2015年4月27日月曜日

暗黙のルール

通勤時、国道2号線に合流するとき、互いに混み合っていたら、交互に合流する。

これを交互合流といい、ドライバーたちの暗黙のルールとされている。

別に法的な規制はないから、一種のマナーみたいなものだろう。

どの世界にもこういう暗黙のルールというものがある。

「紳士協定」なんというのもそういうものだろう。



プロ野球の世界でも、「暗黙のルール」がある。

昨日のカープ・タイガース戦で、カープの黒田投手の打順の時。

タイガースの藤波投手が、黒田投手にしりもちをつかせるような、きわどい球をしかも2球続けて投げた。

このことに、黒田投手が激怒して、あわや乱闘と言った場面があった。



確かに、そういう暗黙の了解は日本にもあるという。

黒田投手がアメリカ帰りだから、文化の違いでそうなったというわけではないらしい。

識者は、藤波投手が故意にしたわけではなく、コントロールを乱してそうなったわけだから、
それを怒る黒田投手のほうがおとなげない、という見方をしている。

藤波投手が謝っておしまい、というのがおとなの礼儀なのだろう。



ただ、黒田投手としては、この程度のことでコントロールを乱す藤波投手に対して「しっかりしろ。」という激励。

そしてカープ打撃陣に「怒れ、そして、打て!」という、喝。

そういう意味があったのだと見る人もいる。

実際、その後、カープ打線は、動揺した藤波投手に襲いかかる。



黒田投手のこの行動。

カープ打線の目を覚まさせたのは確からしい。

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