2013年10月31日木曜日

川上哲治

巨人の元監督である川上哲治さんが亡くなられた。

もちろん、リアルタイムで選手時代を知るわけではない。

子供のころに見た野球あるいはラジオで聞いた野球の監督が川上さんだった。

当時、ラジオはそうではなかったのだが、テレビは全国的には巨人戦が中心に放映されていた。

地方では巨人戦以外のプロ野球は見ようがなかった。

だから、普通のテレビっ子は巨人ファンになったと思う。

阪神ファンはラジオで野球を聞いていた。

阪神ファンは奇をてらっているとそんな風に思っていた。

広島ファンやヤクルトファンはその後時々いただけだ。

なぜか優勝すると昔からそうだと聞いたが、昔を知らないため、本当かどうかわからなかった。

全国、画一的に巨人ファンが生産されていて、そのひとりが自分だと言うぐらいに思っていた。

それが日本経済の高度成長期(後半)であり、巨人が最終的にV9と言われる連覇を続けていたころだ。

巨人、大鵬、卵焼き

子供の好きなものはそう言われた。

(後に言われた、子供の嫌いなものの「江川、ピーマン、北の湖」はこれのもじりである。)

今なら「絶対王者」、そう呼ばれたかもしれない。

「絶対に勝つ」「右肩上がり」それが現実だった。

「強すぎること」は、「嫌われること」ではなく「好かれること」だった時代。

現在の巨人は夢ではなく、現実である。

あのころの巨人は今にして思えば、「夢」だった。

今、巨人は川上監督以来の連覇に向けて日本シリーズを戦っている。

時代は変わった。

でも、変わらないものもある。

変わったのは現実の方で、夢は変わらないのかもしれない。

ご冥福を祈ります。







2013年10月29日火曜日

岩谷時子

岩谷時子さんが亡くなった。

もちろん、岩谷時子さんと言ったって、ほとんど何もしらない。

作詞のところでよく名前を見かけたぐらいである。

確か、中学生のころ、音楽の教科書にもなんらかの作詞(訳詞)で名前が載っていた気がする。

それで、よけいに名前が印象に残ったのだ。

妹が郷ひろみのファンで、デビュー曲の「男の子女の子」の作詞をしていたのを覚えている。

ピンキーとキラーズやピーナッツ、加山雄三など、我々よりもう一昔前の世代でヒットを飛ばしている。

まあ、だから、音楽の教科書に載っていても不思議はないのだろう。

実際、小学校の校歌なども手がけている。

変わったところでは、自民党歌なども作詞しているらしい。

幅広い活動である。

自身が作詞そのもにも興味を持った時代があるので、
たぶん、すごい人なのだろうということはわかる気がする。

享年97歳。

関係する多くの人がその死を惜しんでいる。

2013年10月24日木曜日

笑っていいとも

フジテレビの「笑っていいとも」が終了する。

32年も続いたお化け番組である。

ギネスにも認定された・・はず。

もちろん、最近はあまり見たこともない。

むかし、見ていたことがあるのは、なぜだろう?

お昼の時間帯だからテレビなんてあまりみないはずなのに。

たまたまみたことがあるだけかも。

視聴率の低下が背景にあるとのことだけれど、
新番組になってもそんなに視聴率がとれるような時間帯ではないような気がするが・・。

タモリさんの番組という感じだから、タモリさんの人気が落ちてきたのかな。

島田伸介がテレビに出なくなったから、タモリさんをしのぐかもという人がいなくなったと思う。

仲居正広さんのハッピーピープルという番組とか。

フジテレビのことだから、人気の取れる番組にするのだろうけれど、
「笑っていいとも」が終わるのはちょっとさびしいかな。

やっぱ、それだけ続いた国民的番組だったってことかな。

2013年10月17日木曜日

台風26号

台風26号が伊豆大島に記録的大雨を降らせたうえ、甚大な被害をもたらした。

1日の雨量が824mm。史上最高記録を更新している。

ただまあ、この数字がどれくらいすごいのかはよくわからない。

このへん(瀬戸内海沿岸地域)で比べると、少なくとも半年以上、約3分の2に相当する雨量が
1日のうちに降ったわけだ。

それでもよくわからない。

1日に300mmで避難するぐらいな感覚だから、避難しないといけない雨量の2倍より多く、3倍に近い。

それでもよくわからない。

災害で避難したことがないからだ。

で、驚くのは「避難勧告」が出されていないということだ。

出されていたら、もっと被害が防げていたのか、それもよくわからない。

防げていたとしたら、誤報でもいいから避難しておくべきだった。

地震のように外れる可能性は高くないから。

ただこの種の現在の科学はあまり信用されていない。

「おおかみがきた」に対する仏の顔もやっぱり三度くらいだろう。

この種のことには一度だって、怒りたくなる。

「まちがいでよかった」と何度でも言える文化の形成が理想なんだろうけれども、
無理だろう、それは。

東日本の震災の教訓は生かされない、たぶん。

とりあえず、科学の進歩を待つほかはない。

でも、すこしずつ、そういう文化を形成してもいいかな。

災害大国、日本なんだから。

2013年10月15日火曜日

検索

グーグルの検索で上位に表示されていたサイトがいきなり、
圏外に飛ばされるということが起こっているらしい。

検索サイトの上位は本当のものでないと、信用にかかわる。

今までだって、そうだったはず。

それがここまで話題になるってことは、いたちごっこのつかまえる側がホンキになったってことかな。

自作自演は徹底的に排除されるようだ。

でもまあ、それでいいのだろう。

いくつかアドセンスをするためのサイトを作ったことがあるが、
SEOは自作自演が基本だったと思う。

これからはアドセンスも難しくなるかもしれないとは思う。

実際に圏外においやられた検索上位サイトの所有者は、
ずいぶん困惑していると言う。

それが売り上げに大きく影響があるからだろう。

インターネットがこれだけ広がりを見せているのだから、当然だと思う。

グーグル側で、競合する他社との差別化という要素もあるのだろうと思う。

2013年10月10日木曜日

国際成人力

なんだ、それ?

OECDがやっている、各国成人のスキル状況を測る調査である。

15歳以下のやつは、日本の位置の低下が著しいとして問題になっている。

「ゆとり」がどうのこうのってことだろう。

フィンランドの教育方法がお手本になったのも、これが原因だったろう。

それに対して、15歳から65歳までの男女を対象としたこの調査結果は、何を意味するのか。

日本が第1位である。

こしかたの日本がすばらしい教育をしてきたということなのだろうか。

平均点がトップだっただけでなく、上位と下位の差が少なく均質だという結果も出ている。

また中卒も他の国の高卒以上の力をみせたらしい。

格差、格差といわれるけれど、やっぱり日本人は均質なのではないだろうか。

逆にだからこそ、格差に敏感なのかもしれない。

なににしろ、1位はうれしいものだ。

リーダーの資質の比較ではなく、フォロワーの資質の比較になっているからだろう。

金メダルの数ではなく、市民ランナーの数といえるからだろうか。

問題それ自体はあんまり難しくはないようだが・・

実際の問題

どうですか?

2013年10月8日火曜日

七転び八起き

香川はうどん県。

じゃあ、大分はおんせん県、といきたいところだけれど、
「おんせん」は他にも多くて、大分県だけを登録するわけにはいかない。

それをいうなら、うどんだって・・思う人もいるのではないか、と思う。

おんせんと言えば、大分だろうって思うのは、西日本の人だけかもしれない。

たしかに、うどんに比べておんせんは観光として広く全国にあるからなあ。

香川県のうどん以上に「大分県以外のおんせん」は有名である。

そう考えると、おんせん県の商標登録が特許庁に却下されたのも仕方がないのかもしれない。

9月から10月に架けて、大分県は、「すべって転んでおおいたけん」のパロディCMを流したと言う。


さて、今回、「おんせん県 おおいた」として、ロゴマークには表情を入れた結果、
「内定」を獲得したと言う。

すべってころんで、おおいたでも、ただでは起きない。
七転び八起きの大分県でした。

ところで、この「七転び八起き」
なんで7回しか転んでいないのに8回も起きられるのか・・。

それが不思議である。








2013年10月7日月曜日

上原と松坂

上原がレッドソックスの守護神として活躍しているようだ。

メジャーリーグ入りする時は、松坂のようには目立たなかった。

そもそも日本のプロ野球に入る時も、松坂のようには目立たなかったはずだ。

それでも、ジャイアンツにエースピッチャーとして君臨するまでになった。

WBCなどでも松坂のような活躍はなく、はでさはないが、
それでもこつこつと実績を積み上げ、頂上に上り詰める姿勢は、独特のものなのだろう。

上原がジャイアンツのエースピッチャーだったころ、松坂も西武のエースだったが、
日本のエースは松坂という感じだった。

歩いてきた道が違うのだろう。

そして、これからも違った道を歩くのだろう。

スピードで圧倒できるピッチャーではない。

そのことが、こういう姿勢を産んだのかもしれない。

そこが日本人的なのだろう。

2013年10月4日金曜日

世界選手権4連覇

ベルギーのアントワープでおこなわれた体操の世界選手権。

日本の内村航平は、2位以下を圧倒して優勝。

個人総合4連覇の偉業を成し遂げた。

どこか飄々として、そんなにすごいと思えないのだけれど、
体操をしてみれば、全種目15点以上と言う、
だれにもまねの出来ない安定感のある演技をするわけだ。

今回の世界選手権は、2位も日本人が制した。

加藤凌平。

父親は内村が所属するコナミの監督でもある。

ロンドンオリンピックにも団体で出場していた。(銀メダル)

内村のあと、白井の前にも人材はいるようだ。

もともと、体操は日本のお家芸と言われていた。

その伝統は生きていると思う。

体操はピークの年齢層が低いので、東京オリンピックにはどうかわかならないが、
こういうことはずっと続いてこそ。

つながれ、体操ニッポン!










2013年10月3日木曜日

北陸新幹線

さまざまな交通機関が世界的なイベントに合わせて整備されてきた。

64年の東京オリンピックにあわせての東海道新幹線、東名高速道路。

愛地球博のセントレア(中部国際空港)もそうだった。

中国地方では、アジア大会の広島空港。

古いところでは、日清戦争の山陽本線。(当時は本線ではないが・・)

まあ、こんなことは上げていけばきりがない。

で、長野オリンピックの長野新幹線である。

長野新幹線は長野オリンピックに合わせて、北陸新幹線が長野まで開通したもの。

長野から金沢まで伸びてはじめて北陸新幹線と呼ばれる。

新潟まで行っているやつが上越新幹線。

長野までというのは本来途中だったものだ。

とりあえず、2015年に金沢まで開通する。

日本海と太平洋がまたひとつつながっていく。

2013年10月2日水曜日

シライ

男子体操と言えば、内村航平。

そのずば抜けた才能にだれもが圧倒されてきた。

その内村が言った。

「ひねりすぎてこちらが気持ち悪い。」

すごい高校生が出てきた。

白井健三くん。

今、アントワープで開かれている、世界体操にて高難度の技を連発。

新技に「シライ」という名前まで付いた。

ツカハラ跳び、モリスエなどオリンピックで金メダルを取った選手の名も残る。

そういった選手と肩を並べることになったわけだ。

それにしても、おそるべし、高校生。

陸上の桐生くんも高校生だ。

20年の東京オリンピックは彼らが主役になる。

2013年10月1日火曜日

くじ運

われながら籤運が悪い。

あたったことがあまりない。

会社の社員大会などのくじでも今まで当たったためしがない。

確率的にそうそう当たるものではないにしろ、20年近く勤めているのだがら、
そのうち1回ぐらいあたってもよさそうなのだが、あたらない。

不思議なものだ。

家族も似たようなものだったのだが・・

それがおとといの日曜日、生協のガラガラくじで1等賞。

黒毛和牛を引き当ててきた。

晩ごはんは焼肉。

こんなこともあるのだな。

10枚集めて1回まわせるのに、2枚足らず係りの人にあまった券を2枚もらっての朝鮮だったらしい。

あたればいいのに、と思うとあたらない。

どうでもいいやと思うとあたるときがある。
(どうでもいいいやと思ってもなかなかあたらないのだ)

これがきっかけで、我が家にもくじ運の女神が訪れてくれればいい。

まさかこんだけで運を使い果たしたってことはないだろう。

ないない。