2012年7月31日火曜日

くつがえる判定

7月29日、男子66キロ級柔道海老沼匡選手とソウ凖好(韓国)選手の試合で
両者ポイントをとらないまま、判定に持ち込まれた際、
主審副審の3人が3人ともソウ選手に旗をあげた。

そこにジュリーと呼ばれる陪審員が出てきて、なにやら指摘。
再度判定を取り直すと今度は、3人とも海老沼選手に旗をあげた。

このジュリー。一体、何者?と思わずにはいられない。

柔道では国際大会で勝者と敗者を間違うケースが多く発生したため、
1994年からジュリー制度が取り入れられた。

2006年のビデオ判定導入から、口を出すケースが増えたと言う。
まあ、ビデオ判定が入るとそういうことになるのかなあ、と思わないではない。

それにしても、3人の審判がソウ選手に旗をあげたときの篠原監督の唖然とした表情はなかった。

篠原監督が現役のとき、オリンピックで審判の判定に泣いたのは、記憶に残っている。
そういう意味では、これは正しい流れなのかもしれない。

そしてまた、体操男子団体において、内村選手の演技に対する判定が覆った。
結果、日本は4位から2位に浮上。銀メダルを獲得することになる。

審判が絶対でなくなると、ルールが成り立たなくなるのではないか。
しかし、ビデオが取り入れられることでより正しい判定がなされることは、
正々堂々プレイする選手にとってもよいことだと思う。

ルールは時代とともに変わっていいのだとも思う。

2012年7月30日月曜日

見てのとおりです。

数々の語録を残してきた「北嶋康介」

2004年:チョー気持ちいい。(アテネオリンピック)
2006年:泳ぐのは僕だ。(レーザーレーサー騒動時)
2008年:なんもいえねー。(北京オリンピック)
2012年:29歳しんどかった。(ロンドンオリンピック出場を決めた日本選手権)
2012年:涙が止まらないよ。(ダーレオーエンの死に際して)

今回は「見てのとおりです。」
語録には載らないかもしれないかな。

でも、まあ北嶋はよくがんばったと思う。
3連覇もしなくていい。できたらそれにこしたことはなかったけれど。

ピークは超えているんだから。
2連覇で十分スゴイ。

でも、これからどういう形で、人々の前に出るのだろう?
キャスターとかするのかなあ。

2012年7月29日日曜日

ロンドンオリンピック開幕

7月27日午後9時(日本時間では28日午前5時)、ロンドンオリンピックが開幕した。
(時間が8時間しかずれていないのはサマータイム制の影響)

また、開幕前にサッカーがあり、日本は男女ともに勝ち星をあげている。

ロンドンオリンピックの正式名称は「弟30回夏季五輪競技大会」
ロンドンで開かれるのは史上3度目。(3度目は初)

開会式ではイギリスの伝統的な田園風景や産業革命の様子が再現されるなど、
イギリスの誇りが表現されていた。

入場行進では日本はウサインボルトのジャマイカの次、95番目で登場した。

旗手を務めた吉田沙保里は、
「旗にはオリンピックの重みが感じられた。
メダルを目指してがんばろうというきもちをさらに強くした。」と語った。

2012年7月28日土曜日

日本人女性の平均寿命が世界一から転落

平均寿命さんがエヴェレストから転落したのかと思った。

日本人女性の平均寿命は、ずっと世界一だったんだよね。
なんと2010年まで26年間、一位を保ち続けていたんだ。

2011年の日本人女性の平均寿命は85.9歳。

香港は86.7歳だから約0.8歳差をつけられたようだ。
日本の前年比較だと、0.4歳低くなったという。

寿命なんて高ければよいというものでもないのだろうが、
寿命が高いといくことは、その国がいかに幸せかということも示していると思う。

もちろん、それだけで表されることではないが・・。
そういう意味では、なんらかの「不幸」があっただろうことは、想像される。

それが、東日本の震災であることは想像に難くない。
しかし、東日本の震災がそんなところまで影響があるなんて。

東日本の震災はほんとうにおおきな出来事だったんだな。

ちなみに男性は8位から9位に下がっている。
震災の影響は男女ともにあった。

あたりまえだけど。

2012年7月27日金曜日

サムライ、無敵艦隊を撃沈

そんな見出しがあった。(新聞ではない)

男子サッカーオリンピック日本代表が優勝候補の筆頭スペインに勝ったのだ。

まさに大金星。番狂わせ。

オリンピックはフル代表じゃないから、そういうことがあってもいいわけだ。

なにせ日本サッカーはメキシコオリンピックで銅メダルを取っている。

これはもしかして・・と思わせてくれる一戦だった。

おかげで最初から最後まで全部テレビ観戦してしまった。

大津のゴールでオオッと思った人は多かろう。
敵のレッドカードで日本優位は揺るがないものになった。

しかもその後守りきるのではなく、攻め続けた。

もう何点か入っていてもおかしくないし、
事実スペインのマスコミもよく1点ですんだなあ、と言っていた。(スペイン語で)

確かにボールを支配していた時間はスペインの方が長かった。
しかし、カウンターが効いたと思う。

そういう意味では、決定率が低く、それがむしろ課題だともいえた。

ただこの試合は勝つだけでいい。
勝つことがこまかいさまざまなことより優先された。

それほど日本が勝つとは思っていなかっただろう。

日本人が日本をひいきするのはあたりまえだ。
だからと言って、「勝てるだろう」と思っていた人は少なかったはずだ。

初戦に勝ったからと言って何が得られたわけではない。
これに慢心することなく、1試合1試合大切に勝ち進んで欲しい。

2012年7月26日木曜日

なでしこ白星発進

「なでしこ」こと日本女子サッカー代表チームがオリンピック初戦にて、
カナダを2-1で破り、勝ち点3をあげた。

初戦なので、まず勝つことが大切だった。

オリンピックなので、対戦する相手はどこも強豪。
ちなみにカナダは世界ランク7位である。

先制点は川澄。前半33分、大野からのバックパスに反応し、一直線にゴールにたたきこんだ。

2点目は湯郷ベルの宮間のヘディング。

後半になって、1点取られたが、守りに入ることなく、攻め続けた。

GK福元(湯郷ベル)は、この1点をについて、
守備との連携がまだ不足していることを課題に挙げた。

なでしこ金メダルめざして がんばれ!

2012年7月25日水曜日

4増4減

参議院選の1票の格差是正のため、定数を4増やし4減らすという案でまとまりそうである。

参議院の議員定数の242が変わるわけではない。

具体的には、神奈川、大阪(定数各6)の定数を2増やし、
福島、岐阜(定数各4)を2減らすというもの。

一度に2ずつ増やしたり減らしたりしなくても、1を使った方がきれいになりそうだとも思うのだが、
参議院議員は、3年ごとに半数ずつ改選という特殊な選挙形態をとっているため、
偶数にしないとかえってめんどくさいのかもしれないと思う。

たぶん、一番これが簡単で、効果のある方法なのだろう。

とはいえ、この結果の1票の格差は、最大で4.746倍。
確かに2010年の選挙の時の5倍よりはいいのだが、
2009年、最高裁が国会に格差是正を求めた時の、4.86倍とほとんどかわらない。

これでいいのかなあ。

2012年7月24日火曜日

イチロー、ヤンキースへ

アメリカ大リーグ、シアトルマリナーズのイチロー外野手が、
ニューヨークヤンキースに移籍し、さっそく古巣マリナーズ相手に1安打1盗塁を決めた。

しかし、イチローも38歳。
衰えは見せないといっても、やはり年齢から来る衰えは目に見えない形で進行しているのだろう。

新背番号は31。

51はバーニーウィリアムズ氏が現役時代につけていた背番号だからだ。
実績はそれ以上とは言え、気が引けるのはあたりまえ。

当たらし背番号を自分のもにしたい、というイチロー。

まえまえから、イチローに食指を伸ばしていた、ヤンキース。
イチロー選手にとって、今回のトレードは遅きに失した感はある。

やっぱりもっと旬のときに、ヤンキースに行っていたら・・という思いもあるからだ。

とはいえ、イチロー選手にはまだまだ輝いていてもらいたい。
そして、この移籍がそのためによい影響をもたらしてくれたらいい、
そんなことを願っている。

2012年7月23日月曜日

日馬富士優勝

大相撲名古屋場所は22日に千秋楽を迎えた。

ここまでに横綱白鵬と大関日馬富士がともに全勝できていただけに、
千秋楽は否が応でも盛り上がった。

結果としては日馬富士が白鵬をよりきり、6場所ぶりに優勝した。

来場所日馬富士が優勝すれば、2場所連続優勝ということで、横綱昇進はまちがいない。

13勝以上勝てば横綱昇進の議論の対象になるという。

ひとり横綱では白鵬にかかる負担が大きすぎる。

そういう意味では、日馬富士に来場所優勝して横綱になってもらいたい。

そして白鵬には息の長い横綱であってもらいたい。

塗り替えられなかった記録もあるが、
数々の記録を塗り替えた大横綱であるから。

2012年7月22日日曜日

夏本番

多くの小中学校は7月21日から夏休みに入っている。

ちなみに今日(7月22日)を基準に考えると、

ロンドンオリンピック開幕(7月27日)まで、あと6日。

夏の甲子園開幕(8月8日)まで、あと17日。

まさに夏本番。

甲子園などは毎年のことで、これに夏を実感する人も多い。

まさに夏の風物詩。
季語とかになって、歳時記に載るかも。

今年はそれに加えて、ロンドンオリンピック。

柔道やレスリング、体操、水泳などの種目に金メダルの期待がかかる。

これはこれ、まさに夏の祭典である。

2020年だっけ、東京が招致に名乗りをあげている。


北京は上り坂だが、アテネは下り坂だった。

リオデジャネイロは上り坂だがロンドンは下り坂のような気がする。

この順番だと20年は下り坂の東京がきそうではある。


いずれにせよ、熱い夏本番!



2012年7月21日土曜日

WBC不参加表明

労組日本プロ野球選手会が、
来年3月の弟3回ワールドベースボールクラッシックに、参加しないことを表明した。

理由は新井会長(阪神)によると、
「主催者側が代表チームのスポンサー権などを参加国に認めないから。」

日本からのスポンサー料やグッヅライセンス収入なども
すべて大会運営会社に入る仕組みになっている。

しかし、なんでそんなことを選手会が言わないければならないのか?

仕組みそれ自体は、「さもありなん」である。
なにしろアメリカですから。
間違っていれば、文句を言うのがあたりまえ。言わなければ黒も白になる。

だとすれば、労働組合ではなく、経営者側が文句を言うべきだと思う。
この場合はNPBなんだろうね。

NPBは一体何やっているんだろうね。

2012年7月20日金曜日

山鉾

朝日新聞の記事をネットで見ていたら、「山鉾」というのがあった。

うん、これって、台所にあったお菓子じゃないかなと思って、
「山鉾」が載っている記事を読んだ。

大分県日田市の夏を彩る国指定重要文化財だとか。

19日夜、JR日田駅前広場にて「日田祇園」の山鉾8基がそろい、
「集団顔見世」(かおみせと読むらしい)があった。

祭りの本番は21,22日。

豪雨に見舞われた日田市だが、この山鉾がある地域は比較的軽い被災ですんだとか。

神々もこれを見たかったのかな?

で、なんで台所にここのみやげらしきおまんじゅう(もち?)があったのか、
それは謎だ。

2012年7月19日木曜日

活断層

北陸電力志賀原発の直下に、活断層があるらしい。

本日の天声人語には、識者の声として 「よく審査を通ったなとあきれている」とある。
「典型的な活断層」らしい。

これで、もし、地震で事故が起これば、まさに「人災」だろう。

こんなことが平気で通っている現在のシステムそのものに問題があるのは確か。

私は、やみくもに「原発反対」を唱えるものではないが、
こんな話を聞けば、やみくもに「原発反対」を唱える人たちの気持ちもわかろうというもの。

いわゆる「原子力ムラ」のなせるわざなのだろうか?

地震自体は現代の科学ではまだ予知できないが、どこでおこりやすいか、
あるいはおこったとしたら、どのくらいの規模なのか、とかはある程度は計算できると思う。

それもわからないのなら、
原発を作るのは(元あったものを稼動させることも含めて)やめてほしいし、
多分、そこまで科学遅れていないだろう。

その程度には信用している。
そのわかる範囲で、安全性を確かめた上で、原発を作るなり、稼動させるなりして欲しい。

再稼動している大飯原発にしても、そういう意味での点検が終わったわけではない。

そこのところをきちんとして欲しい。それを切に望むものである。

2012年7月18日水曜日

猛暑

17日の朝のTVニュースだったか、ラジオ番組だったかで、
「昨日の雨がやんだら、まるで梅雨が明けたみたいに、青い空が広がっています。」
と、いうアナウンス流れた。

私はてっきりまだ「梅雨明けはしないのだろう。」と思っていたら、
17日のうちに、「梅雨明け宣言」がされたようだった。

ちょっと癪にさわるなと思っているのも束の間、「アツいぜ!」
とんでもない「猛暑」となった。

群馬県館林では、39.2度を観測しており、
最高記録とかではないとは言うものの、これから「節電」という時期ではあるから、
まさに「出鼻をくじかれたよう」である。

地球環境のためというより、あきらかにお金の節約のために、
家ではあまりエアコンを使わない。

だから、「アツいぜ!」

いそいそと仕事に出かけるわけである。

2012年7月17日火曜日

北朝鮮情勢

北朝鮮の国内情勢が動いているようだ。

金正恩弟1書記の後見人ともされる
第1書記の側近中の側近、李英鍋(リ・ヨンホ)軍総参謀長が解任されたと言う。

もちろん、急病説もあり、理由は不明であるが、
北朝鮮政府内部になんらかの大きな動きがあったと見ていいだろう。

この李英鍋の解任も大きな出来事だが、
特に人目を引くのは、テレビカメラに写る第一書記と親しげに話す女性の存在。

金第一書記の夫人か妹などの親族かというところである。

最近またテレビに映って話題になっていた。

でも、考えてみれば、
そんなこともわからない北朝鮮って一体どういう国なんだ?と、思わなくもない。

拉致問題はいまだ解決の糸口さえつかめず、国と国との話題にすらのぼらない。

私の知り合いは、1990年代の半ば頃、
北朝鮮は21世紀に入るころにはもうないかもしれない。と、
まことしやかに語っていた。

もちろん、「かもしれない」に過ぎなかったが、私はそれなりの信憑性をもって聞いていた。

少なくとも今の体制が変わるのは、時間の問題なのだろう。

「アラブの春」の続きは、アジアだろうと思うのだが。



2012年7月16日月曜日

3連休

気がついたら、世間が言うところの3連休の最終日である。

もちろん、自分にとっての3連休などではない。

この3日間はいつもよりいそがしいくらいだ。

まず土曜日。退職した先生の代わりの授業がずっと続いている。
(今期終了までいきそうである。)

次に日曜日。これは予定通りの出社ではあるが、模試の日にあたっていたので、
いそがしいことになった。

しかも、授業の先生もいて人手が足りないのに、どこからもヘルプが来なかった。

なんてこった。終わったのは9時近く。
優に13時間を超える拘束時間。

休憩もご飯を食べる時だけだから、20分もなかったと思う。
労働時間意外ももちろん労働だから、正直きつかった。

家に帰っておふろに入ったらとても気持ちよかった。

で、今日最終日になったわけだが、祝日にもかかわらず、通常通り授業がある。

なんか俗世とかけ離れた生活を送っている感じがする。

2012年7月15日日曜日

集中豪雨

九州地方を中心に「これまでに経験したことがないような大雨」が降っている。
この予報のこの表現も気象庁で決まってから初めて使われたらしい。

3,4日前のニュースではしきりにそのことを言っていた。

1時間に100mmを超える大雨などこれまでに経験しことはない。
だから記録になっている。

降り始めて500mmを超える雨も、ふつうではない。
雨の少ないこのあたりだと、半年分近くの雨になるだろう。

そして、「これまで経験したことのない大雨」により、多くの人が亡くなっている。

20人前後の人が亡くなっているというのも、
集中豪雨の被害としてはかなり大きいだろう。

台風のように風を伴うわけではないから、
逃げさえすれば大丈夫だろうと思わぬわけでもないのだが、
それが、逃げ慣れてもいない。

しかも、地形によって天気は変わるから、
細かい地区で予測するのは案外難しいらしい。

まあ、何にしてもこの天気。
異常気象なのか梅雨だからあたりまえなのか。

そのへんの按配が難しい。
あたりまえにしては、厳しいような気はするが。

2012年7月14日土曜日

富岡製糸場(再)

明治時代の殖産興業を象徴する工場として有名な「富岡製糸場」が、
7月12日、文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会において、
「富岡製糸場と絹産業遺産群」として、世界遺産へ推薦することを了承した。

いわゆる官営模範工場のひとつとして、
歴史の教科書や資料集にその写真が掲載されることも多いから、
「富岡製糸場」の名前を聞いたことがない人は少ないだろう。

明治維新のころ、日本の品で外貨が稼げると言えば、生糸か茶ぐらいしかなかったのだろう。

中でも生糸は開国時のもっとも重要な輸出品であった。

しかし、産業革命の進んだヨーロッパに比べると、その品質はよいとは言えなかった。

そこで、近代的な工場を作る必要があった。
ウランス人技師、ポールブリューナの指導で、機械化をすすめた工場を、
養蚕業の進んだ群馬県富岡に作ったわけである。

明治5(1872年)年に創業、明治35年に払い下げ、昭和14年に片倉工業の所有となり、
昭和62年(1987年)まで創業を続けた。

現在、この「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、
再来年、平成26年の世界遺産登録をめざすことになっている。


※(再)昨日同じタイトルで書いたのにすっかり忘れてまた書いたことによる)

2012年7月13日金曜日

富岡製糸場

文化庁は富岡製糸場を世界遺産に推薦する方針を固めた。

9月末までに正式に決定し、2014年の登録を目指すようだ。

世界文化遺産は中国地方にも、宮島、原爆ドーム、石見銀山、
お隣の兵庫県には、姫路城などがあり、結構なじみが深い。

富岡製糸場は、明治時代の殖産興業のところで、教科書でもおなじみだ。
挿絵もよく挿入されている。

作った糸は、生糸。
当時の日本からの輸出の中でNo.1の商品だ。

1893年に民間に払い下げられ、1987年まで稼動したとのこと。

ちなみに、稼動は1872年、廃藩置県の翌年である。
当時養蚕が盛んだった群馬県富岡市に設置されたものである。

世界遺産に登録されるといいと思う。

2012年7月12日木曜日

パンダの赤ちゃん

パンダの赤ちゃんが死んでしまった。

かわいそうの一言。

あまりいい意味ではないが、
「客寄せパンダ」という言葉があるように、パンダは客を寄せてくれる。

商店街などはパンダの赤ちゃん誕生に大賑わいだった。

シンシンが子育てを放棄したところから、「えっ」という感じはあった。
一時的に保育器で育てていたのは、それはそれで正解だったらしい。

一方でシンシンに返したのも正解というから、何がどう悪かったのかはよくわらない。

気管支にお乳を詰まらせたのが死因と言うから、
保育器に入れて育てた期間にも問題があったように思われるが。

パンダは日中友好の証。
何度失敗してもまた次に期待して努力を続けて欲しい。

その姿勢こそが日中友好の証だと思う。

「へたれパンダ」もそれはそれで癒されるけれど。






2012年7月11日水曜日

国民の生活が第一

妙な党名の政党が生まれた。
スローガンがそのまま政党名になったからだ。

ネーミングにそれなりのセンスは感じられるものの、
「言い得て妙」というものではない。

単なる「妙」だ。

これはどうしてそうなるのかと考えたが、
やはり「小沢さん」と「国民の生活が第一」のイメージがダブらないからだ。

小沢さん=選挙に強い  小沢さん=壊し屋

こういったイメージが強く、今回の新党結成にしても、そのイメージ通りというだけで、
多くの国民には、必ずしも国民のことを第一に考えているとは思えないのだ。

だから単なる「妙」な政党名になったのだと思う。

「小沢さん」のイメージどおりに名をつけるとすると、
「議員の生活が第一」つまり「選挙で当選するのが第一」だと思う。

まっ、だからこそこんな政党名になったんだろうけれど。





2012年7月10日火曜日

太陽光発電

このほど、九州工大の学生が作った衛生が、
宇宙での太陽電池発電の世界最高記録を打ち立てた。

5月にH2Aロケットで打ち上げた衛星のうちのひとつだったらしい。

330~350ボルトの安定した電圧で約30分間発電したらしい。
なにしろ、これまでの記録が160ボルトというから、その2倍以上である。

最近、エコキュートの宣伝で廻ってきた人に、太陽光発電の話を聞いた。

あんなこと金持ちがボランティアでやるもんだと思っていたら、
意外に「庶民が儲かるレベルの話」だと言う。

へたに株とか土地に手を出すより、賢いのかなあと思いはじめた。

そりゃまあ、孫正義が手を出しているくらいだから、
儲かる話なんだろうという気はしなくもないのだが。

なんにせよ驚いた。
正直、手を出そうかな、と思ったぐらいだ。

以前理大の研究室かなんかが
ものすごい発電効率のいい物質を開発したの目にした記憶がある。

そのときは商品化されるのには時間がかかると言うことだったが、
あれは結局どうなったのだろう?

何か障害が発生したのだろうか?
このところそのうわさすら聞かないが・・。

何にしても、これからまだまだなにがあるかわからない太陽光発電である。







2012年7月9日月曜日

民主党と自民党の連立

消費増税法案の成り行きをみていると、民主党と自民党の連立政権は確かに考えられる。
安定多数を取ろうと思えば、当然の結末かもしれない。

小沢さんが新党を作り、維新の会やみんなの党などさまざまな連立の枠組みも考えられ、
小沢さんの新党を軸に、政界が再編されるのは必至だと思う。

先日の朝日新聞の世論調査では、「民主・自民の連立政権」が36%でもっとも多かった。
いや、最も多かったのは「わからない」でこれが47%であった。

「わからない」がこれほど多くなったのは、
民主党を支持して政権交代を実現したものの、
結果が全然思わしくなく、これじゃあ自民党時代と同じじゃないか、と考えたのではないかと思う。

現在、いわゆる「無党派」層が6割を超えていると言う。

その表れともいえるが、もっとも支持を集めていた民主党が、
支持をうしなって行き場をなくしているともいえる。

11月の解散がささやかれている昨今、
政界再編は、想像上のことではなくなっている。

2012年7月8日日曜日

シェールオイルガス

秋田で良質なシェールオイルガスが発見されたと言う。

南鳥島近海で発見されたレアメタル鉱床のことを思うとき、
日本も資源大国になるのかなあって、ちょっと希望的なことを考えたりする。

たとえば、オーストラリアのように、資源を輸出してお金が入ってきたりしたら、
日本の国もかわってしまうだろうなあ、と思う。

ブルネイのように無税国家とかならないかなあ。ならんだろう。

でもまあ、資源が豊富にあるとよいことがたくさんあると思う。

やはり原料が安く手に入るから、製品も少し安くなる。
産業の空洞化なんてのにも歯止めがかけられるかもしれない。

かつて、東大を出て、石炭産業に就職していたように、
高学歴のレアメタルやシェールガス掘りが出てくるかもしれない。

だって、それで日本が救われるとしたら、
日本のリーダーとして、使命感にも燃えるものがあるだろう。

日本が斜陽だといわれないようになりたいと思う。

2012年7月7日土曜日

パンダの赤ちゃん

東京上野でパンダに赤ちゃんがうまれた。

かなり見づらいけれど・・

ホワンホワンがユウユウを産んで、24年ぶりになると言う。

上野のパンダと言えば、1972年日中共同声明のときの
ランランとカンカンの記憶が一番印象的だが、
それ以降もよくニュースになっていた。

政治的な利害関係はともかく、日中友好の印であることには違いない。

和歌山県のアドベンチャーワールドには、もっとたくさんのパンダがいる。

なんかごろごろいて、ありがたみが少ない。

自然交配と言うことで、シンシンとリーリーはとても仲がよいみたいだ。

日本と中国も積年のうらみつらみを乗り越えて、仲良くいきたいものである。

2012年7月6日金曜日

原発国会事故調

原発国会事故調は、福島の原発事故を「人災」と断定。

って、言うことは、原発事故は防げたということになる。

逆に取れば、ちゃんと機能するシステムにすれば、原発は容認されるべきだとも言える。

原発事故は、想定を超える自然災害で防ぎようがないものだとすれば、
原発による発電ををやめるしかない。

しかし、防ぎようがあるのならば、再生可能エネルギーによる世界を作るまでの、
橋渡し期間として、原子力を利用することは可能なのではないか。

現在の再生可能エネルギー技術段階を考えれば、そうあるべきだとも思う。

ほんとうにあの事故は想定範囲内の災害による「人災」だったのか?

あれだけ検証してそうならば、そうだと思わざるを得ないし、
一般国民はそれを信じるしかない。

これをもとにより確かな安全対策をして、原子力発電再稼動につなげてもらいたい。

2012年7月5日木曜日

ヒッグス素粒子

今日の朝日新聞の弟1面は「ヒッグス素粒子」の発見。
でも、なんでそんなことが1面トップ記事なんだろう。

疑問に思わぬでもない、って言うより、ヒッグス素粒子って何だ。
そもそも素粒子って何なんだ?

そこからわからないから、何がすごいのか全然わからない。

アインシュタインの相対性理論くらいすごいのかなあ。
だとすれば、すごいよな、ってぐらい。

まあアインシュタインの相対理論にしろ、何がどうすごいかわかっているわけではない。
でもまあ、すごいといことぐらいはわかるから、
ヒッグス素粒子なんてのも、そのうちだんだんすごいことがわかってくるのかもしれない。

もともと物質を細かくしていった最後が原子だったはず。
今度はそれをさらに細かくして、素粒子とかの話になるんだったと思う。

18種類の素粒子があって、
そのうちの1種類、ヒッグス素粒子だけがまだ見つかっていなかったらしい。

だから、世紀の大発見ってことになるのだろう。

我が社が小学生の英語で採用している「レプトン」もこの素粒子のひとつの名前らしい。

物質に質量を与えたのがこの素粒子ということだから、やっぱりすごいのだろう。
宇宙の謎を解明する手がかりとなるというから、とにかくすごいのだろう。

なにがなんだかよくわからないがすごいということだけは確かなようだ。

まあねえ、この時代に新大陸が発見されるわけもないしねえ。
現代のスゴイ発見というものは、そういうものなんだろうねえ。

2012年7月3日火曜日

キム・ヨナ

浅田真央のライバル、キムヨナ。

ジュニアからのライバルで、ジュニアのころは浅田真央が一歩リードって言う感じだったと思う。

オリンピックでは、キムヨナの方が金メダル。
このころになると、浅田真央の不調もあり、圧倒的な差がついていたと思う。

成長過程の中で、体が大きくなる分だけ身体能力が強くならなければならないのに、
それがついていかなかった。それに多感な時期の精神的なものもあっただろう。

浅田真央は復調したころ、母親をなくしている。

そういった中で、金メダルを取って以降、キムヨナはほとんど大会に出場していない。

どうしたんだろう?という思いはあった。
一休みとは言え、長すぎるきらいがったから。

そのキムヨナが2014年のソチ五輪後の引退の意向を示した。

オリンピックで金メダルを取れなかった真央ちゃんと、とったキムヨナ。

それぞれのその後の苦労がわかる気がする。
でも、私は真央の方が苦難から逃げていない気がする。

正面からぶつかっている気がする。
それはある意味かっこ悪いかもしれないけれど、
人間的には真央ちゃんの方が好きだな。

2012年7月2日月曜日

大飯原発再稼動

大飯原発3号機が再稼動している。

2日午前6時には「臨界」に達したと発表。
最短で4日には発電開始。8日にはフル稼働する見通しである。

この夏は平年並みだといわれているので、予定通りなら計画停電とかはないだろう。

それでも、機械の故障は100%ないといえるわけではないし、
気温なんて自然現象なのであたる確率100%はありえない。

その日の天気だってはずれることがあるくらいだから。

原発と節電の両方で今夏は乗り切れそうではある。

それにしても、再稼動反対のデモは最後まで続いた。
彼らには反対すべき理由があると思う。

しかし、原発安全性なんて素人にはわからないと思う。

だから、だれかに下駄を預けるというのではなく、
だから、なんでも反対というのではなく、
科学的にきちんと調べて、こうだから安全と言うのを公表してもらいたいと思う。

できればわかりやすく。
原発がある地区の人たちに「杞憂」におびえることなく暮らしてほしい。

それこそ現在、空を飛んでいる飛行機が墜落する確率と
原発が放射能を漏らす事故が起こる可能性はどっちが高いのか?

かといって、オスプレイとの比較では叱られそうだが・・。



2012年7月1日日曜日

人類の出現

29日が休みだったので、図書館で「こんなに変わった歴史教科書」という本を借りてきた。

現在の教科書(と言っても、2006年あたりだから、いわゆる旧指導要領ではある)と
1972年あたりの教科書を比べている。

ちょうど私が習ったころのものなので、その違いがとてもよくわかる・・・はずなのだが。

とりあえず、
「人類の出現」はむかしの教科書なら「アウストラロピテクス」だと思っていたら、
72年あたりの教科書では「よくわかっていない」という記述だったらしい。

昔も今も、「アウストラロピテクス」とは書いていなかった(書いていない)らしい。
その方が自分にとっては驚きである。

それはそれとして、
1924年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アフリカヌス」

1974年に発見されたのが「アウストラロピテクス・アファレンシス」
これが約400万年前の猿人らしい。

多分、これを覚えているのだろうと思う。

さらに
1994年に「アルディピクテス・ラミダス」(約440万年前)
2001年に「オロリン・ツルゲネンシス」(約600万年前)
2002年に「サヘラントロプス・チャデンシス」(約700万年前)

と、どんどんさかのぼっている。

いずれにしても、最古の人類はアウストラロピテクスではなくなっている。
とりあえず、「猿人」ということでいいのだろう。