2012年9月29日土曜日

パニック障害も傷害認定

岡山地方裁判所で性的暴力事件で、
被害者女性が発症したパニック障害が障害と認定された。

精神的障害も傷害に含めるかどうかでは、大いに議論があるところだが、
岡山地方裁判所は、パニック障害では異例の判決である。

確かに傷害に精神的な障害を含めるとどこまでが傷害かという線引きが難しくなる。

もともとPTSDは傷害と認定されていたわけだから、
パニック傷害まで含めていいかの線引きの問題だろうと思う。

最近はだんだんこの線が下がってきているということなのだろう。

個人的には当然認められるべきだとは思う。

2012年9月28日金曜日

「かわいい」写真と集中力

「かわいい」写真を見ると集中力が増すそうだ。

広島大学の実験で、動物などのかわいい写真を見ると、集中力が増すことがわかった。

大学生を使った実験だと16%も作業効率があがったというから結構本当なんだろうと思う。

ただ何をかわいいと思うかは人によって違うだろうし、男と女では感じ方が違うだろう?

集中力の方も作業効率だから、問題を解いたりする集中力とは違うかもしれない。

そう考えれば、タイトル通りの効果があるかどうかは不明だが、
かわいいって思える写真を見させることにより、
ある種の感覚が研ぎ澄まされると言うことはあるのかもしれない。

ただ、かわいいって思えれば、写真じゃなくても、ホンモノの方がもっといいのではないか、
と思ってしまうのだが、そのへんはどうなんだろう?

今後の研究を待つほかはないのかなあ。





2012年9月27日木曜日

自民党新総裁

昨日の総裁選で自民党の新総裁に安倍晋三元首相が決まった。

1回戦(?)は、1位が石破氏だったのだが、
より国会議員票を集めた安部氏が、決選投票を制した。

石破氏はもともと地方票が多かったので、
国会議員票の多い、安倍氏か石原氏が決戦投票になれば有利と目されていた。

そんな中での安倍氏が2位。
地方の人たちはどう感じていただろうか。

もっとも安倍氏は日本維新党とも近いとも言われている。

町村派から派閥破りで立候補しただけに、長老の力はより弱まるのではないかと思われる。

また、韓国や中国に対してはより強硬なタカ派だとも・・。

ただ一回首相を経験して失敗しているだけに、
それを糧にしてくれるのではないかという軽い期待もないわけではない。

政権を取り戻したら、長い間首相を務められる、りっぱな首相になってほしいとは思う。



2012年9月26日水曜日

吉田沙保里

世界選手権とオリンピックの13連覇をめざす吉田沙保里。

「前人未到」と思いきや、全くの前人未到ではなかった。でも、13連覇は前人未到。

要は12連覇がいるわけだ。それが男子グレコローマンスタイルのカレリンである。

もちろん女子では前人未到なんだから、わざわざ男子まで含めなくても・・と思わないでもない。

でも、そこが吉田沙保里なんだろうね。

同じオリンピック3連覇の伊調馨の方は欠場を決めている。

ここまでやったらやらなきゃ・・。

吉田沙保里はそういう選手である。

ところで、グレコローマンスタイルのグレコローマンってなんだか知ってた?

ギリシャローマという意味なんだって。何語か忘れたけれどラテン語あたりじゃないかな。

ルネッサンスかなんかみたいだが・・。

2012年9月25日火曜日

台湾よ、お前もか。

海上保安庁によると、
本日午前8時ごろ、台湾漁船が尖閣諸島周辺の日本領海内に侵入した。

日本による尖閣諸島国有化に反発して、24日に台湾を出航した船団の一部と思われている。

25日、午前6時ごろ、沖縄の尖閣諸島の西南西約32から44kmの接続水域内を
40~50隻の台湾が航行しているのを海保の巡視船が確認している。

それにしても、
中国だけでなく、台湾もか・・という気はする。

尖閣諸島の位置の複雑なところだろう。

実際、台湾が一番近いとは思う。

それにしても、資源があるからだろうね、この近海に。

なかったら、これほどの問題にはならなかったろうし、
国有化もされなかったかもしれない。

国有化を急がせた石原氏の考えの中には、
資源だけ中国に奪われているという背景もあるのかもしれない。

中国にしろ、台湾にしろ、
竹島の韓国にしろ、北方領土のロシアにしろ、
まったくどいつもこいつも日本をなんと思いやがってんだ・・と、思わぬでもない。

それが経済力を中心とする国力の低下が原因のような気はする。

たとえばシャープ出資する鴻海のような背景もあるのではないか。

オリンピックだけでなく、がんばれニッポン!である。

2012年9月24日月曜日

自民党総裁選

自民党の総裁選に関する朝日新聞の調査結果が今朝の朝刊に出ていた。

それによると、地方票を幅広く集めた石破氏がダントツで1位。
ただし、過半数は集められない。

つまり、1位、2位による決選投票は避けられない。

そこで、2位は?というと、
2位は安倍氏と石原氏がかなり競っていて、安倍氏がややリードしている模様。

だったら次期総裁は石破氏かというと、話はそう簡単ではない。

安倍氏や石原氏は国会議員票では石破氏を上回るからだ。

なにしろ、決選投票は国会議員票で決まる。

とすれば、1回戦で2位になった安倍氏、石原氏のどっちかが、次期総裁っていうことになる。

2位に安倍氏が入って、石原氏が考え方の近い石破氏に廻れば、石破氏が次期総裁だろう。

と、いうことで、石破氏、石原氏、安倍氏の3氏ともに、次期総裁になる可能性はある。

民主党と違い、こちらはがぜん面白みが増してきた。

いいことか悪いことかはよくわからないのだが。


2012年9月23日日曜日

日馬富士優勝

日馬富士が優勝した。

横綱白鵬を大相撲の末に破り、全勝優勝を果たした。

14勝で横綱昇進が固いといわれていただけに、これで確実に横綱だろう。

横綱はやはり二人欲しいところだ。

その方が見る方も楽しい気がする。

日馬富士は「受けて捌く」タイプの横綱相撲ではないと言われている。

どっしりとした大柄な関取ではないから、仕方ないのかもしれない。

品格は?そういったもろもろのこと、伝統などを考え合わせると、
「横綱らしくない」のかもしれない。

でも、実力で勝ち取った地位である。

大相撲に新しい伝統を加えることができる地位でもある。

「自分らしく」横綱を務めること。

それが日馬富士に求められていることではないか?

朝青龍のこともある。
そのあとの白鵬のこともある。

モンゴル人横綱が3代続くことには、それなりの意味があると思う。

個人的には日本人横綱に出てきて欲しいけれど、
観客を含む相撲界全体と関取個人個人が歩み寄らなければ、新しい伝統は生まれないと思う。

2012年9月21日金曜日

「すごい速い」「むかつく」「1コ上」

最近の若者の言葉遣いに、日本語の乱れを指摘する人も多い。

文化庁の国語世論調査では標記の3語は、約半数の人が使うことが明らかになった。

やはり、20代、30台の若い人たちの多くが使うことで、全体の割合を増やしている。

これらは乱れた、あるいはまちがった日本語であるかどうかは、今後にかかってくる。

言葉なので、使われたもん勝ち、定着したもん勝ちである。

実際、使う人が約半数に達すると、加速度的に使う人の割合が増すらしい。

しかし、じいさんやばあさんと言わないまでも、50代、60代の人がこういう言葉を使うと、
ちょっと笑ってしまう気はする。

「むかつく」なんて言葉、感情をストレートに表現しすぎで、
ちゃんとした日本語にはむかない気がするのだが、実際はどうなんだろう?

非常に普通に使われていること自体、
「他者に対する気遣い」みたいなものが感じられるのだが・・。


2012年9月20日木曜日

殺人事件

朝日新聞デジタルによると、18日午後6時40分ごろ発見され、
その後、笠岡署に通報があったという死体遺棄事件。

殺人の可能性が高い。

岡山県笠岡市生江浜のパン製造会社である岡野食品工業株式会社の元倉庫から、
若い女性の遺体が発見されたというもの。

遺棄された遺体は、
年齢:20歳から30歳くらい
身長:1m163cm
髪 :濃茶茶色
状態:死後1~2週間、(腐敗が進んでおり、異臭がする)
   カーペットや布に巻かれて、ひもで縛ってあった
服装:黒のTシャツと灰色のタイツ

現場の情報としては、
工場はパン生地を製造していたが、現在は配送拠点となっている。
ただし、発見された倉庫は現在使用されていないとのこと。

現在使用されていないことを知っていた犯人がこの倉庫に死体を遺棄したわけだ。

犯人は、岡野食品の関係者かどうかはわからないが、
この倉庫を現在使用していないことを知っている人に絞られる。

と、書き進めてみて、別のサイトに行ってみたら、19日に犯人はすでに捕まっていた。

犯人はパン製造販売業者の池田恭一(55)、
遺体も香川県の深川智子さん(43歳)のものと判明。

動機など犯行の全容を解明中であるとの記事を見つけた。

遺体は20~30歳とあったので、43歳とは全然違っているではないか。
死後かなり経過していたので、遺体からは判別できず、
多分、服装で判断したのだろうと考えた。

もちろん、43歳なら殺されてもよいとか言うわけではないが、
まあ、なんていうのだろう、想像される背景がだいぶ違う気がする。





2012年9月19日水曜日

国恥の日

9月18日は、81年前の1931年満州事変のきっかけである「柳条湖事件」が起きた日である。

中国に濡れ衣を着せる目に、南満州鉄道を爆破したのが事件である。

個人的には日中戦争のきっかけとされる、盧溝橋事件と混乱することが多かった。

柳条湖は南満州鉄道なんだから、瀋陽の方で満州事変のほうに決まっているし、
盧溝橋は北京郊外なんだから、日中戦争に決まっているではないか、と思わぬでもないのだが、
なぜか、昔からどっちがどっちかわからーん!になってしまっていた。

今は、「り」と「ろ」なんだから、「り」の方が先に決まっているだろう、と覚えている。

なんかちょっと涙ぐましいのだが、私の頭脳はその程度である。

それはさておき、尖閣諸島国有化以降、中国でデモが相次ぎ暴徒化したり、
漁船や監視船が尖閣諸島に近づいたりしている。

そして、それが国恥の日である、9月18日にピークになるのではないかと言われていた。

激しさを増したと言うものの、想像していたほどではなかったので、よかったとは思っている。

で、この国恥の日が柳条湖事件の起きた、9月18日なのである。

国恥の日といえばてっきり国恥記念日だから、1915年の5月9日だと思っていた。

例の対華21か条の要求を中国側が受け入れた日である。

なんにしても、中国の国の恥は日本が与えているのは確かだ。

2012年9月18日火曜日

尖閣諸島とアメリカの立場

玄葉光一郎外相と森本敏防衛相は、17日に来日した、バネッタ米国務長官と相次いで会談した。

国務長官は中国へ行くついでに寄っただけという気がしないでもないが、
尖閣諸島国有化による中国民デモの暴徒化問題や
今日18日が柳条湖事件から81年たった記念日にあたることなどで、
尖閣諸島問題を機軸とする日本と中国の間の問題で、
アメリカの立場を確認するのは大切なことだろうと思う。

「アメリカは主権に対する対立では特定の立場をとらない」と言っているように、
尖閣諸島が日本の領土であるということを支持するわけではない。

両国が平和的に解決するようにと言っているのだ。

そのうえで、日米安全保障条約が尖閣諸島にも適用されるという認識を示している。

つまり、この問題で中国が日本を攻めてきたら、日本を守ると言うことである。

しかし、まあ、そこまでアメリカがホンキでやってくれるかと言えば、
「どうなんでしょうね。」

軍事力を伴わない国の主張は、軍事力を持った国の主張に翻弄されるだけなのだろうか。

日本にも自衛隊があるけれどねえ。

2012年9月17日月曜日

オゾン層が回復中

フロンがオゾン層まで届くまでずいぶん時間がかかるため、
フロンガスの使用をやめても、、オゾン層の破壊はとまらないと言われていた。

それが現在、回復の兆しが見えてきたとの報道があった。

フロンガスの使用をやめてずいぶん時が流れたからね。
と、言ってどのくらいたったかはよくわからないのだが・・。

オーストラリアやニュージーランドでは、紫外線がきつすぎてサングラスなしでは外出してはいけないんだってねえ、という話を聞いたこともある。

代替フロンのほうはずいぶん温室効果があるらしく、地球温暖化に一役買っているという、
よくない評判がたっている。

まあ、いずれにせよ、南極のオゾンホールがちょっとでも小さくなれば、それはいい傾向だし、
もとに戻ってくれたら、それにこしたことはないだろう。

人間が人間の手で自分の首を絞めるっていうのは、なんかばかげているから。
環境について、われわれはいろいろ考えておかなければならないだろう。

2012年9月15日土曜日

台風16号

中心気圧が900ヘクトパスカルって、でかすぎないか?

いままでに900を切ったのって聞いたことないから、最大じゃないかと思うのだが、
でかいとはいうもののそこまでではないのだろうか。

そういう騒ぎ方はしていないようだ。

なんにしても、日本の方へきそうではある。

こんな台風が日本列島を直撃したら、被害甚大だと思うのだが・・・。

台風銀座と呼ばれる沖縄あたりでは、しごく当然のことなんだろうが・・。

この連休は大荒れ。(私は1日も休みではないが・・)

あと、台風って「暑さ」も運んでくるらしい。

北陸地方では、猛暑日が予想されている。

いわゆるフェーン現象っていうやつですか。

2012年9月14日金曜日

集団的自衛権

はてなキーワード(リンク)によれば、

ある国が武力攻撃を受けた場合、その友好国、同盟国が共同して防衛にあたる権利。
国連憲章弟51条で、加盟国に認められている自衛権のひとつ。

と、ある。


この集団的自衛権が橋下大阪市長(日本維新党首)によって、
権利でもあり、行使もできると発言されたことが、話題になっている。

もちろん、日本にも集団自衛権は認められているが、
憲法によりそれは行使できないことになっている。

これを橋下氏はおかしい、理解できないというわけだが、
現実の問題として、おかしくないし、理解も出来ると思う。

理由は、
自衛隊の存在である。

憲法では軍隊を持ってはいけないことになっているので、
自衛隊は軍隊ではないという理屈である。

条文をそのまま読んでそのとおりになっていないから、だめ、というものではないだろう。

現実認識というのは、長い歴史の中で、形成されなければならない。
長い歴史や経験は、法規を超えた法規である。

国債慣習法がある場合、条約を超えることがあるのと同じだと思う。

私は集団的自衛権の行使は容認できると思う。

ただ、それは憲法がどうあっても、その権利があるからではなくて、
憲法解釈としてそれが可能だからである。

私は、通常の法とは違い憲法はそれぐらい幅があってもいいと思う。
その精神が活かせればよいのである、とまで言ったらいいすぎだろうか。

たとえば、
憲法25条ですべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有するとあるが、
「健康で文化的な最低限度の生活」を営んでいない人もいるではないか。

現実的に無理なレベルというのもあるだろう。

憲法の字句どおりに解釈すると言うのが、現実的に難しい場合もあるのだ。

もちろん、橋下氏がいうように、なんでも許されるものではない。

したがって、「違憲」であるかどうかの判断は、非常に厳しいものになるが、
それは、裁判官の「良識」に委ねられるしかない。






2012年9月13日木曜日

奇跡の一本松

東日本の大震災に奇跡的に生き残った1本の松があった。
いわゆる「奇跡の一本松」である。

岩手県陸前高田市の海岸で、あの大津波に耐えた松ではあったが、
海水のため、枯死してしまった。

この1本の松を動物で言うと「剥製」みたいにして、保存するのだと言う。

あまりにお金がかかるので、そんなことのためにお金を使う必要があるのか?という
もっともな疑問が呈されているとも聞く。

しかし、
朝日新聞の天声人語では、「あれは間違いなく希望の灯」という被災者の声を取り上げ、
「剥製化」に賛意を示されていた。

物質的にはたいした金額にならない、「枯れた松」に過ぎないが、
人々の心に希望の灯をともしたことは確か。

これからもずっと、人々の心に希望の灯をともしてもらいたい。
そう考える人がいる限り、値段はつけられない。

「愛はお金では買えない」などという言葉はこういうときのためにあるのかもしれない。

2012年9月12日水曜日

自殺

自殺が増えている。今度は大臣だ。松下金融相。

なぜ?

週刊誌は女性問題に言及しているとのこと。

理由がわからないだけに、政治的なものではないような気がする。

大津の事件以降、中学生の自殺といじめの問題がクローズアップされてきた。

学校でのいじめには、警察が介入しなければならないようなものもある。

当然なのかもしれない。学校内部で収めようとしたことが、逆にあだになったのだろう。

それをまた学校内部で収めようとするから、おかしなことになるのだろう。

問題は、学校が手に終える範囲ではなくなってきているのだ。

大臣自殺は、一般サラリーマンの自殺に近いのかもしれない。

なんにしても、自殺が多い社会が幸福なわけはない。

2012年9月11日火曜日

弾劾裁判

三権分立の力関係の中で、国会が裁判所に対して発揮できる力として、「弾劾裁判」がある。

裁判所の裁判官を罷免する裁判である。

今回の弾劾裁判で罷免が決まれば、
記憶によれば、過去7番目の弾劾裁判による罷免である。

今回はスカートの中を携帯電話で盗撮したというもの。

前回はストーカーだった。

裁判官も落ちたねえ、そんな呟きが聞こえてきそうだが、裁判官も人間だ。
そんな裁判官もいるだろうし、罷免できるシステムは必要だろう。

司法権は独立しているといっても。

裁判官をやめさせるもうひとつの方法として、
最高裁判所裁判官の国民審査があるが、こちらの方は全く機能しているとは思えない。

ときどき新聞の全面広告などで衆議院の総選挙の時に、
この裁判官はこの裁判で、こういう意見だったぞっていうのがでることはあるが、
基本的にだれがだれだかさっぱりわからない。

だから、多くの人は何も書かずに投票するわけだが、
何も書かずに投票する人が過半数を達すれば、当然その裁判官は信任されたことになる。

実際には×が過半数をに達すれば、罷免ということなんだろうけれど。

実際、この国民審査で罷免された裁判官はいない。

結局、このシステムが機能していないということではないだろうか。

国民が裁判にかかわると言う意味では、
裁判員裁判制度のほうが、より意味があると思う。

批判も多いが、この視点からすればよいシステムであろう。

結局、国民審査の話になってしまったが、それはそれで許して欲しい。

2012年9月10日月曜日

この中にはいない

今日、民主党の代表選が告示される。

4人が立候補するものと思われる。

野田さんは当然として、原口さん、鹿野さん、赤松さんの4人で争われることになりそうだ。

朝日新聞のアンケートでは、だれが代表にふさわしいかとの問いに、
野田さんが34%でトップ。2位原口さんの8%に大きく水をあけている。

ただし、この中にはいないを選択した人は46%で、約半数を占めた。

やはり、意中の人「細野さん」が多いのではないだろうか。

2012年9月9日日曜日

次の選挙

解散総選挙、解散しなくても任期満了に伴う総選挙が来年には実施される。

前の選挙で政権交代して鳩山さんから菅さんへ、そして野田さんへと
その顔というか首が変わってきて、民主党政権も丸3年を越えたわけだ。

民主党は選挙で勝てそうな「細野さん」が代表戦に出ないということで、
野田さんできまりそうだ。

(アメリカの民主党もオバマさんできまりだった。でも日本とは状況がずいぶん違うようだ。)

自民党は6人ぐらいが乱立しそうである。
特に谷垣さんと石原さんは同じ派閥だから、かなりめんどくさいことになっている。

どうやらこの前の会談では、石原さんは谷垣さんに辞任するよう説得したみたいだ。

で、公明党は橋下新党(日本維新党)と選挙協力するようだ。

公明党はうまいことやったね、という感じだが、自民党の安倍さんはどうなのだろう。

安倍さんとその側近は日本維新と選挙協力するとか、そういうことはないと思う。

この政局、どうでもいいといえばどうでもいいのだが、
一国の政治を動かす、国民の代表を決める選挙なだけに、
あまりに思慮なく行動するのもどうかとはばかられる。

ただまあ、だれをどう支持していくかは、
この国をどうしたいのかとういう理念を政党に確認し、
それにたいしてどういう政策をするのかというのを候補者に確認する必要がある。

また、そうでないと「選挙」の意味がない。

2012年9月8日土曜日

電気は足りた・・・

この夏、電気は足りた。だから、原発は要らない。

それはちょっと短絡に過ぎないか・・と思わぬでもない。

まあ、家庭の方はそれでなんとか満足できるかもしれないが、
産業の方はどうなんだろう。

そうでなくとも円高だなんだと言われて、対外的には非常に苦戦を強いられているのに、
このうえ電気までとなっても平気なのだろうか?

将来的には産業構造を変えるとしても、当面はそういうわけにも行かないだろう。

昔のコメみたいに電気をみんなで作って政府が高く買って、安い値段で売るようにする。
電気管理制度みたいな形にすれば、いいかもしれないけれど、
これだけ借金を背負っている政府にそこまで苦労してもらえるか?
と言えば、やはり無理だろう。

それに原発の場合は最悪の事態にそなえているのに、
電気の不足は最悪の事態に備えないというのはやはりおかしいだろう。

どちらについても最悪の事態を想定すべきだ。

原発の方がより重大な結果を生みやすいかもしれないが、
だからといって電気の不足には最悪の事態を想定しなくてよいということにはならないだろう。

電気の不足に関しても、最悪の事態を想定すべきで、それに対する対策を考えるべきだと思う。

だから、今年足りたから原発は要らないというのは、短絡だと思うわけである。

2012年9月7日金曜日

来年度予算概算要求

来年度予算の概算要求総額が、約98兆円にのぼることがわかった。

特に社会保障費は約30兆円、国債費は約24兆円とされ、
この金額が総額を押し上げていることがわかる。

最終的には総額で90兆円ぐらいには抑えないといけないだろう。

それとも、消費増税が決まったから、少しぐらい増やしてもいいって言うんじゃなかろうね。

消費増税は限界まで支出を削った最後の手だと思う。

でないと増税なんてそうそう支持する人はいないだろうし、
必ずしも歳入増になるわけではなかろう・・と思う。

鳴り物入りの仕分けもあまり効果があるようにはないし、
どうなんだろう、ほんとにあまり意味のないものは切ってもらいたいのだが・・。



2012年9月6日木曜日

少女連れ去り

チューリップの「心の旅」だっけ、♪♪♪ポケットに詰め込んで、そのまま連れ去りたい。♪♪♪

歌を聞けばロマンチックだけれど、現実に起こると怖い。

そもそも人がポケットになんかはいるわけはないし、現実的でないからこそ、
想像力がかきたてられて、ロマンティックなイメージになるのだろう。

ポケットには入らないので、「かばん」に詰め込むことになる。

「かばん」の段階でリアリティーが出てきて、そりゃ「犯罪だ」ってことになるわけだ。

連れ去った大学生を乗せたタクシーの運転手は、最初犬かと思ったらしいが、
「出して」という声が聞こえて、「人だ!」と気付いたらしい。

それにしてもタクシーに乗るなんてところが、どうなんだろう。
ばれてもいいって思っていたのかなあ。

大学生の言葉にあるように、ホンネではつかまりたかったのかもしれない。

わざわざタクシーに乗らなくても・・て思わぬでもない。

しかし、小6の女の子を提げて、たいした距離は移動できないだろうね。

自家用車がないのなら、レンタカーを借りるとかすればいいのに。

免許もなかったら?

そらどうやったってばれるだろう?

こんなことをしようと思いついた時点で、狂っているのだが、
やりかたも「思いつき」以外の何ものでもない。

被害者の少女は広島市内の小6。塾帰りに襲われたと言う。
大学生の方は成城大学の学生。

最近はおかしな事件が多い。

2012年9月4日火曜日

維新新党

橋下大阪市長率いる大阪維新。

衆議院に向けて、新党の陣容を固めたようだ。
党首は橋下氏で幹事長が松井氏である。

当然予想されたことだが、橋下氏は出馬しないと明言している。

とは言うものの大阪府知事選のときも2万%出ないと言っていたではないか。

予断は許さないが、それはそれで大阪市民が怒るだろう。

それにしても大阪維新。
次の衆議院選挙がいつになるかはわからないが、確実に1年以内にある。

勢いは維新新党にありだ。

自民党も民主党も新しい顔選びに必死になっている。

それだけに維新が余裕っていう感じに見える。

2012年9月3日月曜日

宮間選手

昨日、トラちゃん田んぼを見に美作市に行ってきた。

カープ田んぼ、ジャイアンツ田んぼもある。

カープ田んぼはいまいちだったけど、トラちゃん田んぼはよく出来ていた。

ジャイアンツ田んぼはちょっと遠いからやめとくか・・ってことで行かなかった。

代わりに湯郷に行った。

サッカー場とかみてもしょうもないだろう、と思わぬでもなかったのだが、
きれいな芝生が植えられているのがよくわかった。
もちろん、サッカー場にはだれもいなかった。

帰りかけたとき、
選手役員以外は立ち入り禁止(一般の方は左右の入り口からと矢印が書かれていた)
と書かれた入り口から、Tシャツとジャージの女の人がふたり出てきた。

「立ち入り禁止と書いてあるのに、まあああいうファンはどこにでもいるんだよなあ」
っておもっていたら、妻が
「あっ、宮間選手! こんにちは。」と挨拶していた。

わたしは振り返って呆然。
宮間選手が神戸ナンバーの車の助手席に乗り込んでいるところだった。

ははは、そういうこともあるんだなあってびっくりした。
いわゆる「なまみやま」であった。

妻は「銀メダルおめでとうございます。」とかもっと気の利いたことを言えばよかったと
しきりに後悔していた。

「まあ、声がかけられたんだからいいじゃないか。」と言ったものの、
なんかちょっと損した感じ。

宮間選手がいるとは思わなかったから・・。

とりあえず、湯郷ベルのケーキ(お饅頭?)を買って帰ることにした。

そういうこともあるんだね。

2012年9月2日日曜日

自民党総裁選

党総裁選(9月14日告示、24日開票)に向け、自民党内の動きが活発化してきた。

谷垣総裁への支持がいまひとつだからだろう。

谷垣総裁は立候補するとして、同じ古賀派から林政調会長が立候補へ意欲を見せている。

最大派閥の町村派からは領袖である町村氏以外にも、
維新との仲が取りざたされている安倍元総理が立候補の予定である。

この安倍元総理と考えが近く、選挙協力をもくろんでいるのが、石破氏である。
(この場合の選挙協力とは、順位が下だった方が決選投票で上だった方に協力するというもの)

そして、谷垣氏が立候補できないようだと、代わりに出ようと言うのが石原氏。

内閣総理大臣と東京都知事が親子なんてねえ・・。

よほど日本には人材がいないのかねえ。

2012年9月1日土曜日

防災の日

9月1日は防災の日。

1923年の9月1日だっけ、関東大震災があったのは。

1995年の1月何日だったか忘れたが、阪神淡路の震災があった。

次は名古屋かねえ。

東海大震災とかありそうだもんねえ。

それにしても、地震予知は難しいみたいだ。

阪神淡路の震災以降起きたM6以上の地震は14個あるうち、
そのすべてが100ある警戒活断層以外でおきていたというから。

昨夜もフィリピン沖で大きな地震があり、津波注意報が出た。

海岸近くの人は高台に避難したらしい。

でもたいしたことはなくて、こんなことがまた続けば、
そのうち慣れっこになって、また「逃げない」なんてことになるかもしれない。

何度逃げても大きな被害にあうよりはいいはずなんだが、
人間てそういうことはすぐに忘れるから・・。

多分緊張状態をずっと続けるっていることができないんだろうな。

そんなことも思ってしまう。