2014年3月31日月曜日

ロシア制裁

クリミア半島をロシアに編入。

クリミア住民の多くがロシア人だということもあり、
住民投票ではほとんどの人がロシア編入を期待することになる。

その住民投票の通りにロシアに編入するわけだから、
ロシアとすれば何が悪いのかと言うことになるのだろう。

とはいえ、民主主義は手手続き。
ロシアの軍が介入したこの民主主義的な手続きは、やはり民主主義ではないのだろう。

このままクリミア半島を支配してしまえば、ほんとうにロシアのものになる。

北方領土の問題にしても結局ロシアの思惑通りってことだろう。

アメリカやEUを中心にロシアに制裁を加えることになるのだが、中国は否定的である。

現在、係争中の領土問題にも波及するように思われる。

やはり、ここは断固たる態度で臨まないといけない。

それにしても、EUとロシアは経済的に結びつきが深く、制裁も結局自分の首を絞めることになると思う。

2014年3月24日月曜日

大阪市長選

大阪市長選の結果が出た。

37万7472票で現職の橋下知事が当選した。

75万813票を集めた2011年の同時選挙と比べると半減している。

もっとも投票率の低さが際立っている今回の選挙だから、得票率で見れば今回の方が多くなる。

大阪市長選史上過去最低の23.59%という投票率。いかに関心が低かったかわかる、というものだ。

それだでなく、今回は無効票、とりわけ白票が多かったのが目立つ。

次点は「白票」と言われたぐらい。

無効票が13.53%の6万7506票。白票が4万598票。

ニュース解説者がこんなに白票が多いのを見たことがないと解説したくらい。

これで信任されたとう言いがたいね。

どうするね、橋下さん?







2014年3月19日水曜日

マニフェスト

マニフェスト、つまり政権公約である。

いまさらなんだという気がするが、昨日、テキストの校正をしていて考えた。

マニフェストってもう、死語ってきがしたからだ。

マニフェストは民主党とともに脚光を浴び、民主党ともに消えた。

そんなふうに思っている。

だから、テキストになんぞにマニフェストが登場する意味はない。

選挙公約や政権公約が昔からあって、それが今でもあるだけのこと。

「政権公約」がもっとも定着した訳語だが、
マニフェスト自体、選挙ごとに選挙を意識して変えられるものだから、
「選挙公約」を当てる場合もある。

国政レベルでは2003年に衆議院の選挙の際に民主党が発表したのが、最初になるのか。

2009年の衆議院選挙ではすべての党からマニフェストが出され、マニフェスト選挙ともよばれた。

ただ、このとき政権を担った民主党がこのマニフェストを実行できなかった。

だからこそ、マニフェストが死語になったんだと思ったのだが。

2003年には北川三重県知事がローカルマニフェストを提唱し、
松沢神奈川県知事や片山鳥取県知事が賛同した。

一昨年の選挙ではマニフェストという言葉自体あまり聞かなかったように思う。

だからまあ、のこの記事となるわけだが、
テキストはマニフェストがそのまま残った。

まあ、あたりまえか。

2014年3月18日火曜日

集団的自衛権

集団的自衛権を認めることを閣議決定で決める。

そんなことが可能なのか。

そもそも安倍総理は憲法改正条項の改正を望んでいたはず。

それができそうにないから、閣議決定でということなのだろう。

内閣が改造されたあたりで、ホンキでやりそうな気がする。

それにしても、これに関しては、「司法の怠慢」だと思うけれど。

自衛隊が違憲かどうかの判断も避けているのが実情。

「司法」は国会に対しては「一票の重み」とかは「政府」の怠慢を言う割には、
この問題に関しては、裁判所自身も逃げていないか?と思うのである。

裁判所が白黒つけずにここまできたから、
安倍総理のようなちょっと図に乗っていないか?という発言が出るのではないか、と思う次第なのである。

憲法違反だという判決になれば、それはそれで「この憲法じゃいかん」とかなるのではないだろうか。

しかし、そんな風に波風を立てないのが日本人。

今までの司法が日本人らしい解決を図って来たとするなら、
日本人らしい解決の仕方ってどこにあるのだろう。

閣議決定などで決められることではない。

2014年3月17日月曜日

キム・ウンギョン


横田めぐみさんの娘の名前はキム・へギョンと言われてきた。

当人はキム・ウンギョンだという。

だから、キム・ウンギョン。

それはそれでいい。


彼女と横田めぐみさんのお父さんとお母さんが会った。

モンゴルでのこと。


キム・ウンギョンは結婚してすでに娘もいるという。

でも、孫だ。

横田めぐみさんのお父さん、お母さんも高齢なので、会えるうちに会いたかっただろう。


家族会との約束違反にもならないし、会いたい気持ちもかなえられる。

それがモンゴルと言う第3国になったのだろう。

横田めぐみさんがもし亡くなっているのなら、ほんとうの遺骨とかはどこにあるのだろう。


なくなったのならなくなったで確かな証拠がほしい。

不確かな情報で、待つ桃身もつらいのだと思う。




2014年3月12日水曜日

大山で遭難

雪の大山で遭難者が出た。

岡山県の山岳クラブのメンバーで、岡山市や倉敷市の人のようだった。

「そこに山があるからだ。」という名言を吐いたのはだれだったか、
まあ、「山があるから登りたい。」という気持ちもわからぬではない。

人は目標があれば、達成したくなるものだからだ。

たとえば、男性小便器にハエが止まっていれば、
そこで用を足している男子はそのハエを狙い撃ちするものだという。

あくまでたとえで全然別個のことかもしれないのだが、
そこにある気持ちは同じようなものなのではないか、そんな風に思った。

たぶん、人は目標達成の努力をして生きるものなのだ。

それを「いきがい」というのではないか。

ただ、できもしないことは「目標」にならない。

だからまあ、「そこに山があっても登りたくない」人はたくさんいる。

特に冬山などには。

でも、何回かやると病み付きになるものなのかもしれない。

「そこに山があった」だけでなく、
「それをのぼってみたいと思った最初の気持ち」っていうのも大切だと思う。

「初心忘るべからず」というのも、大切な言葉なんだろうと思う。

ひとつのことはさまざまなことに通じている。

「すべての道はローマに通ず」ということわざもある。

何にしても、地上からの捜索隊が見つけた二人が生きていればいいのだけれど・・

ヘリコプターの発見したひとりは死亡が確認されたようなので。

2014年3月10日月曜日

消えた飛行機

マレーシア航空のボーイング777機が、突然消息を絶った。

クアラルンプールを出発して、北京へ向かう途中の南シナ海でのこと。

消息を絶ったのが、8日未明。いまだに確実な情報がないようだ。

現在が10日の午後6時50分。

こんなに長くどこへ行ったのかわからないものなのだろうか。

推理小説じゃああるまいし。

マレーシア航空の残骸らしきものが見つかったとの報告もあるが、確定はしていない。

やはり、自爆テロかなんかで機体がばらばらになっているのだろうか?

イタリアとオーストリア人のパスポートが盗まれ、
そのパスポートで成りすましの客がいたという報道もあった。

その人たちによるものだろうか?

それなら、ヨーロッパの人によるテロってことになる。

陸地に突っ込んでいれば、多分もうどこにつっこんだのかわかっていないとおかしい。

だとすれば、やはり海。

南シナ海上で引き返そうとしたのではないか、ということまではわかっているらしい。

そして、その後・・。

すべてが海の藻屑となっていれば知るすべはないのだろうか?

残骸のいくつかが発見できて、あとはご想像にお任せします・・てっことなのだろうか。

2014年3月7日金曜日

最高裁判所長官の指名

三権分立のところで出てきたのだが、
最高裁判所のトップである最高裁判所の長官を指名する権限は内閣にある。

内閣のトップである内閣総理大臣の指名は国会の権限である。

もちろん、これらの権限に対抗して、裁判所には国会が作った法律が憲法に違反しないか、
違反していればそれを無効化する権限が、
また、内閣に対しては内閣がつくったあるいはおこなった命令、規則、行政処分などにたいして、
憲法違反がないか調べて、憲法違反があれば無効化できる権限が与えられている。

三権がお互いに抑制しあう権限がこれである。

定年間近(定年は70歳)の竹崎博允長官が健康上の理由で辞任。
後任として寺田逸郎氏が内定している。

最高裁判所長官は大学教授がなったり、弁護士や検察官がなったりしてるらしいけれど、
最近はずっと最高裁判所裁判官がなっているらしい。

内閣に強大な権限があるが、内閣の意向に沿う長官を指名するということでもないらしい。

実際には退官する長官が後任を選び、内閣ではその人を指名するのが慣習であるということだ。

実際、長官は自分の意見を通すことが大切なのではなく、裁判官の意見をまとめるのが大切であるらしい。

このへん、「らしい」が多く、あいまいだが、読んだだけの知識なのでこんな風になってしまう。

ちなみに、竹崎元長官は裁判員裁判制度の導入時の長官で、寺田次期長官は親子二代での就任だと聞く。

総理大臣の名前は知っていても最高裁長官の名前は普通知らない。

こういうときくらいは覚えておこう。

2014年3月6日木曜日

クリミア半島

「クリミア」と言えば、「クリミア戦争」。

「クリミア戦争」といえば、「ナイチンゲール」。

「クリミア」という地名から、「ナイチンゲール」を連想する人は少なくないだろう。

その「クリミア」が今もめている。

っていうか、ロシア軍が駐留して大変な騒ぎだ。

もとはと言えば、ウクライナのデモが原因なのである。

昨年末からのデモで、ヤヌコビッチ大統領が逃亡という事態が発生したこと、そういったことと関係がある。

そもそも、親EUと親ロシアで対立しているウクライナのお国事情。

ヤヌコビッチ大統領は親ロシアである。

もはやクーデターかとも思われるデモ(中国とかではデモといわずテロと言っているらしい)だが、
このデモを起こした側が、親EUである。

で、クリミア半島がロシア人が多い。住人の58%がロシア人だという。
(ちなみにウクライナ人は24%である。)

歴史的にもそれぞれが複雑でいろいろあるようではある。

その中でもクリミア半島は本来ロシアの領土だと考えているひとは多いようだ。

ウクライナ系のフルシチョフがウクライナに移管しただけ、と考えられているようである。

もちろん、ソ連時代の話。

ロシア軍駐留も一方的にロシアが悪いわけではなさそうだ。

これからどのような経過を経てどのようになるのか関心がもたれるのは確かである。

2014年3月5日水曜日

大阪都構想

橋下市長の大阪都構想がうまくいっていないようだ。

県知事を辞任して、W選挙をおこなったところまではよかったと思うのだが・・。

米軍に関する例の発言以来、橋下人気が盛り返さない。

大阪都に関しては、堺市長選あたりからどうも府民、市民がついてきていないような気がする。

劇場的な手法で盛り上がっている時はよかったんだが、
一旦さめると悪いところばかりが目立ってしまって、
「別にそこまでしなくてもいいじゃん」的な雰囲気になってしまうのだろう。

世の中、あまり何事もなく進んでいると、
人々は何か大きなことを望むのだと思う。

それが東日本の震災がおこり、それ自体が大きな出来事だったうえ、
福島の原発は国際的な政治問題煮まで発展してしまった。

さらに東京オリンピック招致が決まり、国民の関心はそちらの方ばかりになってしまった。

関西の地盤沈下が言われて、なんかそれの反動みたいな「大阪都構想」。

橋下市長の辞任、出直し選挙となるわけだが、橋下氏の思惑通りには進まないようである。