2015年10月20日火曜日

国民連合政府構想

安保関連法案の審議に際し、安倍総理は国民の理解を広げるために、
さまざまな努力をしたにもかかわらず、それは広がらなかった。

むしろ、「違憲」など、安保法案に対する反対の理解の方が深まったと、
もっともな批判もささやかれた。

しかし、この法案が成立してしまうと、反対派は逆に国民に対して、
この法律を廃止すべく、なぜ廃止なのか、国民の理解を広げなくてはならない。

「広く国民への理解を求める」という意味では、立場が逆転しているのだ。

そして、国会で多数を制して廃止する。

できてしまった法律を廃止したいのなら、裁判という別ルートを取らない限り、
それしか方法はない。

そいう意味で、共産党の言う「国民連合政府構想」は、本気だと思う。

世論調査では、確かに反対する人の方が多かったのだ。

絶対に「不可能」とは言えないだろう。

「選挙協力」「閣外協力」「政権協力」とその協力の仕方はいろいろあると思う。

次の参議院選に焦点を絞り、「数」を制するための方策は必要があるのではないか。

ただ、解散権がないので、長い戦いになるのだが。

まずは「ねじれ」というところだが。


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