2015年4月29日水曜日

日米首脳会談

日本の安倍総理大臣とアメリカのオバマ大統領。

TPPでの連携、AIIBへの参加見合わせ、普天間基地の辺野古移設、そして何より安全保障。

さまざまな評価と批判が生まれる中、日米の仲は確実に深化しいている。


それにしても「給料上がらんぞ」「おまえが戦争へいけ」といった卑近なレベルで捉える政治批判ってなんだろう?

まあ、民主主義だからそこはあって当然だろう、でも、為政者としては無視すればいいことなのだろうとは思う。

とはいえ、わかりやすい分、力を持つと間違った方向にすすみかねない。


「理論的な思考がない」という意味では、戦時中の「非国民!」とかいう批判と同じなのかもしれない。

矛先が違うだけで。


台頭する中国、ロシア。

かつての冷戦を思い出させる。

そして、我々は太平洋周辺国としてグローバルアメリカの一部になろうとしている。

そんなふうに見えて仕方のない日米首脳会談である。



2015年4月28日火曜日

大阪都構想

大阪市と大阪市の二重行政を排除して大阪都にする。

そんな構想を実行するのかしないのか、5月17日に大阪市で選挙が行われる。

賛成派反対派の勢力は拮抗しており、どちらが勝つとも予断を許さない状況だ。

大阪市以外の府民にどうして選挙権がないのか、という意見も聞いたが、結局、大阪市を解体したいからだろう。

個人的には、大阪市のほうが既得権益をにぎっているみたいな印象があり、反対派もそっちよりの感があり、
橋下さんの方が正義の味方かなと思う。

まあ、そんな単純な図式ではないのだろうが・・。


また、USJはあるけれど、東京に比べて、大阪は閉塞感があり、
「なんかしたい」気持ちが溜まってきていたように思う。

その意味で、大阪都構想は面白いと思う。もちろん、岡山県にすむ私にはなんの関係がないのだが。

二重行政の排除といっても、本当にそこまで効果があることなんだろうか。

初期費用に見合うものなのなのだろうか。

大阪府民も都構想にバラ色の未来を託しているわけではなかろう。

でも、「なんか大きなこと、やってほしい。」そんなエネルギーが渦巻いているような気はする。

泰山鳴動して鼠一匹とかでもいいのではないか。私は橋下さんに期待したい。

そんなことも関係ないから言えることなのか。


ただ、「都」にすること自体は、法的にできないことのようだ。法律をかえないといけない。

それも工程表にはあるのだろうが・・。

天皇が住んでいるわけでも、国会議事堂があるわけでもないのに、「都」は変だろう。

そんな反対意見も聞かれる。

それは言えるかも。ネーミングの問題だが。


それにしても、大阪だから「大阪都」でいいけれど、京都だったらどうなるのだろう?

「京都都」なんてしゃれにならんよね。



2015年4月27日月曜日

暗黙のルール

通勤時、国道2号線に合流するとき、互いに混み合っていたら、交互に合流する。

これを交互合流といい、ドライバーたちの暗黙のルールとされている。

別に法的な規制はないから、一種のマナーみたいなものだろう。

どの世界にもこういう暗黙のルールというものがある。

「紳士協定」なんというのもそういうものだろう。



プロ野球の世界でも、「暗黙のルール」がある。

昨日のカープ・タイガース戦で、カープの黒田投手の打順の時。

タイガースの藤波投手が、黒田投手にしりもちをつかせるような、きわどい球をしかも2球続けて投げた。

このことに、黒田投手が激怒して、あわや乱闘と言った場面があった。



確かに、そういう暗黙の了解は日本にもあるという。

黒田投手がアメリカ帰りだから、文化の違いでそうなったというわけではないらしい。

識者は、藤波投手が故意にしたわけではなく、コントロールを乱してそうなったわけだから、
それを怒る黒田投手のほうがおとなげない、という見方をしている。

藤波投手が謝っておしまい、というのがおとなの礼儀なのだろう。



ただ、黒田投手としては、この程度のことでコントロールを乱す藤波投手に対して「しっかりしろ。」という激励。

そしてカープ打撃陣に「怒れ、そして、打て!」という、喝。

そういう意味があったのだと見る人もいる。

実際、その後、カープ打線は、動揺した藤波投手に襲いかかる。



黒田投手のこの行動。

カープ打線の目を覚まさせたのは確からしい。

2015年4月26日日曜日

ネパール地震

25日午前11時56分(日本時間で午後3時11分)、ネパール中部でマグニチュード7.8の強い地震が発生した。

カトマンズ市内の「ダラハラ塔」も倒壊。50人もの人が閉じ込められたという。

エベレストでも雪崩がおこり、10人の遺体を収容したとのことである。

現在のところ、死者1500人超。まだ増える可能性は高い。

しかし、大都会でもないのに、これだけ多くの人が亡くなるというのは、それだけ大きな地震だったということだろう。

アルプスヒマラヤ造山帯おそるべしである。

日本列島が所属するのは、環太平洋造山帯。ヒマラヤの造山帯とは異なっている。

しかし、地震や火山の爆発が多いのは一緒。

自然に恵まれている分、さからえば、しっぺ返しも痛い。

気の毒なのは、ネパールの人たちが何も自然に対して、悪いことをしたわけではなかろうに、とも思う。

しかし、そこは世界最高峰のヒマラヤ。

それ自体が神。地球全体に対して、神が怒ったのかもしれぬ。

くだらないけれど、そんなことを思った。

2015年4月24日金曜日

ドローン

みつばちのオスを英語で drone と言うそうだ。

みつばちのオスの羽音に似た音で空中を自由にとびまわる機械、それが、ドローン である。

この機械が首相官邸に落下、世間を騒がせている。

これがまたセシウムを含んだ液体を搭載、福島原発事故をイメージしたいやがらせかもしれない。

いずれにせよ、このドローンと呼ばれる小型飛行物体が、首相官邸屋上に落下してだれも気づかないというのは、
防犯上問題があるのは確か。

テロ実行犯がこの方法でたとえば首相官邸を爆撃できたわけだから。

ドローンが飛べないように安全対策をしなければならないだろう。

でも、そうなると、警備保障会社なんかは、そういうことにも慣れておかななければならないだろう。

便利なものほど、犯罪にも便利なんだなあ、と思わざるを得ない。




このところ流行ともいえるぐらい流行っているドローン

空の安全、プライバシーの問題、さまざまな分野に問題をなげけている。

FC2

アメリカはラスベガスに本社があるとされているFC2。

実際、アメリカに本社があるのだろうが、日本語ページにしか広告が掲載されない。

やはり、日本の法律が適用されるべきと、
日本の運営会社である「ホームページシステム」という運営会社の社長が逮捕された。

罪名は「性行為」をライブ配信したことで公然わいせつ罪やその幇助。

FC2は外国に本社があるので、日本の法律がおよばないという話は聞いたことがある。

犯罪の温床ということまでは知らないけれど、
無料でさまざまなサービスが受けられるので、便利で重宝する。

自分自身もFC2にホームページを作ったことはあるし、今も稼動していると思う。
もちろん、エロではない。

が、最近、全くさわっていないのでどうなっているかわからない。

ニュースページのツイッターなどを見ると、有料会員限定だから、公然わいせつにはあたらないのではないか、
という意見が目立った。

法的なものがいまいちわからないのではあるが、そんなにおおげさな犯罪にはならないかもしれない。



2015年4月22日水曜日

WAGYU

アメリカ産やオーストラリア産の和牛というのもありだ。

考えてみれば、和牛というのは種のことだから、
血統さえよければ、日本で育てようが、アメリカで育てようが、はたまたオーストラリアで育てようが、
それはそれで和牛だというわけだ。

犬や猫みたいにペットしてかわいがるのでなく、食べるための血統ということになる。

馬なら走らせるための血統というものがあるのと同様だ。

インズー教徒が聞いたら、怒りそうだけれど。

和牛ブランドにするには、飼料や運動量、部屋の掃除などさまざまな条件が必要になるのだろうが、
日本産よりかなり安い値段で売られれれば、そっちに飛びつく可能性はある。

そりゃあ、アメリカやオーストラリアだって、企業努力はするだろう。

勤勉さで日本に劣るといわれてもそれはどうかとも思う。

安全性の問題もあり、関税だけが問題ではないにしろ、TPPで貿易が自由化されれば、
もっと安くておいしい牛肉が食べられる可能性はあるだろう。

再開されたTPP交渉。

余談は許さないが、自由化それ自体はいいことであるはずだ。


2015年4月21日火曜日

TPP

甘利経済財政、再生相とアメリカのUSTRフロマン代表のTPPに関する閣僚協議が19日夜から開かれている。

20日は午前から再開。昨夜というべきか、今日未明というべきか、21日午前3時過ぎに終了した。

牛肉や豚肉、セイフティガードに関しては、大筋で合意ができており、
コメと自動車という難題に関しても、日米首脳会談につながるところまで、すすめることはできたようだ。

コメ、自動車に関する両者のへだたりは、広い。

コメについては、ミニマムアクセス5万トンを譲れない日本と20万トン近くを要求するアメリカ。

自動車については、関税の即時撤廃を求める日本に対して、極力長い時間をかけて廃止したいアメリカ。

個人的な感覚からすれば、カリフォルニア米なんて買う人がいるのか?という感じだが、
牛肉やオレンジのことを考えると、確かにそうかもしれないと思ってしまう。

いやいや、コメは買わんだろう。
コメがますます余るのではないか・・。

関税をなくしても、そうやすやすと日本に外国のコメがはいってこれるとは思わないのだが・・。

それはそれで非関税障壁とかになるのだろうが。



経済がグローバル化することで、世界がひとつになっていく。

経済は戦いのようだが、確実に平和を目指していると思う。

損得の問題もあるが、TPPに参加することは、平和に向けて前進することだと思う。

2015年4月20日月曜日

キングカズ

まさにサッカー界のレジェンドだ。

2週間前に更新した自分の持つ日本最年長ゴール記録を塗りかえた。

もちろん全盛期は日本のサッカー界を引っ張る第一人者だった。

しかし、現在は年齢による衰えからだろう、精彩を欠いている。

日本代表からも漏れて、残念な思いをしたのはもうずいぶん昔になる。

現在48歳になるのだから、それもあたりまえのことかもしれない。

それがここ2週間で2ゴール。その間には、オウンゴールと公式判定された幻のゴールもある。

ジャンプの葛西紀明がその高齢でオリンピック銀メダルをとったことから、レジェンドと言われたが、
その意味では、カズはサッカー界のレジェンドだし、また、そう呼ばれている。

野球界には、山本昌なんていう投手もいる。

日本人メジャーリーガーでは、イチローや上原などもそんなふうな言われ方をすることがある。

スポーツ選手が現役で戦える期間は限られている。

ボロボロになるまでがんばるひともいれば、最高の状態でやめる人もいる。

それはそれぞれの美学に基づくものだろう。

それはその選手自身が決める問題で、ファンが決めることではない。

だからこそ、そのひとの生き様が伝わってくるのだろう。

2015年4月19日日曜日

入浴シーン

水戸黄門のシリーズで由美かおるの後を受けて、大場久美子が入浴シーンに登場。

なんでそんなおばさんの入浴シーンを撮りたがるのかよくわからない。

まあ、由美かおるにしたってどんな年なんだろう。

60歳ぐらいかなあ。

国民的番組になぜこのようなシーンが必要なのかわからない。

それにしても、由美かおるはすごいなあ。

大場久美子はもっとわかいだろうから、由美かおるに比べたらすごくないかも。

そういえば、ドラえもんもしずかちゃんの入浴シーンがつきものだなあ。

日本人ってそういうところがあるのかなあ。

まあ、あんまりえげつないとはいえないし、それはそれでいいのかも。

ちょいエロって感じ。

そこがいいのかもしれない。

2015年4月17日金曜日

格差

最近、流行っているピケティの「21世紀の資本」

「資本から得られる年間収益率(r)は常に経済成長率(g)を上回る」つまり、r>gという不等式を用いて、
もともと資産を持っている人ほど、資産を大きくしいやすい。

つまり、「格差」は、常に広がる方向にあるということだ。

彼は、この問題を解決するために、「世界的な累進課税制度」を提唱している。

それが実現可能なものであるかどうかはともかく、現実に格差は広がっているのも確かである。

特に日本では、アベノミクスが功を奏し、株価が上昇。

結果、株などの資産を持っている人は、資産がより増えて、
給料で生活しているような資産をあまり持たない人は、資産があまり増えていない。

つまり、格差が大きく広がったことが各自治体の平均所得の調査により判明した。

具体的には東京都港区は13年度の平均所得前年比は、40,5%増で1200万円台。

一方、熊本県球磨村は前年比2万5000円増の190万9000円。

格差は4.7倍から6.5倍に拡大したわけだ。

これを地域ではなく、財産所得か勤労所得か事業所得かにわければもっとはっきりするだろう。

勤労・事業所得は0.8%増に対して、財産所得は70.9%増である。

当然ではあるが、これがアベノミクスの実態である。

アベノミクスが失敗であるとは思わないが、アベノミクスで給料が上がらないという批判はあまり意味がない。

まあ、マクロとミクロだから、関係がなくて当たり前なのかもしれないが。

2015年4月16日木曜日

グルジアがジョージアへ

グルジアの国名をジョージアに変えるという法律が衆議院本会議で成立した。

ここで、ジョージアは英語名で最近の現地名の流れに沿っていない、逆行しているのではないかと素朴な疑問。

調べてみると、確かにジョージアは英語名だが、グルジアは現地名ではなくロシア語名であると。

現地名、つまり、グルジアでグルジアのことを何というか、というと、サカルトベロ。

聞いたことがない名前で馴染みがない。

だからといって、それを希望しないで、英語読みの「ジョージア」を希望するなんて・・。

アメリカのジョージア州との区別がつきにくくくなるじゃないか。

それに、なんていうんだろう?

「私達はロシアは嫌いでアメリカ(イギリス)が好きです。」と言っているようにも聞こえる。

でも、旧ソ連の仲間だろう?

平成20年にロシア軍から侵攻を受けたとはいえ、もとは同じ国だったんだろう?

さらに言えば、かの有名なソ連のスターリンはグルジアの人なんだろう?

ただまあ、他の国も旧ソ連と中国以外は「グルジア」を使っていないのだとか。


「ジョージアと呼んでね。」という本人の希望ならとやかく言う必要はないか。





2015年4月15日水曜日

アシアナ航空

広島空港と言えば、三原市にある広島県の空港。

距離的には、うちからは岡山空港とそう違わないだろう。

必ずしも利用する客ではないが、身近な感覚はある。

その広島空港で事故があった。

先日のドイツのLCCの事故の例を引くまでもなく、飛行機の事故は直接死につながるので怖い。

広島空港の事故では、幸いにして死者はいなかったけれど、軽くはなかった負傷者もいたようである。

飛行機が滑走路をそれて反対向きに止まっている映像が見えたが、主翼にあるエンジン部分の破損も目についた。

原因究明が待たれるが、アシアナ航空機事故は2013年にサンフランシスコで事故を起こしたばかり。

このときは操縦士が原因だったから、今度もそうかもしれない。

でも、だとすれば、どういう教育をしてきたのか、そのあたりの問題にもなるだろう。

飛行機の事故はあってはならない。

もちろん、他事故もそうだが・・。

全然違うけれど、原発事故に近いものを感じる。

2015年4月14日火曜日

「花燃ゆ」の視聴率

ビデオリサーチによると、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」第15話の視聴率が一桁を記録したという。

12日の平均視聴率がなんと9.8%。2012年の「平清盛」以来だそうだ。

そういえば、「平清盛」も視聴率が低かったよなあ。

でも、呉に観光に行って音戸の瀬戸やロケで使われた船などを見物したんだよな、確か。

「花燃ゆ」も、いまひとつ派手さがないのか、人気が出ないままここまできて、吉田松陰がそろそろ死ぬ。

12日の15話は、いまひとつもりあがらない統一地方選があって、時間帯が7時15分からだった。

これも災いしただろう。

8時からテレビのチャンネルをつけて、「わっ、見逃した!」って思った視聴者もいたかもしれない。

黒田官兵衞のように山あり、谷ありとは言えないからかもしれない。

松陰の人生はドラマティックだとしても、ドラマとしてはどうも地味な感じがする。

松蔭をもっと英雄的に描けるとよかったのかなあ、とも思う。

多少リアリティを欠いてもいいのではないかと思うのだが・・。

ヒロインは「松陰の妹」という設定自体に万人受けが難しいところがあったのかもしれない。





2015年4月13日月曜日

統一地方選

統一地方選挙の前半戦。それが昨日、12日だった。

岡山県議会銀選挙は12年ぶりの選挙になった。

過去2回連続で無投票だったわけだ。

結局、挑戦者である、渡辺とものり氏が当選。

現職のこやま泰生氏が敗退した。

当初から渡辺氏の優勢が伝えられていたが、浅口市から代表をというスローガンが成功したとも言える。

それはそうと、今回の選挙。

投票率は軒並み過去最低を記録した。

無投票選挙区も過去でもっとも多いという。

で、どうなんだろう?

県議の数など減らしてしまえば・・。

どうせなにやってるんだかわからないわけだし・・

あの号泣県議だって、県議だよなあ。

銀定数が減ってもそんなに政治が変わるようには思わないんだけど。

だからこそ、こんな投票率だし、無投票選挙区の多さじゃないのか。

「政治にもっと関心を」というのも大切なのだが、政治家なんて悪ささえしなきゃいいのではないのか、
特に地方選挙なんてそうじゃないのか。

だったら、議員定数を減らそう。

で、どうなんだろう? そういうことじゃないのか。


2015年4月12日日曜日

株価、一時二万円台

10日、日経平均が一時、2万円台に乗った。

なんと、15年ぶりだという。

リーマンショックを突き抜けて、ITバブルまでさかのぼるということだ。

原則通りなら、この次に2万円台を超えると、2万円が壁でなくなるだろう。

もちろん、先は見えない。

少なくとも、3万円を目指す展開考えにくいらしい。

そりゃあ、そうだ。

17年4月の10%への消費増税。さらには出口戦略。もっと言えば企業業績の向上。

そういった障害がたちはだかっているからだ。


ただ、ここまでは、アベノミクスを評価していいのではないだろうか。

確かにインフレ目標は達成していないし、給料が上がったわけではない。

でも、すくなくとも株価を上げることで、国の借金に頼る割合は減っていると思う。

もともと消費税率の引き上げは、いかに福祉目的とはいえ、財政再建が目的だったはず。

もちろん、成功は現時点での評価に過ぎない。

今後に関して、どのようなリスクを抱えたのか、いまひとつわからないのはわからない。

リスク管理は怠らないという前提のもとで、
「いまのところうまくいっている」という評価はしてもいいのではないかと思う。

やはり、みじかいスパンでの評価はどうしても必要だと思う。

それに、給料が上がらないという批判は、マクロにミクロの批判をしているので、
的外れに聞こえて仕方がない。















2015年4月9日木曜日

パラオ

その島の位置を正確にはわからなかった。

もっと南よりだと思っていた。


ミクロネシア、メラネシア、ポリネシアのうちのミクロネシアにあたる。

日本に一番近いのがミクロネシアである。


ちなみに、メラネシアはその南。オーストラリアに近い方。

あの巨大サイクロンのバヌアツはメラネシアにあたる。


ポリネシアはニュージーランドを含む太平洋の中央部だ。


そして、問題のミクロネシアのパラオの位置は、フィリピン南部の東にあたる。

それは今、ネットの地図で調べた。


天皇陛下が今回、訪問したのは、この地の戦争で亡くなった人たちの慰霊のためである。

ホテルはないので、海上保安庁の所有する最大の巡視船、「あきつしま」に宿泊されるという。


戦後、70年。

戦争にかかわった天皇家として、やまれぬ思いもあるのだろう。

国籍にかかわらず、慰霊することの尊さを感じてやまない。





2015年4月8日水曜日

東大辞退者7割

東大が滑り止めに・・。

ありえない。と思ったが、本当に7割もの合格者が東大を辞退していた。

と言っても、ある特定コースに限った話ではある。

それは、国際教養コースに属する、PEAKという外国人向けコースである。

日本で言う小中高等学校教育を日本語以外で履修した生徒に対して、英語で授業を行うコースだ。

定員は若干名とあるが、約30人を想定している。

10月入学で、書類と面接によるAO入試である。

東大のグローバル化の流れの一環として作られたコースではある。

何も東大の名を貶めるようなそんなコースを作らなくても・・と思わぬでもないが、
THE世界ランク23位の東大としては、順位を上げたいところ。

順位を上げるために必要な国際化には留学生数の増加が必要なので作ったにもかかわらず、
その世界ランクなどの評価の低さから、こういった事態(入学辞退者7割)を引き起こしているわけだ。

日本は日本語が浸透し、日本語による世界最先端の教育も行われている。

それをもって国際化が遅れているということはないと思う。

東大も世界の潮流ばかりに目を向ける必要はないと思うのだが。

2015年4月7日火曜日

教科書検定

中学生の教科書がまた変わる。

脱ゆとりということで、3年くらい前に教科書が変わったはず。

各教科とも一気にページ数が増えた。

今度もまた増えたという。

ただまあ、教科書検定と言えば、かつて裁判にもなった「社会科」だろう。

歴史にしろ、地理にしろ、公民にしろ、どっちの側に立つかでずいぶん変わってくる。

「正しい歴史」というものもないのだろう。

ただ、事実には基づかなければならない。

けれども、事実から学ぼう(事実を教えよう)とすると、そこには何らかの主観が入り込む。

また、そうでなければおもしろくない。

結果として、さまざまな立場ができるのだろう。

今回、話題になったのは尖閣諸島や竹島に関する記述である。

竹島の韓国による不法占拠の問題も取り上げられている。

韓国側の主張は聞かなくても良いという意見もあるが、反対意見にもそれなりの根拠があるはず。

教科書にこう書いてあるから、という理由だけでなく、

相手側の主張がどいう根拠なのか、我々はそれも聞いて反論出来るだけの知性は持ちたい。







2015年4月6日月曜日

統一地方選挙

4月12日、岡山県会議会議員選挙の投票が行われる。

浅口郡、浅口市の選挙区は定員1名。

しかも、このところ無投票が続いている。なんと12年ぶり。

2回連続で無投票だったわけだ。

現職議員である古山さんが悪いわけではないが、
挙がないという状況そのものが民主主義の危機だ、と考える人は多い。

そういう意味で対立候補者が現れたこと自体は、いいことだと思う。

そして、挑戦者である渡辺さんの言い分は、「浅口市から県議を」である。

しかしまあ、古山さんが里庄町ばかりに利益を誘導してきたわけではないだろう。

里庄町に利益を誘導してきたのは、国会議員とのパイプを生かした町長であったお父さんの方だと思う。

「親の七光り」の負の側面ではあろうが、町長と県議では立場が違う。

そこを一緒くたに批判するのはどうかとも思う。

良きにつけ悪しきにつけ、一定の評価が出終えている現職とどの程度力があるかわからない新人。

また一方で、自民党対民主党という構図でも見ることができ、
どっちに入れようか有権者にとっては久々の県議選である。



2015年4月5日日曜日

上西議員

国会をサボって、旅行?

どこまで事実かわからないけれど、国会を休まなければならないほどの病気で、東京から大阪に帰って自宅療養。

前日にははしご酒。後日には京都と、もし、どれも仕事だとしても、一番肝心な部分が抜け落ちている。

やはり、上西議員には国会議員として問題があるのだろう。

じゃあなぜ、この人が国会議員に?

比例復活というから、選挙区でもそれなりの票を集めたのだろう。おそらく惜敗率だろうから。

そう考えると、大阪のその選挙区の人たちが選んだと言えなくもない。

維新の会にしても、その資質を見誤った責任はあるだろう。

上西議員が悪いだけではないだろう、きっと。

でも、こうなると、例のセクハラやじもあんまり悪くないような気がしてくる。


「セクハラやじを生みそうな議員だった。」

しかし、それとこれとは違うよね。









2015年4月4日土曜日

2%の目標

4月4日は日銀の黒田総裁が、異次元緩和導入から2年目に当たる。

目標は、2年で2%前後の物価上昇だったはず。

しかし、このところの物価上昇率は、0%前後。目標には遠く及ばない。

株価や為替相場など、明らかに好転しているわけだから、
そんなこといいのではないか、とも思うのだが、はじめから言っている目標なので、
これでよしというわけにも行かないと思う。

原由安はかなり大きな要因だったと思う。

でもまあ、それで目標に届かなかったのなら、言い訳にはなると思う。

消費増税の延期にしたって、消費者としては物価があがるの防いだ格好になっている。

世紀の大勝負みたいな金融政策で、こんなことを言うのも無責任だが、
まあ、こいうこともあるんじゃないの?

もう少し長い目で見ないとわかんないよ。

で、物価が上がらないとすると、どういう問題が起こるのか?

それを解決するにはどうしたらいいか、考えるのもひとつの方策なのではないだろうか。

2015年4月3日金曜日

セブンイレブン、鳥取県に進出

今年3月に高知県に出店したセブンイレブンは、6月に青森県、10月に鳥取県に進出することが決まった。

結果、残る未出店の都道府県は沖縄県のみとなった。 

それにしても、セブンイレブンの出店はスターバックスの出店とともに、都市化のシンボルであった。


スターバックスは外資系だからかどうか、沖縄県は空白県ではない。

最後は鳥取県。出店計画はなされたというものの、鳥取県のどこに出店するかは検討中とか。

スタバはなくとも砂場はあるぞ、という県知事の発言もちょっと哀愁が漂う。


コンビニの場合は、配送の問題もあり、1店だけの出店とはいかないだろうし・・。
最後から2番目なのはそういうことも関係しているのかもしている。


それにしても、鳥取県。人口は日本一少ない都道府県だ。

でもなあ、典型的な過疎というわけでもないだろうに。

大阪からのアクセスは必ずしもわるくないだろう。

面積が小さい(41位)分、人口が少なくてもしかたがない、というところもあるだろう。

北海道や岩手県などと比較して人口が少ないのは、そのせいでもある。

「過疎」だけが理由ではない・・・・。



それとも、鳥取県にまで進出するセブンイレブンの巨大さに感動スべきなのだろうか。







2015年4月2日木曜日

敦賀気比

春夏通じて北陸勢の初優勝。

2015年、春の選抜甲子園は、北海道対北陸という雪国対決を北陸が制した。

福井県の敦賀気比。

甲子園常連ではあるが、すぐ負ける、そんなイメージが強かった。

特に春は冬の間に外で練習できない雪国にはきつい。

そんな逆境をはね返しての、堂々の優勝である。

3月には北陸新幹線が開通。福井までは来ていないというものの、北陸は今、旬なのかもしれない。

そう言えば、高校サッカーも昨年の決勝は北陸対決だったように思う。

朝の連ドラも、能登半島は輪島付近の寒村を舞台に始まった。

雪国だけに、うれしい。

その春が、たくさんの友を連れてやってきた。

そんな感じだろうか。



北陸に春が来た。

2015年4月1日水曜日

AIIB

アジアインフラ投資銀行。

投資がインベスト、銀行がバンクだから、AIIBとなるわけだ。

中国は3月31日に参加申請を閉めきった。

結局、創立メンバーは48カ国。

イギリス、ドイツを始めとしたヨーロッパ各国。

ロシアもそうだ。オーストラリアもそう。

インド、韓国、さらには、ASEAN各国。

参加しないのは、アメリカと日本だけ?

参加しない手はなさそうなのだけれど、アメリカのご機嫌を伺っておかなければならないし・・。

ただ、まあ、アメリカと日本が参加しないのに意味があるのかなあ、という気がしないでもない。

それだけ、中国がつよくなったのだろうか?

アメリカが不参加を呼びかけて、それにさからって参加国が相次ぐという事態に、ちょっとした懸念を感じる。

AIIBがさほど力を持つものではないとしても、
世界の覇権がアメリカから中国に移ったかに見える現象に、時代は変わったという印象は避けられない。

IMF,IBRD、AIBなど既存の機関にしっかりしろよ、と私は言いたい。