2012年10月31日水曜日

追加緩和でも株安、円高

日銀が2ヶ月連続で金融緩和政策を発表した。

にもかかわらず、発表後市場は株安、円高という反応を示した。

普通、金融緩和策が出たわけだから普通なら、
株高、円安という反応を示すのではないか、と思う。

それが反対に動いたわけだから、素人的には「何で?」となるわけである。

ネットで調べたところ理由は以下のようである。

日銀の緩和策が発表されるのがおそくなって、なかなか発表されなかった。

その期待のみが膨らんで、円安株高になりつつあった。

そして緩和策が発表されたわけだが、これが期待よりも小規模のものだった。

その結果、市場は発表後逆の動きを示したというわけだ。

経済って難しいね。

2012年10月30日火曜日

サンディ

日曜日のことではない。女性の名前である。

カトリーナと言えば思い出すかもしれない。

ハリケーンである。

アメリカではハリケーンを数字で呼ばず、女性の名をつけて呼ぶ。

台風15号みたいにハリケーン15号とかは言わない(らしい)。

でも、この台風みたいな嵐のことをなんで、女性の名前で呼ぶのだろう。

おそらくハリケーンが女性名詞で、だから女性の名前をつける習慣がついたのではないかと思う。

日本語には女性名詞とか男性名詞とかはないはず。

もっとも英語にも男子名詞とか女性名詞とかはないが、
同じアルファベットを使う言語にはそういうのがよくある。

そういえばつきの名前なんかも、1月、2月みたいに数字で表さない。
人の名前っぽくはないが、でもMayとかJuneとかはあきらかに女の子の名前である。

子かどうかはわからないが少なくとも「女性」だと思う。

うん?
話がずいぶんそれた。

アメリカがハリケーンに襲われ、大変なことになっているらしい。

日本企業なんかも軒並み休業、ニューヨークの証券取引所も休業していると。

まあ、アメリカと言っても広いから、関係ないところも多いのだろうが、
ニューヨークやニュージャージーは、とんでもないことになっているらしい。

これも地球の温暖化が影響しているのだろうか?
なにかしら自然災害が多くなった。



2012年10月29日月曜日

岡山県知事選挙

前天満屋社長の井原木隆太氏が圧勝した。

金持ちのぼんぼんのイメージが強く、どうなんかなあ、と思っているのだが、
自身も井原木氏に投票した。

だって他に入れる人いないじゃん。

石井さんは実績もあってよかったのになあ、って思う。

石原都知事が80歳で国政に復帰し、もう一波乱ありそうだし、
もうちょっとがんばってくれてもよかったのかあって。

ただまあ、ね。
多選はよくないかもしれない。

井原木さんにがんばってもらうしかないね。







2012年10月28日日曜日

電気の値上げ

電力会社ってそんなに給料がよかったんだ。

東日本の震災があって、原発が事故をおこして、
電力会社が電気代を値上げするなんて事態がおこらないと気がつかなかったかもしれない。

被災した人たちのことを考えずに言うと、よい点もあったのかもしれない。

電力株は資産として持っていてもいいくらいに安定した株だったし、
実際、素人には向いた株だったように記憶する。

どこかの大学かなんかの教授とかもお薦めだった。

特に余剰資金を持っていないため、買ったりはしていないけれど、
確かに金利の低い現状では、お金に働かせるという意味では、よい投資先だったかもしれない。

話が別の方に行ってしまったが、
電力会社の平均給与が約800万円。

大企業平均が600万円くらいだから、ちょっとふざけてないか?という気にはなる。

2割程度下げさせるのは当然だろう。
電力会社は単なる民間企業ではない。

競争原理すら働いていない。

やはり、給料を下げて当然だと思う。

多分、何がおかしい・・・。

2012年10月27日土曜日

ドラフト会議

今年のドラフト会議は、高校生の目玉が藤波で大学生が東浜。

実際、彼らに複数の球団が競合した。

その結果、阪神が藤波、ソフトバンクが東浜との交渉権を獲得した。

花巻東の大谷には日本ハムが1位指名。このあたりの日本ハムの心理がよくわからない。

大谷は大リーグに行くといっているのに。

昨年の菅野と同じではないか、昨年の菅野とは違うか・・。

日本ハムって選ばれる側の心理をあまりにも無視しすぎる気がする。

確かに理は日本ハムにあるのだが、説得できるとは限らないだろう。
っていうかその説得は難しいとも思う。

でも、説得できると、日本プロ野球のためにはなるだろうな、とは思う。
(菅野の場合も大谷の場合にも)

日本ハムがこうした指名をおこなうのは、日本プロ野球の意識改革のためなのかなあ。

ちなみに菅野選手は巨人の1位指名が得られ、おじの原監督の下へ。
ルールだけじゃなくて、気持ちっていうのもあるよなあ。

2012年10月26日金曜日

石原新党

確かにうわさにはなっていたが、高齢ということもあり・・・。

西の橋下。東の石原。

これでそろったという感じなのか。

であればすぐに解散しない方がいいかも。

たちあがれ日本も解体して、石原新党に合流するとか。

自民党も民主党もかなり離れる人が出てくる。

政界再編。

そんなことばがちらつく。

政権交代から政界再編。

これはちょっとおもしろいことになったかも。

2012年10月25日木曜日

日本101位

ちなみに135か国中である。

一体何の統計なのか?

「男女格差報告2012年版」である。

中国でさえ69位なのに。
アメリカは22位。

1位 アイスランド    2位はフィンランド、ノルウェー、スウェーデンである。

何が最悪かといえば、
議員、企業幹部の数の少なさ。
これが110位ぐらいらしい。

やはり日本は男社会なのかなあ。
男女平等は進んでいると思っていたが・・

韓国あたりで108位とかだから、
儒教の国はそうなのかなあ。

でも中国は69位だぞ。
その辺は社会主義の影響だろうか?

女性にしても高齢者にしても、これからは社会進出しなければやっていけないと思うけれど・・。

どうなんでしょうね。

2012年10月24日水曜日

大谷のメジャーリーグ挑戦

花巻東の大谷投手が、大リーグへの希望を表明した。

確かに、日本で実績を積んで大リーグへという方が、安心だろう。

でも「若さ」はそれを許さなかった。

自分のピークを大リーグで、というわけだ。

実際、日本で実績のある選手が必ずしも大リーグで実績を上げたというわけではない。

どちらかというと、ピークを過ぎて大リーグへ行くために、
けがに泣かされたり、期待通りに活躍できなかったりで、不本意な結末を迎えるケースも多い。

それよりは、マイナーで実績を積んで、メジャーにデビューする方が自然なのかもしれない。

それは悪いことではないし、日本のプロ野球がメジャーリーグに劣るというわけでもないと思う。

やっぱ、劣るか・・。

でも、それはそれでいいのではないか。

日本のプロ野球団が何もアメリカのメジャーリーグのひとつにならなくても、
下位に位置づけられても、それはそれでよいと思う。

メジャーで戦う力があっても、日本でやりたいといいう人はいるだろうし、
メジャーファンがいてもいいし、それこそ自由でいいのではないか。

イチローのメジャーでの活躍を普通に知っている世代だ。
いきなりメジャーでという高校生がいても全然不思議ではない。

がんばれ大谷。

2012年10月23日火曜日

日経平均が6営業日連続で上昇

22日の東京株式市場の日経平均終値が9010円71銭で、6営業日連続で上昇した。

なんと、これは2011年8月25日から9月1日以来の出来事で、約1年2ヶ月ぶりだという。

日銀の金融緩和の発表があったため、円安が進行したからだろう。

円安が進むとてきめんに株価に影響する。

それだけ日本経済は輸出に左右されているということなのだろう。

EUの危機、日中関係の悪化で貿易赤字は拡大するばかり。

もちろん、貿易赤字にばかり目を向けてもしかたがないのだが、借金大国日本のことだから、
国際競争力が弱まるとどうなるのか(借金がかえせなくなる)心配である。

資本収支には円高の方がいいんだろう?とか思わないわけでもない。

うーん、経済のことはよくわからない。

とりあえず、日経平均株価が上昇するのはいいことだと思う。

2012年10月22日月曜日

ジャイアンツ、逆王手

クライマックスシリーズは、最終戦。
なんとジャイアンツが背水の陣で、2連勝。

アドバンテージを含めて、3勝3敗。
次はホールトンかな。

中日は岩瀬が誤算だったようで、守護神岩瀬も今年はそんなでもなかったから、
これが限界なんじゃないかなと思う。

これで、ジャイアンツが3連勝して日本シリーズに出場でもすれば、
今年のペナントレースのスタートを象徴する気もする。

だって、スタートのジャイアンツは全然勝てなかったから。
もっとも後半は圧倒的だったけれど。

自力が違うと野村元監督も言っていた。
自力が違いすぎるって。

まあ、でもこちらとしては安心できていいのだけれど。

2012年10月20日土曜日

党首会談

民主、自民、公明の3党首による党首会談が開かれた。

もともと輿石幹事長によって
「解散時期が明示されるかも」という案内があっての会談であったにもかかわらず、
結果的には、解散時期は明示されなかった。

怒ったのは自民、公明。
ふざけんなとばかりに、会談は決裂。

野田総理も多分こうなることはわかっていのだろう。

それにしても、民主党の足元はおぼつかない。

民主党から離党者がもっとでて、内閣不信任案などが可決されたらどうなるのだろう。

とうぜんそうなれば解散だろう。

やっぱり独裁者みたいな人が現れないとどうにもならない素地ができちゃったのかな。

独裁者というと聞こえが悪いから、カリスマとでも呼んでおこうか。

橋下さんでもいいよ、もう。
小泉さんでもいいよ、もう。

なんとかならないかな。


2012年10月19日金曜日

領土問題を対話で解決

月刊「世界」元編集長、岡本厚さんらのグループがネットで公表した声明文が、
中韓の知識人のあいだに賛同の輪を広げている。

「領土問題はその領有権の主張しあいではなく、どう解決するかの話し合いが必要である。」
という意見である。

対話による解決をしようという動きがネットで広がるのは素晴らしいことだと思う。

アラブの春とかは、もとはネットで学生などのあいだに広まったところから始まったという。

偏狭な愛国心などのために、ばかげた戦争などおこしてはならないし、
領土なんていう概念も地球市民の中では、あまりつよく主張されるべきではない。

私は、「領土問題など存在しない」という立場を認めない。

たとえ、日本がどんなに正しくてもである。

解決のために話を聞こうという態度は取るべきではないのか、
そして、その結果を公表して欲しいし、それはまた一般人にも理解されるよう議論されるべきだ。

たとえ、それを政府が認めなくてもよいし、その結果に政府が拘束されなくてもいいと思う。

やはり、話し合いを積み重ねていく事実が大切だ。

それが民主主義というものだと思う。

2012年10月18日木曜日

胃カメラ

健康診断の結果が戻ってきたら、胃に問題があった。

先週早速、病院で胃カメラの予約を取って、今日胃カメラで胃の中を見ることになった。

胃カメラ初体験で、まさに胃の中のカメラ、なんとかを知らずである。

何を言っているのかよくわからない。

今朝はまだ何も食べていない。いや昨夜からである。

人間ものを食べないと、ちょっといらいらする。

満腹感は満足感でもある。

ハングリーな精神はより上を目指すことになる。

結局、何を言いたいのかよくわからない。

今日、10時40分より、胃カメラ初体験。

結果としては問題なしであった。

ただしポリープが3つほど見つかった。

良性であるため手術の必要はないとのこと。

いままでどおり暮らしてゆけばよいということだった。

めでたし、めでたし。





2012年10月17日水曜日

米兵2人、強姦致傷容疑で逮捕

沖縄でまた事件である。

16日、米兵二人が沖縄本島内で県内の成人女性を強姦して首に絞めたあとを残した。

まったく、もう、オスプレイの不満爆発が覚めやらぬこの時期にまたかよ、という事態。

しかも、米兵二人は沖縄所属ではないという。

米兵には治外法権がきくとも聞く。

オスプレイもそうだけれど、こういった事件が起こるのも、結局ナメられているからではないか。

まあ、沖縄ならいいか、みたいなのがあるのではないか。

アメリカにしてみれば、沖縄なんて1972年まではアメリカのものだったわけだし・・。

すくなくとも軍人にはそういう意識があるんだろうな。

日米安全保障条約の大きな問題点だ。







2012年10月16日火曜日

ソフトバンクがスプリントネクステルを買収

15日、ソフトバンクがスプリントネクステルを買収することを発表した。

ソフトバンクは日本弟3位、スプリントネクステルはアメリカ弟3位の携帯電話会社である。

2013年半ばには手続きを終了する予定である。

ソフトバンクは1兆5709億円を出資し、スプリントネクステルの株の70%を取得するという。

ソフトバンクは、移動体売上高はドコモやauを遥かに見下ろし、世界第3位となる。

それにしても、さすが孫正義というべきか。

ただし、ソフトバンクの株価は相当下がっているらしい。

必ずしも市場はよい反応をしていないようだ。

いずれにしてもこの巨額買収。

円高のなせる技かもしれない。

確かに輸出にはよくない円高だが、こういうメリットは大きいのかもしれない。



2012年10月15日月曜日

iPS細胞の臨床実験

iPS細胞の臨床実験をおこなったという研究者が現れた。
っていうか、うそがばれた。

もともと、そういう話題がどこかの新聞社を通じて提供されていたらしい。
自分自身は知らなかったが。

で、、こうなった。

つまり、それがうそだといことが発覚し、本人もそれを認めたということだ。

ただまあ、6例のうち1例の手術は、したという主張を変えていない。
執刀医や病院は定かでないが・・。

本人も言うように、研究者としては終わり・・なのだろう。

でも、ちょっとブラックジャックかなんかみたいですごいっちゃあすごいね。
それで患者の病気が回復したりしていると、ものすごいが・・。

もっとも逆の結果も十分考えられるので、で、どうなったのかも知りたいものだ。

まあ、考えられるという段階で、しちゃいけないことなんだろうけれど・・。

今後の臨床への応用は粛々と進められなければならない。

2012年10月13日土曜日

EUにノーベル平和賞

平和賞は他の賞とちがい、ノルウェーが授与する。

それでだろうか、ノーベル賞の中でも、平和賞だけは違うなあ、という気がする。

オバマさんのときもそうだが、平和に対してなんらかの実績があったわけではない。

EUもまだまだ問題を抱えている。

弟二次世界大戦の原因のひとつに、ブロック経済があげられるわけだし、
ブロック化が必ずしも平和を意味するわけではなかろう、とも思う。

最近は、ギリシャやスペインなどユーロの問題も深く、
ユーロひいてはEUそれ自体が失敗に終わることすら考えられている。

でも、だからこその平和賞かもしれない。
問題があるからこそなのかもしれない。

平和に対しては、やはりこうした平和と対極にあるものに対する攻撃も必要なのかもしれない。

スウェーデンとは違う、ノルウェイの意志みたいなものも感じる。

北欧はEUには加盟していない。


2012年10月12日金曜日

村上春樹、ノーベル賞を逃す

今年こそはと期待されていた、村上春樹氏のノーベル賞。

ヨーロッパでもブックメーカーの掛け率では、
今年もっともノーベル文学賞に近い人物になっていた。

もっとも、2位は受賞した、莫言氏だったというから、
「最終リストに残る5人はすべて受賞に値する」という、
スウェーデンアカデミー事務局長の言葉を借りれば、
まあ、なにもいえないところだ。

日本人としては、3人目の日本人作家のノーベル賞受賞を期待してしまうところだが、
なかなかむずかしいのだろう。

それに、中国とは今、尖閣諸島の問題で、いさかいがあり、何も関係ないとは言え、
この時期に日本が中国に負けたみたいな局面はあまりうれしくない気はする。

おそらく、村上春樹は今後も候補に上がる可能性はある。

ただ、アジアの作家が2年連続というのは厳しいのではないかという、
素人的な発想はなくもない。

でもまあ、多分、
ファンの多くは、また来年って思っているだろう。

2012年10月11日木曜日

岡山県知事選挙

10月28日に岡山県で知事選挙がある。

11日が告示。で、4氏が届け出た。

市民団体代表の大西幸一氏、元百貨店社長の伊原木隆太氏。
また、元県議の一井暁子氏、医師の山崎俊一郎氏である。

年齢的には大西氏以外は40台と若く、そのバイタリティが期待されるところはある。

そもそも岡山県知事は、石井正弘氏が4期16年を務めており、
多選の弊害も言われだしたところ。

ただ、石井知事は地味だったと思う。
危機に瀕していた岡山県の財政をどうにかこうにか立て直したのだから、
もっと評価されていいとも思う。

チボリ公園だって、結局長野さんと伊原木さんのお父さんがしたことじゃないか。

これを終わらせたのが石井さんであるならば、
私は石井さんを評価してもいいのではないかと思っている。

問題はこれを引き継ぐのが、伊原木氏ではないかと思える点。

政党の推薦を見ても、知名度から言っても、そうなりそうではある。

でも伊原木氏は坊ちゃんに過ぎまいか?

そのあたりが岡山県の将来はあんまり明るい気がしない。







2012年10月10日水曜日

IMFと世界銀行の総会

IMFと世界銀行の総会が日本で開かれている。

9日から14日までの日程である。

IMFと言えば国際通貨基金。
通貨の安定に寄与する機関で、GATTとともに戦後の世界経済を支えてきた。

GATTの方は、WTOにその役割をバトンタッチ。
IMFはまだまだ活躍中だ。

日本はIMFを通じて、EUを支援していくことになる。

一方世界銀行は国際復興開発銀行で、
戦後の復興資金や新幹線の資金もこの世界銀行で借りたという。

世界経済が停滞する中で、
どのような活性化策があるのか、決めて実行してもらいたい。




2012年10月9日火曜日

山中教授にノーベル賞

iPS細胞を作った山中教授がノーベル賞を受賞した。

日本国民には、受賞して当然という気持ちがあるので、待ちに待ったともいえるが、
ノーベル章としては、非常に早い受賞であるとも言える。

それはひとえにiPS細胞の評価が高いことを証明しているともいえる。

一方で、山中教授自身は、この細胞がまだだれも救っていないことをあげ、
これからそれをしなければならない義務と責任を感じているともコメントしていた。

商売に向かない、手術が下手。知り合いには「じゃまなか」と呼ばれる。
などなど・・

大きな挫折を何度も経験して、この受賞である。

挫折は受賞の父(母)という人もいる。

そういったことが、より山中教授の人柄を表していると思う。

私とあまり違わない世代の受賞である。
こどものころノーベル賞を受賞した湯川秀樹さんにあこがれたことがあった。

自分自身は賞には縁遠いところにいるが、
自身もさまざまな意味で、前を向いてしっかり努力していきたい。

2012年10月8日月曜日

錦織の優勝

錦織がジャパンオープンで優勝した。

世界の錦織と言われていても、やはり優勝はうれしいのだろう。
特に地元日本で開かれた国際大会である。

ランキング17位の錦織が15位のライオニッチを破っての優勝。

テニスにおいても世界に通用するようになったのは、
それだけスポーツの環境がよくなってきたこともあるのだろう。

この日のニュースを拾うだけでも、国際的な活躍が目を引く。

惜しくも2位になったのが、競馬のオルフェーベル、サッカーのU16。

そして、3位に入ったのが、F1日本GPの小林可夢偉である。

日本での国際大会という意味では、小林も錦織と同じである。

地の利というものもあろうが、やはり、注目度や期待度が違うだろう。
逆にプレッシャーになったりする。

競馬やサッカーU16は普通は海外に行かない。
それだけにこういうところで経験を積むことの重さや、
そこでここまでの結果を出すことの強さを感じる。

もちろん、優勝ではないからまだ課題が残っているわけだろう。

それぞれ新たな課題を見つけて、頂点を極めて欲しいと思う。

がんばれ!ニッポン!



2012年10月6日土曜日

インフレ目標

日本もインフレ目標を定めて、それを達成するようさまざまな施策を講じることにしていたはず。

でも、うまく行かないようだ。

前原金融相が出席したと言う日銀の会合で、結果的には目標の下方修正となった。

民間では「お金を刷ってインフレにしよう。」という意見も多いのに、
なぜそういう大胆な動きはしないのだろうか。

目標達成にはある程度危険が伴うかもしれないが、
やってみてもいいのでは?という意見もあると思う。

多少リスクはあっても、現状を脱却するにはしなければならないことも多いのではないか。

それに消費税増税は決まっているわけだから、経済が活性化しないと、
苦しいだけになりそうな気もするのだが・・。

実際、歳入に変化がなかったり、かえってへったりしたら、意味がないではないか?

白川さんも信念に基づいてしているわけだからいいのだけれど、
もっとどうにかならないものなのだろうか。

2012年10月5日金曜日

竹島問題

尖閣問題が少しずつ下火になってきたと思ったら、
今度は韓国との間で、竹島が問題になっている。

BBCやCNN、ニューークタイムズといった米欧のマスコミの記者が韓国側から、
竹島を訪れたと言う。

そういえば、中国もニューヨークタイムズのCMページを利用して、
日本の尖閣領有の不当性を訴えていた。

記者の意見も中国の肩を持っていると見受けられるものがあった。

今の政治は、世論の例を挙げるまでもなく、マスコミによって動かされていることも多い。
必ずしもそうでなくても、少なくとも多大な影響を受けているのは確かである。

それを考えると、彼らのやり方はより時代にマッチしているのかもしれない。

日本はどのようにして、自国の意見の正当性を訴えていくのか。

国連演説もいいだろうが、有効な方法を模索する必要はあるだろう。

自分の意見を表明するのが下手で、
世界に自分の意見を発信することを学ばなければならないのは、
必ずしも個人に限ったことではない。

2012年10月4日木曜日

原発の再稼動判断

3日、原子力規制委員会は、
「原発を再稼動するかどうかの判断はしない。」ことを表明した。

これは政府による
原子力規制委員会への「再稼動判断責任丸投げ」に対応したもの。

聞いている側は、どっちも逃げているだけじゃん、という非常に見苦しい感じがするのだが。
オレが責任を取るとはいえないものなのか?と、考えてしまう。

要するに、まな板に乗った原発が安全であるかどうかは、規制委員会が判断する。
安全であると判断されたものは、再稼動するかどうか将来の目標を鑑みて、政府が決める。
ということなんだろうな、と勝手に考えている。

電力需要や景気動向などの経済的観点から、
安全な原発が必ずしも再稼動されるとは限らないと言うことだ。

再稼動の判断をする政府には思い責任がある。
あたりまえだ。政府なのだから。

2012年10月3日水曜日

自民復活

朝日新聞の世論調査(10月1,2日)の政党支持率によれば、
自民党が21%で、民主党の14%を大きく上回った。

前回(9月9,10日)の調査だと、自民党が15%で民主党が16%と拮抗していただけに、
この間の動きが大きい気がする。

この間何があったかといえば、それぞれ総裁選、代表選があり、
それぞれの党首を決める選挙があったわけだ。

その結果からすると、
安倍さんの方が野田さんより人気があるということなのだろう。

ただし、この調査では、野田さん34%に対し、安倍さん39%とそこまで差がない。

この辺がいまいちよくわからないところ。
でもどちらも人気がないということかもしれない。

実際、どちらも不支持率の方がずっと高かった。

ただまあ、自民党中心政権27%、自民党と民主党の連立政権が32%と
民主党中心政権の9%に大きく水を開けている。

いくら維新に人気があるといっても、支持政党で2%ほど。
次は自民党という見方はあまりはずれていないと思われる。



2012年10月2日火曜日

弟3次野田改造内閣

新内閣の顔ぶれが決まった。

目玉は田中真紀子文部科学大臣。
日中共同声明の田中角栄氏の娘である。

日中の友好を図ったわけであるまいが、中国ではそういう反応もあったようだ。
もちろん、それによって尖閣に対する態度が変わるわけではないとのことだが。

田中真紀子さんは外務大臣時代に、官僚といろいろもめた経緯がある。
そのへんがどうなのかという反対論もあるだろう。

まあ、それはいいとして、弟3次野田改造内閣。

大惨事野田改造内閣と漢字変換がされておもしろかった。

それもそれとして、
みんなの党の渡部代表は「在庫一掃内閣」
国民の生活が第一の東幹事長は「思い出作り内閣」
社民党の福島党首は「君も大臣にしてあげるよ内閣」
とまあ、みんな思い思いのネーミングをしているね。

ある人は、
「高校野球の9回裏内閣」(代打、代走、代守備)だと・・

思い出作り内閣といっしょかな。

っていうか、どれも同じことじゃん。
麻生さんのときの「選挙管理内閣」よりはネーミングセンスが光るね。







2012年10月1日月曜日

日本触媒姫路製造所の火災事故

29日2時30分過ぎ、姫路市の網干でおこった化学工場の火災事故。

「日本触媒」という会社なんだが、かなりすごい会社みたい。

正直、この事故が起こるまでそんな名前は聞いたことがなかったのだが。

日本の製造業の国際的地位の低下がよく言われるけれど、
この会社、紙おむつ向けの高吸水性樹脂(SAP)の生産では、
世界シェアの約3割(47万トン)の生産能力があるらしい。

うち35万トンが姫路工場だというから、こんなところで事故がおこると、
日本経済に影響があるのではないか、というほど。

なにしろ、供給先に最初に出てくるのが、パンパースで有名なP&G。

こちらはテレビコマーシャルでもよく出てくるので、
知らない人はいないだろうというぐらい有名企業だ。

いずれにしても、後半年くらいまともに稼動させてもらえないのではないか、と思われる。

だったら、どうなるか?

通報が遅れた責任は消防士一人の命の段階で、極めて大きい。
そのうえ、それ以外にも大きな責任を負っている。