。

撃墜したということは、不信の証でもある、とは思う。

ロシア側は、領空侵犯をしていないというのだから、これは、平行線だ。

しかし、トルコが本当に領空侵犯をしていない外国空軍機を撃墜するはずもないだろう。

「まちがえました」ですむことではないし。

クリミアのこともあって、最近ロシアは思い上がりがあるようにも思える。

まあ、何もわからない一般庶民があれこれ考えたところで、どうなるもんでもないのだが、
この問題、どういうことになるのやら。



2015年11月27日金曜日

プリペイド方式

消費税10%時の軽減税率がなかなか定まらない。

今度はプリペイドカード方式だと。

麻生副総理の言うようなマイナンバーカードではない分、いいのかもしれない。

マイナンバーカードはなんと言っても情報が重すぎる。

毎日のお買い物のポイントカードみたいな気軽さとは縁遠いからだ。

マイナンバーカードはクレジットカードよりも重たい。

クレジットカードですら、預金通帳を持ち歩いている感があるのに。



麻生副総理の時も思ったのだけれど、上限が4000円ぐらいに決まっているのだったら、
たぶんみんな全額もらえる。

さまざまな理由で生鮮食品が買えない人はあまりもらえない。

それもおかしくないか。

たとえば、国民全体の3分の一の貧しい方の人達に1万2千円ずつ配るというのはどうだろう。

給付方式の方が絶対いい。

なんでそんなことがわからないのだろうか。



2015年11月26日木曜日

違憲状態

裁判所の違憲審査といえば、「一票の重み」と思われるほど、この問題に注目が集まる。

もっと他にあるだろう、例えば、9条と集団的自衛権とか。

そんなふうに思わぬでもないが、また、昨年末の衆議院議員選挙が違憲状態という判決が出た。

しかし、0増5減という小手先の改革では、あくまで本格的な改革のと途上ということだろう。

「本格的な改革」つまり衆議院と参議院の理想図というのが見えないと、
結局、この問題は終わらないと思う。

まず、衆議院については、一票の重みの原則を貫いて区割りをすることだ。

場合によっては、県境なども越えていいと思う。越えないですむなら越えないほうがいいが。

極論すれば、1票の重みを重視する議院。

しかし、参議院は都道府県の代表であるという原則を離れないで、合区などは設けない。

代表が一人しかいないが、それでもいい。

もっと言えば、比例代表もなくていいのではないか。

どうしても1票の重みというなら、定数も弾力があっていい。

それに1票の重みなんてそれこそ裁判所に判定してもらうことではないと思う。

国会の場で、これを超えると不平等と考えて、こうするという条項を設けるべきだ。

そのへんのことを考えてだれか「たたき台」みたいなのを作って欲しい。

2015年11月25日水曜日

軽減税率の財源は4000億円

4000億円。まず財源ありきである。

そう考えると生鮮食品のみで3400億円、残り600億円はなんらかの給付金に。

まさにこの道しかない。

財源を考えると、ほかにどうしようもないじゃないか。

やっぱり、朝日新聞の社説にあるように、全部給付制にしたら?

軽減税率はめんどくさい上に、必ずしも低所得者に有利にならない。

給付の方が効果的な気がする。

軽減税率がよいのはわかるが、財源を決めていないのが問題だ。

公明党も政権を担当しているのだから、そこのところをよく考えて、やってほしいなあとも思う。

ところで、どうなんだろう?

道州単位で生鮮食品に消費税をかけるというのは?

都道府県単位の方がいいのだけれど、ちょっと狭い気がして・・。

都道府県単位でもいいや、とにかくそうすれば、地産地消が進む。

TTPとかあって、地産地消とは反対方向に進んでいるから、そういうのも手だと思う。

2015年11月24日火曜日

江川、ピーマン、北の湖

20日、元横綱北の湖が亡くなった。

現役の横綱当時、憎らしいほど強すぎて、「江川、ピーマン、北の湖」と揶揄された。

「巨人、大鵬、卵焼き」のパロディだ。

強くて人気のオリジナルとは対照的に、強くて不人気のものを並べたというところだろう。

ピーマンが強いかどうかはよくわからないが、
子供たちは大嫌いなのに、栄養があるから食べさせられたのだろう。

そこへいくと、卵焼きは栄養もあっておいしかったので、
「食べろ食べろ」と言われなくても、喜んで食べたのだろう。

それはそれ、野球では江川。

小林とトレードで巨人に入るという経緯から「わがまま」の象徴とされ、
わがままを押し通すことを「エガワる」なんて言ったりした。

実際はむしろ、社会や組織に翻弄されている「個人」だったんではないかと思わないでもないが。

そして、相撲は「北の湖」。

史上最年少横綱記録はいまだにやぶられていない。

「ふてぶてしい」そんな印象が「嫌い」を増やしたのだろうとは思う。

確かにかわいくない。

まあ、横綱なのだから当然でもあろうが。

それと
増井山と確か同世代なんだよな。輪島は当然としても。

昔を思い出して、ご冥福を祈りたい。

2015年11月23日月曜日

おおさか維新圧勝

大阪府、大阪市のダブル選挙があった。

もちろん、地方選の話で、他地域に住む人とは関係がない。

だが、橋下人気とともに、そのなりゆきを全国の注目を集めていたのは確か。

半年前の大阪都構想に対する賛成反対の住民投票では、僅差とはいえ、反対派が勝利したわけだ。

その結果を踏まえると、今回も少なくとも僅差での決着というのが自然だろう。

有権者の中で住民投票以降何が変わったのか、わからない部分はある。

もっとも考えられるのは、自民党などの他の政党に対案が出せないこと。

大阪はなにかしなければならない。

というのは、共通した考えであるにもかかわらず、
「都構想」が、「この道しかない」わけではない。

そんなところだろうか。

今度当選した維新の候補は「府民、市民と膝をまじえて」という。

「都構想」のどの点をどのように修正するのか、「白紙」にまで戻すことはないのだろう。

結局、半年前の住民投票は、「拙速」を戒めるものだったのだろうか。

「あわてるな」それが「神の声」ならぬ「民の声」だったのだろう。

そんな風に思える昨日の結果である。





2015年11月22日日曜日

采配の問題

プレミア12は、結局3位に終わった。

3位決定のメキシコ戦はコールドゲームだった。

日本にとって勝ちに行った大会だっただけに3位では・・と完全燃焼とはいかない様にも思えた。

やはり、韓国戦。

一度、大谷で圧倒している相手だけに、もったいない、という気はした。

実際、だから、先発大谷、というところだったのだろう。

ところが、この途中交代が裏目に出て、9回逆転でやられる、
というこれまでの日本のお株を奪う攻撃で、反対に負けてしまった。

試合後、韓国は大谷が交代したので、そのあとのピッチャーの珠が遅く見えたと語り、
それを勝因にあげた。

そこまで読めなかった小久保監督を責めるべきなのか。

采配は采配。運もあろう。ここはなんとも言えない。

大谷が、中田が、ベストナインに選ばれた。

実際、それほど活躍した選手は他チームにはいないだろう。

にしても、というべきか、だからこそ、というべきか。

采配を悔やむのは、わたしだけではないだろう。

運もひっくるめて勝敗の責任は監督が負わねばならない。

2015年11月19日木曜日

ガソリン価格

ガソリン価格がまた値下がりしたようだ。

最近は127円で入れているが、勇崎の元浜では、124円だったか。

もっと安いかもしれない。

今は通勤途上で燃料切れランプがつくことが多いので、岡山市でガソリンを入れることが多くなった。

もっと安いところでと考えているのだが、元浜のエネオスは続けて入れないと安くならないので、
初回は言うほど安くない。

特に最近は唐船の交差点を通らなくなったので、不便になった。

何にしても、ガソリンが安いのはいいことだ。

今年は通勤距離が長いから、ちょっと得した気がする。

まあ、クルマのメインテナンスを考えれば、決して得ではないのだが。

そもそも、ガソリン価格の低下は、原油価格の下落が原因だから、今年の冬の灯油価格も安くなるだろう。

だとすれば、暖房費も安くなるはずだ。

日本は最大の輸入品が原由という国だから、原油価格の下落はいろいろいいことづくめではある。

物価目標を設定している日銀などは、物価が上がらないで困りもするが、
庶民的にはありがたいことだ。

そういえば、昨年もガソリン価格の低下はクリスマスプレゼントだと言っていたのを思い出す。

また今年も、一段の下げということだろう。

いつまでつくづくのか、ずっとではないだろう。

値上がりする頃までには、次のエネルギー準備ができているといいな。

シェールオイル、ソーラー、はたまた原子力?

2015年11月18日水曜日

白鵬の猫だまし

横綱白鵬が「猫だまし」を使った。

以前、舞の海が使ったのを覚えている。

奇襲である。

北の湖理事長も、横綱が使う技ではないという。

稽古場でならわかるが・・とのコメント。

それに対して、まあ、反則ではないないし、スポーツなんだから、
ルール違反でもないのに文句言うな、的な反論も多い。

そのあたりが、国技である相撲と他のカタカナで書くスポーツとの違いなんだろう。

それが文化の違いだろうとも思う。

「ルールさえ守れば何をやっても自由」というのと、「モラルまで守らせる」という違い。

でもそれは、他のスポーツでも同じだよな。

野球だって、大差がついた時に、○○してはいけない、
なんて日本人が知らないようなモラルがメジャーにはあったりする。

そういうとき日本人は戸惑うわけだが、
モンゴル出身の白鵬は、日本のモラルみたいなものがしみついていないだけ。

そうも受け取ることができる。

横綱はつらいね。

2015年11月17日火曜日

パリのテロ事件

13日、フランスのパリでテロ事件が起きた。

120名以上死亡し、200名以上が負傷したと言われる。

このテロに関しては、IS(イスラム国)が犯行声明を出しており、
どのように犯行が行われたのか詳しく調べている。

フランスの大統領であるオランド氏は、「戦争状態」であると宣言し、対ISの姿勢を強く打ち出した。

今後、アメリカでもテロが起きるのではないかと言う情報もあるようだ。

ロシア機の空爆もISが犯行声明を出している。

世界から攻撃されているISが最後の抵抗を試みているという見方もある。

日本はISに対して敵対することを表明しているが、果たして何をすることができるのか。

日本人が殺害されたという経過はあるが、日本でISのテロが起こったことはない。

日本はIS敵対国集団として何ができるのか。

それは集団的自衛権とはまた別の次元のようにも思う。

平和憲法下で、平和のために何ができるか、それは、「なるべくかかわらない」とは違うことだと思う。


2015年11月16日月曜日

premium12

昨夜、プレミアム12を見た。もちろんテレビでだが。

WBCとはまた違う、野球の国際試合だ。

日本はWBCと同じ「サムライジャパン」の愛称で、小久保監督が率いている。

バットを刀に見立てたサムライたちが初代チャンピオンをめざすわけだ。

昨日のベネズエラ戦は、8回裏に日本が逆転。

松井で終わらせようとしたところを、再逆転された。

もうダメかと思われた9回裏、ヒットで先頭打者が出塁したあと、
デッドボールや相手側のエラーもあって、満塁とした後タイムリーヒットで再逆転という
非常にドラマティックな、見ている方に力の入る試合だった。

ここまで5戦全勝、とはいうものの終盤で逆転したり、サヨナラ試合があったりで、圧勝は少ない。

もっと楽に勝ってもいいのではないかと思えたりもする。

また、このシーズンオフの国際試合自体、どうかという疑問を投げかける人もいる。

実際,アメリカはメジャーリーが出ていない。

もっとも日本もそうだが、メジャーリーガーのいないアメリカ代表なんてアメリカ代表じゃないだろう。

日本人もペナントレースに集中したほうがいいのかもしれない。

ともあれ、この大会、サムライジャパンから目がはなせない。



2015年11月13日金曜日

NLD

ミャンマーの選挙で、アウンサン・スー・チーさん率いるNLDが
選挙で得られる議席の3分の2以上を獲得したらしい。

議会は過半数をNLDを握ることになり、政権はNLDに委ねられることになる。

しかしながら、アウンサン・スー・チー氏には、亡夫と子供が英国籍という弱みがあり、
現憲法下では、大統領になれない。

しかし、スー・チー氏は大統領よりも上位に立ち、ミャンマーを指導するという。

ずっと続いた軍政下で民主化運動が続けられ、花開いた民主政権でもある。

軍政権とどのように折り合いをつけるかも大切な要素となるだろう。

もちろん、問題は山積みだろう。

しかし、ミャンマーにとって民主化第一歩であることは確かだ。

ミャンマーって、昔はビルマだったよな。

「ビルマの竪琴」なんて「ミャンマーの竪琴」だったら、違和感あるよなあ。

2015年11月10日火曜日

内閣支持率51%

読売新聞によれば、11月度の内閣支持率は51%。

不支持率38%を大きく上回り、安倍内閣は国民からの支持を回復した。

日韓首脳会談をおこなったことやTPPが締結されたことが大きかったのだと思われる。

こうやって安保法も忘れられていくのかなあ、と思ったりする。

次の参議院選のころには、安保法が争点になたりすることはないのだろう。

TPPはデメリットもあるが、成長戦略には欠かせない材料だとも思う。

もちろん、一億層活躍というのも、人口減特に労働人口減を増やすための施策だと思う。

成長戦略を絵に書いたモチにしないためにも、具体的な施策を進めなければならない。

なにはともあれ、安倍で行く。

2015年11月6日金曜日

「航行の自由」作戦

米軍がスプラトリー諸島周辺に、イージス艦を航行させる。

「航行の自由」作戦である。

中国が領海と主張するラインまであと200メートル。

だが、ここまではいわゆる「寸止め」で、これからが本当の「航行の自由」作戦だという。

中国が領海と主張する海域を航行する予定だとか。

日本はどういう立場をとればいいのだろう。

菅官房長官は、積極的に関わるようだし、防衛大臣もそのつもりでいるようだ。

もっとも、「自衛隊が」というわけではない。

シーレーンの安定化と言っても、別の道がある以上、「存立危機事態」にはなりえないわけだし、
「集団的自衛権」を認めると言っても、「限定的」である以上、
即、自衛隊の参加というわけにはいかないだろう。

日本はアメリカを支持するというだけで、安保法成立以前とスタンスが変わったわけではない。

ただ、米軍が航行させたイージス艦は横須賀基地に所属する。

中国の様々な行動に対して、ひとつひとつ是々非々を判定しなければならないのだろう。

大局は友好の方向だとしても。

たとえ、フィリピンやベトナムに頼られても、日本は自衛隊を動かす必要はないと思う。

ここは米軍に賛成するというかたちで、米軍に動いてもらい、
中国を国際秩序の中に収めさせる。

もし、自衛隊が動くとしたら、その後の安定のため、だろうな。



2015年11月5日木曜日

センター後継テスト

センター試験が2019年におわり、2020年から新しいテストがはじまる。

センター以前の共通一次試験がはじまる前年に大学入試を受けた年代としては、
なんだろう、隔世の感があり、どうでもいいかと、と思ってしまう。

ちなみに、河合塾と朝日新聞の調査では68%の大学は「厳しい」と難色を示しているようだ。


たあまあ、問題の中身はかえないといけないだろう、ということだが、
マーク式でどうかえるのかなあ、とおもわないでもない。

問題を長文にし、選択肢20から30にして、複数回答にするとか。

なんかめんどくさいなあ、と思わないでもない。

確かに思考力を見ようとすると、そういうことになるのだろうなあ。

もっと良い方法はないのだろうか。

あるいは、それがいまより良い方法なのだろうか。


東大のように一次は足切り、二次は一発勝負、というのが、結局一番公平なような気がする。

運不運はどうやってもある。

東大だけが大学じゃない。ほんとうにそうなら、それでいいと思うのだが。

2015年11月4日水曜日

核兵器全廃決議

2日、国連にて、核兵器に対する全廃決議がなされた。

156か国の賛成で、日本提案で22年連続で決議されてきたことだ。

これに対して、核保有国らは賛同が得られなかった。

特に今までは共同提案国だったアメリカが棄権にまわったことが、
日本の平和活動の限界を示しているとも評されていた。

一方、オーストリア提案の核禁止決議は128か国の賛成で決議。

日本は核傘下に入る日本は、反対に回っている。

世界で唯一の被爆国日本は、必ずしも世界から、核廃絶のリーダーと目されているわけではなく、
そういう行動をとっているわけでもない。

中国からは「戦争をしかけた日本の結果が被曝にすぎない。その日本に核廃絶をいう資格はない。」

アメリカからは「原爆投下は戦争を止めるために仕方のなかったこと。
そうでもしないと日本は戦争をやめなかった。」

日本が被曝したこと自体、日本が戦争をしかけたからだ。日本が悪いという認識なのだ。

かわいそだと思っても、それは、世界に通用することではないというわけだ。

いずれにせよ、核保有国が賛成しない核廃絶や核禁止が重い意味を持つとは思えない。

2015年11月3日火曜日

従軍慰安婦問題

日本と韓国との間に横たわる、今一番大きな障害だ。

日本側は1965年の日韓基本条約で解決済みとの立場を崩さない。

韓国側はそのときはわからなかった問題だから、解決済みではないと。

法的には解決済みなので、人道的見地から解決を図るというのが、日本側の立場なのだが、
韓国側はあくまで、法的な解決を望んでいるというのだ。

やはり、法律の考え方からして、解決済みということはどうしようもない。

だから、人道的に実質的な支援をおこなう、なんで、それが受け入れられないのか、
そこがわからない。

韓国は名を捨てて実を取るべきだ、と言いたいのだが、
それは日本側のひとりよがりの論理なのだろうか。

それとも韓国は「名」を重んじるから、それでは受け入れられないのか。

これも文化的なものなのか。

どちらの国が何をどう譲歩して、解決を見るのだろうか。

これからも、様子を見なければならない。

2015年11月2日月曜日

日中韓首脳会談によせて

日本側の歴史認識に対して、不満を持つ韓国と中国。

日本が両国を支配してきた歴史は事実で、
それに対して「おわび」の気持ちを欠いてはならないのは確かなのだろう。

だが、事実は消せないからと言って、両国との関係に対して、永遠のものではない。

安倍首相は、その談話の中で、そう述べていた。

「水に流す」日本では、そういう。

せまい島国だから、対立があっても、そんなふうにやりすごしてきた。

和の文化の一端でもあろう。

だから、彼らが「まだ言うか」と思ってしまう。

儒教文化圏において、「憎しみ」はどうとらえられるのだろう。

あるいは、一旦、敵になり、虐げられた相手に対して、永遠に恨みを持つものなのか。

そういえば日本でも、江戸時代、「親の敵」とか言う場合、子供がかたきうちをしても、
犯罪ではなかったような気がする。

「忠臣蔵」なんかでもそうだよな。

あれなんかも儒教、儒学の影響だろう。

中国とかからみれば日本は東夷にすぎない。

そんなやつらに支配されたとあっては、「親の敵」が永遠であってもおかしくないだろう。

韓国は植民地化までされたのだから。

「飼い犬に手を噛まれた」どころではない。

君臣関係が逆になってしまったのだ。

うらみつらみも永遠というのもむべなるかな、である。


2015年10月31日土曜日

体操ニッポン

男子体操が世界選手権37年ぶりに金メダルを獲得した。

絶対エース内村と白井、萱など若手の活躍だった。

一方、個人総合となると、内浦ただひとり。

もちろん、内村は6連覇。

自分でも信じられないという化物ぶりだが、続く萱は10位。

10位でも十分すごいのだが、国内に内村を脅かす選手がいないのがさびしい。

白井も床だけだし。個人総合となると高校レベルでも優勝出来なかったはずだ。

内村が君臨している内に、若い人と達にもっともっと力をつけてもらいたい。

そうすることが、お家芸とも言われた日本の体操を復活させるポイントだろう。

内村だけではないのだ、ニッポンは。

東京オリンピックに向けてそんな風がほしい。

2015年10月30日金曜日

岡田代表、国民連合政府構想拒否

まあ、そうだろうな、とは思う。だから、民主党はダメなのだろう、と思う。

民主主義における「力」は、数である。「数」をとらないと、何もできない。

そう考えるべきだ。

「少数意見の尊重」など、きれいごと、お情けに過ぎない。

なのに、民主党の岡田代表は、志位共産党委員長の「国民連合政府構想」を拒否した。

もちろん、野合のそしりは免れない連合政府ではある。

しかし、安保法案はすでに決まってしまったことだ。

廃止するには野党の側の能動が必要である。

国民に広く理解を求めなければならないのは、野党側なのである。

そのための体制づくりが急務であり、デモとかのんびりやっているばいいじゃないだろう。

民意が世論調査通り、反対の方にあるのなら、それを国会に反映できるようにするのが、
政党の仕事だろう。

そういう意味では、志位委員長の考え方が正しいと思う。

本当に国を動かそうとするなら、薩長同盟のようなことが、必要だろう。

成功したか失敗したかは別にして、民主主義で国を動かせるのは「数」でしかない。

この状況下で野党がまとまらないのは、安倍政権をどこかで賛成しているのだろうと思ってしまう。





2015年10月29日木曜日

辺野古着工

今日、辺野古移設の工事が始まった。

菅官房長官に言わせると、県が承認取り消し手続きをおこなった時点で、協議は終わった。

だから、着工ということなのだろうが、あとは法廷闘争ということになるのだろう。

それにしてもこの問題、どうしてここまでこじれたのだろう。

民主党の鳩山元総理がいい加減なことを言ったのも大きいのだろうが、
私には沖縄県民のわがままに映るのだが。

こんなことをいえば、沖縄の人たちに怒られるかもしれないが、
高速道路工事に反対する地権者が強制的にそこから追い出されているのとどこが違うのだろうか。

「あの山に高速道路が通ったおかげで、あの家は大金が入って、いい家を建てたよ。」

「あの御殿みたいな家がそれだよ。」とか、言って、立ち退きを羨ましがったりすることもある。

もちろん、沖縄の人たちは、お金がほしいわけではないだろう。

だが、お金で解決できることではないのか。

いや、お金で解決すべき事柄ではないのか。

「沖縄は植民地じゃないぞ、いざとなったら独立するぞ。」

それもわからなくはないが、国のためということもあっていいのではないか。

それなりの対価が支払われるのであれば。

現在では、愛国心もかなりドライになってしまっているが、
沖縄の人たちはそんなドライな愛国心さえも持ちあわせていないのだろうか。

2015年10月28日水曜日

航行の自由

スプラトリー諸島のスーピ礁の12海里の海域を、
横須賀配備のイージス駆逐艦が航行した。

これを受けて、中国のイージス艦や巡視艦が追跡をした。

中国は領海を勝手にこうしたことに対して、猛烈な抗議をおこなったが、
これに対する報復措置はとるとはいうものの具体的には決まっていないようだ。

アメリカの暴力とも思えるこの行為は、戦争を促すものかもしれないが、
中国が岩礁を埋め立てて、滑走路などを作ってしまった現状に対して、
なんらの効果的な抑止策をとってこれなかた今までのほうが問題だと思う。

むしろ、おそすぎたくらいだと思う。

抗議だけではどうにもならない現状を考えると、実力行使をせざるを得ない。

もし、戦争になったらどうするのか?という問題はある。

しかし、ここまではしてもいい、そういうことは、戦争にある程度慣れないとできないことだと思う。

やっぱり、そういうことは、アメリカにお願いしたほうがいい。

安保法案もこういうところで、生きてくる。

後方支援をどうするか、日本の立場や役割も重要だと思う。

2015年10月27日火曜日

下町ロケット

下町ロケット第2話が放映された。

平均視聴率17.8%を記録。第1話を上回る記録である。

10月スタートのドラマ番組では第1位だったという。

ちなみに今年スタートしたドラマ番組では「相棒season14」が18.4%が第1位。

しかし、第2話では17.6%と下がっていた。

確かに、池井戸潤氏の原作はおもしろい。

銀行や企業を下地にその中で、信念を貫く主人公にふりそそぐ山あり谷ありの展開に
手に汗を握って見入ってしまう。

現在、朝日新聞でも連載中で、こちらは下町ロケット2。

新聞とテレビで違う話が同時進行しているため、ちょっとこんがらがってもいるが、
それほど人気だということだろう。

直木賞受賞作である。

一昨年だったか、そのまえだったか、流行語にもなった「倍返し」の半沢直樹の大ヒットが記憶に新しい。

そう言えばその間に、「ルーズベルトゲーム」もあったな。

なんにしろ、日曜日の夜が楽しみである。



2015年10月26日月曜日

浅口市の木、星、魚

浅口市が市のシンボルを募集している。

今月末までだったように思うのだが・・。

浅口市のシンボルとなる、木、星、魚ってなんだろう?

ちょっと自分でも考えてみた。

まず、この3つは合併前の浅口市である、金光、鴨方、寄島の三町を指していることは、
なんとなく見当はつく。

それを意図してこの3つなのかどうかまではわからないが・・。

ただ、でもそうだと考えたほうがおもしろい。

植木で有名な「金光」、東洋一の天文台で有名な「鴨方」、そして漁業の街「寄島」だと
かんがえるべきだろう。

まず、木は金光を示し、代表的な植木である「さつき」はどうだろう。

旧金光町のシンボルツリーでもある。また、図書館にもその名がついている。

次に星は鴨方を示している。

ちなみに「鴨方」という小惑星もあるようだ。鴨方町から取られている。

ただ、あまりにマイナーなのでシンボルスターにはなりにくい。

ここはやっぱり「天の川」あたりではどうか。

なんでかって、やっぱり、鴨方と言えば「そうめん」。

「そうめん」といえば「天の川」ではないですか。

最後が美味しい魚で有名な寄島。

アナジャコ、牡蠣、ガザミ・・

いずれも魚と呼ぶにはねえ。タイやサバとかとはちがって、魚介とはいうものの、魚とは言いづらいなあ。

ただ、寄島町時代のシンボルフィッシュはガザミ。

やっぱり、寄島といえばガザミですよねえ。ここは歴史と伝統のガザミでいきましょう。

ということで決定!

浅口市の木はさつき、星は天の川、魚はガザミ!

2015年10月23日金曜日

南沙諸島

日本付近で戦争が起こるとしたら、やはり、南沙諸島なんだろう。

尖閣諸島に関しての、日中開戦より可能性は高い。

最近の中国の発表だと、どうもそっちを優先しているように見える。

しかも、オバマ大統領は中国が岩礁をうめたてて滑走路を作ったところに、
軍艦を航行させるそうだ。

言うだけかもしれないが、本当に走らせれば、軍事衝突の可能性がある。

軍事評論家によれば、実際に軍事衝突したら、アメリカが中国を撃退するという。

実際、もしそんなことあが起これば、日本だって「まきぞえ」を食う。

これに積極的に関与するか、逃げるかは「集団的自衛権」とも絡んでくる。

すくなくとも日本に米軍基地はある。

このときの日本の態度と「尖閣諸島」はおおいに関係あると思う。

われわれはこういうことをもっと掘り下げて考えなければならない。

2015年10月22日木曜日

自動運転

ハンドルをもたないでも、自動で自動車を運転できるシステムが実現しそうだ。

今書いていて思ったのだが、「自動車」という言葉はむしろそのほうがぴったりくる。

ホンダやトヨタが2020年に開かれるオリンピックに間に合わせようと、本気になっているらしい。

技術的にはもうすぐそこまで来ているということだ。

1964年の東京オリンピックで、新幹線や東名高速道路がお目見えしたように、
2020年の東京オリンピックには、リニアと高速道路の自動運転か。

オリンピックは、やはり、世界の祭典だ。

最先端交通技術のお披露目の場でもある。

日本のスポーツ選手には地元として、がんばってほしいけれど、
こういった技術の方にもがんばってほしい。

やはり、日本の技術は世界一。

海外への技術の売り込みもさることながら、
観光国として、多くの客をよびこむきっかけとなってくれれば。

東京オリンピックには、そんな願いもかかっている。



2015年10月21日水曜日

高橋由伸監督

球団側は、高橋由伸に監督を要請したという。

原監督辞任の後を受けて、誰が巨人の監督をするのかということが問題となっていた。

大本命の松井はまだアメリカで野球に携わりたい、江川も断ったという。

原野球の後継という意味では、川相という線もあったらしい。

ただ、原監督が辞任に至った理由、戦力の低下を招いたチーム原のひとりではある。

そうなると、残るは「高橋由伸」。

一本化とは言うけれど、他にいないということなのだろう。

本人は現役にこだわりがあり、現在もコーチだが現役選手である。

選手を兼任する監督にはなる気がないらしい。

それはそうだ。監督を兼任できるのはキャッチャーぐらいじゃないか。

確かに、阪神の金本やDeNAのラミレスに対抗できる集客力を考えると、高橋由伸しかいないのかなあ。

っていうか、むしろ物足りないという気もするのだが。

ヤクルトの真中監督の例もある。

ここは、一発、天才、高橋由伸にかけてみようか。

長嶋元監督も応援しているみたいだし。

2015年10月20日火曜日

国民連合政府構想

安保関連法案の審議に際し、安倍総理は国民の理解を広げるために、
さまざまな努力をしたにもかかわらず、それは広がらなかった。

むしろ、「違憲」など、安保法案に対する反対の理解の方が深まったと、
もっともな批判もささやかれた。

しかし、この法案が成立してしまうと、反対派は逆に国民に対して、
この法律を廃止すべく、なぜ廃止なのか、国民の理解を広げなくてはならない。

「広く国民への理解を求める」という意味では、立場が逆転しているのだ。

そして、国会で多数を制して廃止する。

できてしまった法律を廃止したいのなら、裁判という別ルートを取らない限り、
それしか方法はない。

そいう意味で、共産党の言う「国民連合政府構想」は、本気だと思う。

世論調査では、確かに反対する人の方が多かったのだ。

絶対に「不可能」とは言えないだろう。

「選挙協力」「閣外協力」「政権協力」とその協力の仕方はいろいろあると思う。

次の参議院選に焦点を絞り、「数」を制するための方策は必要があるのではないか。

ただ、解散権がないので、長い戦いになるのだが。

まずは「ねじれ」というところだが。


2015年10月19日月曜日

国民連合政府構想

安保関連法に反対するため、共産党が国民連合政府構想を打ち出した。

確かに、決まってしまったものをさっそく廃止するわけだから、
決めるよりもたいへんな労力がいるだろう。

共通の敵に対して団結するという、まさに統一戦線である。

総理が国民に対して、理解を深めようとして、結局、深められなかったように、
これからは、反対派が国民に対して反対の理解を深めなければならない。

もっとも、個人的には逆も無理だと思ってはいるが。

相対する意見がかみあわないとき、民主主義では、多数決を採用する。

どっちかに決めなければならないからだ。

そういうとき、「少数意見の尊重」は、単なる「建前」になる。

それはそれで仕方のないことだと思う。

決まらないよりいいからだ。

安保関連法は、この「数」を制して、成立した。

それを覆そうというのだから、「数」を制するしかない。

機関誌、ビラ,集会,デモなど、どれも「数」を制するための手段である。

「落選運動」などもイメージはあまりよくないが、直接的なので効果はあると思う。

今から「数」を制しようというなら、野党は共産党提案に乗っかり、
「特命政府」を打ち立てるのが、もっとも現実的だと思う。

なにしろ、「世論調査」では、反対派の方が多かったわけだから。

もちろん、「投票」と「アンケート」では様相は異なる。

「アンケート」の方が軽いからだ。

実際、アンケートではNOといっても、投票へは行かない、という人もいるだろう。

特に浮動票と呼ばれる人たちや政治に対してあまり関心を持っていない人たちの行動はわかりにくい。

だとしても、反対派のよりどころは、「国民の総意」だろう。

だとすれば、YESかNOかの選択を二者択一を国民に迫らなければならない。

それはかつて小泉元首相や橋本大阪市長が使った手法であるが、
この劇場型と言われるやりかたでないと、国民を動かすことはできないだろう。

本気で安保関連法に反対したいのなら、共産党の提案にのるべきだ。

他の方法では、たぶん、無理だと思う。

ここまできて「正攻法」は通用しない。













2015年10月15日木曜日

辺野古移設はしかたがないのか

14日、翁長沖縄県知事が移設承認取り消しを提出したことを受けて、
沖縄防衛局は国土交通相に対して、審査請求をおこなった。

それにしても、辺野古移設問題、どうなんだろう?

はためには、沖縄のわがままに映るのだが。

米軍も防衛省もそのつもりで、しかも、前知事時代に決めたことなのだから。

やるとすれば、独立する覚悟がいるのではないか。

イギリスにおいて、スコットランドが独立に関して住民投票したように、
住民投票をしてもいいように思う。

しかも、それで勝つだけの民意があるのだろうか。

あと、ひとつ気になるのは、
海兵隊を運ぶ揚陸艦4隻は佐世保に配備されているので、佐世保付近のほうが合理的、という意見だ。

もし、そうなら、なんで佐世保付近じゃないのだろう。

そのあたりをもう少し、詳しく知りたいと思う。

基地を差し出す見返りが少ないというのなら、「もっと多くしろ」というべきだと思うけれど、
合理的に考えたら、佐世保付近と言うのなら、じゃあ、こっちのわがままなのか?と思ってしまう。

ではなせ、アメリカ自体がそれを言わない?

それもよくわからないことではある。


2015年10月13日火曜日

辺野古埋め立て承認取り消し

翁長知事が以前から言っていたことだが・・。

今日、承認取り消し手続きが行われる。

どんな「瑕疵」があるというのか、仲井真元知事が承認したことを、取り消しなんてできるのだろうか。

勝算があるから、そうしているのだろうが、まったくもって予断を許さない。

そもそも、沖縄に米軍基地があることは、歴史的にも、戦略的にもやむをえないのではないか。

本土と同一でなく不公平と言えば、それはそうなのだが、米軍基地があるのはしかたがないけれど、
その分、こうしてくれ、という話にはならないのだろうか。

自分の住んでいるところではないから、そんなことが言えるのだと言われれば、そうれはそうかも、と、
思わざるを得ないが、今後ますます、沖縄は重要になる。

南沙諸島などの問題があるからだ。

おそらく、集団的自衛権との問題も絡んで、日本も世界の中で、戦力の一部を 担うようになる。

それは決して、沖縄の人の人権を無視しているわけではない。

2015年10月12日月曜日

南京大虐殺の世界記憶遺産登録

負の遺産としてだろう、南京大虐殺がユネスコの世界記憶慰安に登録された。

之に対して、現内閣はユネスコに対して分担金を払わないなどの、対抗措置に出ると息巻いている。

海外からは、「日本の隠蔽体質」を問われている。

隠蔽しているのは中国の方ではないかとも思えるのだが、いったいどうなのだろう。

そもそも、南京大虐殺は歴史的な真実なのだろうか?

25万人の街で30万人はしなないだろうとか、そんなにたくさんの死体がどこに消えたのか。

大虐殺がどこまで本当なのかがわからない。

それこそ、中国の隠蔽体質なのではないか、と思ってしまう。

日中戦争が始まったころに南京で多くの人が、日本人に殺された。

それは確かなのだろうが、「多く」がどれくらいの数字を指すのかがわからない。

ユネスコはそれをどこまで調べて登録したのか、日本側の気持ちもわからないではない。

ユネスコはそういうところをしっかり調べないと、信用されなくなる。

少なくとも、それは思う。

2015年10月9日金曜日

ノーベル文学賞

ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチ氏にノーベル文学賞が授けられた。

同時に、日本の村上春樹氏は、また今年も受賞を逃した。

科学分野の賞も難しいが、文学賞も選ぶのはたいへんだろうと思う。

イギリスのブックメーカー(賭け屋)のオッズでは、昨年は村上春樹氏がトップだったという。

今年は受賞したベラルーシの作家がトップで、2位が村上春樹さんだった。

じゃあ、昨年受賞出来なかったんだから、もうないぞ、ということなのか。

受賞作がチェルノブイリの話だというから、テーマもそういうテーマじゃないといけなのだろうか。

そんなことはないだろう、「平和賞」ではなく「文学賞」なのだから。

一方、科学に関する賞に対して、文学賞は、言語の違いが大きく影響する。

自分が日本人で日本語しかまともに読み書きできないからなのだろうか、
日本人作家と他の国の作家を同じレベルで考えることはできない。

「文学賞」レベルの読解はそもそも会話レベルとは全く違うだろう。

売れているかどうか、翻訳されているかどうかと言った、デジタル的なものも大切なんだろうな。

いずれにしろ、そろそろ、村上春樹氏にンーベル賞を授けていただきたい。


2015年10月8日木曜日

1億総活躍

安倍内閣の改造人事が行われた。

そのなかで、目玉とされるのが、1億総活躍担当大臣だ。

任命されたのは加藤勝信氏。

官房副長官としての活躍が認められたのだろう。

加藤勝信氏は故加藤六月氏の娘婿。岡山5区からの選出議員である。

義父と安倍総理大臣の父親晋太郎氏の仲が良かったので、そのつながりもある。

もともと旧大蔵官僚で厚生分野に明るい人だから、担当大臣としてはふさわしいのだろう。

問題は、「1億総活躍」が何を意味するかだろう。

老若男女でいえば、「老と女」、中央と地方で言えば「地方」。

今まで、活躍していなかった層が活躍するということだろう。

であれば、それぞれの担当相や省庁と役割がかぶることもあるだろう。

それらを統括する意味合いや縦割りを防ぐ意味合いがあるのかもしれない。

どこかの新聞が書いているように「役割があいまい」である。

総理は、最初から設計図があるわけではない?だったかなんだったか、
そこから考えなければならない難しい役割だという。

人口減少が明白な社会で、スローガン的には必要なことだろう。

年よりが自分でカネを稼ぎ、女性が上役になる。そして田舎が最先端になる
具体的にはこれからだ。

加藤大臣に期待したい。

2015年10月7日水曜日

ノーベル賞、2日連続日本人

連日のノーベル賞受賞に湧く日本。

一昨日の大村智さんに続き、昨日は梶田隆章さん。

梶田さんは物理学賞で、物理学賞は日本人が11人目である。

日本人はかしこいんだなあ、と思う。

梶田さんはニュートリノに重さがあることを発見したとかで、
以前ノーベル賞を受賞した小柴さんの弟子に当たるらしい。

日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんも物理学賞だった。

湯川さんを師事した仁科芳雄さんは、里庄町の出身で、そこには記念館などもある。

子供の頃、湯川さんの伝記を読んで、京大理学部物理学科に行きたいなと思ったこともある。

それは、小学生の頃のことだが・・。

いずれにしても、日本には理論物理の伝統とか環境とか言いうものがあるのだろう。

でないと、ここまで、ノーベル物理学賞受賞者を輩出できないと思う。

ただ、経済成長の頃に発見したことが、やっと評価されてきているとしたら、
いずれ、韓国やそれから中国だとかから、受賞者があらわれるのかもしれない。

韓国とか受賞できずに、ずいぶん落胆しているようでもあるが。

2015年10月6日火曜日

TPP大筋合意

難航していたTPPが5日朝(日本時間5日夜)大筋で合意したことが伝えられた。

よかったのか、わるかったのか、よくわからないところもある。

なにせ、参加する時から反対派も多い貿易条約だからだ。

しかし、TPPはアベノミクスの大きな柱である。

安保法案もそうだけれど、安倍内閣では、さまざまなことが決まっていく。

ねじれ時代のように決まらないで進まない、というよりはいいのではないか。

「いいわるい」は現時点ではわからない。

でも、政治なのだから、「何もしないのが良い」とばかりはいかないだろう。

TPPが合意に達したからと言って、直ちに国民生活が変わるわけでない。

だから、検証していく過程で「しまった」と思うこともあるかもしれない。

しかし、それは、どうしようもないだろう。そういうこともあるかもしれない。

しかし、今は世界の4割という自由経済圏の中で、日本がどういうメリットがあるのか見ていきたい。

すくなくとも、輸入品は安くなる。

2015年10月5日月曜日

ロシアによる空爆

ロシアがシリアのアサド政権に対して反抗する勢力に対して、空爆をおこなった。

しかし、これが必ずしもISではないことに問題だ。

アメリカはアサド政権に対して賛成ではないが、ロシアは支持している。

この対立が即、代理戦争になるわけではないがが、
アメリカが支持している反体制側を、攻撃したわけだから、米ロの対立がひどくなるのは確実だ。

クリミア半島といい、シリアといい、アメリカのおさえがきかなくなって、
ロシアのするがままになっているような気がするのは、私だけだろうか。

今の戦争は、かつてのように国と国との戦いではない。

ISのようなテロリスト集団と警察のような軍隊との戦いだと思う。

だから、ロシアのように政権を支える側と反抗する側というような色分けは通用しないように思う。

そういう意味で、世界の警察「アメリカ」が機能しなくなっているようにも思えるのだが。

実際、アメリカが国境なき医師団を誤爆するというあってはならない事件が
アフガニスタンで起こったりもしている。

また、バングラデシュでは、日本人が殺され、ISバングラデシュ支部名で犯行声明が出されている。

ISはないとのことだが、何を敵とみなし、何を味方とみなすのか、その線引きが難しくなっている。

どこかの集団に属することで、リスクが高くなることは確かだが、
属さないことで、関係を断つことが、ほんとうによいことなのだろうか。

いやいや、関係を断つわけではない。と言うかもしれないが、
他人がいじめられているのに無関心でいるのと、そんなに次元がちがうのだろうか。




2015年10月2日金曜日

世界大学ランキング

Times Higher Educations (イギリス)は、9月30日、2015年の世界大学ランキングを発表した。

1位は5年連続でカルフォルニア工科大学。2位はオックスフォード大学、3位がスタンフォード大学。

4位以下にはケンブリッジ、MIT、ハーバード、プリンストン、インペリアルカレッジロンドンが続く。

8位に入ったのが、スイスのチューリッヒ工科大学でアメリカ、イギリス以外では、最も高いランクだ。

日本の大学では100位以内に入ったのは、43位の東大と88位の京大のみ。

それぞれ前年が、23位と59位だから、いずれも順位を落としている。

文部科学省としても、このランキングを意識して、スーパーグローバル大学の取り組みをしてきただけに、
トップ13校が軒並みランクダウンしているのは、厳しい現状だろう。

評価基準は「教育」「研究」「論文被引用数」「産業界からの収入」「国際性」

日本の大学は特に、「国際性」が問題とされており、今年のランキング低下は、それが原因であった。

けれも、東大の留学生のコースのように、「滑り止め」にされている現状では、どうだかなあ、と思うし、
9月入試もうまくいくのかなあ、と思わないでもない。

「留学生」を引き込みたいのなら、やはり、日本の魅力を磨くのが一番だろう。

観光、文化そういった魅力もそうだが、大学なので、「世界最先端の研究」だろう。

海外に門戸を開くのはそれからでいい。問題ないレベルではなく、飛び抜けた実力を示して欲しい。

2015年10月1日木曜日

国際競争力

9月30日、世界経済フォーラムが最新の世界国際競争力ランキングを発表した。

これによれば、1位スイス、2位シンガポール、3位アメリカの順だった。

4位、5位は、ドイツ、オランダ。(たぶん)

6位は2年連続の日本。

韓国26位、中国28位に比べると、日中韓では圧倒している、と言える。

香港の7位、台湾の15位とかつてのNIEsは、健闘しているといえるだろう。

そういう意味では韓国が、そんなもんか、という感じが否めない。

国の大きさがけっこうたいへんなんだろう。

そういえば、NIEsは小さい順に並んでいる。

BRICsの方はどうなんだろう?

インドは55位だ。ブラジルは75位だ。

ロシアはよくわからない。

いずれにしてもまだまだだね。

しかし、現実の問題としてはどうなんだろう?

高速鉄道などは中国にずいぶん負けている気はするのだが・・。

2015年9月30日水曜日

福山雅治

結婚するというだけで、ワイドショー番組の多くの時間を占めてしまう。

まあ、すごい人なんだろうな。

それにしても、テレビ番組で、菅義偉官房長官が「たくさん子供を産んでほしい」的なことを言ったら、
「生む生まない」は個人の自由とかいう批判が相次いだ。

まあ、少子化に悩む国の政府の要人とすれば、当然といえなくもない発言ではあるけれど、
政府要人の発言はなかなか発言は難しいものだ。

それにしても・・
この結婚で福山さんの所属するアミューズの株価がさがったとか。

いろいろと影響力のある人だ、と改めて思う。

2015年9月29日火曜日

オリンピック追加競技

2020年、東京でオリンピックが開かれることにより、日本で独自に競技が追加できる。

その競技が決まったようだ。

もちろん、IOCでの最終決定が必要になるのだろうが、ほぼ決定とみていいだろう。

「野球・ソフトボール」は、まあ、当然かな。

もともとオリンピックにあったのが、廃止されたわけだし、
日本ではサッカー以上に歴史と伝統があり、追加競技としてもずっと本命視されてきた。

他には「空手」「スポーツクライミング」「ローラースポーツ」「サーフィン」

正直、「空手」以外は、それがオリンピック競技?と思える。

どちらかというと、レジャーに近い感じがするのだが、一般にはどうなのだろう?

って言うか「スカッシュ」がだめな理由もよくわからないのではあるが。

「空手」にしても国内に、世界に存在するのは、「寸止め系」と「フルコンタクト系」の二つのルールだ。

多分、同じルールでは戦えない。

とすると、両方?

組み手は両方ある方がおもしろい。観客的には。

そこまで「空手」に力が入れられるのだろうか?

むずかしいところだろうな。

国体ルール(寸止め系)でも男女や階級がある。型もあるわけだから、
これだけでも金メダルが8個ぐらいいる。

団体まで入れれば10個だ。

フルコンタクト系に型はないしにしても、階級がもっと多ければ、2倍にはすぐなるだろう。

女子はフルコンタクトにはなしとすれば、13個か14個ぐらいでおさまるかな。

団体もなしにしよう。そうすれば、10個ぐらいでおさまるかもね。

「野球・ソフトボール」「空手」を軸にすすめるなら、それもいいかもしれない。

よし、2ルールでいこうではないか。

2015年9月28日月曜日

鶴竜の優勝

照の富士が優勝するだろう、と思われた場所だった。

日馬富士の休場、白鳳の連敗と休場、
普通に考えれば、もう一人の横綱、鶴竜に期待がかかる場所ではあった。

しかし、鶴竜は優勝候補の2番手にいた。

大関の照の富士が連勝街道を突っ走る中、鶴竜は1敗、2敗と星を落としていたからだ。

解説者に言わせると、「今の照の富士が負ける姿が想像できない。」

かつて、白鵬に贈られた賛辞である。

残り4日となった終盤、照の富士は栃煌山に1敗を喫する。

これがきっかけとなたのだろうか、翌日の稀勢の里戦でも敗れてしまう。

なお、悪いことにこのときに膝を痛めるというアクシデントまで負ってしまうのだ。

この段階で、優勝は鶴竜という流れが決まってしまった。

その後、照の富士は強行出場し、1敗、千秋楽に鶴竜戦で勝利するも、優勝決定戦で敗北。

結果準優勝で終わることになる。

照の富士は強引な取り口を反省しなければならないだろう。

鶴竜は、横綱らしい取り口が求められた。

ただ、おもしろい場所ではあったように思う。

2015年9月25日金曜日

3秒ルール

「床に落としたお菓子も3秒以内なら食べられる。」

確か、そういう内容の3秒ルールと言われるものがあった、と思う。

それはよく考えたらルールではないのだが・・。

何秒だろうが床に落ちたものは汚ないので食べてはいけない。

「食べられる」ではなくて「食べても怒っちゃいけない」と、
親に向けたものならルールと呼べるもかもしれない。

閑話休題

最近は、交通マナーで3秒ルールなるものが、広まっているとか。

広まっていると言うより、広めているという方が実態に近いかもしれない。

それは車間距離に関するもので、車間距離をどのくらいあけるけるかということを、
距離(メートル)で表すのではなく、時間(秒)で表すものだ。

少なくとも、その方が、スピードが速い時には長い距離になり理にはかなっている。

要は、前のクルマが通過した地点を3秒後に通過するように車間距離をとれと言うもので、
前を向いたまま計れるから、安全性も損なわない、ということだ。

追突事故の多い昨今、警察としても、広めたい習慣のひとつなのだろう。

ちなみに、1,2,3と数えると、誤差が多くなるので、
いちまるいち、2いまるにい、さんまるさんと数えるのだそうだ。

時計を見ながら数えるとなるほど、秒針の動きとぴったりあっておもしろかった。

大きめの声ではかはきと言うのがポイントだと思う。

こんどはこの3秒ルールを適用すると、
実際には目視でどのくらい離れるのか、ちょっと見てみたい。

2015年9月24日木曜日

VW,排ガス不正問題

今年上半期、トヨタを抜いてグループ販売台数で世界トップに立ったVWに不正問題が発覚。

経営を揺るがす問題にまで発展。ウィンターコルン会長は辞任を表明した。

ディーゼルエンジンに付属した排ガス装置のソフトが検査の時だけ、
綺麗な空気が排出されるようなしくみになっていたという。

まあ、くわしいしくみはよくわからないが、そういうしくみのソフトを組み込んでいたらしい。

そういう法律ならよいのだが、「不正」という以上は、法的に問題のあるやりかたなのだろう。

おかげでVWの株価急落。

ドイツ製の工業製品全体に対する信頼の失墜も免れない。

これで、トヨタの年間首位は安泰かという気がしないでもないのだが、
よろこぶべきことでもない様な気がする。

トヨタのときのブレーキの問題やタカタのエアバッグの問題とは違う、「故意」が感じられ、
単なる外国製品叩きとは思われない。

ワーゲンならそんなことしなくても、売れるだろうに。

だれがどう考えてこんなことをしたのか、いつかはばれることもわかっていただろうに。

2015年9月23日水曜日

北方領土

21日日ロ外相会談が行われた。

岸田外務大臣によれば、北方領土について突っ込んだ話し合いが行われた、と。

一方のラブロフ外相は、北方領土問題については協議しなかったと。

ラブロフ外相は、日本は敗戦という歴史的現実と国連憲章を受け入れるべきだという態度を崩さなかったとも。

そして、平和条約交渉とは北方領土問題を解決する交渉だという日本側の姿勢を真っ向から否定した。

北方領土はどうなるのだろうか。

ロシアが返還してくれるなどということは、もう考えられないのではないか。

少なくとも全島なんてことは。

外務次官級協議は、10月8日からときまったが、プーチン大統領の訪日日程はきまっていない。

ウクライナ問題でもその考え方が問われたように、ロシアの「戦争」に対する考え方を変えられるのだろうか。

われわれは、そういう戦いをしなければならないのだろう。






2015年9月22日火曜日

さっそく、南スーダン

現在、南スーダンで行なっているPKO活動に関して、「駆けつけ警護」を加える検討にはいった。

「駆けつけ警護」とは、PKOに参加数r自衛隊が、離れた場所にいる他国部隊や国連職員が
に、武装集団に襲われた場合に現場に向かい、武器を使用して助ける任務のことを指す。

法案が通ってすぐということは、通ることを見越して、下準備はされていたのだろう。

衆議院でも参議院でも多数を得て通った法案である。

通ることは見越されていたのだろう。

ならば、南スーダンの問題について考えることが、安保法案について考えることにもなるのだろう。

こういった具体的な問題になると、がぜん、やっぱり安保法案が通ってよかったなあ、と思わぬでもない。

まあ、こうして、安保法案を定着させることも安倍総理の意図なのだろう。

内閣で憲法解釈を変えて、国会の多数決で通した安保法案である。

これで問題だというのなら、本来なら解散総選挙なのだろうが、どうみても解散権は野党にはない。

じゃあ、次の選挙で、安保法案を争点にして、その点だけで野党共闘で闘うべきだ。

民主党と共産党では考え方に大きな開きがある。

だからと言って選挙協力しなければ、ますます、弱小化するだけだ。

国会で決まったことは国会でしか潰せない。

違憲うんぬんは裁判所のしごとだし、おそらく、この種のことに裁判所は口を挟まない。

政府の暴走?を止めるというなら、選挙でしか止められない。

ならば、国民個人にに訴えるだけでは、だめだろう。

政党が変わらなければ。

安保法案に反対する野党が選挙強力をおこない政権を取る。

そして安保法案を廃案にしたら、解散総選挙でいいではないか。

小泉、安倍、橋本というひとたちが行なってきた劇場型政治というものはそういうものだ。






2015年9月21日月曜日

歴史的勝利

ラグビーワールドカップで、日本は優勝候補の一角である南アフリカに勝利した。

「奇跡」「歴史的勝利」日本側での大興奮は、南アフリカからすれば大変な屈辱だったろう。

開催国イギリスのBBCも「ラグビー史上最大の番狂わせ」と評した。

たしかに、南アフリカは本調子ではなかったし、全くのベストメンバーではなかったのかもしれない。

しかし、負ける相手ではなかったはずだ。

なめてはいけないが、勝負どころとそうでないところの力の入れ方は変えなければいけない。

南アフリカにとってもこれからだが、日本にとってもこれからだ。

これから日本が勝ち続ければ、奇跡でも番狂わせでもなくなる。

そうなってほしいということは言うまでもない。



東京オリンピックの前年にラグビーのワールドカップが日本で開かれると聞く。

不祥事続きのオリンピックの汚名を返上する幸先の良い快挙でもある。

何にしても「これから」だ。

2015年9月20日日曜日

やっぱり安保法案

参議院でも安保法案が可決した。

もともと60日ルールを使えば、参議院を無視することもできた中での採決だから、
いずれにしろ、結果ありき、での議論ではあったのだろう。

それにしても、この法案については、いろいろ考えさせられた。

国防についてどうあるべきかだ。



ひとつは個別的自衛権を押し進めて、スイスを理想とするような、永世中立国。

でもこれは、徴兵制など、相当の軍事力の強化が必要となり、
例えば、いまのままでは、尖閣諸島などで起こりうる中国との対立には、後ろ盾にならない。

だから、南沙諸島における東南アジアの国々とともに、米軍の力を借りて、中国に対抗する。

もちろん、日本は憲法9条があるので限定的な役割しか果たせないが、後方支援などで貢献できる。

そういうことだろう。



もうひとつの理想は集団的自衛権をおしすすめて、国連軍(無国籍軍)を有効に利用することだ。

日本人が国籍を離脱して、国連軍に入り、世界の警察になるというもの。

しかし、これは国連軍がどの他の国の軍隊よりも圧倒的に強力でなければならないし、
5大国に問題が生じた時にも動かせるだけの、強力な権力が必要である。

そんなことが現実化するわけがない。すくなくとも当面は。

世界の警察をお願いできるのは、結局、アメリカしかなく、
そのアメリカ軍も、だんだん内向きになりつつあるし、中国やロシアが台頭しつつある。

ウクライナのクリミア半島にしても、南シナ海の南沙諸島にしても、その軍事力が背景にある。

こうした問題に対して、日本はかかわらなくていいのだろうか。

それぞれ、北方領土や尖閣諸島と関わってこないのだろうか。

日本国憲法がどうあれ、国連憲章は集団的自衛権を認めている。



また、こうした対外的な問題は、戦争という武力を用いなくても、
外交の力で解決するべきだという、考え方もある。

しかし、外交努力で北方領土が日本に返ってくるのだろうか。

ロシアは北方領土は、戦争の結果で得た領土だと言いはっている。

クリミア半島にしても、外交努力で得たとは思わない。

現実はそうなのである。



安保法案で戦争を抑止するより戦争に巻き込まれるリスクは増えるという。

それは確かにそうなのかもしれない。

戦国の世を平和な世の中にしたのは、信長、秀吉、家康。

平和のためには、軍事力がまだまだ必要だと思う。




2015年9月18日金曜日

強行採決

安保法案が今まさに強行採決されようとしている。

国民の多くは、賛成するわけではないが、特に止めようとするわけでもないから、
結果的に、参議院も通って、法律として効力を発揮することになるのだろう。

それだけ、無関心な人が多いということだろう。

存立危機事態は不明瞭とされながらも、そう簡単におこることではない。

となれば、逆に、「自分がその子供が戦争に行ってもいいのか」という主張も空虚である。

たしかにつながってはいるが、かけはなれている。

この法案が日本に戦争を巻き込むといっても、ピンとこない。

護憲だ、立憲主義だと言ったところで、近代市民革命によって、
勝ち取ったものとはおよそ異なっている。

押し付けられたとは言わないまでも、負けた時に受け入れた「模範反省文」みたいなところがある。
立憲主義者の言うように、「国民が政府に出した命令」というものではない。

憲法が骨抜きにされている、とも言うが、残ったほうがホネなのかもしれない。

集団的自衛権にしても、国連憲章で認められているわけだし、
70年間もよく使わずに来たなあ、偉いなあ、もういいよ、認めても。
ということにならないのだろうか。

守破離という言葉ががあるが、9条もそろそろ「破」に時期になったのではないだろうか。


日本国憲法の前文には、日本語の文法として助詞がまちがっているところがある。

これすら変えることができないのである。

条文の内容をかえることなんてできるわけがない。

解釈改憲でいいのだ。

それをはかるための安保法案だと思う。

だから、強行採決でいいと思う。

合憲か違憲かは裁判所が判断する。


2015年9月17日木曜日

北海道新幹線

今年の北陸新幹線に続き、来年は北海道新幹線が開通する。

今年の金沢の盛り上がりを考えると、北海道が盛り上がるのだろう、という予想は成り立つ。

次は、札幌までということになるのだろう。

でもそれは、関東以北のことじゃないか、という気はする。

西日本から北海道に行くのは、やっぱり飛行機だろう。

新幹線を乗り継ぐ気はしない。

国内的には、経済的に許される限り、
新幹線による動脈が国土のはしからはしまでつながるのは、良いことだと思う。

でも、沖縄はむりだろうね。
鉄道輸送という性質上、そこは仕方ないだろう。

代わりに米軍基地を、なんて言ったら、そうとう顰蹙を買うのだろうが。

別の方法を考えなきゃしょうがないとは思う。

それにしても、四国には新幹線が行かないなあ。

別の方法を考えているのだろうか。

2015年9月16日水曜日

消費税の還付問題

消費税を還付する形でおこなう軽減税率(日本型軽減税率)に関して、公明党が反対。

白紙撤回しそうだというニュースが流れている。

白紙に戻されそうだからというわけではないが、悪くなかったように思う。

マイナンバーカードを使うも使わぬも勝手という、麻生財務相の発言もあったけれど、
例えば、年金生活者などの生活弱者は上限いっぱい還付、ということでよいのではないだろうか。

そうすれば、カードを使う必要もないし、そもそも、福祉目的の増税だったはずだから、
上限額還付というその使途は、その意図が達成されるように思うのだが。

ただ、上限の額が4000円というのも少なすぎないか?と思う。

上限を設けること自体はよいのだが、1日に直すと11円とかである。

2%分だから50倍しても、550円である。

1日の飲食にかかるお金って550円ほどなのだろうか。

もう少し上限が高くてもいいように思うのだが。

マイナンバーカードにしても、ポンタカードやTカードのような広範に使われているポイントカードを
政府認定にして、マイナンバーカードと連動させれば、カード使用は広まるとは思う。

まあ、マイナンバーカードのセキュリティーの問題でもあるが。

そう考えてみると、日本型軽減税率も悪くない。

2015年9月14日月曜日

プエルトリコ

キューバやジャマイカの東にドミニカがあり、そのちょっと東にプエルトリコがある。

一説には、コロンブスが「美しい港」とスペイン語で叫んだことにその名が由来すると言われている。

多分、プエルトが「港」でリコが「美しい」なんだろうなあ、と思っている。

そのプエルトリコが財政破綻。

アメリカの自治領であるがゆえに、アメリカの法律が適用されるが、
プエルトリコ自体は、発展途上国。

そのギャップが経済的な破綻を生んだと言われる。

まるで、EUにおけるギリシャである。

プエルトリコが悪いだけじゃない、たぶんそうなんだろう。

ハワイみたいに50番目の州になってしまえば、それはそれでいい、という気がするのだが。

実際、独立は難しそうだから・・。

この辺もユーロ離脱を言われたギリシャと似ている。

似ているといえば、プエルトリコ本島ではないにしろ、米軍基地のある島がある。

ここは「アメリカの沖縄」とか言われている。

なんやかやで、世界の縮図になっている小国である。

2015年9月11日金曜日

50年に1度

最近、気象に関して、「50年に一度」と言う言葉をよく聞く。

特別警報(50年に一度レベルの災害が起こる可能性がある)が始まった、
2013年8月末からのことだろう。

それにしても、「よく聞く」のは、変じゃないか。

50年に一度聞くのが普通のはずだが・・。

そのわけは、その示す範囲が「国」ではなくて、「都道府県」だということ。

だから、もし、全国毎年違う県でこのレベルの災害が起これば、47年に一度ということだから、
ちょうどいいという計算になる。

なにがちょうどいいのかよくわからないところもあるが、でも、年に2,3回ないかなあ。

多分そのへんが「異常気象」なんじゃないかな。

地球温暖化の影響?

台風が二つ並んでいたこと自体が異常気象とも言える。(ひとつは熱帯低気圧に変わっていたが)

まあ、何にしても、鬼怒川の決壊などのなどの映像を見ると、
50年に一度と言うよりは、100年に一度ぐらいにも見えるが、どうなのだろう?

東日本の震災のときの津波の様子のようにも見える。

災害に合われた人たちの無事を祈る他はない。

2015年9月10日木曜日

シリアの難民

人種、宗教、国籍、政治的意見または特定の社会集団に属するなどの理由で、
自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国を逃れた(人々)


もちろん、1951年の難民の地位に関する条約に定義された内容である。

難民と呼ばれる人たちには、上記の政治難民以外に
経済難民と呼ばれる戦争や貧困によって国外もしくは他地域に移住した人たちのことを指すこともある。

日本は難民条約に定義されたとおりに審査をおこなっており、今年は3人認定されたという。

ヨーロッパ各国が何万人という大量?の難民を受け入れているのに対して、なんという少なさだろう。

比較的近距離に陸でつながっているのと、海を隔てて遠く離れているのではだいぶ違う。

けれども、たぶんシリアとの距離的な問題だけではないのだろう。

もっと深く考えなければならない問題だと思う。

2015年9月9日水曜日

軽減税率をマイナンバーで還付

たぶん、発想それ自体は悪くないと思うのだが、それは現実的なののだろうか。

マイナンバー制度、特にマイナンバーカードの普及に大変役立つと思う。

しかし、「オレオレ詐欺」とかが、今もお年寄りを困らせているご時世で、
マイナンバーカードが安全に使用できるのだろうか。

おそらく、若い人にとっては、ポイントカードがひとつ増えるだけみたいなものなのだが、
お年寄りとかにはなあ、どうも心配である。

若い人にとっては、ポイントカードもマイナンバーカードに統一してしまえば、もっと便利になると思う。

ただまあ、1枚のカードの重みが増すことにはなる。

軽減税率の還付制はよいとしても、カード以外の方法があっても良いと思う。

もっとも、そうなると還付制では機能しなくなるので、
購入するときから軽減税率を適用することになる。

実際、還付制にすると読み取りの機械が必要になるだろう。

小さな店には負担が大きすぎないか。

どっちにしても、小さな店にはとんでもない試みではある。

還付制はやめたほうがいい。


2015年9月8日火曜日

難民問題

中東、アジア、アフリカからの難民をどう受け入れるか、問題になっている。

トルコに難民の少年の遺体が流れ着いたことが、多大な同情を呼んでいる。

さりとて、難民を受け入れるとなれば、多くの障害がある。

ドイツは人道的な処置として、80万人もの難民を受け入れることになった。

EU諸国に応分の負担を求めているが、EU各国はそれぞれ事情を異にしている。

フランスは及び腰、イギリス、ハンガリーは否定。

中東から日本へ、というパターンは少ないが、政情の不安定な東南アジアから十分考えれる。

シリアにしても政情を安定化させることがまず必要なのだろうが、ことは急を要する。

難民は受け入れても、保護ができないようだと、受け入れたとは言うまい。

治安も問題もあるし、なかなかどうぞ、とも言えない。

武力で貢献できないなら、そういうところででも貢献しないと、
本当に平和を求めていると言えないように思うのだが、どうなのだろう、そのへんは。



2015年9月7日月曜日

勝負は時の運

U18W杯、日本、惜しくも優勝を逃し、準優勝。

「勝ったほうが強いんだ」
そういわれたら仕方がないのだが、よくやったと思う。

決して負けていなかった。最後まで「なんとかなる」思っていた。
ツキがなかったのかもしれない。

少なくとも失点は、送球ミスとポテンヒット。不運としか言いようがない。

攻撃面でも、6回の篠原のホームへの走塁。

平沢のクロスプレイもセーフになってもいいのではないかというような場面だった。

いずれにしても、そこで、1点しか取れなかったのが響いた。

予選では勝ったアメリカに決勝では敗退。

「勝負は時の運」とはよく言ったものだ。

この夏甲子園をわかせた高校生、この夏甲子園にはいけなかった高校生。

それぞれが全力を出して戦った。

「日本の高校生は強い。」

少なくとも、それを日本中にそして世界にアピールできた大会であった、そう思う。

2015年9月5日土曜日

軽減税率

再来年度から10%に引き上げられる消費税。

きりがいいので、いいのかなと思う。

やはり、8%はめんどくさい。

「めんどくさい」にこりたのか、10%に引き上げられる際に、設けられる予定に軽減税率。

ほぼすべての飲食料品を軽減税率の対象にするようだ。

確かに、贅沢品と必需品の区別はつきにくい。

昔言われていた「エンゲル係数」なども、飲食品一般である。

エンゲル係数の考え方が正しいとすれば、飲食品に軽減税率がかけられることで、
消費税が少し、弱者に有利にはたらくかもしれない。

課税の仕方も、一旦10%の税率を負担した後、払い過ぎた税率分だけ、支給するという。

いいのかわるいのかよくわからないところもあるが、税に関してはシンプルな方がいいと思う。

なにかにつけてシンプルな方がいいのだ。


抗日戦勝利70周年記念式典

中国の首都北京で、9月3日、抗日戦勝利70周年を祝う式典が催された。

中国は、第二次世界大戦で、日本に完全勝利し、世界の主要国としての地位を回復したと述べた。

韓国とともに日中韓首脳会談を開催することを約束、
中国は30万人の兵隊を削減、覇権をとらないと宣言した。

パン国連事務総長が出席したり、欧米各国の首脳が参加しなかったり。

わからないのは、第二次世界大戦中の人民解放軍。

日本と戦った実績は少ないという。

確かに、アメリカとの戦いというイメージしかない。

そりゃあまあ、太平洋戦争というぐらいだから。

しかも、戦時中、日本との戦いで犠牲になった中国人の90%は、中華民国の人間だったというではないか。

戦後70年しても、まだそんなことを祝賀しているのか・・。

もちろん、中国にとっては、独立記念日のような意味合いがあるのだろう。

今では、第二次世界大戦で殺された中国人よりも、共産党政権によって殺された中国人のほうが多いとか。

中国が本当の意味で大国になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。

2015年9月3日木曜日

エンブレム

9月1日、東京オリンピック組織委員会は、佐野研二郎氏が手がけた、
東京オリンピックのエンブレムの使用中止を発表した。

しかし、わからないのは、その理由。

ネットによる誹謗中傷が、その一因だというのだ。

一連の報道を見る限り、一因と言うより、主因と言う感じがする。

佐野氏自身が「ネットによる誹謗中傷に耐えられない」そう、受け取れたのだが、違うのだろうか。

家族、親族、会社のスタッフらに対する誹謗中傷は自分に対するものより、
受けるダメージが自分自身に対するものより、ひどいと思う。

「国民に支持されないデザインではいけない」というのも、佐野氏の判断である。

国民に支持されているかいないかは、世論調査とかしたわけではないので、わからないと思うのだが、
「佐野氏からこう申し出があった」と言う理由で、組織委としても、それも理由としている。

少なくとも、私は、このエンブレムを支持するつもりであった。

あくまで、おそらくではあるが、佐野氏のデザインに法的な問題点はない。

いろいろ言われているが、マスコミで報道される識者の意見を聞いていみても、
デザイン自体に、法的な問題点はなさそうに思える。

ならば、組織委員会はなぜ、このエンブレムで行くと言えなかったのか。

確かに佐野氏の脇の甘さは、プロとして問題だと思う。

それが、佐野氏による「白紙撤回申し出」につながったのだろうけれど、
組織委がそれを受けて、中止にするというのはどうなのだろう。

もちろん、選ぶ段階でこのようなことが起こるなんて想定できないだろう。

でも、選ぶときの「責任」や「覚悟」は、必要ないのだろうか。

また、デザインそれ自体がすばらしい、と惚れ込むものはないのだろうか。

それがないのであれば、何度やり直しても同じだと思う。

2015年9月1日火曜日

減らす気はないのか?

2016年度の概算要求額は、過去最大の102兆円。

社会保障関係費と国債費が多いのはわかる。

それぞれ、30兆円超と26兆円超?

たぶん、これは%とほぼ同じだから、使い道が決められるのは半分以下に過ぎない。

でも、それをもっと減らさなければならないだろう。

いわゆる、プライマリーバランスを整えると、総額はいくらになるのだろう。

その差額分を減らさないといけないのだろう。(まあ、もう少し時間はあるが)

税収の見積もりも重大な要素になる。

やっぱり、もう少し削らなければならないのは確かだ。

安保法案が通れば、国防費もかさむだろう。

さまざまなインフラも新設だけでなく修理やメインテナンスにお金がかかるだろう。

そんなこんなを考えると、
昨年度のように、景気浮揚と財政圧縮のどちらにも配慮した予算案なんて、できないだろう。

今年こそ予算づくりの正念場だ。



2015年8月31日月曜日

安保関連法案

安倍内閣の安保法案に対し、反対派のデモが各地で行われている。

安倍総理の言うように、安保法案に対する国民的理解は深まらない。

いやいや、深まっているから、まとまらないのだ。

そういう意見もある。そうなのかもしれない。

国民的理解は、「違憲」という方向に進むばかり。

戦後、70年が経過して、70年前とは環境が変わってしまっている。

だから、「自衛」の方法も変わって当然ではないか。

平和のためにそこを考えるべきではないか。

そういう安倍総理のもっともな主張に対して、国民は「違憲」というどうでもいことばかり言っている。

磯崎首相補佐官の「法的安定性なんてどうでもいい」というのも、そういう経緯から見れば、
あながち、むちゃくちゃな意見でもないように聞こえる。

こういう状況の時、どう「自衛」するのが正しいか、内閣はそこをもっと主張すべきだったし、
そして、主張すべきだろう。

まあ、参議院を通過するかどうかというところまできて、言うのもなんだけど。

2015年8月28日金曜日

ありがとう

クルマ社会のあいさつはさまざまである。

昔なら、道を譲ってもらったときに、「ピッ」と警笛を鳴らしていた。

最近はその光景を見ることも少ないし、自分でもやらなくなった。

たぶん、うるさいからなんだろう。関係ない人にとっては、騒音でもある。

軽く手を上げたりする方が普通だ。

最近、知ったマナーの一つに、渋滞の列に合流するとき入れてもらったら、
ハザードランプをつける、というのがある。

カッチ、カッチ、カッチで「ありがとう」という意味になるそうだ。

そもそも合流するとき、交互合流というルールがある、というのもわりあい最近になって知った。

本線の長い渋滞の列に他から合流するときも、基本は交互合流なのだそうだ。

バイパスなどの自動車道路では、渋滞する手前で一旦、側道にそれて、また、合流するときなどに、
「悪いね」と思いつつ、おかげで渋滞を避けることができている。

それはともかく、この合流時のあいさつ。

最初は、「おれが割り込んでんだから、おまえは気をつけろ!」みたいな意味かと思った。

ハザードランプだから、「危ないよ!」だと、思うじゃないか。

「車間取れ!」ぐらいに思うと、「割りこむお前が悪い!」と、反発してしまう。

「ありがとう」にハザードランプはそぐわない気がするが、
ああ、そういう意味なんだと思えば、「いえ、いえ、どういたしまして」と、
ちょっと、やさしい気持ちになる。

不思議なものである。










2015年8月23日日曜日

メドベージェフ首相、択捉入り

22日、日本の中止要請を無視して、ロシアのメドベージェフ首相が択捉島に入った。

これにより、岸田外務大臣の訪ロは延期となり、
プーチン大統領の訪日も、いつになることやらわからなくなった。

ロシア側としては、第二次世界大戦の結果としての領土拡大で、ロシアの領土だということなのだろう。

日本側としては受け入れがたくても、北方領土の実効支配を強める一方のロシアに対して、
正規のルートで反論しても、結果は変わらないということなのか。

ウクライナの問題が重なって見えてきて、「あきらめるしかないのかな。」とも思う。

こうやってずうっと武力によらない戦いを続けても、どこかで結果が好転するとは思えない。

結局、武力で奪われた領土は、武力しか取り返せないのか。

日本は粘り強く交渉して、北方領土を返還してもらうつもりなのだけれど、無理だろうと思う。

そんなふうに思うことは、「平和主義」に反するのかもしれない。


たとえば、薩摩や長州が関ヶ原の戦いに破れ、
その江戸幕府に対する怨念みたいなものが、260年後に幕府を倒した。

そんなふうに歴史を見る見方がある。

200年、300年と語り継いで、北方領土を取り返す、

そのころ、とりかえしても、住んでいる人は、ロシアの人だけ。

それでも、そうしなければならない。それが我々の正義だと思う。多分。


2015年8月21日金曜日

有給義務化

平成28年4月から従業員に年間5日の有給休暇義務付けの方向で、労働基準法の改訂が進められている。

これまで、有給が取れなかった中小企業で働く人たちにとっては朗報と言えるかもしれない。

現場はありがたいのか、どうなのか、よくわからないのはよくわからない。

有給を取らせることでサービス残業が増えたりしないのか、そんなことを思わないでもない。

すくなくとも、有給を使いきっている人にとっては、時期が固定される分だけ不利になる気はする。

そもそも、有給休暇とは、入社から6ヶ月が経過して、全労働日の8割以上の出勤日を満たしていれば、
10日の休暇がもらえる仕組みだ。

それ以降は、順次増えていき、6年6か月が経過して、8割上の出勤率であれば、
20日の有給休暇がもらえる。

で、その有給取得率が世界との比較で低いから、その数字を上げるために、
奨励日をもうけて義務付けるものだ。

義務である以上は、とり忘れていたら、注意して取らさなければならないということだ。

であれば、いわゆる公休日が増えただけではないか。

従業員側からすればそういうことになる。

我社では最低で105日のところを109日の公休日にしている以上は、最悪1日の有給取得でいいことになる。

でもどうなんだろう?それなら、公休日を105日に戻せばいいことにならないか。

来年どういう処理になるのか様子見と行くか。

2015年8月16日日曜日

買う側からすれば・・

浅口市のプレミアム商品券の当選通知が届いた。

おそらく、抽選するほど応募がなかったのだろう、と思う。

くじ運はいい方ではない。

1万円払って、1万2千円分買えるわけだから、応募しない手はないと思うのだが・・。

さて、静岡県吉田町のプレミアム商品券に関する報告がネットに載っていた。

1位 スーパーマーケット 50% 
2位 ドラッグストア   15%
 
と、65%をスーパーとドラッグストアが占め、ホームセンター(2.7%),コンビニ(2%)を合わせると、
7割以上を量販店がしめた。

つまり、個人商店での売上にはつながっていないということだ。

まあ、そうだろう。

商品券を買う側からすれば、量販店でも使えるから買うわけで、個人商店しか使えなかったら、
はなから商品券を買わない。

日頃買うものを、約2割安く買えるから商品券を買うわけで、
日頃買わないものを買うために、商品券を買うわけではない。

お中元やお歳暮の時期に合わせて発行するなら、○○商店のハム詰め合わせとか、
○○商店のビール詰め合わせのような、どこでも買える品をどこよりも安く提供するか、
その町独特の商品を贈答用にセッティングするか、
そういったことを考えないと町の活性化には繋がらないだろう、と思う。

お金持ちでもない限り、贅沢品を自分のために買う人は少ない。

でも、人のためなら、ある程度の出費はやむを得ない、日本人はそう考える人が多い。









2015年8月15日土曜日

70年談話

外交関係にも影響する「談話」。

なんだろう、安倍総理自身があまりにも見えない。

「化粧」とか「妥協」とかそんな印象が強い、というか、ほとんどそれだけではないか。

特に、「痛切な反省」と「おわび」の部分は、引き継いでいるが、
「引き継いでいる」と、ひとごとみたいに言っている部分が、変だと思う。

たぶん、これで少なくとも「外交の火種」には、ならないだろう、という思いが透けて見える。

っていうか、全然「気持ち」が入っていない。

やっぱり、日本国民を代表して,時の総理大臣がお詫びする、というものでないと、
おわびにならないと思う。

これを、英訳、韓訳、中国語訳したとき、それらの国語を話す人々は、お詫びしているなあ、と思うのだろうか。

少なくとも、文化的に日本に近い、韓国や中国は思わないのではないか。

だとすれば、やはり、「外交的な軋轢」をさけるためだけに入れたのだろう。

政治というのはそういうものなのだろうから。

将来的にお詫びし続けるという負担を負わせたくない、などという部分も、あきらかに、
「自分がお詫びしたくない」と言っているようなのものだと思う。

うがった見方をし過ぎなのだろうか。


2015年8月14日金曜日

川内1号機再稼働

2013年9月に大飯原発が止まって、1年11か月。

日本には原発のない時期が続いた。

そして、再稼働。2015年8月11日、鹿児島県川内市の1号機がその先陣を切った。


原発に関しては、賛否両論がある。

基本的に経済界は賛成のようである。

地元は反対が多い。一般家庭の消費者も値段が上がっても反対が多いように思う。

個人的には、反対したところで、化石燃料に頼る現在の状況は、二酸化炭素の放出が多すぎ、
将来の子孫のために、決して良いとは言えない。

原子力発電の廃棄物と比べてどうなのだろう?


二酸化炭素のほうが扱いやすいとはいえ、将来の子孫に残す負担と言う意味では、
五十歩百歩とは言えまいか。

それに、福島原発事故の調査結果は、「人災」というものだった。

ということは、当時のあるいは現在の科学の力で防げた災害だということだ。

ならば、「新基準」を満たせば、少なくとも「人災」はおこらない。

それ以上のものなら、「天災」なので、それは仕方がない、と思う。

「仕方がない」という言葉もどうかとは思うのだが、
科学はそうやって発達してきたのではないか。


将来は再生可能エネルギーのみによる発電をと思う。

しかし、コストに見合わなければ、定着しないだろう。

やはり、技術の発達は必要である。現時点では無理だ。

だから、「過渡期」としての原発は必要だろう、と思う。


その点、一般家庭は太陽光で発電することができれば、電気を買わずにすむ。

オール電化にして、車なども含めて、自家発電エネルギーを無料で動かせれば・・と思う。

大量生産すれば、電気料金より相当安く電気を手に入れられるのではないか。


耐久消費財だけに、3種の神器や3Cみたいな商品になりえる気はするのだが。

そうすれば、本当のエネルギー革命だろうな。

ちょっと夢みたいなことを考えたりする。





2015年8月2日日曜日

TPP

7月31日、大詰めを迎えたTPP交渉が、決裂。合意に至らぬまま閉幕となった。

次回の交渉は、日程が決まっていない。

主な対立点は、新薬の保護期間。ニュージーランドの他、オーストラリアやマレーシアも反対している。

アメリカが12年、これらの国々が5年。日本は間をとって8年といったところ。

おとしどころをめぐって、日本がリーダーシップを取るべきかとも思う。が、どうなんだろう。

一方、ニュージーランドからの要求は、酪農製品の市場開放。

甘利担当大臣は、「過大な要求」とのことだが、その内容がよくわからない。

関税をなくすとか、そういうことなのかなあ、と思わぬでもない。

牛肉や豚肉の交渉が成立しているだけに、こっちもなんとかなるんじゃないか、とか思わぬでもない。

甘利大臣に「頭を冷やせ」と言わしめたニュージーランドの大臣の要求って具体的に何だったんだろうね。

それが知りたい気がするのだが、よくわからない。

アメリカが反対するわけもないから、やっぱり、日本が「カチン」とくるような内容だったんだろうな。

何をどう守るのか?

成立して発行すれば、それだけで、日本は万々歳というわけではないことは、確かだ。

どういう未来を描くか? そういうことなんだろうな。







2015年7月31日金曜日

エンブレム

なんらかの寓意を示した図や標章を意味する言葉。

日本ではカタカナで、「エンブレム」と表記した場合、「紋章」の意味で使われることが多い。



先日、発表された東京オリンピックのエンブレムが、酷似していると話題になっている。

ベルギー東部にある劇場のロゴのデザインとそっくりだというのだ

比べてみたら、あまりにも似ている。

盗作ではなくても、先に商標申請したほうが勝ちだろう。

技術的なものならそうだろう。デザインとかはどうなのだろう?

考え方は同じだと思う。



英語でtheaterという「劇場」、ベルギーの言葉では何というのかしらないが。
頭文字はTなのだろう。それに、地名のリエージュの頭文字のL。

確かに、エルにも見える。

その分、東京オリンピックの方がよく考えたのかも。

逆に言えば、ベルギーの劇場のほうがマッチしている気はする。

佐野さん(東京オリンピックのエンブレムを考案)側からは、
だから「盗作ではない」のだろうが。



今更、なんだという気はする。もっと早くわからなかったのか。

新国立球技場のデザインと同じではないか。

やり直すのか?

ベルギーのデザイナーと折り合いをつけるのか?



東京オリンピックの開催もなかなかどうして、大変である。









2015年7月26日日曜日

ガソリン価格

世界が石油の時代になったのは、いつごろからだろうか。

第二次世界大戦のころなんだろうか。

日本が、というならやはり、高度成長期、特に3Cのひとつの自動車が入った、
60年代の後半から70年代前半にかけてということになるのだろう。

73年の石油危機の影響をもっとも受けのは、日本だったろう。

資源がないことにかけては、どの先進国に対しても、ずばぬけている。

イラン革命による第二次石油危機を経て、バブル、バブル崩壊にいたるわけだが、
この間、そして今でも、石油は文明の中心にいる。

この夏、また、ガソリン価格が下がるという話を耳にした。

昨年の冬はクリスマスプレゼントだね、と言っていたが。

文明の中心の値段が下がるのはありがたいことだ。

特に日本にとって。

しかし、この文明の中心はもう終わりだろう。

多分、中心は変わる。

「里山資本主義」なんてものが、一時期はやったが、グローバル化を表面で受け止めて、
田舎は、「自給自足」みたいになる気がする。

三菱自動車が、自宅の太陽光発電でためた電気で走らせる車を開発したみたいだが、
あれがほんとうの自給自足だと思う。

食べるものの自給自足は大切だが、エネルギーの方がもっと大切だろうと思う。

家庭用の電気は買わない。グローバル経済に組み込まれない。

もちろん、産業それ自体はグローバル化するのだが・・。

ガソリン価格の変化にちょっと自分なりに未来を想像してみた。

2015年7月24日金曜日

合区の問題

違憲状態とされる参議院の選挙区に対して、
人口の少ない隣接県を統合する「合区」にするという公選法の改正案が
今日あたり、参議院を通過して来週ぐらいには成立すると言う。

比較にはならないけれど、夏の甲子園でさえ各県代表である。

現在の日本で「都道府県」という行政単位は非常に強く、県境の溝は深い。
「県民性」や「ふるさと」を語るような文化的、歴史的なつながりも大きく異なる。

個人的には、この都道府県境を越えて選挙区を設けることの方が、よほど不平等だと思う。

一方の「一票の重み」は、数字で表されない限り、認識しづらい。実感を伴わないのだ。

しかしながら、「違憲状態」と判決の出た選挙区と定数をそのままにもできない。
日本は法治国家なのだから。

わからないのは、鳥取・島根で2人、高知・徳島で2人という定数。

これを一人ずつにすればいいじゃないか、と素人的には思うのだが。

鳥取、島根、高知、徳島の4県は6年に1度しか参議院選がありません、でもいいのではないだろうか。

法律をかえるのなら、そちらを変えた方がいいと思う。







2015年7月22日水曜日

東芝不正会計

東芝の不正会計問題で歴代3社長が辞任。

16人の取締役の内、半数に当たる8人がいなくなる。

この問題に関しては内部通報から発覚。

合計で1518億円の利益が水増しされていたわけだ。

できるはずのない目標をあたえて、チャレンジと称してやらせた。

現場はしかたがないから、利益を嵩上げした。

伝統ある大企業にしては、なんともお粗末な「やりかた」ではある。

東芝のパソコンは故障が少ないので、好きなのだが、経営者がわるかったとはね。
(実際、今使っているパソコンも東芝製だ)

できるはずもない目標を与えて、チャレンジさせること自体は悪いことではない、と思う。

効果的かどうかは別として、それはそれでひとつの、モチベーションアップの方法だと思う。

問題はその後の処理だろうな。

「できなかったらクビ」なので「なんとかしろ」

結果として、不正会計というのでは、ちょっとね。

すべての膿を出しきって、最チャレンジ、というのもいいかもしれない。

「絶対無理」と思った段階で「目標」なんて実現しないから。

2015年7月21日火曜日

梅雨明け

昨日海の日は、倒壊、近畿、中国地方で梅雨明けが宣言された。

おととい19日の段階で関東甲信越での梅雨明け宣言がされたので、
日本のかなり広い範囲での梅雨明けとなった。

平年より1日早いという。

個人的な感覚だと、まだ梅雨明けしないの?と、遅い梅雨明けに苛立ちを感じていたのだが、
これでも早いのかと、自身の感覚のズレをはじている。

さて、先週の台風11号は16日、17日に日本にやってきた。

台風一過というには、すこし時間が経ちすぎているが、11号が梅雨明けをもたらしたのだろう。

12号もそろそろ近づいている。

23日からは夏期講習が始まる。

いろいろうまくいかないことも多くて順調とは言いがたいスタートになりそうだが、
生徒のためになるよう、業務に対して誠実に尽くしていきたいと思う。

さあ、今年も夏本番である。

2015年7月20日月曜日

感電死事故

西伊豆で川遊びをしようとした家族連れのうち、40代の男性ふたりが亡くなった。

5人はけが。意識のある状態だという。

しかし、またなんで?

イノシシなどを防ぐために、電気柵を設けるのはこのあたりではありふれているという。

別に電気柵を設けているからと言って、それがどうこうということではないだろう。

問題はまず、なんで昼間っから、通電していたか?

こういうのってタイマーじゃないの?

それから、なんで電線が切れていたの?

またその切れ端がなんで川の中にあるの?

ありえない事故だと思う。

故意ではないだろうから、過失?

いったいどんな過失をすれば、こんなに危険な状態になるんだ?

今後の調査を待つしかない。

2015年7月19日日曜日

物価指数

物の値段を価格といい、さまざまな物の値段全体が物価である。

この物価を数字で表したものが「物価指数」。

実際に全ての物の値段を調べるわけには行かないので、
全国約9000世帯の家計簿から支出が多いものを選んでいる。

現在は588品目。総務省により5年に一度見直しがされている。

来年から新しく入るのが、33品目。

コンビニコーヒー、電動アシスト自転車、警備料なども加わる。

一方、外れるのは、32品目。

お子様ランチ、電気アイロン、筆箱など。

変わったところでは、ETC車載器。

5年前に入ったばかりだけれど、今は新車で標準装備だからだとか。

こういうところでも、時代の切れ端が見えてくる。

確かに、お子様ランチは過去のものだ。

お子様ランチ自体はなくなってはいまい。

だとすれば、こどもがお子様ランチを食べなくなった?

ガストやジョイフルとかでもお子様ランチってないような・・。

でも子供用はあるよなあ。

それとも、お子様がいなくなったのだろうか。








2015年7月18日土曜日

朝令暮改

朝出した命令を夕には変えてしまう。

政府に対して、そう批判した舛添東京都知事。

新国立競技場の事業計画が発表になったのは、2012年の野田政権の時代。

朝令暮改ではないではないか、という意見もあった。

ただ、舛添東京都知事にしてみれば、「500億円の負担を求めておいてやめる」という、
一貫性のなさにあきれたのだろう、と思う。


昨日、安倍総理より、新国立競技場はゼロベースでやりなおすと発表された。

ひっくり返すとしたら、安倍総理しかいなかったから、世論の動向などから、
安倍総理が決断したんだろう。

もっと早くきめられなかったのか、というのが、率直な感想だ。

舛添東京都知事もそういう意味のことを言っているのだと思う。

でも、安倍総理もよく決断をしたと思う。

お金をかけるばかりが日本の技術ではないだろう。

スピードも日本の技術じゃないだろうか。

2015年7月17日金曜日

台風11号

台風が来た。

昨日は塾が休みになるかなと思ったけれど、警報がみっつそろっていたけれど、
普通に授業をした。

昨年までと、本部で判断する人の違いかもしれない。

今朝、6時ごろに玉島あたりに上陸したようだ。

地図を見る限り、高梁川の河口付近のように見えた。

そのころは、雨も風もやんだようだった。

もっともよく寝ていたので、妻の「ちょうど今目のあたりだよ。」という声で気づいた程度。

昨夜は家が倒れるのではないかと思うくらい強い風が吹いていたが・・

今日はもともと公休なので、通勤に心配はない。

いずれにしても、自宅や自宅のまわりでは大きな被害はないようだった。

そういえば、この台風情報と同時に、
芥川賞候補の「台風の目」だったピース又吉が、芥川賞を受賞したニュースが話題をさらっていた。

「芸人」と言う色目でみるからかどうか、「すごい」の一言。

「純文学」だぞ。直木賞ならまだしも。



2015年7月16日木曜日

強行採決

安保法案が今日16日にも採決される。

数を頼みの強行採決である。

世論調査でも、「そんなに急がなくても」という意見が多い。

実際、安倍総理も国民に理解が深まっていないことを認めている。

それでも採決するのだから、強行採決と言われても仕方がない。

ただ、何もしないのが「民主主義」ではない。

ルールに基づいたものなら、「決められる」「前に進められる」のが民主主義でもあるはず。

何かを決めるには、「戦術」も必要だし、場合によってはモラルを破ることもあると思う。

やはり、今求められているリーダー像に近いのが安倍総理なのではないだろうか。

かつて、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作総理は、佐藤無策と揶揄された。

順調な時はそういうものなんだろうと思う。

今はそうではない。

国民の意識を自分の思う方向に引っ張れる人のほうが理想に近い。

そういう意味では、ヒトラーを産んだ状況とかに近いのだろう。

何かをして、失敗することもあるかもしれない。

現在の政治のルールの中は、そう簡単にいかないことが多い。

個人的には、それでもやろうとする安倍総理に賛成である。

中身はいまいちわからなくても・・。

2015年7月15日水曜日

16日の夜

強い台風11号が日本に向かってきている。

予報円を見る限り、中国地方に上陸する可能性は高い。

予報円の中心がちょうど広島あたりを通っている。

東側にぶれれば岡山も休校とかの影響があると思われる。

西側にぶれれば、あまり影響がない。


時は16日木曜日の夜。

時の方はあまりにぴったりだ。

場所はもう少し様子を見なければならないだろう。


中途半端に待つより、「来るなら来い」だ。

はっきりした方が動きやすい。

2015年7月14日火曜日

朝日新聞世論調査

朝日新聞によると、安倍内閣の支持率は39%、不支持率が42%となった。

不支持率の逆転は昨年の衆議院選前以来。

あのときは、選挙後、また支持率のほうが上回っていた。

今回は良くなる要因はあまりないだろう。

このまま、安保法案を押し切ってしまえば、支持率の急落は免れないだろうと思う。

ただ、安保関連法案が成立したら、世界の平和に役立つかという問に対しては、
賛成31%、反対42%となんとも言えない。

個人的には、思ったより賛成が多い。

武力行使のできる状態をもう少し詰めてもいいのではないか、と思える。

興味をひいいたのが、国立競技場。

森を見て金を見ず、なんて言われ方もしているが、賛成18%に対して、反対71%。

これはやっぱり改めたほうがいいんじゃないのかな、

2015年7月13日月曜日

中国株

上海株式市場の株価が3週間で3割急落。

通常の株式市場では考えられないような株価下支え政策を政府がおこない、
一時反発しているが、元に戻るのか一時的なものなのか不透明ではある。

そもそも株価は、6月12日のピークまで、1年間で2.5倍にまでなっていた。

個人投資家の信用取引によるものと言われ、「バブル」が指摘されていた。

日本市場では考えられない「取引停止」が、あたりまえにおこなわれている現状。

ありとあらゆる手段を講じたから大丈夫という、中国当局。

そもそも社会主義の中国。

資本主義経済に組み込まれるなかで、さまざまな問題が生じてくるのだろう。

AIIBなどもかなりあやしい感じがしてきた。

中国こそ格差が大きいし、グローバルとローカルが分断されている。

日本としては、当面事態を静観するしかないのだろう。

2015年7月12日日曜日

新国立競技場

新国立競技場が揺れている。

おそらく、もうあともどりできないところまできているのだろうが。

審査委員長の安藤氏も。コンペの与条件としての予算は1億3000万円だったという。

それが2520億円。

当然、予算も考慮に入れているはずだと思う。

だとすれば、デザインを提出した人の詐欺か、選んだ人のいい加減さだろう。

デザイン自体かっこいいと思う。

確かに、それが東京にオリンピックを導いた理由の一つだったかもしれない。

反則なら反則として裁きを受けるべきだし、それを理由に東京を選んだのなら、
同じく、見抜けなかった方にも問題はある。

想定の倍近い金額を平気で呑める現在の日本ではないことは、政治家のほうがよくしっているだろう。

間違いに気づいた段階で、なぜ方向が変えられなかったのか、不思議な気はする。


2015年7月10日金曜日

合区

参議院の選挙区選出の選挙区が意見状態にあるとの判決は以前からあった。

だから、個人的には3倍超くらいで違憲状態ってこともないだろう、と思っている。

司法の判断は別として。

夏の甲子園は各県代表だけれど、あれなんかものすごい不平等だと思う。

1試合の重みとかが、鳥取と大阪では全然違うだろうけれど、だれも文句を言わないではないか。

なにせ、甲子園に出場しやすい県外の高校に野球留学なんて
かなり当たり前になっているという話も聞く。

それでも、応援するとしたら、県代表である。

やっぱり、現在の地方行政単位である都道府県は、まとまりとしてかなり強固なものがある。

これを、1票の格差があるという理由だけで崩していいものだろうか。

道州制に移行するから、というなら、それもいいだろう。

選挙区選出の参議院議員の定数がそのままで、都道府県境がそのままならば、
裁判所の言う違憲状態になるほかはない。

違憲判決に関しては、国会は裁判所の言いなりになるほかはない。

であれば、道州制など、都道府県に代わるあらたな枠組みをこしらえてもらいたい。

でなければ今回涙を飲んで合区を受け入れた4県がうかばれない。





2015年7月9日木曜日

まごよろこぶ

妙な信託があったものだ。金持ち優遇とか言われる。

三菱だと標記のネーミングだが、三井だと「まごへの想い」というらしい。

贈与税がかからないから、お金持ちの高齢者から喜ばれているのだと。

うちはお金持ちではないのでそんなの関係ないだろう?と思わないでもないのだが、
ょっとした理由で調べてみることになった。

「孫に教育資金を贈与するのに信託銀行で手続きすれば、贈与税がかからない」
というのがこのシステムのポイント。

ただし、下宿代や食費などは含まれない。

だとしたら、あまり大きな金額を入れてしまうと、使いのこして、贈与税ということもありうる。

それに、領収書とかが必要で場合によっては、窓口じゃないと引き出せないとかいうこともあるらしい。

そうなると結構、大変ではある。

まあ、便利なんだか不便なんだかというところである。

2015年7月8日水曜日

明治日本の産業革命遺産

色々あったが、1日遅れで世界遺産登録が決まった、明治日本の産業革命遺産。

韓国の反対に対して、外相会談で合意したはずが・・。

韓国も相当しつこいなあ、とは思った。

内定したら100%登録だと思っていたから、
政治問題化したパククネ大統領は、なんて身勝手なんだろう、と思っていた。

今でもそう思っているのではあるが・・

ただ、日本の側からも意外に多くの人が、登録に違和感を覚えているということもわかった。

世界遺産なんだから、イギリスの産業革命ならまだしも、
日本の産業革命って、世界的な意味があるのだろうか。

西洋の技術が日本に波及しただけではないか、とも思う。

それとも、産業革命自体が世界的なことだから、その伝播という意味での世界遺産なのだろうか。

日本が西洋に侵されすにすんだのは、こうした近代化によるところが大きい。

日本が国内でそれを遺産として保存していくのはわかるけれど、
世界で守っていくほどのものなのだろうか。

世界遺産登録自体がだんだん政治的になっているのかもしれない。

だとすれば、ひとり韓国を責められない気もする。

2015年7月7日火曜日

ギリシャの債務問題

一昨日の国民投票の結果は、EUの突きつけた緊縮政策に対するNoであった。

しかも、60%を超える多数に世界の多くの人たちは驚きを隠さなかった。

EU離脱か?そう考えてしまう。

しかし、ギリシャの人たちは、必ずしもそれを望んでいるわけではない。

緊縮政策に反対しているだけだ。

これに対してEU側がどう出るのか?

受け入れてEUに残すのか、それともEUを追い出すのかは、結局、EUの側にかかってくるようだ。

チプラス首相もそう考えて、Noに導いたはずだ。

ドイツに返せない借金を抱えさせ、ヒトラーを登場させたヨーロッパ。

第二次世界大戦では、ドイツに借金を抱え込ませなかった。

そのドイツがギリシャに対して、どういう措置を取るのか、それが問題である。

EU離脱という事になれば、ギリシャにヒトラーがあらわれることは十分考えられる、そう思うのだが・・。

2015年7月6日月曜日

なでしこW杯準優勝

開始早々たてつづけに4点を献上。

この4点がなでしこにおおきくのしかかっての決勝戦だった。

その後は、2対1、そんな計算の仕方はないものだが、そう考えれば納得も行く。

なでしこファンにとっては、まさに悪夢の17分間だった。

その10分後に、大儀見の落ち着いた1点。

後半に入って直後のオウンゴールが入ったときは、奇跡が起こるかもしれないと期待も生まれた。

しかし、そこはアメリカ。

すかさず、1点を取り返し、日本の士気をおおいにおとした。

もう勝敗は決まったろう、あとはどう闘うかだ、と思った。

そういう意味ではよくやったと思う、決して、アメリカに負けていない、と思わせるぐらいに。

ただ、アメリカの方が上手だった。

そう思える。

最終結果は5対2でアメリカ。

最初の4失点が悔やまれる。

2015年7月5日日曜日

全国高校「大学合格力」ランキング

ダイヤモンドセレクト6月号の、全国高校「大学合格力」ランキングの記事がアップされていた。

そもそも、「大学合格力」って何なんだ?公式化すると次のようになる。

大学合格力=主要国公立100大学のそれぞれの偏差値✕合格者数÷卒業生数

で、1位 甲陽学院 69.1   2位 筑波大附駒場 59.1   3位 灘 58.7

甲陽学院の圧倒的強さがうかがわれる。

この指標だと各高校の高校生の平均がどのポジションであるかがわかる。

大学進学実績だと、生徒数の多い学校が有利になり正しい評価ができないからだ。

そうはいっても、これだと少数精鋭が有利になりそうな気もするが・・。

ベスト10のうち9校が中高一貫校であるというのも、当然とはいえ、すごいなあ、と思うところ。

難関校受験における総合演習期間の重要性が明確にわかる気がする。
(カリキュラムを前倒しして最後の1年間は総合演習)

広島県では11位に44.9の広島学院がはいったが、惜しくもベスト10をのがしている。

ちなみに12位は東京の開成が入っている。

34位に45.1の広島大附福山。ラサールは43.1で40位にランクされている。

岡山県内の高校は朝日も岡山白陵も50位以内にランクされていない。

「超難関大学合格力」というのもある。こうなると、開成4位、麻布9位ほか
見慣れた高校がベスト10にランクインしてくる。

確かに大学合格人数だけが大学に合格させる力を見る指標ではない。




2015年7月2日木曜日

プレミアム商品券

地方創世のひとつとして、プレミアム商品券の発行が流行っている。

流行っているというべきか、なんていうか、まあ、お役所仕事だから、
お上がプレミアム商品券何かどう?とくれば、地方はそれに乗っちゃっているわけなんだろうけれど。

独自案を出すよりお金をもらいやすいし、他がしているから、まねすればいいので、やりやすいし・・。

そんなところなんだろうな。

で、浅口市でも、プレミアム商品券を発行する運びとなった。

岡山市や倉敷市ほかの自治体だけの話だと思っていたのだが・・

他がやるのなら浅口市もってことだろうな。

それって全然プレミアムではないような気がするのだが・・。

買う側からすれば、いつも買っている店で使えるのなら、2割引のイメージだよね。
(微妙に違うのだが・・・)

どうせプレミアムのもとが税金から出ているのなら、買わなきゃ損という気もするが・・。

しかし、その経済効果なんてあるのかなあ。

全国チェーンのコンビニや大手スーパー、生協などでも使えるそうだから、
それって地方創世に関係あるのかよくわからないぞ、という気はする。

いわゆるばらまき行政のひとつなんだろうね。

2015年7月1日水曜日

新幹線火災事故

安全で有名な新幹線で火災事故。

もっとも放火犯がいて、自殺をはかったらしい。

女性客が巻き込まれて、犯人とこの二人が死亡。

新幹線初の火災死亡事故が発生するに至ったという。

当初はテロか、とも思われたがそうではないらしい。

ただ、新幹線はテロには弱いという印象はつけられた。

だからといって、それを狙ったものではないだろう。

単なる自殺の線は濃いがだとしたら、もっと他のに人に迷惑のかからない方法はなかったのか。

それこそが犯人の狙いなのかもしれないが。

巻き込まれた女性客こそたまったものではない。

「危ないから逃げなさい」と言われていたという。

まったくわけのわからない事件、事故ではある。

ただ、昨日のニュースではそればっかり言っていた。

やっぱり、犯人の狙いはそこなのかな。

困ったものだ。





2015年6月30日火曜日

ギリシャの債務不履行

ギリシャの債務不履行が問題になっている。

いわゆるデフォルトだ。

もし、デフォルトになってもそれ自体では大きな影響はないそうだ。

しかし、リーマンショックだって、そんなに大きな影響はないだろう、と言われて、
歴史的に大きな影響があった。

そう考えれば何が起こっても不思議ではない。

実際、東証の株価は596円安と今年の最大の下げ幅を記録した。

ここから立ち直って、2万2000円くらいまでああがるんじゃないかと勝手に想像はしているのだが。

はてさて、何が起こるかはわからないぞー、とは思っている。

そうこうしているところにプエルトリコのデフォルトのニュース。

ギリシャがどうなるかはまだまだわからない。

まずは5日の国民投票だな。

これでNOとなれば、本気でEU離脱だろう。

どの道を選んだとて厳しい道になる。

ただまあ、日本だって、多分そうなんじゃないかと思うのだけれど・・。

アベノミクスに浮かれている時ではない、  ではなかろうか。

2015年6月29日月曜日

主流は2B

学校で使う鉛筆の主流がHBから2Bへ移りつつある、っていうか移っている。

具体的には、トンボ鉛筆でHBが44%のシェアから31%へ。2Bのシェアは22%から37%へ。

三菱鉛筆では、HBは5割から2割に、2Bは2割から4割に変化している。

ここ20年の傾向である。

鉛筆はトンボと三菱の寡占状態なので、現在の鉛筆の主流が2Bであることがわかる。

昔は、といっても4,50年前ということになるのだが、
確か、小学校入学時では2Bのかきかた鉛筆。

その後、順次、HBやHに変わっていく・・。

小6では多くがHBもしくはFだったと思う。

Bも多かったかな。また、Hも珍しくなかった。

JIS規格では柔らかい方から順に、6B,5B,4B,3B,2B,B,HB,F,H,2H,3H,4H,5H,6Hで、
Fは歴史が浅く、基準の硬さを示す「ファーム(しっかりした)」のイニシアルだそうだ。

ちなみにHは「ハード(硬さ)」の略で、Bは「ブラック(黒)」。

戦前からの基準の硬さはHB。HBとHの間のFはBよりもH寄りだから、基準が少し硬めになっている。

小学生がやわらかい芯の鉛筆を使い始めたのは、その筆圧のせいらしい。

昔に比べ、筆圧が弱くなったからだという。

弱い筆圧では、読みにくいということがあるのだろう。

センター試験や英検のマークシートはHB推奨のはず。

確か、選挙もそうだ。
.
これらもすくなくともB推奨とかにはなりそうだが、どうだろうか。


2015年6月28日日曜日

百田発言

「永遠の0」の著作で有名な百田尚樹氏の、
自民党の若手議員の勉強会での発言が物議を醸している。

発言内容は「沖縄の新聞(沖縄タイムスと琉球新報)はつぶせ。」

発言場所は、「文化芸術懇話会」自民党若手議員による憲法改正を推進する勉強会(於:党本部)

問題ないとは言わないが、政治家の集まりだから悪いのだろうか。

もし、一般人が日常の会話で語ったなら、
口コミということで、○○のことを嫌っている人がいるんだなあ。とは思われるだろう。

名誉毀損とか営業妨害とかそういう話ではなさそうだ。

そういう意味で、何が問題なのかがわかりにくい。

「世間を騒がせたこと」が問題なのだとしても、それはそれで、どこまで騒がせたらいけないのか。

その線引きが難しい。

「歴史認識」に関しても、何をどこまで反省しなければならないのかは、非常に判断が難しい。

とりあえず、言えることは、「軽挙妄動」は慎むべきなのだろう。

2015年6月26日金曜日

たま駅長

突然の訃報であった。

死因は急性心不全とのこと。

世界中で人気のあった駅長が亡くなったのだ。

和歌山県紀の川市の貴志駅(和歌山電鉄)の駅長たま駅長である。

もちろん、彼のいや彼女は、ネコ。

さまざまな行事にも参加し、何度も表彰もされ、昇進もしてきた。

年棒はキャットフード1年分だとか。

正直、名前程度しか知らず、写真もイラストも見たことがあるという程度。

それで十分人気者であることはわかるのだが、世界中からおくやみがあつまり、
献花台も設置されたという。

花とともに鰹節が供えられているのは、微笑ましい。

知らなかったのは、和歌山電鉄の親会社が岡山県の両備ホールディングス。

岡山電気軌道と兄弟会社だってこと。

我々にとても親戚みたいなものだったんだね。

亡くなってからその縁が知られるなんて、そこも人間以上だね。

それにしても、ちょっと「なめ猫」を思い出させるところがあって、
動物虐待とかのクレームとかはなかったのかな。

そんなことを思った。



2015年6月25日木曜日

セリーグ全球団貯金なし

まさにセ界初の珍事。

もっともパでもあるはずないから、日本プロ野球初の珍事である。

これというのも交流戦でセ・リーグがパリーグに一方的に負け越したから。

とはいえ、それだけで、こんなことにはならないだろう。

もうひとつの理由は1位から6位までのゲーム差が2.5という大混戦。

大幅に勝ち越している球団があれば当然だが、大幅に負け越している球団もないから、
全球団の勝ち負けの差が少ないところにもってきて、
交流戦でほぼ全セ・リーグ球団が負け越したので、こういうことが起こったと考えていい。

いやはや、なるほど、セ界初の珍事である。

交流戦前では、1位だったDeNAが12連敗。

2位だった巨人がこれを止めるという非常に情けない試合で、この珍事が起こったというのも、
また、因縁なのかもしれない。

原監督曰く、「裸一貫から出直す」

貯金がないのと「裸一貫」は違うけれど、
何もなくなった状態は、「失うものがない」ということを指し、
脇目もふらず、集中して物事に立ち向かえることを意味する。

関東の3球団は、中日、広島、阪神に比べるとどうも盛り上がりに欠けるが、
それは岡山という地域性にあるのかもしれない。

まあ、互いに独自色を出してセ・リーグを盛り上げてもらいたい。

うん? なんかちょっと上から目線になったなあ。


2015年6月21日日曜日

ロヒンギャ族

バングラデシュと接するマンマーの西部で生活する人々。

イスラム教徒でミャンマーに推定約60万人がいる。

ベンガル語の方言を母語として、戦後ミャンマーが独立したとき、ロヒンギャ族を名乗るようになった。

バングラデシュ移民とみなされ、在留外国人とみなされている。

仏教徒から迫害され、ミャンマーから脱出。難民化している。

ミャンマーでは祖国とされているバングラデシュに帰っても外国人扱いされ、
結局、祖国を持たぬ民として難民にならざらるをえない状態である。

彼らの一部は日本に避難しており、日本でも受け入れられない状態が続いている。

国際アムネスティでは、ミャンマーでの人権が確保されることがまず第一である、としている。

このロヒンギャ族に対して、岸田外相は、350万ドルの支援をUNHCRを通じて行うことを決定。

日本もなかなかやるじゃない、と感心した。

日本にいるロヒンギャの難民たちにもなんらかの支援ができるといいな、と思っている。

ミャンマーはアウンサンスーチーさんの国。

アウンサンスーチーさんの活動が自由にできるようになれば、このようなことはおこらないのかなあ、
と、ミャンマーの仏教徒にちょっと失望している。



2015年6月19日金曜日

岡山の奇跡

「岡山の奇跡」というから何だろう?と思って見たら、アイドルだった。

超絶かわいいという。

写真より実物のほうがいいらしい。

一宮高校の高3だとか。

塾の先生からも「岡山の奇跡」って言われているらしい。

どこの塾に行っているのだろう?

能開かなあ。

橋本環奈が福岡の奇跡なら桜井日奈子は岡山の奇跡だ、ということだ。

やっぱり、岡山は二番煎じだなあ、とも思う。

でもまあ、一宮高校。すごいじゃないか。

できたら日本中を席巻してほしいな。



2015年6月18日木曜日

18歳以上に選挙権

公職選挙法が改正され、18歳以上の男女に選挙権が与えられることになった。

大日本国憲法ができて、翌年の衆議院選挙のときの選挙権が25歳以上、
それがずっと続いて、戦後の1945年に、20歳以上に引き下げられた。

納税額に比べて、制限が緩和される理由があまりないため、あまり動かなかった。

あたりまえである。

高学歴化が進み、大人になる年齢はむしろ高くなっているぐらいだから。

数年前に国民投票法が改正されて、選挙権が18歳以上になるというのは、既定路線だった。

それが現実のものとなっただけといえば、言えなくもないのだが、
グローバル化した世界で、世界の潮流に合わせたといえば言えなくもない。

社会保障問題は高齢者の問題として捉えられているが、それを支えるのは生産年齢の若者たちである。

また、大幅な財政赤字を繰り返し、未来にツケを回す現在のやりかた。

老人のための政治に若者達が反対してもおかしくない。

統計によれば、若い世代ほど投票率が低い。

これを機に若者たちに政治に興味をもってもらいたい。

彼らの怒りが政治に反映したほうが、国はよくなる、そう思うのだが。

2015年6月17日水曜日

セパ交流戦

交流戦前に快進撃を続けた球団が、交流戦を機に、下降線。

反対に、低迷していた球団が交流戦を機に上昇気流に乗る。

これまでも、交流戦がきっかけになって、年間の順位を決めてしまうことがよくあった。

それにしても、今年のDeNAは目も当てられない。

3勝14敗は交流戦史上最低勝率だとか。

このあと、どんどん下降線をたどっていくのだろうなあ、と思わざるを得ない。

昨年までのDeNAから見る限り。

下から2番の巨人も7勝11敗。ひどいことこのうえないのだけれど、DeNAよりはまし。

このふたつの球団が1位、2位というセントラルリーグはどうなっているのか、と
上から目線で心配してしまう。

ちなみに、下から3番目が中日。

上から見ると、1位から5位まで全部パリーグではないか。

人気のセ、実力のパとはいわれていたのは、人気のないパリーグの嫉妬心、と思っていたが、
実力のないセ・リーグが「人気」というわらにすがっているだけなのかも。

プロだから「人気第一」だとは思うが、
サッカーやテニス、ゴルフなどほかのスポーツに奪われた人気の残りが、
一部のセ・リーグにかたよっていたのに、今は12球団に拡散しているように思う。

それはむしろ、いいことなのだが、「人気のセ」もスター選手がほしいねえ。
イチロー、ダルビッシュ、マークくん、大谷みたいな。

2015年6月16日火曜日

絶歌

1997年の神戸の連続児童殺傷事件の加害者、「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った男性による手記が発売された。

11日にはもう売り切れになった書店もあったという。

そんな中で、東京都や神奈川県に店舗を持つ啓文堂書店が販売を停止した。

「遺族感情に基づいて」とのことだったが、賛同の声もあがっている。

加害少年も当時少年だったとは言え、
現在は20年ぐらいたっているわけだから、40近くなっているわけだ。

聞くところによると、両親とともに福山市にひっそりと住んでいるという。

はじめは明王台に住んでいたのだが、住民の反対にあい、追われたのだとか。

それでも、福山市内に住んでいるということはかわらないという。

なぜ福山市なのか、それもよくわからない。

被害者はなくなっているので、帰ってくることはない。

子供だからといって、人を殺して許されるわけではない。

でも、立ち直るチャンスをあげるべき、なんだろうか。

被害者の遺族からすれば、加害者が生きていること自体、ありえないのではないか。

せつないのは、加害者を殺しても、被害者は帰ってこないという事実。





2015年6月15日月曜日

若返り

年をとった人が、逆に若くなることを「若返り」という。

そういう意味では、本来の「若がえり」ではない。

65歳以上の身体機能が、10〜20年前の5〜10歳ぐらい若い人の身体機能と同じであることが判明。

「高齢者の若返り」が報告された。

超高齢社会と呼ばれる現代の日本において、
生産年齢人口現象と人口構成の高齢化は経済的にも重大問題。

少子化もあるが寿命が延びることは、社会保障にお金がかかる支出面での問題も引き起こす。

もっとも簡単な方法は、高齢者を減らすこと。

そのためには、高齢者と呼ばれる年齢を引き上げればいい。

いままで60歳から高齢者だったのが、70歳から高齢者にすればいい、ということだ。

そのためには、身体機能が10歳若返る必要があるし、
生産社会のシステムが10年延長されなければならない。

この調査では血液や歩く速さが問題になっていたが、
他のさまざまな身体機能いついても調査できるといいと思う。

あと問題はシステムだが、これは行政の力が大きい。
年金問題も大切だが、腹水盆にかえらず。

厚生労働省もこういうことに力を入れて挽回して欲しい。

2015年6月14日日曜日

砂川判決

最近、北海道で真夜中にスピード違反の上信号を無視して。
大惨事を起こしたニュースが話題にのぼることが多い。

飲酒運転やひき逃げも絡んだ、とんでもない「犯罪」だ・

あの事故が、「砂川」だったと思う。

その砂川とは別に、東京都の米軍基地にそれが憲法違反だとするデモ隊が入り逮捕された事件が砂川事件。

その最高裁判決で、自衛隊をまた自衛権を認め、
安保は高度な政治性を有するから、司法判断をしないとしたのが、砂川判決。

憲法の番人たる最高裁判所の判決だから、というのはいいにしても、
それは、個別自衛権の話だろう、というのが大方の意見。

高度な政治性を有するから、現在の集団的自衛権の限定的容認にも司法は口を出さない、ということか。

それじゃ意味ないだろう、と思う。

いずれにしても、集団的自衛権の論拠にはなりにくい。

ただ、ここは司法判断が必要なところだろう。

ひとつの内閣で解釈を変えていいのかどうか、司法が判断すべきだと思う。

それによって国益が損なわれたとしても、制度というおのはそういうものだ。

「逃げる」にしても、どこまで逃げるのか、その範囲を示す必要がある。

そうしないと、司法の意味がない。

三権分立の意味がない。

2015年6月12日金曜日

平田食事センター

6月16日、34年の歴史を閉じる、平田食事センター。

「閉店」「店じまい」と言っても、昨今、それほど珍しいことではないのだが、
平田食事センターの閉店のニュースが写真入りで。本日の朝日新聞、岡山地方面のトップに載っていた。

話題に事欠いた日だったのだろうか、とも思ったが、
まあ、あそこの風景が変わるのはちょっと寂しい気もする。

利用したことはあまりない。

計算したら大学生の頃にできたようなので、
大学を出て少しして、岡山方面で働いていたころ、
店ができて、数年の後に使用したことがあるのだと思う。

もしかしたら、10年ぐらい経過しているかもしれない。

長距離トラックの運転手が多かったような気がする。

ゲームがおいてあったから、不良のたまり場みたいになっていたかも。

今年また、岡山方面に勤務することになって、店が面しているバイパス道路を通るようになった。

さすがに、夜遅いからといっても、寄ったりすることはない。

それより早く帰ることだ。

一昨年に登り車線側が閉店。今は何かの工事をしているようである。

材料を安く仕入れていた卸業業者が廃業。
コンビニなどにおされて客足が減り、ついに閉店となった。

「世界遺産」「芸能人の引退」と大げさな見出しがついていたが、
確かに、一つの時代の岡山の風景ではあった。

2015年6月11日木曜日

日銀総裁発言

日銀総裁の発言は重いなあ、とあらためて感じた。

東京株式市場は日経平均が4営業日連続で値下がりしていた。

これからの一段の円安に対して牽制する意味で、
「ここからさらに(円安に)ふれていくことはありそうにない。」と発言。

対ドル為替相場は一気に122円台まで円高が進み、
株式市場も20016円まで値下がりする場面があった。

昨年の黒田バズーカと言われる異次元の金融緩和からすると、
もうあまり、バズーカは撃たないのだろうなあ、と思う。

それよりもまあ、国会におけるこの黒田総裁の一言で、
株や円が安くなったり、高くなったりするのは、すごいもんだなあ、と思う。

そりゃあまあ、日本の中央銀行である日銀の総裁だから、影響がない方がおかしいけれども、
日常感覚からはケタ違いのお金が消えたり現れたりするわけだから、
そりゃあ、すごいことこのうえなく、唖然としてしまう。

どこで金融緩和をやめるか、それも大切なことなんだろうなあ。

2015年6月10日水曜日

日本酒

日本酒は熱燗がいい。

これからの季節は、ビールだなあ、と思う。

休みの日の夕食には、冬は熱燗、夏はビールと決めている。

もっとも、ビールの代わりに発泡酒だが。

ほんとうは冷酒もいいのだろうが、
あんまりいいお酒ではないので、熱燗じゃないと・・、という感じだ。

その日本酒。

ブランド化のためだろうが、
「日本酒」や「Japanese Sake」という表示は、純国産のものだけに限定されるという。

財務省によるクールジャパン戦略の一環であるらしい。

和食が世界無形文化遺産化されたりして、日本の「食」もブランド化されるといいと思う。

日本酒がシャンペンやスコッチと肩を並べられるかどうかはわからない。

でも戦略としてそのようにしていくのは大切だろう。

「経済的な価値」が増す。

これからの時代、そういう価値が付与された方が経済的に強い。

日本もそういう位置に来たわけだし、その価値に気づいたとも言えるだろう。

やっぱり、衣料は中国やタイのものより、イタリアやフランスのものがいいし、
安ければ良いというものではない。

2015年6月8日月曜日

吉備の国 寺社巡り

標題のタイトルのパンフレットをもらってきたのは、昨年の秋だったと思う。

吉備津神社あたりだった。もしかしたら、吉備津彦の方かもしれない。

パンフレットに載っている30か40ぐらいの岡山県の神社仏閣の内、
15寺社をめぐってスタンプを押し、然るべき所へ送れば、抽選で商品がもらえるというもの。

ただ商品はなにかわからない。

3コースあって、1万円、5千円、2千円ぐらいだったか。

それぞれ5名、10名、20名だったと思う。

こんなわけのわからない商品で、応募する方もどうなんだろう、と思いつつ、
半年かけて、15寺社をめぐり、応募した。

当たるわけないだろうと思いつつ、あたったらいいな、位には思った。

「半年かけて」とは書いたが、冬はあまり動かなかったし、
締め切りが近づいてしょうがないから行ってきたという感が強い。

でも、それなりに達成感はあるもので、「やりとげたぞ」という気持ちはある。

もちろん、大したことではないのだが。

何事も中途半端はよくない。そういう意志みたいなものが、人を前向きにするのかもしれない。

ということは、スタンプラリーそのものに意味があるわけで、
ポケモンスタンプラリーで、セブンイレブンめぐりをするのと全く同じなのだろう。

神社仏閣もコンビニと一緒にされたんじゃかなわないだろうけど。


2015年6月7日日曜日

伊勢志摩サミット

2016年のサミットが三重県の伊勢志摩で開かれることが決定された。

復興の象徴仙台や核廃絶の象徴広島など日本の象徴とも言うべき諸都市をおさえて、
決定されて伊勢志摩。

確かに、その自然その伝統、世界に日本を発信する地域と言ってよい。

志摩半島の周辺の島々はリアス海岸の代表と言ってよく、日本三景のひとつ松島にも劣らない。

それを言うなら、宮島や天橋立にも劣らない。

それじゃあ、なんで日本三景に入っていないんだ、ということになろうから、言いすぎなのだろう。

長崎の九十九島や瀬戸内の島々にも劣らないというべきか。

まあ、島国ニッポンを代表する景観の一つというべきか。

確か、伊勢神宮に初詣に行ったとき、そっちの方も行ったような気がする。

さらにすごいのが、その伊勢神宮があること。

お伊勢参りといえば、昔から庶民もおかげをもらいに長旅をしたらしい。

北海道や沖縄と、日本の地方開催のサミットは中央からは離れているところばかりだったが、
今回はまんなかだ。

伊勢神宮があることで警備にも慣れているとか。

来年は、日本に世界の要人が集まる。

しかし、この中に、ロシアと中国はない。

ロシアと中国は先進国とは言えないのだろう。

経済や軍事では大きな影響力のあるこれらの国々が入っていないのは、
敵味方の溝をこしらえてはいないのだろうか。

ちょっと心配ではある。





2015年6月5日金曜日

東方之星

長江で客船の転覆事故が起こって、4日目。

死者82人、生存者14人。行方不明者はなんと360人にのぼる。

4日の夜から、クレーン船で180度ひっくりかえして、元の状態に戻してから、
さまざまな作業をおこなうとのこと。

当局によれば、「短い時間に作業ができて、犠牲者の尊厳を最大限に守れるとのことだ。

要するに、船内に残った行方不明者たちはすべてすでになくなっているとの見方をしている。

船内に残された乗員乗客の家族たちはどのような思いで、この作業を見守っているのだろう、
それを思うと、ひどく悲しい思いがする。

それにしても、韓国のセオル号に似た状況。

イタリアの地中海クルーズも彷彿とさせる。

かならずしも船長の問題ではないのだろうが、
こういう事故はいつも安全性より金儲けが優先されのがあたりまえの状況で起こる。

氷山の一角に過ぎないのだろう。

「安全第一」があたりまえの状況を作っていかなければならない。

2015年6月4日木曜日

佳子様

フィリピンのベニグノ・アキノ大統領を迎える晩餐会に、
皇室である秋篠宮様の次女佳子様が出席された。

何かと話題の多い佳子様が公務に出席されるのもいいことだろう。

韓国からは「慰安婦」にするしかない。
という、わけのわからない批判も受けている。

そもそも皇室に似合わない美貌が悪いといえば言えなくもない。

「普通の女子」のように行動すると問題になってしまう。

そういう家系に生まれたわけだからしかたないだろう。

それを受け入れて、「普通の女子」のように行動すればいいのだろう。

多分そうすることで皇室の新しい伝統が生まれそうな気がする。

浩宮の方からは、そういう伝統は生まれそうにないから。

そうでもないか。

雅子様とかはやっぱり新しい伝統だもの。

でも、それも現在の天皇の影響かなあ。

美智子妃殿下のあたりから、新しい皇室の流れがあるのかも。

2015年6月3日水曜日

ビアガーデン

31日の日曜日にビアガーデンに行った。

さーて、何年ぶりか。少なくとも10年以上は間があいているだろう。

ただ、学生のころから言うとビアガーデンもずいぶん様変わりをしている。

たまたまなのだろうけれども、ファミリーの雰囲気が漂う。

家族連れ、それも小学生ぐらいの子供を連れた家族がとても多かった。

イベントもビンゴゲームでこども達が大喜びしていた。

ビアガーデンの開放的な雰囲気はわかるとしても、ビアガーデンでビール飲まずに何をするのだろう?

と、思わぬでもなかった。

でもまあ、飲まない子供たちは、食べ放題で料金も安いわけだから、
ワールドビュッヘなどより、楽しいかもしれない。

高島屋であるいはイオンで家族でショッピングした後、晩ご飯にビアガーデンと言ったところか。

お父さんは飲まないともったいない気がするね。

時代は第2次ビアガーデンブームだとか。

私はビアガーデンの開放的な気分から、ちょっとした景気の良さを感じるのだが、
多くの人はどう感じるだろうか。



2015年6月2日火曜日

自転車講習会制度

先日、笠岡市内を走行中、スピード違反で捕まった。

あらあら、ゴールドの免許だったのに・・。

まあ、いいか。

車に乗って警察に捕まったら、減点、罰金、更新時の講習。

免許証のある自動車の場合は当然。

でも、今度は自転車だ。

自転車も危険運転をしたら、警察に捕まって、2回目は罰金、講習。

そんな法律が施行された。

確かに危険な運転をする自転車は多い。

そして、事故も。

そういう意味では、むしろ、遅すぎる施行かもしれない。

車の運転免許とは関係ないのだろうが、自転車もよく使う身としては、器をつけなければならない。

まあ、歩道を走るときに気をつけようと思う。

でも、田舎だから、あまり歩行者に迷惑をかけてはいないと思うが。

っていうか、飲酒運転はダメなんだよね。

それはちょっとショックかも。

酒飲んだら自転車だろう、当然。という意識はあるから。

2015年6月1日月曜日

南沙諸島

南沙諸島が大きな火種になりそうだ。

中国は自分の領土だから、何をしてもいいというスタンス。

領有権を主張するフィリピンやベトナムはアメリカに助けてもらおう、というところだ。

中国は埋め立てを強行するつもりだし、軍事目的だということも認めている。

ロシアのクリミア半島の併合に比べるとましなのかもしれないが、
経済力に支えられた軍事力による、領土の拡大だ。

そういう意味では、ロシアも中国も同じかもしれない。

中国は共産主義だし、ロシアの前身ソ連は社会主義の雄だった。

アツい戦争にはならないのかって思わないでもないが、そっちを目指しているようにも思える。

そんなときに日本では、集団的自衛権を認める法整備が進行しようとしている。

中国の言いなりになるべきか、闘うべきか、日本のことじゃないだけに、
どう出るか、興味深い所ではある。

アジアのために・・で、戦争をした日本。

その精神があの戦争以前から続いているものなら、日本は闘うのかもしれない。

そういう日本にはめられた足かせが、日本国憲法でもある。

2015年5月29日金曜日

10連騰

10連投ではない、10連騰である。

10連投もすると肩を壊すだろう・・。

10連騰もするとバブルである。

1988年2月以来の27年ぶりのできごとだ。

1988年とえいば、バブルまっただ中。

実際、その後のITバブル越えも視野に入ってきた。

平成12年4月12日の終値が20833円。

昨日の終値が20551円、高値は20655円だったのだから。

昨日は円が一気に124円まで下がった。

そのせいもあるのだろう。

輸入品が高くなりそうだが、インフレ率そのものはどうなんだろう?

原由が値を戻せば、生活にも大きな影響が出るだろう。

また、消費税が上げにくくなるようにも思うが。

2015年5月28日木曜日

ホルムズ海峡での機雷掃海

自衛隊の海外派兵については、ホルムズ海峡での機雷掃海しか念頭にない。

そう安倍総理は答弁する。

それ以外のことは、どうなるのだろう?

そもそも、そのための安保法政だったはずだから、それでいいのだろう。

しかし、現実の問題として、アメリカから南沙諸島に派兵を要請されたらどうなるのだろう?

それはおことわりってことだよね。

安保法制は実際に起こらないことも起こると想定して考えなければならないので難しい。

もっともそれはどの法律だってそうなのだが。

ホルムズ海峡の方はわかったので、南沙諸島の方はどういう立ち位置になるのか。

この法案が通ることでどう変わるのか、そのあたりが知りたい気はする。

2015年5月27日水曜日

真夏日

本日の岡山の予想最高気温は32度。

まだ5月だぞ。

昨日は全国155地点で真夏日を記録。

これが新記録ではないところを見ると、この時期でももっと暑い日が普通にあったのだろう。

全く問題になっていなかった。

真夏の真夏日に比べ、空気が乾燥しているため、不快指数はそれほど高くないのだろうが、
人間には「慣れ」というものもある。

朝晩はさすがに「寒い」ことはないにしろ「涼しい」し、
「寒い、寒い」と言っていたのはついこの間である。

こんなときの「真夏日」なんて、耐えられるものではない。

真夏の「真夏日」より絶対に暑いだろうし、体調を崩す人も多いと思う。

それはそうと、世界では連日45度を超える暑さのところもある。

インドだ。

むちゃくちゃだと思う。

体温ですら36度くらいだぞ。

よく死なないなあ、と思っていたら、さすがに死者も多いという。

これも温暖化の影響なのか。

やっぱり、二酸化炭素もどうにかしないと、想定外のことが起こる。

2015年5月26日火曜日

エコキャップ推進協会

「発展途上国へのワクチン支援」

そう銘打ってエコキャップを集めていたはず。

わりとどこの校舎にも集めているキャップがあるはず。

まあ、どうせ捨てるものだから、お金の寄付とは違い、参加もしやすいし、
「いいことをした」という自己満足にも浸りやすい。

だからだろうか、詐欺?
だとしても、損した感はあまりない。

とはいうもののいい感じではない。

「エコキャップ推進協会」がこの1年間、1度もワクチンを寄付していない。
そんなことが発覚して大騒ぎである。

「エコ推進協会」は2008年に設立されたNPO。

その利益をJCV(世界の子供にワクチンを日本協会)に寄付していたわけだ。

昨期、(2013年9月から2014年8月)エコキャップ収集で9000万円の寄付を得た。

うち、1900万円は、障害者に寄付をしている。

じゃあ、残りの7100万円は?ということである。

それは理事長によれば、人件費3900万円で、管理費3200万円とのこと。

スタッフの待遇改善に用いられた費用。

多いのか少ないのかそれもよくわからない。

「ワクチンに使ってもらおうと思って集めたエコキャップの寄付を、
障害者に寄付するのは、間違っては居ないと思うし、人件費や管理費が必要なのもわかる。

それならそれで「障害者に寄付を」と銘打っても良かったし、
もうすこしきちんと説明してもよかったのではないか、と思う。





2015年5月25日月曜日

照ノ富士

大相撲夏場所は照ノ富士が優勝した。

千秋楽の一番は、照ノ富士が碧山に勝利、白鵬が日馬富士に敗れ、照ノ富士が優勝した。

照ノ富士は日馬富士の弟弟子。

日馬富士は同部屋の弟弟子のために勝利した。

大相撲では、通常同部屋同誌の対戦はない。

そういう意味では、「自分のため」よりは「弟弟子」のための方が力を発揮するのか。

ちょっとした美談めいた照ノ富士の優勝ではあった。

照ノ富士、日馬富士双方とも、そんなことは考えなかった、と言っていた。

日馬富士は取り組みが終わってから、「照ノ富士よかったな」と思ったと言っていた。

それぞれの意識の中にどれほどのものがあったかわからない。

しかし、抑え込んだ無意識の中にはあったろう、とも思う。

それが同じ部屋というものだろう。

それにしても照ノ富士は強い。

少なくとも、30歳を超えた白鵬を超えつつある。

まだ早いという反対意見もあるが、大関に昇進するのは間違いない。

白鵬一強という相撲界勢力図は大きく変わりつつある。




2015年5月24日日曜日

スタバはないけどスナバはある

過疎を象徴するスタバなし、セブンイレブンなし、マクドナルドなし。

もちろん、梨の話ではない。

かつて、20世紀には、日本最大の 梨生産県だった鳥取。

今やその座をふなっしーの千葉県に奪われただけでなく、自らは5位以下に沈んでいる。

そして、人口は日本最少。堂々たる過疎の県である。

その象徴と言えるのが、全国唯一スタバなし県だったのだ。



5月23日、鳥取県の1号店である「シャミネ鳥取店」がオープン。

深夜から行列ができはじめ、開店前には1000人が行列。

鳥取県出身の石破地方創世相にしてみれば、
「東京の会社の出店が決まったところで地方が活性化するわけではないだろう。」

平井知事の「すなば」こそが、地方創世かもしれない。

でもその「すなば珈琲」もおかげで3倍の来店があったのだとか。



過疎を逆手にとって地方創世といきたいものだ。





2015年5月22日金曜日

IS日本人人質事件に対する政府対応の検証

今日の朝日新聞の1面トップ記事は、IS日本人人質事件に対する政府対応の検証であった。

同じ1面には、ISがパルミラ(シリア)を制圧。

世界遺産でもあるパルミラ遺跡が破壊される恐れがあることを伝えている。

検証の結果、政府対応に問題はなかったことを伝えているが、
後藤さんの妻に対する接触もなく、これでほんとうにいいのか、という不満も感じられた。



私自身は、ISに敵対することを表明するのは良いことだと思う。

そして、まるで集団的自衛権か積極的平和主義の発露みたいに、
「カネを出す」というのも間違ってはいないと思う。

「日本には関係がない」という態度は、「平和主義」というより、
「関わり合いになりたくない」と受け取られるし、実際そうだと思う。

むしろ、ISを撲滅する側につき、その役に立とうすることが、
本当に平和を望む人が取る態度だと思う。


しかし、そのタイミングに問題がなかったか。

あのISを刺激した安倍総理のアラブでの発言時、
政府は日本人がISに人質にとられていることを認識していたという。

「人一人の命は地球よりも重い」などと言う気はない。

しかし、「カネを出す」にしろ、その出し方やタイミングには熟慮が必要だったのではないか。

もちろん、自分が総理だったらもっと、考えていないだろう。

でも、反省はすると思う。結果はかわらないけれど。





2015年5月21日木曜日

株価とGDP

日本の1−3月期GDPが前期比+0.6%。

大方の予想よりはよかったという。サプライズと言えるほど。

ただそれでも、「景気がいい」という状況にはなく、
この日15年ぶりの高値をつけた株価に比較されると、見るかげもない。

東証株価の時価総額は、バブル期を超えるという。

株価そのものは4万円に近づいたバブル期には遠く及ばないものの、
会社の数や出来高がバブル期よりずっと多いためだという。

GDPと株価のギャップは広がるばかり。

けれども、いずれ、いずれかに収斂する。

GDPの方に収斂ということになれば、金融緩和は失敗ということになる。

っていうか、破綻だな。

今のところはうまく行っているが、今のところだよねえ。

2015年5月20日水曜日

タカタのエアバッグ

タカタ社は自社製のエアバッグについて、その欠陥を認め、
全米で3400万個のエアバッグのリコールに同意した。

実は、トヨタやホンダといった国内自動車会社もこの製品の欠陥を認めており、
何を隠そう私の愛車 Fit もこのリコールにかかっている。

2002年1月から2007年12月製造のものらしい。

正直、ちょっと古いんだね。

なんのかんの言っても、全国では膨大な数にのぼるリコール。

ホンダとダイハツで200万台。

トヨタと日産で165万台。

私の番が来るのは7月になるらしい。

その間にエアバッグが作動するような事故にあうと、どうなるのだろう?

っていうか、今までよくそんな車にのってきたなあ、と思わないでもない。

別に事故をした時にエアバッグが開かないとう話ではないのだろう。

もう愛車のフィットも古くなったし、担当者も変わるばかりだし、
ディーラーとの距離感が難しくなってきたなあ。



2015年5月19日火曜日

浅田真央復帰

感動を呼んだ世界選手権から、1年以上のブランクを経て、浅田真央が現役続行を宣言。

ハーフハーフが100%になったことを記者会見の場で話した。

休んだ後でも最高の演技で銀メダルというキムヨナを思い出させるが、
真央ちゃんの場合はどうか。

「かわいい」とは言え、もう25歳。スケートではベテランだ。

今まで以上の縁起ができるとは思えないし、オリンピック出場自体、簡単ではなさそうである。

いくらトップを歩んだ選手と言っても、スポーツというものはそんなに甘いものではない。

平昌のオリンピックの代表などいくらなんでも無理だろう。

1年間の休養を経て円熟味が増し、さらなる高みに登り詰める、そんな選手も確かにいる。

しかし、浅田真央はちやほやされすぎてきただろう。

アイドルに近いものがある。

跳べなくて苦しむ浅田真央はあまりみたくない。







2015年5月18日月曜日

大阪都構想、住民投票で否決

橋下氏の政治生命をかけた住民投票を、大阪市民は否決。

とはいえ、その差0.8%。

これで橋下氏は、政界から引退することになる。

「変わることへの期待」より「変わることへの不安」のほうが大きかったのだろう。

圧勝するのでなければ、変わらないほうがいいとも思う。

僅差なら大阪市は存続すべきだと思うので、この結果は良かったのではないかと思う。

僅差で反対の結果だと、逆にまずいだろう、と思う。

しかし、大阪の地盤沈下という問題がなくなったわけではない。

じゃあ、大阪をどうやってよくしようというのか。

結局、市民に利益をどう誘導するかが投票行動につながってしまい、
既得権益をどう手放させるのか、は問題にされなくなってしまった。

これから、さまざまなシステムに大鉈を振るわなければならないだろう。

そういったことを要求する僅差の敗北だった、と、私は思う。

2015年5月17日日曜日

地球温暖化最前線

地球温暖化の影響で沈みゆく危険性の高いキリバス。

海岸の村では大潮の時は胸まで、否今は頭まで海水が来るという。

100メートルも内陸の村でも道路が冠水したが、島がたいらななため、逃げ場もない。

パプアニューギニアの山岳部では、サツマイモが年4回も収穫できたと喜んでいるが、
国全体では50年までに、50%以下に減少することが予測されている。

地球温暖化最前線では、文字通り、地球温暖化の波をもろにかぶっているのがわかる。

キリバスと言えば、世界で一番早く夜が明ける国。

日付変更線が大きく東経西経180度を東側にはみだしている。

温暖化の波も世界で一番早くかぶっているのか。

なんしろ、国でフィジーの一部を買ったとか。

農業生産のためとはいうもの、やはり、将来は最悪の場合、移住を考えているのだろう。

そうしなくて良いかどうかは、今後の大国の取り組みにかかっている。



2015年5月15日金曜日

平安法

平安時代のことかと思った。

律令政治と関係があるのかなあ、などと。

このほど閣議決定された安保関連法案のことであった。

例の集団的自衛権を認め、自衛隊の活動範囲を拡大するというやつ。

平和安全法制ということで、略して平安法。

民主党など野党が「戦争法」などといいがかりをつけるので、
ネーミングを考えた自民党といったところか。

自衛隊もだんだん軍隊に近づいていく。

米軍と一緒に活動していて、日本には憲法があるんで・・、
「人を殺したくもないし、自分が死にたくもありません。」とは、言えないからなあ。

集団的自衛権は認めない・・なんて言ってもね。

それこそ徴兵令でも敷かなきゃ、国は守れない。

国籍をはずして国連軍とかになれればほんとうは一番いいんだろうけれど。

それもまあ、非現実ではあろう。

でも、理想はそっちだろうな。

それにしても、これでアメリカが日本に期待するのは、南シナ海。

南沙諸島だろう。

アメリカには遠いから、アメリカの代理で自衛隊に中国に対抗させる。

それじゃまるで、日露戦争前の日英同盟ではないか。

わざわざ中国と戦争しなくてもいい?

尖閣諸島のこともあるしなあ。

どうなるんだろう?これから。



2015年5月14日木曜日

ドラえもんが認知症

1979年からのアニメ版「ドラえもん」スタートから、
ドラえもんの声を担当していた大山のぶ代さんが認知症であることを明らかにした。

26年間ずっと大山のぶ代さんだったので、
ドラえもん=大山のぶ代というイメージが出来上がってしまった。

もちろん、現在は2代目の水田わさび。

2分前のことも忘れており、電話に出られないとも。

料理でも有名なのだが、することが非常におおざっぱで、洗剤もつけずに洗い物をするとか。

高齢化がすすめばすすむほど、この種の病気が増えてくる。

昔ならそれ以前に死んでいたというところか。

私の父親も認知症と診断されている。

体が不自由なので介護施設の厄介になっている。

高齢化対策で一番必要なのは、こうした病気の予防と治療だろう。

年金問題とかなら、いわゆる定年が長くなればすむことだ。

心と体が元気であれば。

2015年5月13日水曜日

ネパールの余震

死者8000人以上。

史上まれに見る4月25日の大地震後、18日目。

ネパールでは余震による被害でも50人弱。

どこで人が死んできるかもわからないような場所もあった大地震から立ち直りかけたところにこの余震。

ひとびとのわずかの希望をも打ち砕いていく。

たとえ、神の怒りだとしても、なんでこの人達が犠牲にならないといけないのか。

理不尽である。

平和を謳歌している人たちもいるというのに。

こういうときの国際的な保険みたいなのはないのだろうか?

日本ならおこってもまだよい。

支援の手がさしのべられるから。

ネパールとかではそうもいかないのだろうな。

届けるだけでもどうやってとどけようか、という話にもなるし。

「やけぶとり」のごとく「しんさいぶとり」ができるようなしくみがないものかなあ。

災害を望む人はいないのだから。

生命保険めあてに殺人がおこるように、それめあての災害がおこるかもしれないけれど、
そういうしくみはあっていいと思う。





2015年5月12日火曜日

トマトジュース

トマトジュースがからだにいいらしい。

結構好きだが、毎日は飲んでいない。

でも、そういえば、青汁を2日に一度くらい飲んでいる。

なんでも老化の原因となる物質が活性酸素で
これを低下させる抗酸化作用がある物質リコピンをたくさん含んでいるのがトマトだとか。

リコピンはコラーゲンも増やすらしく、しわも減るのだそうだ。

美容にはトマトジュースだね。

青汁はどうなんだろな。ちょっと気になるな。

今度からトマトジュースも飲もうかな。嫌いじゃないし。

甘いものも量をいかなければいいのだそうだ。

つまり分けて食べればいいらしい。

特に2時か3時頃に食べればいいらしい。

インシュリンが分泌されるのは大量に甘いものをとったときななのだとか。

肉やあぶらも必要なようだ。

美容と健康のため、と言ってもいろいろあるんだなあ、カロリーだけの問題ではないのだなあ、
とある記事を読みながら・・・。



2015年5月11日月曜日

ハイビーム

レーザービームと言えば、イチロー選手がライトから本塁に投げる直線的な球筋の返球。

最近は出場機会も減り、あまり見られなくなったし、そんなふうに言われもしなくなった。

ビームというのは光線で、車の前照灯もこう呼ばれる。

で、ハイビームといえば、前照灯を上向きにすることを言う。

一般に車で夜間走行するときには、ハイビームが原則となっている。

実際、そうすることで防げた事故がけっこうたくさんあったらしい。

もちろん、対向車や前走車があるときは、下向きつまりロービームにすることになっている。

最近の車は技術の進歩で、ヘッドライト(光源)がとても明るくて、
ドライバー側からは、見えやすくなっているのだが、
見られる側からは「まぶしすぎる」ことになっている。

実際、対向車がわからすると、ハイビームはとんでもなくまぶしい。

こういう時はロービームというきまりなのでいいとしても、
対向車が自転車だったら、実際のところ、かなわない。

車側からすれば、自転車は単なる物体、障害物に過ぎないのだろう。

だから、ドライバー側から見つけられさせすればいい。

確かに、見つけられることが全てに優先される。

安全第一だからだ。

こまめにハイビーム、ロービームに切り替えることのめんどくささも含めて、
最近はやりの自動停止装置じゃないけれど、自動的に物体を発見して、
前照灯をハイビーム、ロービームに切り替える方法はないのだろうか。



2015年5月10日日曜日

国の借金、1053兆円

2014年度末の国の借金は、28兆円増加し、過去最大を更新、1053兆円になったことが報じられた。

4月1日時点の推計人口(1億2691万人)で割ると、国民一人あたり約830万円になる。

この借金、消費税の値上げで返済するとすると、高齢化が進む間つまり21世紀の間は、
30%を超える消費税が必要になるとのこと。

10%でひいひいいっている場合ではなさそうである。

もちろん、経済発展やらインフレやらを用いて、それ以外の方法でも何とかしようというのだけれども、
なかなかそううまくいくものでもないだろう,たぶん。

ピケティなどの意見によれば、消費税ではなく、源泉からの累進課税でということになるのだろうが、
どっちにしても、増税で返済するべき莫大な借金である。

人口減少で経済規模が小さくなれば、なおのこと借金は重くなると思われる。

どうやって解決したらいいのだろうか。

「破綻」かなんかして、経済を最初からやり直さなきゃいけないのだろか。

30%の負担でも、「破綻」よりは負担が少ないというのだが・・。

2015年5月8日金曜日

高崎山のシャーロット

大分市の高崎山自然動物園で今月6日に生まれた子ザルに「シャーロット」と命名。

340件におよぶ批判の電話やメールを受け取ったという。
(肯定意見も200件ほどあったらしいが。)

高崎山側としては、これほどの批判を浴びるとは思っていなかったようで、
命名取り消しも検討しているとか。

イギリス王室側に問い合わせると、問題視していないようで、イギリス国民も至って冷静。

問題は高崎山自然動物園の側にあるだけのようである。

個人的には、確かに、「失礼だろう」という意見に同調しないわけではないが、
別に「抗議」して「取り消し」をしなきゃいけないほどのことなのか。

ちょっと「笑い」をさそうくらいで、私には、
どちらかと言えば、「微笑ましい」ぐらいのことではないかと思うのだが、どうだろうか。

「さる」と「王室」を同レベルに扱うな、ということだろうが、
高崎山に生まれた子ザルだって、みんなに愛されていると思う。

だれの名前も祝福の意味合いがあるのは確かだろう。

もし、このサルが個人宅で飼われているペットであれば、だれも何も言わなかったろう。

公募で「シャーロット」を希望した人たちの感覚はそれに近いものがあると思う。

少なくとも「失礼なこと」ではない、と思うのだが、どうなのだろう?そのへん。

イスラムとかにあるようなの文化の違いは、イギリスとの間にあるのだろうか。

イギリス王室の対応を見る限り、現在の日本人の間にこそ、そのギャップがあるような気がする。

2015年5月7日木曜日

国際観光競争力

世界経済フォーラム「旅行・観光力報告書」によれば、日本の観光の国際競争力は世界第9位だという。

といっても、すごいのかすごくないのか、いまひとつわかりにくい。

アジアでは、シンガポールや香港をおさえてトップのようではあるが・・。

1位から8位がスペイン、フランス、ドイツ、アメリカ、イギリス、スイス、オーストラリア、イタリアである。

ちなみに10位はカナダ。

ベスト10は日本以外すべて欧米で占められている。

アベノミクスの成長戦略のひとつに、「観光」があるように、
観光力は経済力としても、魅力がある。

「環境」という立場からだけでなく、「観光」という立場からも、
日本の「自然」や「文化」を見なおしていきたい。

「観光」は、まだ、欧米に追いつけ、追い越せという位置にいるのかもしれない。

2015年5月6日水曜日

シャーロット王女

シャーロットと言えば、朝ドラ「マッサン」のヒロインを思い出す。

確か、ケイトなんとかシャーロットといったと思う。

で、そのシャーロットがウイリアム王子の娘に名付けられた。

ブックメーカーなどでも、1,2位を争う名前だったんだとか。

マッサンは関係ないみたいだ。

王女の名は「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」この中からひとつ選ぶのではなくて、
これ全部が名前だという。

ダイアナも入っている。

ウイリアム王子からすれば、お母さんの名前である。

お母さんの名前を子供の名前に残し、国王の国王の血筋に刻みたかったのかも。

6日、シャーロット王女は、おばあさんのエリザベス女王と対面する。

2015年5月5日火曜日

明治日本の産業革命遺産

ユネスコの世界遺産諮問機関「イコモス」は、4日、
明治日本の産業革命遺産を、世界遺産に登録するよう勧告した。

構成している遺産は、8県28資産に及ぶ。

具体的には
岩手県釜石市 橋野高炉跡および関連遺跡
静岡県伊豆の国市 韮山反射炉
山口県萩市 萩城下町 萩反射炉 恵美須ケ鼻造船所跡 大板山たたら製鉄遺跡 松下村塾
鹿児島県鹿児島市 旧集成館 寺山炭釜跡 関吉の疎水溝
佐賀県佐賀市 三重津海軍所跡
長崎県長崎市 小菅修船所跡 長崎造船所第三船渠 長崎造船所旧木型場 
       長崎造船所ジャイアントカンチレバークレーン 長崎造船所占勝閣 
       高島炭坑 端島炭坑 旧グラバー住宅
福岡県大牟田市 三池炭鉱宮原坑 三池港
福岡県大牟田市、熊本県荒尾市 三池炭鉱萬田坑 三池炭鉱専用鉄道敷跡
熊本県宇城市 三角西(旧)港
福岡県北九州市 八幡製鐵所旧日本事務所 八幡製鐵所修繕工場 八幡製鐵所旧鍛冶工場
福岡県中間市 八幡製鐵所遠賀川水源地ポンプ室


ちなみに、長崎の教会群とキリスト教関連遺産は来年度以降に持ち越しとなる予定だという。

まあ、何にしても富士山、富岡製糸場に続き、3年連続で世界遺産登録。

韓国が反対しているのはいうまでもない。

朝鮮人が強制連行されて働かされた施設もあるとのことだが、
世界遺産とされる意味はそれ以前のことだろう。

なんでもかんでも韓国中心にとらえる視点はどうかなあ、と思う。

また、明治日本の産業革命って日清・日露戦争前後と見るのが一般的なのだが、
全部その頃なんだろうか?

単純に考えれば他にもありそうだし、
これは入れなくてもいいのではないかというのもありそうだ。

そのへんは保存状態とかそういうことなんだろうか。

2015年5月4日月曜日

バッキャオVSメイウェザー

どちらも貧しい家庭で育った。

だから、どちらにも勝ってもらいたかった。

だから、人々が待ち望んだ。

だから、実現に5年以上の年月を要した。

でも、闘う以上、どちらかかが勝ってどちらかが負ける。

バッキャオの言うように、「こんなものなんだろう。」

すくなくとも、フィリピンの人たちはバッキャオの勝利を望んだだろう。

バッキャオはフィリピンの英雄だから。

バッキャオは攻撃的で、メイウェザーは防御的だった。

バッキャオの攻撃よりメイウェザーの防御が優っていた。

まあ、だから期待された割におもしろくない試合になったのだろう。

ボクシングはスポーツだから「判定」がある。

しかし、決闘は決闘である。防御はないほうがおもしろい。



2015年5月2日土曜日

外泊許可

あずま会倉敷病院に入院している父親が一泊の外泊許可を得て、一時帰宅した。

自分にとっては、ゴールデンウイーク休暇の前半にあたり、時間があったので、
4月30日と5月1日の2日間を親孝行にあてた。

もちろん、自分が介護するわけではないが、男手がないとできない部分があり、
なるべく一緒にいるようにはした。

近所の仙太郎さんのところに行ったり、来てもらったりして、
父親にとっては楽しい時間が過ごせたのではないかと思う。

近々、あずま会を離れ、上田病院が経営する施設に変わる。

そうすると、近くなるので一時帰宅も簡単になる。

本当は寿光園がよかったのだが、順番待ちでなかなか回ってこない。

寿光園の順番待ちを上田病院の施設ですることになる。

2日ともいい天気でよかったと思う。

これが、いま考えられるベストの選択だろうとは思う。