2015年10月31日土曜日

体操ニッポン

男子体操が世界選手権37年ぶりに金メダルを獲得した。

絶対エース内村と白井、萱など若手の活躍だった。

一方、個人総合となると、内浦ただひとり。

もちろん、内村は6連覇。

自分でも信じられないという化物ぶりだが、続く萱は10位。

10位でも十分すごいのだが、国内に内村を脅かす選手がいないのがさびしい。

白井も床だけだし。個人総合となると高校レベルでも優勝出来なかったはずだ。

内村が君臨している内に、若い人と達にもっともっと力をつけてもらいたい。

そうすることが、お家芸とも言われた日本の体操を復活させるポイントだろう。

内村だけではないのだ、ニッポンは。

東京オリンピックに向けてそんな風がほしい。

2015年10月30日金曜日

岡田代表、国民連合政府構想拒否

まあ、そうだろうな、とは思う。だから、民主党はダメなのだろう、と思う。

民主主義における「力」は、数である。「数」をとらないと、何もできない。

そう考えるべきだ。

「少数意見の尊重」など、きれいごと、お情けに過ぎない。

なのに、民主党の岡田代表は、志位共産党委員長の「国民連合政府構想」を拒否した。

もちろん、野合のそしりは免れない連合政府ではある。

しかし、安保法案はすでに決まってしまったことだ。

廃止するには野党の側の能動が必要である。

国民に広く理解を求めなければならないのは、野党側なのである。

そのための体制づくりが急務であり、デモとかのんびりやっているばいいじゃないだろう。

民意が世論調査通り、反対の方にあるのなら、それを国会に反映できるようにするのが、
政党の仕事だろう。

そういう意味では、志位委員長の考え方が正しいと思う。

本当に国を動かそうとするなら、薩長同盟のようなことが、必要だろう。

成功したか失敗したかは別にして、民主主義で国を動かせるのは「数」でしかない。

この状況下で野党がまとまらないのは、安倍政権をどこかで賛成しているのだろうと思ってしまう。





2015年10月29日木曜日

辺野古着工

今日、辺野古移設の工事が始まった。

菅官房長官に言わせると、県が承認取り消し手続きをおこなった時点で、協議は終わった。

だから、着工ということなのだろうが、あとは法廷闘争ということになるのだろう。

それにしてもこの問題、どうしてここまでこじれたのだろう。

民主党の鳩山元総理がいい加減なことを言ったのも大きいのだろうが、
私には沖縄県民のわがままに映るのだが。

こんなことをいえば、沖縄の人たちに怒られるかもしれないが、
高速道路工事に反対する地権者が強制的にそこから追い出されているのとどこが違うのだろうか。

「あの山に高速道路が通ったおかげで、あの家は大金が入って、いい家を建てたよ。」

「あの御殿みたいな家がそれだよ。」とか、言って、立ち退きを羨ましがったりすることもある。

もちろん、沖縄の人たちは、お金がほしいわけではないだろう。

だが、お金で解決できることではないのか。

いや、お金で解決すべき事柄ではないのか。

「沖縄は植民地じゃないぞ、いざとなったら独立するぞ。」

それもわからなくはないが、国のためということもあっていいのではないか。

それなりの対価が支払われるのであれば。

現在では、愛国心もかなりドライになってしまっているが、
沖縄の人たちはそんなドライな愛国心さえも持ちあわせていないのだろうか。

2015年10月28日水曜日

航行の自由

スプラトリー諸島のスーピ礁の12海里の海域を、
横須賀配備のイージス駆逐艦が航行した。

これを受けて、中国のイージス艦や巡視艦が追跡をした。

中国は領海を勝手にこうしたことに対して、猛烈な抗議をおこなったが、
これに対する報復措置はとるとはいうものの具体的には決まっていないようだ。

アメリカの暴力とも思えるこの行為は、戦争を促すものかもしれないが、
中国が岩礁を埋め立てて、滑走路などを作ってしまった現状に対して、
なんらの効果的な抑止策をとってこれなかた今までのほうが問題だと思う。

むしろ、おそすぎたくらいだと思う。

抗議だけではどうにもならない現状を考えると、実力行使をせざるを得ない。

もし、戦争になったらどうするのか?という問題はある。

しかし、ここまではしてもいい、そういうことは、戦争にある程度慣れないとできないことだと思う。

やっぱり、そういうことは、アメリカにお願いしたほうがいい。

安保法案もこういうところで、生きてくる。

後方支援をどうするか、日本の立場や役割も重要だと思う。

2015年10月27日火曜日

下町ロケット

下町ロケット第2話が放映された。

平均視聴率17.8%を記録。第1話を上回る記録である。

10月スタートのドラマ番組では第1位だったという。

ちなみに今年スタートしたドラマ番組では「相棒season14」が18.4%が第1位。

しかし、第2話では17.6%と下がっていた。

確かに、池井戸潤氏の原作はおもしろい。

銀行や企業を下地にその中で、信念を貫く主人公にふりそそぐ山あり谷ありの展開に
手に汗を握って見入ってしまう。

現在、朝日新聞でも連載中で、こちらは下町ロケット2。

新聞とテレビで違う話が同時進行しているため、ちょっとこんがらがってもいるが、
それほど人気だということだろう。

直木賞受賞作である。

一昨年だったか、そのまえだったか、流行語にもなった「倍返し」の半沢直樹の大ヒットが記憶に新しい。

そう言えばその間に、「ルーズベルトゲーム」もあったな。

なんにしろ、日曜日の夜が楽しみである。



2015年10月26日月曜日

浅口市の木、星、魚

浅口市が市のシンボルを募集している。

今月末までだったように思うのだが・・。

浅口市のシンボルとなる、木、星、魚ってなんだろう?

ちょっと自分でも考えてみた。

まず、この3つは合併前の浅口市である、金光、鴨方、寄島の三町を指していることは、
なんとなく見当はつく。

それを意図してこの3つなのかどうかまではわからないが・・。

ただ、でもそうだと考えたほうがおもしろい。

植木で有名な「金光」、東洋一の天文台で有名な「鴨方」、そして漁業の街「寄島」だと
かんがえるべきだろう。

まず、木は金光を示し、代表的な植木である「さつき」はどうだろう。

旧金光町のシンボルツリーでもある。また、図書館にもその名がついている。

次に星は鴨方を示している。

ちなみに「鴨方」という小惑星もあるようだ。鴨方町から取られている。

ただ、あまりにマイナーなのでシンボルスターにはなりにくい。

ここはやっぱり「天の川」あたりではどうか。

なんでかって、やっぱり、鴨方と言えば「そうめん」。

「そうめん」といえば「天の川」ではないですか。

最後が美味しい魚で有名な寄島。

アナジャコ、牡蠣、ガザミ・・

いずれも魚と呼ぶにはねえ。タイやサバとかとはちがって、魚介とはいうものの、魚とは言いづらいなあ。

ただ、寄島町時代のシンボルフィッシュはガザミ。

やっぱり、寄島といえばガザミですよねえ。ここは歴史と伝統のガザミでいきましょう。

ということで決定!

浅口市の木はさつき、星は天の川、魚はガザミ!

2015年10月23日金曜日

南沙諸島

日本付近で戦争が起こるとしたら、やはり、南沙諸島なんだろう。

尖閣諸島に関しての、日中開戦より可能性は高い。

最近の中国の発表だと、どうもそっちを優先しているように見える。

しかも、オバマ大統領は中国が岩礁をうめたてて滑走路を作ったところに、
軍艦を航行させるそうだ。

言うだけかもしれないが、本当に走らせれば、軍事衝突の可能性がある。

軍事評論家によれば、実際に軍事衝突したら、アメリカが中国を撃退するという。

実際、もしそんなことあが起これば、日本だって「まきぞえ」を食う。

これに積極的に関与するか、逃げるかは「集団的自衛権」とも絡んでくる。

すくなくとも日本に米軍基地はある。

このときの日本の態度と「尖閣諸島」はおおいに関係あると思う。

われわれはこういうことをもっと掘り下げて考えなければならない。

2015年10月22日木曜日

自動運転

ハンドルをもたないでも、自動で自動車を運転できるシステムが実現しそうだ。

今書いていて思ったのだが、「自動車」という言葉はむしろそのほうがぴったりくる。

ホンダやトヨタが2020年に開かれるオリンピックに間に合わせようと、本気になっているらしい。

技術的にはもうすぐそこまで来ているということだ。

1964年の東京オリンピックで、新幹線や東名高速道路がお目見えしたように、
2020年の東京オリンピックには、リニアと高速道路の自動運転か。

オリンピックは、やはり、世界の祭典だ。

最先端交通技術のお披露目の場でもある。

日本のスポーツ選手には地元として、がんばってほしいけれど、
こういった技術の方にもがんばってほしい。

やはり、日本の技術は世界一。

海外への技術の売り込みもさることながら、
観光国として、多くの客をよびこむきっかけとなってくれれば。

東京オリンピックには、そんな願いもかかっている。



2015年10月21日水曜日

高橋由伸監督

球団側は、高橋由伸に監督を要請したという。

原監督辞任の後を受けて、誰が巨人の監督をするのかということが問題となっていた。

大本命の松井はまだアメリカで野球に携わりたい、江川も断ったという。

原野球の後継という意味では、川相という線もあったらしい。

ただ、原監督が辞任に至った理由、戦力の低下を招いたチーム原のひとりではある。

そうなると、残るは「高橋由伸」。

一本化とは言うけれど、他にいないということなのだろう。

本人は現役にこだわりがあり、現在もコーチだが現役選手である。

選手を兼任する監督にはなる気がないらしい。

それはそうだ。監督を兼任できるのはキャッチャーぐらいじゃないか。

確かに、阪神の金本やDeNAのラミレスに対抗できる集客力を考えると、高橋由伸しかいないのかなあ。

っていうか、むしろ物足りないという気もするのだが。

ヤクルトの真中監督の例もある。

ここは、一発、天才、高橋由伸にかけてみようか。

長嶋元監督も応援しているみたいだし。

2015年10月20日火曜日

国民連合政府構想

安保関連法案の審議に際し、安倍総理は国民の理解を広げるために、
さまざまな努力をしたにもかかわらず、それは広がらなかった。

むしろ、「違憲」など、安保法案に対する反対の理解の方が深まったと、
もっともな批判もささやかれた。

しかし、この法案が成立してしまうと、反対派は逆に国民に対して、
この法律を廃止すべく、なぜ廃止なのか、国民の理解を広げなくてはならない。

「広く国民への理解を求める」という意味では、立場が逆転しているのだ。

そして、国会で多数を制して廃止する。

できてしまった法律を廃止したいのなら、裁判という別ルートを取らない限り、
それしか方法はない。

そいう意味で、共産党の言う「国民連合政府構想」は、本気だと思う。

世論調査では、確かに反対する人の方が多かったのだ。

絶対に「不可能」とは言えないだろう。

「選挙協力」「閣外協力」「政権協力」とその協力の仕方はいろいろあると思う。

次の参議院選に焦点を絞り、「数」を制するための方策は必要があるのではないか。

ただ、解散権がないので、長い戦いになるのだが。

まずは「ねじれ」というところだが。


2015年10月19日月曜日

国民連合政府構想

安保関連法に反対するため、共産党が国民連合政府構想を打ち出した。

確かに、決まってしまったものをさっそく廃止するわけだから、
決めるよりもたいへんな労力がいるだろう。

共通の敵に対して団結するという、まさに統一戦線である。

総理が国民に対して、理解を深めようとして、結局、深められなかったように、
これからは、反対派が国民に対して反対の理解を深めなければならない。

もっとも、個人的には逆も無理だと思ってはいるが。

相対する意見がかみあわないとき、民主主義では、多数決を採用する。

どっちかに決めなければならないからだ。

そういうとき、「少数意見の尊重」は、単なる「建前」になる。

それはそれで仕方のないことだと思う。

決まらないよりいいからだ。

安保関連法は、この「数」を制して、成立した。

それを覆そうというのだから、「数」を制するしかない。

機関誌、ビラ,集会,デモなど、どれも「数」を制するための手段である。

「落選運動」などもイメージはあまりよくないが、直接的なので効果はあると思う。

今から「数」を制しようというなら、野党は共産党提案に乗っかり、
「特命政府」を打ち立てるのが、もっとも現実的だと思う。

なにしろ、「世論調査」では、反対派の方が多かったわけだから。

もちろん、「投票」と「アンケート」では様相は異なる。

「アンケート」の方が軽いからだ。

実際、アンケートではNOといっても、投票へは行かない、という人もいるだろう。

特に浮動票と呼ばれる人たちや政治に対してあまり関心を持っていない人たちの行動はわかりにくい。

だとしても、反対派のよりどころは、「国民の総意」だろう。

だとすれば、YESかNOかの選択を二者択一を国民に迫らなければならない。

それはかつて小泉元首相や橋本大阪市長が使った手法であるが、
この劇場型と言われるやりかたでないと、国民を動かすことはできないだろう。

本気で安保関連法に反対したいのなら、共産党の提案にのるべきだ。

他の方法では、たぶん、無理だと思う。

ここまできて「正攻法」は通用しない。













2015年10月15日木曜日

辺野古移設はしかたがないのか

14日、翁長沖縄県知事が移設承認取り消しを提出したことを受けて、
沖縄防衛局は国土交通相に対して、審査請求をおこなった。

それにしても、辺野古移設問題、どうなんだろう?

はためには、沖縄のわがままに映るのだが。

米軍も防衛省もそのつもりで、しかも、前知事時代に決めたことなのだから。

やるとすれば、独立する覚悟がいるのではないか。

イギリスにおいて、スコットランドが独立に関して住民投票したように、
住民投票をしてもいいように思う。

しかも、それで勝つだけの民意があるのだろうか。

あと、ひとつ気になるのは、
海兵隊を運ぶ揚陸艦4隻は佐世保に配備されているので、佐世保付近のほうが合理的、という意見だ。

もし、そうなら、なんで佐世保付近じゃないのだろう。

そのあたりをもう少し、詳しく知りたいと思う。

基地を差し出す見返りが少ないというのなら、「もっと多くしろ」というべきだと思うけれど、
合理的に考えたら、佐世保付近と言うのなら、じゃあ、こっちのわがままなのか?と思ってしまう。

ではなせ、アメリカ自体がそれを言わない?

それもよくわからないことではある。


2015年10月13日火曜日

辺野古埋め立て承認取り消し

翁長知事が以前から言っていたことだが・・。

今日、承認取り消し手続きが行われる。

どんな「瑕疵」があるというのか、仲井真元知事が承認したことを、取り消しなんてできるのだろうか。

勝算があるから、そうしているのだろうが、まったくもって予断を許さない。

そもそも、沖縄に米軍基地があることは、歴史的にも、戦略的にもやむをえないのではないか。

本土と同一でなく不公平と言えば、それはそうなのだが、米軍基地があるのはしかたがないけれど、
その分、こうしてくれ、という話にはならないのだろうか。

自分の住んでいるところではないから、そんなことが言えるのだと言われれば、そうれはそうかも、と、
思わざるを得ないが、今後ますます、沖縄は重要になる。

南沙諸島などの問題があるからだ。

おそらく、集団的自衛権との問題も絡んで、日本も世界の中で、戦力の一部を 担うようになる。

それは決して、沖縄の人の人権を無視しているわけではない。

2015年10月12日月曜日

南京大虐殺の世界記憶遺産登録

負の遺産としてだろう、南京大虐殺がユネスコの世界記憶慰安に登録された。

之に対して、現内閣はユネスコに対して分担金を払わないなどの、対抗措置に出ると息巻いている。

海外からは、「日本の隠蔽体質」を問われている。

隠蔽しているのは中国の方ではないかとも思えるのだが、いったいどうなのだろう。

そもそも、南京大虐殺は歴史的な真実なのだろうか?

25万人の街で30万人はしなないだろうとか、そんなにたくさんの死体がどこに消えたのか。

大虐殺がどこまで本当なのかがわからない。

それこそ、中国の隠蔽体質なのではないか、と思ってしまう。

日中戦争が始まったころに南京で多くの人が、日本人に殺された。

それは確かなのだろうが、「多く」がどれくらいの数字を指すのかがわからない。

ユネスコはそれをどこまで調べて登録したのか、日本側の気持ちもわからないではない。

ユネスコはそういうところをしっかり調べないと、信用されなくなる。

少なくとも、それは思う。

2015年10月9日金曜日

ノーベル文学賞

ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチ氏にノーベル文学賞が授けられた。

同時に、日本の村上春樹氏は、また今年も受賞を逃した。

科学分野の賞も難しいが、文学賞も選ぶのはたいへんだろうと思う。

イギリスのブックメーカー(賭け屋)のオッズでは、昨年は村上春樹氏がトップだったという。

今年は受賞したベラルーシの作家がトップで、2位が村上春樹さんだった。

じゃあ、昨年受賞出来なかったんだから、もうないぞ、ということなのか。

受賞作がチェルノブイリの話だというから、テーマもそういうテーマじゃないといけなのだろうか。

そんなことはないだろう、「平和賞」ではなく「文学賞」なのだから。

一方、科学に関する賞に対して、文学賞は、言語の違いが大きく影響する。

自分が日本人で日本語しかまともに読み書きできないからなのだろうか、
日本人作家と他の国の作家を同じレベルで考えることはできない。

「文学賞」レベルの読解はそもそも会話レベルとは全く違うだろう。

売れているかどうか、翻訳されているかどうかと言った、デジタル的なものも大切なんだろうな。

いずれにしろ、そろそろ、村上春樹氏にンーベル賞を授けていただきたい。


2015年10月8日木曜日

1億総活躍

安倍内閣の改造人事が行われた。

そのなかで、目玉とされるのが、1億総活躍担当大臣だ。

任命されたのは加藤勝信氏。

官房副長官としての活躍が認められたのだろう。

加藤勝信氏は故加藤六月氏の娘婿。岡山5区からの選出議員である。

義父と安倍総理大臣の父親晋太郎氏の仲が良かったので、そのつながりもある。

もともと旧大蔵官僚で厚生分野に明るい人だから、担当大臣としてはふさわしいのだろう。

問題は、「1億総活躍」が何を意味するかだろう。

老若男女でいえば、「老と女」、中央と地方で言えば「地方」。

今まで、活躍していなかった層が活躍するということだろう。

であれば、それぞれの担当相や省庁と役割がかぶることもあるだろう。

それらを統括する意味合いや縦割りを防ぐ意味合いがあるのかもしれない。

どこかの新聞が書いているように「役割があいまい」である。

総理は、最初から設計図があるわけではない?だったかなんだったか、
そこから考えなければならない難しい役割だという。

人口減少が明白な社会で、スローガン的には必要なことだろう。

年よりが自分でカネを稼ぎ、女性が上役になる。そして田舎が最先端になる
具体的にはこれからだ。

加藤大臣に期待したい。

2015年10月7日水曜日

ノーベル賞、2日連続日本人

連日のノーベル賞受賞に湧く日本。

一昨日の大村智さんに続き、昨日は梶田隆章さん。

梶田さんは物理学賞で、物理学賞は日本人が11人目である。

日本人はかしこいんだなあ、と思う。

梶田さんはニュートリノに重さがあることを発見したとかで、
以前ノーベル賞を受賞した小柴さんの弟子に当たるらしい。

日本人として初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんも物理学賞だった。

湯川さんを師事した仁科芳雄さんは、里庄町の出身で、そこには記念館などもある。

子供の頃、湯川さんの伝記を読んで、京大理学部物理学科に行きたいなと思ったこともある。

それは、小学生の頃のことだが・・。

いずれにしても、日本には理論物理の伝統とか環境とか言いうものがあるのだろう。

でないと、ここまで、ノーベル物理学賞受賞者を輩出できないと思う。

ただ、経済成長の頃に発見したことが、やっと評価されてきているとしたら、
いずれ、韓国やそれから中国だとかから、受賞者があらわれるのかもしれない。

韓国とか受賞できずに、ずいぶん落胆しているようでもあるが。

2015年10月6日火曜日

TPP大筋合意

難航していたTPPが5日朝(日本時間5日夜)大筋で合意したことが伝えられた。

よかったのか、わるかったのか、よくわからないところもある。

なにせ、参加する時から反対派も多い貿易条約だからだ。

しかし、TPPはアベノミクスの大きな柱である。

安保法案もそうだけれど、安倍内閣では、さまざまなことが決まっていく。

ねじれ時代のように決まらないで進まない、というよりはいいのではないか。

「いいわるい」は現時点ではわからない。

でも、政治なのだから、「何もしないのが良い」とばかりはいかないだろう。

TPPが合意に達したからと言って、直ちに国民生活が変わるわけでない。

だから、検証していく過程で「しまった」と思うこともあるかもしれない。

しかし、それは、どうしようもないだろう。そういうこともあるかもしれない。

しかし、今は世界の4割という自由経済圏の中で、日本がどういうメリットがあるのか見ていきたい。

すくなくとも、輸入品は安くなる。

2015年10月5日月曜日

ロシアによる空爆

ロシアがシリアのアサド政権に対して反抗する勢力に対して、空爆をおこなった。

しかし、これが必ずしもISではないことに問題だ。

アメリカはアサド政権に対して賛成ではないが、ロシアは支持している。

この対立が即、代理戦争になるわけではないがが、
アメリカが支持している反体制側を、攻撃したわけだから、米ロの対立がひどくなるのは確実だ。

クリミア半島といい、シリアといい、アメリカのおさえがきかなくなって、
ロシアのするがままになっているような気がするのは、私だけだろうか。

今の戦争は、かつてのように国と国との戦いではない。

ISのようなテロリスト集団と警察のような軍隊との戦いだと思う。

だから、ロシアのように政権を支える側と反抗する側というような色分けは通用しないように思う。

そういう意味で、世界の警察「アメリカ」が機能しなくなっているようにも思えるのだが。

実際、アメリカが国境なき医師団を誤爆するというあってはならない事件が
アフガニスタンで起こったりもしている。

また、バングラデシュでは、日本人が殺され、ISバングラデシュ支部名で犯行声明が出されている。

ISはないとのことだが、何を敵とみなし、何を味方とみなすのか、その線引きが難しくなっている。

どこかの集団に属することで、リスクが高くなることは確かだが、
属さないことで、関係を断つことが、ほんとうによいことなのだろうか。

いやいや、関係を断つわけではない。と言うかもしれないが、
他人がいじめられているのに無関心でいるのと、そんなに次元がちがうのだろうか。




2015年10月2日金曜日

世界大学ランキング

Times Higher Educations (イギリス)は、9月30日、2015年の世界大学ランキングを発表した。

1位は5年連続でカルフォルニア工科大学。2位はオックスフォード大学、3位がスタンフォード大学。

4位以下にはケンブリッジ、MIT、ハーバード、プリンストン、インペリアルカレッジロンドンが続く。

8位に入ったのが、スイスのチューリッヒ工科大学でアメリカ、イギリス以外では、最も高いランクだ。

日本の大学では100位以内に入ったのは、43位の東大と88位の京大のみ。

それぞれ前年が、23位と59位だから、いずれも順位を落としている。

文部科学省としても、このランキングを意識して、スーパーグローバル大学の取り組みをしてきただけに、
トップ13校が軒並みランクダウンしているのは、厳しい現状だろう。

評価基準は「教育」「研究」「論文被引用数」「産業界からの収入」「国際性」

日本の大学は特に、「国際性」が問題とされており、今年のランキング低下は、それが原因であった。

けれも、東大の留学生のコースのように、「滑り止め」にされている現状では、どうだかなあ、と思うし、
9月入試もうまくいくのかなあ、と思わないでもない。

「留学生」を引き込みたいのなら、やはり、日本の魅力を磨くのが一番だろう。

観光、文化そういった魅力もそうだが、大学なので、「世界最先端の研究」だろう。

海外に門戸を開くのはそれからでいい。問題ないレベルではなく、飛び抜けた実力を示して欲しい。

2015年10月1日木曜日

国際競争力

9月30日、世界経済フォーラムが最新の世界国際競争力ランキングを発表した。

これによれば、1位スイス、2位シンガポール、3位アメリカの順だった。

4位、5位は、ドイツ、オランダ。(たぶん)

6位は2年連続の日本。

韓国26位、中国28位に比べると、日中韓では圧倒している、と言える。

香港の7位、台湾の15位とかつてのNIEsは、健闘しているといえるだろう。

そういう意味では韓国が、そんなもんか、という感じが否めない。

国の大きさがけっこうたいへんなんだろう。

そういえば、NIEsは小さい順に並んでいる。

BRICsの方はどうなんだろう?

インドは55位だ。ブラジルは75位だ。

ロシアはよくわからない。

いずれにしてもまだまだだね。

しかし、現実の問題としてはどうなんだろう?

高速鉄道などは中国にずいぶん負けている気はするのだが・・。