2015年2月28日土曜日

だれが何のために

ゴミ袋に入った約100万円分の1万円札が発見された。

三重県鈴鹿市の産業廃棄物処理施設で裁断された1万円札の塊があると三重県警が発表した。

約100万円はあるとのことで、拾得物として持ち主をさがしている。

産廃処理施設ってことは、多分、家庭ごみではないのだろう。

業者も限られるから、持ち主もすぐわかるのではないかと思う。

ただ、なんで、そんなお金を裁断して、ゴミ袋に詰めたのだろう?

つい、うっかりすることではなさそうだが・・。

それに、ついうっかりしたとしても、産廃施設に行く前に気づくだろう、ふつう?

写真とかみると、中身が透けて見えるわけだから。

それとも、ゴミ袋に機械的に入るようにしてあったのか?

みつかっちゃいけないお金だから、企業のへそくりみたいなもので、ちょっとかくしていたやつが、
大掃除かなんかの時に・・・。

企業のへそくりって、そんな隠し方をするのかなあ。

よくわからない事件だなあ。

殺人事件なんかよりは、ちょっとゆるい感じがするが・・。

2015年2月27日金曜日

ウイリアム王子初来日

ケンブリッジ公ウィリアム王子、ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイスが正式な名前だ。

イギリス王室成員で、チャールズ王太子の長男。

つまり、イギリス女王、エリザベス2世の孫である。

そして、何を隠そう、弟ハリーとともにあのダイアナ元妃の息子たちである。

1997年8月、あの自動車事故で亡くなったダイアナ元妃。

その息子たちも結婚して子供もできて、日本に来て茶の湯を楽しんでいるのだ。

もっとも、奥様は第二子妊娠中で、王子に同行はしていないが。

まあ、やっぱり、息子のジョージが生まれた時、「お母さん似でよかった。」

とか、「髪が僕より多くてよかった。」とか笑えるコメントをしていたのを思い出す。

イギリスの王室って、なんか、すごい身近だなあ、と思えた。

日本の皇太子や皇子だとこうは行かないような気がする。

だから、雅子様も苦労しているんだろうな、と思う。

もっとも、ダイアナ元妃だって、結局、離婚しているわけだからね。

でも、「離婚できる環境」だったとも言えるわけだから、難しいところもあるのかもしれない。

「生まれながらの王子」というのも結構大変なんだろうな。

王子、日本を堪能してお帰りください・・。

2015年2月26日木曜日

アメリカの自動車番付

アメリカのコンシューマー・リポートという有力な消費者団体専門誌によれば、
自動車番付けの1,2,3位を日本車が独占した。

ちなみに、1位レクサス、2位マツダ、3位トヨタ。

1位のレクサスはトヨタの高級者ブランドだから、トヨタだけで、1位と3位を取っていることになる。

スバルが5位でホンダが8位ということを考え合わせると、日本車の優位性がわかろうというもの。

ドイツはアウディが4位でポルシェが6位である。

残りの7位、9位がそれぞれアメリカ車、韓国車となっている。

自動車は総合工業と言われる。

キャンピングカーでなくても、動く住宅ととも言える。

寝泊まりまではしないでも、休憩室ぐらいではありたい。

その意味で総合工業なのだろう。

飛行機、船舶に比べると小さくて安いのが、日本向きなのかもしれない。

トヨタは今、水素自動はの特許を開放して、水素自動車社会を作ろうとしている。

ハイブリッド、電気自動車などより、一歩すすんだ自動車だと思う。

自動車はだれもがもっている身近な機械だ。

最近はコンピュータなどに、押されているが、まだまだゆるぎない産業のなかで揺るぎない位置を占めている。

日本の優位性が保たれるように、トヨタにはまだまだ先頭を走ってもらいたい。

2015年2月25日水曜日

筋肉トレーニング

筋肉量の少ない高齢者は死亡率が約2倍。

そんなデータが出た。

女性はもともと筋肉量が少ないため、あまり結果は変わらないとのこと。

そうか、筋肉量が大切なのか。

筋肉は何歳からでもつけられるとも・・。

ほんとうかなあ?と思わないではないが、まあつき方は弱くても、いくつになってもつくものかもしれない。

ならば、筋肉トレーニングをしなきゃ、って思う。

それがなかなかダイエットと同じでできないのだ。

ダイエットも筋トレも運動としては似たようなもんのところがあるからなあ。

ただ、筋トレのほうがちょっときつそうではあるが。

ただ続かない。

だから、トレーニングジムみたいなのがはやるんだろう。

そういう環境に押し込まなきゃ人間なかなか自分を律することができないからね。

でも、あらためてやらなきゃって、思ってはいる。

2015年2月24日火曜日

ダーイシュ

少なくともエジプトでは、イスラム国のことをダーイシュと呼ぶ。

イスラム国によって殺害された人は、他教徒より圧倒的にイスラム教徒が多い。

どう考えたって、イスラム教徒とイスラム国に密接な関係があるとは思えない。

少なくとも、日本語でイスラム国のことを「イスラム国」というのはおかしい。

看護婦を看護師と呼ぶようになったのと、ちょっと近い理由で、イスラム国を「ダーイシュ」と呼ぶべきだ。

敵側が自分たちのことを「イスラム国」と呼んでいるだけであって、
日本が組みしている側のイスラム教徒は彼らを、ダーイシュと呼んでいるのだから、「ダーイシュ」でいい。

いかなる「絶対正義」も「暴力、武力」を手にした時点で、「絶対悪」となる。

民主主義はいかなる「絶対正義」、「絶対悪」も認めるが、それが「暴力」「武力」を伴うことは認めない。

「暴力」「武力」を手にした時点で、「暴力」「武力」によって滅ぼされる対象となるのだ。

その意味で「暴力」「武力」は連鎖する。

けれども「正当防衛」の名を借りて、ウイルスを病原菌をせん滅するようなやり方は必要だと思う。











2015年2月23日月曜日

東京マラソン

昨日は東京マラソンが行われた。

参加者は3万6千人を数え、完走者は34045人。

参加するだけでも抽選があるくらい希望者は多い。

抽選で絞ってなおかつ、浅口市の人口と比べられる程度の参加者数である。

ボストンマラソンじゃないけれど、人が集まるという意味ではテロの狙い目でもあろう。

警備は大変だ。

今回の東京マラソンでは、「ランニングポリス」が初めて採用され、話題を呼んだ。

かつてDJポリスとして名を馳せた警察官が、ランニングポリスとして東京マラソンの警備にあたったということも、
ニュースで流れていた。

東京オリンピックでも、採用されるかもしれない。

警察官も大変だと思う。

イスラム国による日本人殺害事件以降、日本も彼らの標的にされているという。

テロの撲滅は、WHOによる感染症の撲滅とちょっと似ている。

そういう見方をすること自体、問題をはらんでいると思う。

しかし、「善」と「悪」はやはりある。

現実の世界に生きる我々は、抽象的な理想論だけでは生きていいけない。

シロかクロかはっきりさせないといけない。

2015年2月22日日曜日

猫の日

今日は2月22日で猫の日だ。

ニャン、ニャン、ニャンと読むのだそうだ。

なにしろ、天声人語にそう書いてあった。

ネコはちょっとしたブーム。

あの妖怪ウオッチの妖怪がネコだらけだ。

妖怪とネコとどういう関係があるのか、そもそもそこからよくわからないのではあるが・・。

昔から、ネコは化けて出るとか、化けネコとかいうから。

そこら辺との関係だろうとは思う。

トラやライオンがネコ科であることを考えると、「かわいい」とばかりは言っておられないのであはるが、
ペットとしてもっとも愛される動物のひとつが、ネコであることは確かだろう。

あののんびりとした仕草や玉をとる動作は「いやされる」ものではある。

しかし、まあ、ネコと言えば、「吾輩は猫である」、夏目漱石だ。

どこか、人間社会を小馬鹿にしている、そんなところが、今もうけているのだろう。

世の中に 寝るより楽な ことはなし 浮世の馬鹿が 起きて働く

そんな狂歌もネコが歌えば、さまになる。

ただ、なんかトラやライオンのようなすきあらば一瞬にして豹変する
「虎視眈々」の「虎視」がその瞳の奥に秘めらているような気もするのだが。




2015年2月20日金曜日

ウクライナ情勢

親ロシア派が要衝であるデバリツエボを制圧、ウクライナ軍は撤退した。

確かに親ロシア派が多い地域である。

しかし、旅客機を撃ち落とすような(真相はまだわからないが)、親ロシア軍だ。

どうも、ロシアに対していい感じがしない。

イスラム国のテロとは違うが、武力で領土を奪い取るやりかたが、ロシアだなあ、と。

北方領土は関係ないが、結局、北方領土だって、そうじゃないか。

武力で制圧して、返還などする気はない。

北方領土はもう戻ってこないだろう、武力で奪い返す以外では。

しかし、日本はそんなことをする気はないはず。

ウクライナ東部も同じだろう。

民主的な手はずをとっているようで、最後は武力だ。

新ロシア派のやりかたは、見過ごせるものではない。

停戦後、どのような話し合いが行われるのか?

その成り行きのよっては、民主主義をゆるがすことになりかねない。

民主主義による価値の相対化に我々はどこまで耐えられるのか。

「平和」とは「耐えること」

だれかがいったセリフか忘れたが、その言葉の意味は重い。


2015年2月19日木曜日

岩屋山巨石群

昨日、岩屋山巨石軍を見に行ってきた。

広島県尾道市の向島にある。

妻が人から聞いて、ちょっと行ってみようと思い立ったものだ。

その前日にインターネットで見たものの、まあ、カーナビでなんとかなるだろうと思ったら、
カーナビには載っていなかった。

つまり、観光地としてはちょっと新しいのかもしれない。

ブームは最近のことだから。

で、困ったのはどこにその岩屋山があるのかわからない。

向島にはしまなみ海道を通らずに渡ったが、そのあとがわからない。

とりあえず、そこら辺にあったセブンイレブンで妻が尋ねると、
そこに大きな岩が見えているのが、その岩屋山だと。

お店やさんのところを右に曲がって、Y字になっている分かれ道をこれまた右に行けばいい、と丁寧に教えてくれた。

到着すると、散歩している地元のおばさんたち。

どの道を上がればいいか教えてくれた。

まあ、大きな石だこと。

2015年2月18日水曜日

株価の適正水準

株価が1万8000円を超え、これが高すぎるという意見と、まだまだ上がるという意見がある。

理屈的にはどうなのだろか?

理屈の一つとして、PERがある。

これは株価収益率といい、株価を一株あたりの利益で割って求められる。

株価が1000円、人株あたりの利益が50円なら、PERは1000÷50=20で出てくる。

つまり、この株には1年で得られる利益の20倍の値段がつけられていることがわかる。

つまり、来期以降の利益がわかれば、来期以降の株価がわかることになる。

もちろん、PERが一定という前提だが。

これを使って、日本経済を見ると、一株あたりの利益が1105円、株価は1万8004円(2月16日)より、
PERは16.3となる。

2015年3月期は増益、2015年3月期もさらに増益となる可能性が高いので、
それぞれの一株あたりの利益を1200円、1300円とすると、
株価はそれぞれ、1万9560円、2万1190円となり、まだまだ上昇余地があるということになる。

・・というのはヤフーニュースの受け売りである。

でもまあ、PERがなんであるのかよくわかった気がする。

アベノミクスが続けば、まだ株価は上がる余地がある、っていうか上がりそうだということだね。






2015年2月17日火曜日

株価終値で1万8000円台

なんだかんだ言って、1万8000円台まで来た。

安倍内閣の支持率も50%を超えているという。

内閣支持率は、イスラム国の日本人殺害事件への対応から来ているのだとは思う。

それにしたって、日本人が二人も殺されているわけだから、批判を浴びてもいいくらいなのに、
むしろ、評価されているようだ。

自分自身も、イスラム国の敵側に回ることには賛成である。

平和を守るためには武力も必要だ。

もちろん、武力を行使するわけではないが、後方支援はしていいはずだ。

武力は武力でないとなくならないとは思わない。

しかし、武力でないとなくならない武力もあるはず。

それはそれとして、7年7か月ぶりの終値1万8000円台。

リーマンショック以来ということだろう。

こうなると買っとけばよかったなあ、て言う話だ。

カネもないのにいっちょ前に後悔だけはする。

いずれは2万円台も回復するのだろうか。

そして、現在の金融緩和も出口ということになるのだろう。



2015年2月15日日曜日

普天間基地辺野古移設問題

日本の米軍基地の70%以上が沖縄にある。

それは日本の独立後も沖縄はアメリカに占領されていたからだ。

日本に返還されたのは1972年。

そもそもなんで沖縄だけアメリカに占領されていたのかというと、
それはこれまでの経緯とも関係ある。

日本国内で地上戦が行われたのは、沖縄だけだし・・。

でもまあ、やっぱり大切なのは、米軍の戦略的なものだろう。

沖縄の地理的な位置そのものが大切だって言うことだろう。

大陸との距離とかそういうことで・・。

ということで、沖縄が反対するから、米軍基地はダメというように
日本側でどうのこうの言える問題ではなかったりする。

そこを地元の意見で押しとうそうとするから、ややこしいことになるのだ。

アメリカの戦略そのものを問題視することはできるが、現状我が国のみでの防衛は無理だから。
日米同盟ははずせない。

平和憲法なんて守れたのも、アメリカのおかげだし、国防に力を入れずに、
経済のみの邁進できたのもアメリカのおかげということはある。

結局、そこを無視して地元が何をさけんでも・・というところはあるのではないか。

じゃあ、地元は犠牲になるしかないのか?そりゃあおかしいだろう?という話だ。

沖縄県知事の翁長さんは総理大臣に会いに行っても会ってもらえない。

難しい問題だよな。





2015年2月13日金曜日

脱ゆとり

小学校学習指導要領実施調査という長い名前のテストがある。

もちろん、文部科学省によるもので、対象は小学校の4年生から6年生までである。

そのそのテスト結果を調べたところ、脱ゆとり世代はゆとり世代より正答率が高まったという。

調査は2013年2〜3月。2012年度の成果を確かめるものと、2013年度の同じ問題との比較である。

もちろん、その結果から、一概に脱ゆとり世代の学力向上を言うことはできないが、
新指導要領が11年から実施されたことを考えると、それが理由であることはうなづける。

ゆとり世代に生まれたから、それが悪だとは言えない。

けれど、あのやりかたは結局、不毛だったのか?

試みとしては良かったのではないか?

結局、理想論に過ぎず、現実に適合しなかっただけではないのか?

そんなことも考えてしまう。

単純に昔に回帰した所で、それは、意味がない。

「能力に応じた教育」についてもう一度考えてみる価値はあろう。

そもそも、学習スべき内容を減らすことが「ゆとり」につながるわけではない。

子供はひとりひとり違うのだ。

能力の高い生徒にまで、低いカリキュラムを押し付けることは、それはそれで人権侵害だと思う。

かならずしも「個別」によらなくても、ひとりひとり別のカリキュラムは考えられる。

「表現力」や「創造力」などは、「基本的な学力」のうえにあるのではないか。

「基本的な学力の高め方」によっては、そういうしからもついてくるのではないか。

指導する側がもっと努力しないといけないのかもしれない。

2015年2月12日木曜日

平昌オリンピックに暗雲

韓国のメディアである、SBSによると、
2018年開催の平昌冬季オリンピックが危ぶまれているとのこと。

スポンサーの誘致や競技場の建設に遅れが出ているのだそうだ。

「先進大韓民国」をアピールするための冬季オリンピック開催が、国家的な恥をさらすことになるかもしれないという。

国際大会を誘致することの愚。

もちろん、それをささえるだけの経済的なバックボーンがあればいいのだけれど、
今の韓国、アジアニーズと言われもてはやされた時期もあるが、結局はお金がないのだろう。

ソウルオリンピック、や仁川アジア大会など、それはそれで大会としては成功裏におわったのだけれど、
その後の負債とかは、とんでもないことになっているらしい。(少なくともアジア大会はそうらしい。) 

サッカーのワールドカップは日韓共催だったからよかったようなもの。

冬季オリンピックも半分は日本にもってもらわないといけないかもしれない。

うーん、他の国とはいえ、心配だねえ。

2015年2月11日水曜日

国の借金、1029兆円

14年末時点で国の借金が、1029兆9205億円あったことがわかった。

前年末より11兆979746億円増えているという。

結局、増えているわけだ。増え方が減っただけで。

国民1人あたりで811万円の借金をしていることになる。

それに、年度末だと1062兆7千億円が見込まれているらしいから、まだまだ増えそうな気配ではある。


財政再建の道はまだまだ見えてこないということは確かだ。

とはいえ、外国に買ってもらっているわけではないから、平気なんだとも。

とにもかくにも、まずは借金を減らすことだろう。

たとえ、1億年かかっても減っていく計算になっていれば、問題も少ない。

もちろん、問題がないとは言わない。

借金が増えていく体質だけは改めないと、先が見えない。


その点が心配だ。



2015年2月10日火曜日

強い農業

JA全中の監査、指導権を廃止することを中心とした、農協改革案がまとまりつつある。

農業の就業者数を見ても、大幅に減ってしまった。

この現状を考えれば、日本の農業は衰退しつつある。

だから、守らなければならない。

と、そういう理屈にはならないと思う。

確かに食料自給率の低さは、対外依存を増加させることの問題点を露呈する。

対外交渉でその弱みにつけ込まれたりするからだ。

しかし、単なる保護が功を奏しないのも事実。

保護に保護を重ねても泥沼に陥るだけだ。

もっと、国が強制的に農地を整理して、近代的な農法に変えるべきだ。

しかも、世界の農産物と競争しても勝てるような農産物を作るべきだ。

それは、「机上の空論」ではないだろう。

第2次農地改革のようなものがあっていと思う。

TPPなどに加われなくなるかもしれないが、そういった国家的な手入れも必要なのではないか。

だから、日本の農業は弱いと言っても、ここまで保護してきたのは「国家」だ。

いまさら、自分の力でなんていわないで、保護するなら保護するで徹底的にやったほうがいいと思うのだが。

2015年2月9日月曜日

報道の自由

7日、シリアに渡航計画していた日本人フリーカメラマン、杉本祐一さんに、
旅券法に基づき、旅券の返納を命じ、受領したこと伝えられた。

この日本人カメラマンは、命令には従ったものの、「報道の自由」はどうなる、と困惑しているようだ。

フランスのテロ事件の「表現の自由」もそうだが、この場合の「報道の自由」はどうなんだろう?

まさに「公共の福祉」によって制限されて当然だと思う。

なぜそこで「報道の自由」なのか、そこがまずわからない。

幕末の「脱藩」ではないが、「国籍離脱」をしてから行け、とそう思う。

そこに日本人がいくことで、テロ組織の利益になることがわからないのだろうか。

「報道の自由」を言う前にまず、そのことを考えるべきだ。

「表現の自由」や「報道の自由」を言う人には、「正義に殉じる」という意味で、「原理主義」に似たものを感じる。

ある意味で、イスラム国と同類なのではないか。

だから、戦争も起こるのだと思う。

もちろん、なにもかにも、「なすがまま」だから、ああいう「テロ集団」を野放しにする、という考えもある。

「報道」や「表現」には、敵味方がない、という理想はある。

しかし、現実に敵味方になっているものを、そうでない、というのは、無理がある。

「報道の自由」や「表現の自由」に殉じた人たちは、「犬死に」ではないと、だれがいいきれるのだろうか。

2015年2月6日金曜日

2億ドルスピーチ

安倍総理の2億ドルスピーチが、イスラム国による日本人殺害のきっかけになったことが、問題になっている。

「ISILと闘う周辺各国に2億ドル程度の人道支援」という言葉である。

岸田外相は、これに対して「中東諸国連帯、人道支援」を強く打ち出すべきだった、と語った。

「ISILと闘う」という文言を入れたことで、ISILからは敵とみなされるのは当然で、
それによって引き起こされる事態を想定出来なかったのは、首相の不見識をはじるべきなのかもしれない。

ただ、これまでも「テロに屈しない」立場の日本を表明していたはず。

であればこういうことに巻き込まれるのはしかたのなおことなのではないか。

本気で「テロを撲滅したい」のなら、こういう事態も覚悟しなければならない、と思う。

我が国は民主主義である以上、他の考えもあるはずである。

だが、ここは「テロの屈しない」という立場でまとまりたい。

世の中から犯罪がなくならないように、テロもなくならない。

今のところ、それがイスラム教を信じる人の一部でなされているということだ。

我々は「平和主義」をかこって、世界で起こっていることに「無関心」でいることはできない。

今必要なのは、「イスラム国のようなテロ集団」と「普通のイスラム教徒」をどこで線引きするのかだ。

それが大切だと思う。

本気で「テロに屈しない」というなら、やはり「力」が必要だ。
それはかならずしも武力ではなくてもいい。
ただ、力を発揮するには、やはり「白黒」「敵味方」は明確に区分しなければならない。

2015年2月5日木曜日

国民投票法

昨年、6月国民投票法が成立。

18歳以上の男女に投票権が与えられた。

これにともなって、他の選挙権も18歳以上に年齢制限が引き下げられる、と見られている。

実際、世界の潮流は18歳以上。

普通の子供が高校を卒業すると同時に、オトナになるわけだ。

酒やたばこは成長の阻害という要因があるからだろう。

と、すれば、20歳という区切りもいいかげんなものだろう。

それに体は18歳でおとな。こころは25歳でおとな、というバランスのくずれた現代だから、
酒やたばこはいいのかもしれない。

また、高校を義務教育化して、高校卒業の切れ目をおとなとこどももの境目にしてもいいのかもしれない。

あるいは、将来のことを決めるわけだから、
直接関係するより低い年齢の者も参加できなかければ意味がないのかもしれない。

18歳以上、18歳未満には、様々な意味があると思う。

とすれば、高校卒豪と成人が同じ意味を持ってくるような気もする。

今日の新聞の国民投票法の話題はそこではなかったのだが。

憲法改正についてだったのだ。

来夏に憲法改正の国民投票をやるってことだったのだが・・。

脇道にそれてしまった。










2015年2月4日水曜日

恵方巻き

「恵方巻き」を食べるという行事は昔はなかった。

しかし、今はやっている。

いつごろからこんな行事が始まったのだろう?

最初は江戸時代なのだそうだ。場所は大阪。

明治時代に一度すたれたものが、諸和のはじめにまた海苔屋や寿司屋がまたはやらせたのだと。

これも大阪の話である。

1987年から全国の海苔業者が猛烈にアピール。

1989年には広島のセブンイレブンが恵方巻きを発売。

全国のセブンイレブンで売りだされたのは1998年のことらしい。

したがって恵方巻きが全国的な行事になったのは、東京のセブンイレブンで発売した1998年とされている。


ちなみに、恵方巻きを食べるのは2月3日の節分。

豆まきと同じである。

たしか、立春の次の日である。

今年の恵方は、西南西。

縁を切らずにだまって一気に食べる、というルールがある。

2015年2月2日月曜日

憲法9条にノーベル平和賞を

昨年も、憲法9条がノーベル賞候補に上がって、話題になった。

受賞はならなかったが、ノーベル賞の中でも独特の位置を占める平和賞候補となると、ちょっとすごいな、と感じた。

憲法9条に限らず、日本国憲法の優秀性を言う人は多い。

だから、守ろうということになるのだろうが。

批判的な人は、その成立過程を問題にする、GHQによる押し付けだと。

しかし、成立過程は問題ではない。

いいものはいいのだ、そのときの最先端を受け入れて、そのなかに伝統を見出す。

万葉の時代から、日本には日本国憲法があったみたいな、受け止め方である。

十七条の憲法の「和をもって尊しとなす」を、9条の原型と考えるような。

現実に70年も平和が守られている国は少ないのだろう。

70年も続けば平和は幻想でなく現実である。そういった人がいた。

しかし、それは世界が賞賛することなのだろうか、そのへんがひっかかる。

たとえ、悪意があってもいい。

たとえば、韓国や中国が日本の軍事力強化にあるいは右傾化にはどめをかけるために、
9条にノーベル平和賞をというのであれば、それれはいいのだが、
日本人が自分阿国の憲法を推薦するというのが、日本人的でない気がする。

日本人はもっと謙虚だと思うのだが。

2015年2月1日日曜日

後藤さん殺害か

今朝のニュースで後藤さんが殺害されたと思しき映像が発信されたことが報道された。

やはりこうなったかというのが、正直な感想である。

最初の動画もあやしくて、湯川さんはもしかしたら、「すでに・・」と思っていた。

(これははずれだったかもしれない)

リアルタイムで動いていたのは、後藤さんだけではないのか、と思っていたところだ。

あのヨルダン人パイロットなんて写真しか出てこなかった。

おそらく、もうなくなっていたんじゃないか。

でないと後藤さんが出てくる意味がないだろう。

そういう意味で、ヨルダン政府のやりかたは正しかった、と思う。

日本政府にしても、後藤さんとなんとかという女の死刑囚を交換しろとは言えなかっただろうから。

女の死刑囚を解放してやれば、後藤さんの命は助かったかもしれない。

でもそれでは、イスラム国の思うつぼだろう。

「テロには屈しない」

おそらく、それが現状での正義である。

イスラム諸国家とイスラム国を分割し、白黒をはっきりさせる必要はあると思う。

そういう意味では安倍総理の態度は支持できると思う。