2014年11月28日金曜日

ユネスコ無形文化遺産

ユネスコ無形文化遺産に「和食」に続き「和紙」が登録された。

ユネスコ無形文化遺産は、あまり知られていなかった気がする。

だから、それに登録されてもどうだって言うんだって言う感じが強かった。

「和紙」は、日本で22番目の登録なのだから。

それまで何が登録されているか知っていた?と聞かれたら「和食」以外を知る人は少ないだろう。

「和食」が「ユネスコ無形文化遺産」を有名にしたという感がある。特に日本では。

だから、「和紙」が登録されたら結構みんなが騒いだのだ。

「和紙」は全国各地にその伝統を残すが、「和食」ほど一般的ではない。

それだけに「文化遺産」的ではあるが・・。

「能」「歌舞伎」「浄瑠璃」などは本当に日本伝統文化という気がするが、
ほかの地方に伝わる踊りなんかは、あまり日本の伝統文化という気がしない。

まあ、「和紙」とか「和食」というくくりは、どうも文化遺産にはそぐわない気がするのだが、どうだろう。

やっぱり、「美濃和紙」とか「京のなんとか料理」とかの方が文化遺産的ではある。

もっとも無形文化遺産に登録されたから、ユネスコが守ってくれるわけではない。

「大切にしろよ」と言われたわけだから、大切にするのは我々である。

われわれはもっと伝統というものを考えないといけないと思う。



2014年11月26日水曜日

入試の英語

今日の朝日新聞に、入試の英語に対してどうあるべきかという二人の意見が載っていた。

それぞれ誰が喋ったものとかは載っていなかったのだが、その中で興味をひかれる意見があった。

それは例えばノーベル賞の科学系の受賞者に、韓国人や中国人はいなくて、アジアでは日本人ばかりだということ。

これは、ひとえに日本人の賢さを示すものだと思っていたが、

そうではなく、日本語で最先端の学問ができるからだという。

日本語の物理学、化学、生理学にはそれだけの蓄積があるということだろう。

技術的にも、環境的にもそうなのだろうと思う。

それはつまり、日本語による情報の蓄積のおかげであるとも言えるのである。

だから、「よみかきそろばん」みたいにすべての人が、英語を操れる必要性がないのだ。

なるほどなあ、である。

確かにこれからの世の中、英語ができないとビジネスはできないだろう。

グローバルな結びつきが必要だから。

そういう系統の学部でしかも、将来、ビジネスに役立つ人材を輩出したい大学もあるだろう。

そういうところは、TOEICなどを使えばいいと思う。入試にしてもそちらよりにすればいいと思う。

でも大学は、グローバルな企業の社員を育てるためだけの学校ではない。

専門的な学問をするための場であるはずだ。

そこで学んだことが、将来役立つ必要はないのである。

読めれば良い、せいぜい書ければ良い。

たしかに大学入試にリスニングはナンセンスだろうと思う。












2014年11月25日火曜日

衆議院の定数

衆議院の定数は長らく480だったが、今回の選挙から475に減る。

もっとも減っても、一票の格差は2倍以上なんだから、これはもうまた、区割りを変えなければならない。

日本の国会議員は多いみたいなので、やっぱり定数削減みたいな方向で動くんだろうなと思う。

高知、山梨、福井、佐賀の4県が対象、ということは、二つの区が対象の県がひとつあるってことか。

2013年の6月に国会で可決してから、現在まで選挙かがなかったから、今回の選挙で初めて適用される。

なんせ、前回の衆議院の選挙はそれが理由で、無効という判決が出た裁判もあったほど。

国会議員を切り詰めよう。まずはそこからだろう。

2014年11月23日日曜日

朝三暮四

朝日新聞に今度の解散を朝三暮四の故事にみたてた記事があった。

「それは言えている。」と思ったので、書いてみた。

というのは、消費税先送り。

消費増税を決めて国民に信を問うのではなく、逆に先送りを決めて国民に信を問うという、
なんともこずるいやり方についてだ。

今回が「朝」で、1年半後が「暮」だ。

まさに「汝に橡を与ふるに」っていうやつ。

結局、トータルしたら同じなのに、「つらいこと」である「橡の実みっつ」つまり「消費増税」を
後回しにしたら、猿たちは大喜びしたということだ。

「楽しみ」である「橡の実よっつ」つまり「消費増税凍結」を先にしたら、猿たちが大喜びしたと言い換えてもいい。

どっちにしても、国民をこの猿たちにみたてているわけである。

「なめられたものだ」と結んでいたが、どうなのだろう?

確かにこの解散には大義がない。

2014年11月21日金曜日

選挙の争点

今日、衆議院の解散が閣議決定された。

12月14日が投票日である。

黒田管兵衛の最終回がこの日なので、放映できないかもというもっともな心配の声が聞こえてきた。

まあ、人によっては、選挙より大河ドラマかもしれない。

それはそうと、野党によれば「大義なき解散」。

勝てる時に選挙しようという与党のよみ。

桃李党略に過ぎないが、それも政治なんだろう。

みんなの党は解党、生活の党も好きにしていいよ。

すこしずつ民主党に戻っているのかなあ。

民主党と維新が結んで、次世代は与党に擦り寄る。

2大政党にならないと、小選挙区は戦えないだろう。

それに争点もぼけているから、与党がある程度不利で、野党はとても不利という状況。

だれかが当選する以上は、比較で与党が有利と言えるのだろう。

強い野党を育てねばならない。

ほんとうにアベノミクスを争点化してしまえば、どんなに批判しても、
何もしなかった民主党は自分のクビを締めるだけになりそうだ。

秘密保護法や集団的自衛権の閣議決定。

これらのことの争点化はやはり必要だろう。

それぬきに選挙協力といってもねえ。

2014年11月19日水曜日

高倉健

健さんが亡くなった。

「幸せの黄色いハンカチ」とか「鉄道員」とかが有名。

寡黙でかっこいい人だったと思う。

だから、日本中が哀しみに沈んでいるというか、高倉健さんの思い出に浸っているというか。

どこの局も高倉健追悼特集ばかりやっている。

ただ、亡くなったのは10日とのことで、それからは約1週間が経っている。

こういうのってなぜ公表しないのだろう。

ちょっと疑問に思う。

葬儀は近親者のみですませたという。

それも本人の意向とのことだから、あえて、知らせなかったのかもしれない。

で、芸能界のだれかが連絡を取ろうとしてそれが知れたということなのかもしれない。

スターとしてあえて私生活は見せなかったという。

そういうことのあらわれなのかもしれない。

スターはスターとして・・そういうことなのだろう。

ご冥福を祈ります。

2014年11月17日月曜日

7-9月期、GDP実質マイナス1.6%減

安倍総理の消費増税先送りの理由はこれだったのか、という感じである。

確かにこれで消費増税すれば、確実にアベノミクスはつぶれるだろう。

それで先送りの言い訳を解散総選挙に求めたわけだ。

たしあにまあ、こずるい。

そういえば、そんなこと(今度の解散がずるいということ)が朝日新聞にも載っていた。

解散総選挙の理由が、集団的自衛権ならまだしもという論調だったと思う。

それはそうと、沖縄県知事選挙は仲井真さんが負けて翁長さんが勝った。

県内移設反対だという。

これもどうなんだろう。

結局、アピールだけして終わりなんだろうか。

その実現性には疑問が持たれている。

日本としてはアメリカとの関係があり、沖縄としては本土との関係がある。

国内的な問題ではなく、ましてや沖縄県だけの問題ではない。

また、外交的な問題というだけでなく、軍事的な問題でもある。

日本の国をどう守るか、それはそうとう専門的な知識がないと難しい気がする。

選挙なんかでは決められないと思う。

でも、民主主義。

もう少しわかりやすくならないだろうか。

2014年11月14日金曜日

錦織、準決勝進出

ATPツアーファイナル第5日。

錦織はフェレールと対戦。セットカウント2−1で勝利した。

本来はラオニッチであったが、ラオニッチがけがで棄権。

代わりにフェレールがでてきたわけだが、今季錦織はフェレールには負けていない。

とはいえ、1セット目を奪われるスタートでどうかな、というところもあったようだ。

しかし、そこはそこ。

ミスターフルセットなんて呼ばれたことはないが、フルセットには強い錦織。

身上の粘りでフェレールを封じた。

予選B組のもう一つの試合、フェデラー・マリー戦は、フェデラーが圧勝。

今回のフェデラーの強さを印象づた。

この試合で、マリーが1セット取られた段階で、マリーの準決勝進出可能性はなくなり、
錦織の準決勝進出が決まった。

それにしても、錦織は、「勝てない選手はいない」と公言するぐらい、安定感が増した。

ランキング10位以内、5位以内を外れることがなくなる様な気がする。

世界屈指のテニスプレイヤーに成長した。

メジャーでの優勝も「あたりまえ」にやってのけそうな気がしてきた。

2014年11月13日木曜日

衆議院の解散

12月2日に衆議院が解散される?

14日には投票だって?

理由は消費税先送りのためだという。

黒田日銀総裁の異次元の金融緩和は消費増税のためではなかったのか。

わからないことは多い。

ただ、時期的には自民党有利なのだろう。

野党はまだ準備ができていない。

消費税をどうするかは、素人の理解の範囲を超えている。

増税が不人気であることはわかっているが、人気の問題でもないだろう。

おそらく、IMFなどの他国関係や三党合意などの与野党関係という信頼関係とも絡むのだろう。

消費増税すれば、景気が悪化するのは確か。

そうなれば、日本経済は立ち直れなくなるかも。

官主導でもなんでも、まずは地についた経済の再生が大切だと思う。



2014年11月12日水曜日

NARUTO最終回

NARUTOが最終回を迎えたという。

すごいことらしい。

TVアニメで、チャンネルをかえた時、一瞬だが見ることがあった。

正直何も知らない。

1999年から少年ジャンプに連載されていた漫画で、10日に発売された同誌で完結したという。

ワンピースと比肩される、世界にも知られた日本の漫画でありる。

累計部数はなんと2億冊だという。

どこかで調べてきたような話ばかりだが、その中に出身県が岡山県ということがあった。

思わず検索してみると、双子の兄弟がいて、兄弟ともども(当たり前だが)、
岡山県勝田郡奈義町の出身であることが記されていた。

えらくまあ、山間部の田舎の方なんだなあ、と思わないでもないのだが・・。

作陽高校出身らしい。

九州産業大学芸術学部。

弟はどうなんだろう?

そこまでは載っていなかった。

まあ、どうでもいいか。

川上町や境港市みたいに、漫画でまちおこし何てことはないのかな。

2014年11月10日月曜日

大胆な金融緩和と消費増税

連休前後の円安、株高は日銀による大胆な金融緩和によるものだそうだ。

まさに考えられない、株価の上昇だった。

個人的には株価の急落はあるが急上昇はないと思っていた。

こんなこともあるのだな、この時代に・・という感じである。

しかし、異次元の金融緩和政策は、こういうことを引き起こすことを改めて実証してみせた。

これは、消費増税への伏線でもあるという。

それはIMFも満足するものだとも。

しかし、消費増税によるアベノミクスの崩壊を予測する専門家も多い。

今日本は、経済上の大実験の最中だとも言う。

成功か否かはだれにもわからない。

借金漬けの体質を変えるための痛みを伴う改革。

そのカンフル剤としての金融緩和。

我々は進む道を見誤ってはならない。

2014年11月7日金曜日

認知症

父親が認知症で入院。

ただ、これはCTスキャンの結果では、脳と頭蓋骨の間に水が溜まっているのが原因で、
アルツハイマーとかとは違う。

手術で治るものだという。

実際、水を抜いてしばらくすると、脳が少し大きくなっていた。

世の中すすんだもんだと思う。

ところで、認知症。

世界で4400万人。

日本人はその1割強。世界第2位の認知症大国だ。

アメリカも同じくらいだがちょっと多くて約500万人。

それにしても、日本とアメリカの人口比が約3倍。

いくら高齢化がすすんだとはいえ、多すぎないか。

資本主義諸国でGDPが2位だったときでも、アメリカとはもっと差があったはずだ。

国家的な対策が必要になるのもわかる気がする。

年齢に関係なく生産ができればそれがいい。

認知症もとめられるといいと思う。

2014年11月6日木曜日

アメリカ中間選挙

中間選挙という名前が微妙だが、何と何の中間かというと、大統領選挙と大統領選挙の中間だ。

2年後に大統領選挙が予定されており、もちろん、2年前に大統領選があったわけだ。

上院100名のうち36名と下院435名の全員、そして州知事が50州のうち36州。

これらの選挙が一斉に行われるわけだ。

もちろん、この結果が2年後の選挙に大きく影響を与えることは言うまでもない。

結果からすれば、共和党の勝利。民主党のオバマさんは仕事がしにくくなるわけだね。

民主党の時期大統領候補はクリントンさんが取りざたされている。

アメリカ史上初の女性大統領だ。

オバマさんの時は、アメリカ史上初の黒人大統領だということで、世界中を熱狂させた。

Yes,we can.の大合唱は今も耳に残る。

クリントンさんの手腕にも期待がかかるが、この難しい局面を、オバマさんは乗り超えてもらいたい。

でないと、クリントンさんにもつながらない。

2014年11月5日水曜日

1万7千円超

日経平均株価が一時、1万7000円を超えた。

4営業日連続の上昇である。

10月の半ばには1万5000円を切っていた相場である。

日銀による株価の下支えのおかげであるというか、大規模な量的緩和によるものだという。

日銀による介入のおかげで、安心して株が買えるからだという声が聞こえる。

しかし、大規模な介入はリスクがともなう。

大量の国債を発行しても、日銀が買うことになれば、国債の信用が落ちる。

結果、利率があがったりということになれば、国の借金はさらに増すことになる。

消費増税も焼け石に水ということになりかねない。

来年の10月に予定されている消費増税はどうなるのだろうか。

これからの政府、日銀の対応には目が離せない。

2014年11月4日火曜日

ぐんまちゃん

先日のゆるキャラGPで、群馬県のぐんまちゃんが優勝した。

愛知県の常滑市のセントレアで3日に開かれたもの。

2位はふっかちゃん(深谷市)3位はみきゃん(愛媛県)である。

ゆるキャラはたしかにブームとも言えるのだが、最近はどうも似たりよったりであまり面白みがない。

くまもんがヒットしたことがおおきいのだろうが、他がたくさん出ることで、
くまもんみたいなのがよけい人気化する気がする。

AKBなんかとよく似た現象だと思う。

そういう意味では、このGPも総選挙みたいなものかな。

ただ、一度優勝してしまうと、別格扱いになるので、そこがちがうか・・。

「くまもん連覇」なんてことになった方が、面白いと思うのだが。

それが「おもしろくない」というのは、平等主義の影響かなあ。

個人的には「くまもん」以外は全部まがいものだと思っているのだが・・。