2012年8月31日金曜日

8900円割れ

アメリカ市場の下落を引き継いで始まってしまった。

なかなか株価は読めない。

もっとも読めると大もうけとかが出来るんだろうけれど・・。

そういうふうになって(読めないようになって)いるんだろうね。

昨日終値が9000円を割ったのが2週間ぶりなら、
今日取引中に8900円を割ったのも2週間ぶり。
(取引開始が8900円を割り込んだ)

100円も違うのにこれってどういうことなんだろう?

この一夜のうちに、昨日以上にがたがたになったんだろう。

円がもう少し安くなって、株価がもう少し高くならないと、
ほんとうに日本経済は持たないんじゃないか、とかホンキで思う。

シャープとかもホンハイにカネも出してもらうが、
リストラもかなり進んでいるから。

輸出企業はきついよねえ。



2012年8月30日木曜日

カワウソ絶滅

環境省がレッドデータを見直し、その際、二ホンカワウソを絶滅とした。

カワウソとかもともとあまりなじみがないので、だからどうだという感慨はない。

自分の中では、カワウソと言えば、「解体新書」

杉田玄白、前野良沢らが「ターヘルアナトミア」というオランダの医学書を、
オランダ語のいろは(ABCかな)もわからずに苦心して翻訳したあの「解体新書」である。

それがカワウソとどう関係があるのかといえば、
「解体新書」以前の日本の医学書で人間の体の中は、
カワウソを解剖して書いていたらしいからである。

だから、杉田玄白らがそいった本と実際の人間の解剖(許可をもらって罪人を解剖したらしい)をして比べてみたというエピソードを読んだことがあるからだ。

(確か当時は小学館から「小学○年生」のがあって毎月それを読んでいたから、それの中に書いてあったんだと思う。)

別に犬や猫でも良さそうだが、カワウソだったというのがよくわからない。

まあ、犬は生類憐れみの令とかで、人間より大切にされていたからなあ。

猫じゃあ小さいだろうね。

豚くらいでも・・当時豚なんか飼っていたのかなあ。

豚肉なんて食べてはいないだろうか・・。

カワウソって当時はそれくらいどこにでもいたんだろうね。

絶滅なんて考えもしないくらい。

2012年8月29日水曜日

ドラえもんの科学未来展

岡山デジタルミュージアムで「ドラえもんの科学未来展」が開かれている。

(どうでもいいことだが、「どらえもん」で入力したら、「ドラえもん」とちゃんと「ドラ」がかたかなで「えもん」がひらかなで出てくるんだなあ。)

ひみつ道具を最新の科学で再現しているわけだ。

たとえば、「スーパー手袋」をはめると握力が増幅され、かたいボールが木っ端微塵になると言う。

(スーパーマーケットで使用する、あるいは打っている手袋とかいうおちではないようだ。)

透明マントは「再帰性投影技術」という技法を使っているらしい。
(要するにマントはスクリーンで反対側にプロジェクターから反対側を映しているだけ)

さらにはタケコプター。
世界最小のヘリコプターが展示されている。

聞くところによると、タケコプターは場を無重力状態にする装置なのだそうだ。
だとすれば、これら科学による再現は全部ニセモノということになる。

どっちがニセモノかはなんとも言えないが・・。

2012年8月27日月曜日

尖閣上陸ビデオ公開

台湾の活動家らが尖閣諸島に上陸した事件で、
海上保安庁によって撮影された録画の一部が公開された。

海上保安庁の制止を振り切るところは、
今後への影響を考え、公開されなかった。

コンクリート片を投げたりしているのを問題視している人もいるが、
「強制送還」ということでおおむね問題はなかったのだろう。

先年の漁船のように、船体ごとぶつかってきたりということはなかったようだ。

それにしても、尖閣諸島は問題が多い。

尖閣諸島の周に資源がたくさんあるからだ。
水産資源は言うに及ばず、多くの鉱産資源、エネルギー源があるようだ。

中国はこれが見つかってから、
いろいろ言い出したところがある。

結局、それがめあてなのかよ、という感じだが、
「じゃあ、君にあげるね。」ともいえないのが日本ではある。

領土問題は国と国との争いだから、戦争にもなりかねない。
古来多くの戦争が領土問題から生じている。

「粘り強く」がちょっとむなしく響く、領土問題である。

2012年8月25日土曜日

竹島問題

竹島問題は東アジア統治のためアメリカが仕組んだとも言われている。

真実かどうかはわからない。

だが、納得できる話ではある。

日本側からすれば、明らかに日本領なのだが、
韓国側からすれば李承晩ラインはアメリカが認めたもの。

韓国が実効支配していて、大統領が上陸したのもロシアと同じ。

日本が韓国と仲良くするより、仲たがいしてくれていた方がこの地域をまとめやすい。

これはもともと欧米の植民地政策だとも聞く。

支配しているところは互いに仲良くされるより、仲が悪い方がいいのだろう。

迷惑な話だ。

国際司法裁判所に提訴すると言う日本の立場を支持しないのも
結局アメリカにとって都合がわるいことがあるからではないのか。

そうも思えてくる。

国連中心なんてそもそも日本の幻想に過ぎない、
なんてそんなことも感じられる、昨今の動き。

いろいろな意味で、竹島領有は粘り強く主張していかなければならないと思う。

2012年8月24日金曜日

脱原発アンケート

脱原発のアンケートにいかほどの意義があるのかまではわからないが、
少なくともアンケートの結果によれば、
国民の6割近くが10年以内に脱原発を望んでいることがわかる。

事故後の影響がまだ残っている時に、脱原発を考えない人は少ないと思う。

だから、この結果は当然だと思う。

問題は科学的に見て、原発はどうなんだ?
コストは?
安全性は?
地球環境に与える影響は?

この前の事故は人災だといったじゃないか。

じゃあ、悪いのは人じゃないか。
原発それ自体ではないのではないか。

でもそれってちょっとした論理のすり替え?

オスプレイのモロッコ事故も
操作していた人が悪いことになっていた。

それじゃあ、ほんとに調べたと言えないんだよなあ。
そんなことを考えるアンケートの結果だ。

2012年8月23日木曜日

大阪桐蔭、春夏連覇

夏の高校野球で桐蔭大阪高校が春の甲子園決勝と同じ相手である、
青森県の光星学院高校を下し、史上7校目の春夏連覇を成し遂げた。

大阪桐蔭高校は、夏春夏の3季連続の決勝進出でもある。

桑田、清原のPL、尾藤監督の箕島、松阪の横浜など、かつて甲子園を湧かせた、
数ある高校に匹敵する力を見せ付けた格好である。

光星学院高校は2季連続決勝進出を果たしながら、
二度とも大阪桐蔭の前に敗れ去ったことになる。

白河の関を渡れないといわれる真紅の優勝旗、今回もまた決勝で涙を呑んだ。
(北海道へは行っている)

閉会式での言葉ではないが、
白河の関を越える日も近いことを感じさせる光星学園の活躍ではある。

それにしても、大阪桐蔭は強かった。
まさに「横綱」の風格である。

ピッチャーの藤浪くんの長身(195cm)から投げおろす、速球や変化球に
光星学園の選手たちは手を焼いていた。

そして、夏の甲子園が終わった。

この大会が終われば、それぞれの学校が新チームを結成する。

また、次の春夏をめざして・・。

2012年8月22日水曜日

日本人記者、銃撃戦で死亡

内戦状態が続く、シリアを取材していた日本人記者が銃撃戦で亡くなった。

女性ジャーナリストの山本美香さん(45歳)である。

ジャパンプレスという独立系の通信社に在籍しており、
かつて、すぐれた国際報道に送られるボーン上田特別賞を受賞したこともあるという。

政府軍の攻撃を受けたらしい。

こういうところで取材をするわけだから、危険は最初からわかっていたのだろうとは思う。

けれども、あえてそういうところで取材をすること(事実を伝えることが)が、
世界の平和に繋がると考えたのだろう。

ご冥福を祈ります。

2012年8月18日土曜日

尖閣と竹島

尖閣諸島に上陸した香港や台湾の活動家14人が強制送還されることになった。
領土、領海に対する侵犯以外に犯罪が認められなかったからだ。

向こうからぶつかってきた漁船の時とは違うので、政府の対応としてはこれでよいのだろうと思う。

それにしても、尖閣、竹島と領土問題関係の事件が続く。

韓国大統領の竹島訪問とあいまって、オリンピック、サッカー男子での事件。

やはり、スポーツマンシップという意味では、どうなんだろう?
やっぱり「韓国は・・」と思わざるを得ない。

結局、日韓戦にかける韓国の思いはそこなんだよな。

こういうことがあるとどうしても、韓国はやっぱり「遅れた国」だと思ってしまう。

それは日本が植民地にしていたからではないと思う。

文化的な成熟が遅れたのも日本のせいなんだろうか?


いずれにしても、底にあるのはロシア首相の北方領土訪問。

日本の弱腰が表れていて、尖閣や竹島も右へ倣え、の感がある。

日本はどうすればよいのだろうか。

2012年8月17日金曜日

人類の出現

人類の出現は従来、4百万年から6百万年前とされてきた。

しかし、6百万年から7百万年前の人類の化石が発見されており、ずれが指摘されていた。

これに対し、京都大など日米独英の共同研究チームが、
人類がチンパンジーと分かれたのは、7百万年から8百万年前であると特定したことが、
13日付のアメリカ科学アカデミー紀要に発表された。

研究チームはより精度の高いデータを用い、
ヒトとチンパンジーの世代交代、DNA変異の起きる確率などから、
人類とチンパンジーの祖先が別れた時期を分析した。

特に今回は野生のチンパンジーの世代交代平均年数の精度を高めたと言う。

昔からアウストラロピテクスが4百万年くらい前で、これが人類の起源と言われていたが、
どんどん新しい(古い)化石が発見され、逆にだんだんわからなくなってきた感じが強い。

今後さらに新発見があるのだろうが、この年代あたりが限界になるのだろう。


2012年8月16日木曜日

大和ミュージアム

16日、呉市の大和ミュージアムに家族で出かけた。

行きは高屋から竹原を廻ったが、高速は途中で途切れており、一般道で呉へ、
帰りは呉から高速で広島東に繋がっていた。

10分の一の模型や呉の歴史などさまざまな展示が目を楽しませてくれた。

それから、お好み焼きを食べて、
平清盛の大河ドラマのロケ資料館(名前はなんだったか忘れた)に行った。

松山ケンイチの写真とともに写真を撮ってもらったが、
1000円必要だったので買わなかったら、名刺サイズの写真をくれた。

宮島にも行こうかと思ったが、遅くなりそうだったのでやめた。

あまりいろいろなところには行っていないが、のんびり出来たとは思う。

ちょっとそこまでという感じで、
まあ、あまりばたばたしないのもいいのではないかと思う。

2012年8月15日水曜日

橋下新党

橋下新党が動き始めたようだ。

野田総理の「近いうちに解散」発言に伴って、
今国会中の解散もありとしての、国会進出への動きである。

安倍晋三元総理に対して、中核的な参加も呼びかけているようだが、
自民党での総裁選擁立の動きもあり、まだ見えない部分が多い。

それにしても、山口県。
保守王国は事実だし、自民党がやたら強い県ではある。

しかし、維新と言えば山口県。
安倍元総理が入れば、橋下維新のイメージもより強くなるような気がする。

他にも民主党の松野氏、自民党の松波氏など、
「道州制型統治機構研究会」のつながりもあるし、
「みんなの党」や他の自治体の首長との連携もある。

民、自、公の保守合同対橋下維新の対決構図とかなれば、おもしろいと思う。

それにしても、これらは全部いわゆる保守党なんだよね。

日本は危機に際しては、いつも保守党ががんばるんだね。

2012年8月14日火曜日

謝罪文

韓国サッカー協会から日本サッカー協会へ謝罪文が届いた。

オリンピック男子サッカー3位決定戦終了後、
韓国の朴鐘佑選手が竹島領有を主張するメッセージを掲げたことで、
13日付で韓国サッカー協会から謝罪文を受け取ったというもの。

この韓国選手は本来メダルを取ると兵役の義務が免除されるが、
メダル剥奪に伴って、この選手の兵役の義務は免除されないのではないかということが
取り沙汰されているようだ。

大統領の竹島訪問自体問題があろう。
そういう時期だけに、この選手だけに責任をかぶせるのはかわいそうな気もする。

ただ、韓国は日韓戦にスポーツ以上のものを入れ込んでいると感じられるのは確か。

女子バレーは同じ3位決定戦で日本が勝ったが、政治色はあまり感じられなかった。

むしろ、前評判では分の悪かった日本がよくがんばったと言う感じだったと思う。



2012年8月13日月曜日

ロンドンオリンピック閉幕

日本が日本史上最多のメダルを獲得して、ロンドンオリンピックが終わった。

ホスト国のイギリスはなんと、金メダルが29個。
今後もこんなに多いかというと、まあホスト国だからということもあろう、
普通はそこまで力を入れられない。(お金をかけられない)

中国は北京大会で51個の金メダルをとったが、今回はずいぶん減らした。

いずれにしても、ホスト国の強みはある。

日本も、2020年に東京でオリンピックを開いて、たくさんのメダルを取って欲しいもの。

それが震災からの復興の象徴になればいい、とも思う。

オリンピックは政治や経済から中立でなければならないが、
経済発展の象徴であってもよいとは思う。

ソウルにしても、北京にしても、そのときの経済成長はすごいものがあったと思う。
多少時間差はあるかもしれないが・・。

シドニーやアテネはどうなんだろう?

アテネはちょっと・・・。

これはまあ、先祖がえりみたいな別の視点でみないといけないのだろうな。

それと同様なのがロンドンか・・。

だとすれば、リオの次はこの先祖がえりみたいなので「東京」ってどうかな。

2012年8月12日日曜日

竹島問題

韓国大統領が竹島を訪問したことが、日本側の反発を招いている。

日本側とすればとんでもないことだが、
進展の見られない従軍慰安婦問題などを、
よい方向(韓国にとって)に向かわせるための突破口なのかもしれない。

この問題に対して日本は、
国際司法裁判所(ICJ)への提訴を検討し始めた。

このことに対しても、韓国与党報道官は、
「盗人猛々しい」などと批判した。

国際問題を解決するためには、武力を潔しとしない日本人にとって、
国際司法裁判所に提訴することはほとんど唯一と言っていいくらいの方法である。

さもなくば「泣き寝入り」であるからだ。

ここで変に思うのは、「韓国がICJへの提訴に反対していること」である。

正しいことをしているのなら、どうどうとルールにのっとってそれを主張すればいいじゃないか。

なんで韓国は「司法的な解決」を嫌うのか?

やっぱり「やましいところ」があるんじゃないか。

そうかんぐられてもしかたるまい。

2012年8月11日土曜日

日韓戦

オリンピックの団体競技で、日韓戦が話題になっている。

女子バレーと男子サッカーだ。

いずれも3位決定戦である。

男子サッカーは今朝ほど、2-0で韓国が勝利した。

女子バレーも苦戦が予想されている。

それにしても韓国。
日本が相手だと燃えてくるのがよくわかる。

これは植民地だったことの腹いせなのか。

それとも隣国同士のライバル意識か。

当然両方なんだろうが、そろそろ後者に偏ってもらいたいものだ。

2012年8月10日金曜日

消費増税関連8法案成立

消費増税関連8法案が成立した。

2014年4月に8%、2015年10月に10%となる。
(1997年橋本内閣で3%から5%に引き上げられて以来)

新しい年金制度や後期高齢者医療制度については、
来年度設置される社会保障制度改革国民会議にて。

では、実際に成立した8法案とは、以下のようなものである。
①消費増税関連2法案(8%、10%と段階的にあげること)
②子育て支援関連2法案(保育への民間参入など)
③年金改革2法案(厚生年金と共済年金の一元化など)
④社会保障制度推進改革法案
⑤認定子供園法改正案

さて、問題は「近いうちに」はいつを指すか。衆議院の解散時期である。

輿石さんが今国会に解散できる状況にないと言っていたのは、
それだけ、重要な法案が目白押しだということだったのか。

私としては、今選挙になったら(負けるから)困るという意味かと思った。

2012年8月9日木曜日

伊調香、オリンピック3連覇

柔道も振るわなかったとはいえ、女子柔道は松本が金メダルを取った。

レスリングの女子は、いきなり金メダル2個。

小原日登美と伊調香だ。

もちろん、金メダルの可能性自体は高かった。
伊調はオリンピック2連覇中だったし、小原は世界選手権2連覇中だ。

その期待に応えられるだけの力があったということだろう。

オリンピック3連覇はそう簡単に成し遂げられることではなかろう。

レスリング女子はまだ吉田沙保里がいる。

旗手は金メダルが取れないというジンクスもあるらしいが、
そんなジンクスは突き破って欲しい。

そういえばサッカーも男子は準決勝で涙を飲んだ。
なでしこは決勝進出を決めている。

男子は予選落ちした、バレーも中国に勝って準決勝進出だし、
女子の活躍が目立つのはどういうことなのか。

日本人は男子より女子がすごいのだろうか。
そうかもしれない。



2012年8月8日水曜日

夏の甲子園、開幕

夏の甲子園が開幕した。

柔道からレスリングへ、水泳から陸上へ。

オリンピックも後半戦へ突入!

そして、夏の甲子園が開幕した。

まさにオリンピックイヤーの熱い夏。

選手宣誓、始球式では、被災球児たちが、活躍したらしい・・。

っていうのは、テレビすら全然見ていないから。

高野連会長の挨拶では、「オリンピックに負けないように」との言葉もあったようだ。

今回は特にヘリコプターからの始球式があったとも。


暦の上では秋が来て、夜は少しすずしさを感じないでもない。
それにしても、日中は暑い。

暑さには熱さで対抗しよう。

自身も充実の夏へ。




2012年8月7日火曜日

立秋

昨夜は、この夏、もっとも寝苦しい夜だった。

暦の上では秋が来るというのに。

二十四節季のひとつの「立秋」。

8月7日か8日がこれにあたるわけだ。

だから、その前の日が節分ということなのだろう。

真夏に節分もへったくれもないが、スーパーで恵方巻を売っていたので、それとわかった。

でも、真夏ではやっぱり、気分がでないなあ。

うなぎじゃないと。

でも、もしかして恵方巻夏バージョンとして、
巻きずしの中にうなぎが入っていたらおもしろいかもしれない。

あなごまきならぬ「うなぎまき」である。

うまいことやれば流行るかもしれない。

小僧寿しとかやんないかな。

あまり食べようとは思わないけれど。

2012年8月6日月曜日

近代5種競技

なぜ突然、近代5種競技なんだろう?

以前、読んだ高石ともやさんのエッセイを読んだ時、
近代5種は戦争の象徴だが、トライアスロンは平和の象徴だと言うことを書いていたのを
思い出したからだ。

なぜ思い出したかはわからない。

オリンピックや平和の話題が多かったから、
それとのからみで芋づる式に思い出しただけだろうと思う。

近代5種競技は、マラソンの故事と違って、ナポレオン時代のフランスの故事に基づく。

敵陣を突っ切って自陣に戦果を報告するために、騎兵将校は
馬で敵陣に乗り込み、敵を銃と剣で打ち倒し、川を泳いで渡り、丘を走り抜けた。

このことから、
フェンシング、射撃、馬術、水泳、ランニングの5種目の得点を総合して争うようになった。

それに対し、マラソンも水泳も自転車もただ単に距離が長いだけ。
単調にしかも飽きずにそれを続けるところに意義があるトライアスロンは、
平和の象徴であるとの論旨だったと思う。

平和とは「忍耐」と関係がある。「冷静」と関係がある。
江戸時代という類まれな平和を生み出した徳川家康の東照公遺訓なんかがそんな感じだ。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如しだっけ。

平和の戦いは「熱くなった方が負け」だと思う。



2012年8月5日日曜日

原発について

福島の被害にあった人たちが、原発に反対する姿が放映されていた。

「ふるさとを失くした人」「大切な人をなくした人」の言葉は重い。

彼らの言葉を聞けば、あるいはもし自分がその立場だったら、
私自身、原発に反対しているかもしれない。

しかし、私は彼らの言葉にどうしても違和感を覚えるのだ。

「ふるさとを失くしたひとのことを考えれば、原発再稼動などできるわけがない。」
そう言い切る彼らだが、
彼らがふるさとを失くしたのは、ほんとうに原発のせいなのか?

事実、国会の事故調では、「人災」決め付けている。
であれば、「原発」そのものにその矛先を向けるのはおかしくはないか?

人災なら人災で、人を糾弾し、責任を取らせるのが筋なのではないか。
「原発」自体に責任はないというなら。

いかに過失がなかろうと、事故があったなら、それを作った人に責任がある。
それは「製造物」だけに限ったことではない。

反原発が反戦争のように感情論に流されてしまっては、
多くの支持を得ることはできないだろう。

原発はまず、それにかかわる組織を整えるべきだ。
再稼動はその上ですればいい。


2012年8月4日土曜日

日本柔道男子、金メダルゼロ

オリンピックで柔道が正式種目になって以来、ずっと取り続けてきた金メダルが、
ロンドンオリンピックではゼロに終わった。

男女あらゆる階級で見ると、女子の松本がただひとり金メダル。

伝統の柔道男子からするとありえない結果ではある。

男女7階級合わせて、56個のメダルは23の国と地域に分け与えられた。

この現象をどうとらえるか?
日本の凋落と見るのが自然なのだろうが、(事実篠原監督は辞任を示唆しているとも聞く)
日本発祥の柔道が国際化したことの表れとも言えるのではないか。

日本人が優勝するのがよいのであれば、
国際化しないで、国技として伝統を守り続ければいい。

柔道が「国際化」を選んだ時点で、いつかはこうなることがわかっていのだと思う。

世界選手権でも、金メダルはほとんどなくなっていた。
今回のオリンピックで金メダルが取れなくても、決しておかしな状況とはいえない。

判定にビデオが持ち込まれだした昨今、
われわれはここまで国際化した柔道を喜んでやるべきかもしれない。

2012年8月3日金曜日

オリンピック開催地

2008年は北京だった。その前の2004年がアテネ。

2000年はQちゃんが優勝したシドニー。

1996年がアトランタで1992年がバルセロナだ。
鈴木大地がバサロ泳法で金メダルを取ったのがバルセロナだったよなあ。
バルセロナとアトランタの両方でメダルを取ったのが有森裕子だ。

ソウルは1988年と80年代だったっけ。ずいぶん遡るなあ。

1984年がロサンゼルス、1880年がモスクワだ。
この二つは冷戦のため、政治的に利用されたんだ。

モスクワに出られなかった山下がかわいそうだったんだなあ。

1976年がモントリオール。1972年はミュンヘンだ。
アニメ「ミュンヘンへの道」で男子バレーがリアルタイムで金メダルを取った。

1968年がメキシコで日本サッカーが3位に入り銅メダルを獲得した。

そして1964年が東京だったわけだ。

2012年8月2日木曜日

内村、個人総合金メダル

体操男子の内村航平が個人総合で金メダルを獲得した。

北京で銀、世界選手権で金と、
今回のオリンピックでは当然のように金メダルが期待されいた内村航平。

「夢のようだ」とのコメントは残しているが、見ているわれわれは当然と考えている。
それがプレッシャーとなり、予選での失敗を招いたのかもしれない。

まあ、だからこそのコメントと言えるのかもしれない。

1984年以来、28年ぶりのこの種目の金メダル。

男子体操の頂点とも言うべき種目なだけに、特に欲しかった金メダルではある。

また、この金メダルは予選での失敗、団体での結果2位を受けて、
確実に金メダルを取るために、F難度の技を封印したという。

「夢のよう」には、冷静な客観的判断が必要なようである。


2012年8月1日水曜日

わざと負けて失格!

ロンドンオリンピックバドミントンの女子ダブルス1次リーグにて、
無気力な試合をしたとされる、中国、韓国(2組)、インドネシアの4組8人の選手に対して、
世界バドミントン連盟は、全員失格にした。

中国は世界ランク1位のペアで、韓国と戦ったが、双方負けようとする戦いで、
特に中国側がひどく、実際にこの世界ランク1位の中国のペアが負けた。

中国のペアはこの試合で負ければ、グループを2位通過。
世界ランク2位のもうひとつの中国ペアとはあたらずにすみ、
上位を独占できるというメリットがあった。

2位通過による、韓国側のメリットは、
準々決勝で韓国同士の対戦となり、確実に韓国勢が準決勝に進めるというものであった。

もうひとつの試合は、別の韓国ペアとインドネシアペアとの対戦。
こちらも互いのメリットのため、2位通過を狙ってわざと負けようとした。

しかし、それにしても、「2位通過ねらいがなぜ悪い」という疑念が残る。
甲子園ですら松井に4連続フォアボールを与えた投手に退場を命じていない。(あたりまえ)

失格になった選手は「勝つための敗北」を選んだのだと思う。

結果的に勝つために、目の前の試合をわざと落とすのは、
いいことだとは思わない。

けれど、ルールがそうなっている以上、そういうことがおこっても仕方がないのではないか。
正すべきはルールの方であるように、私は思う。