2012年9月18日火曜日

尖閣諸島とアメリカの立場

玄葉光一郎外相と森本敏防衛相は、17日に来日した、バネッタ米国務長官と相次いで会談した。

国務長官は中国へ行くついでに寄っただけという気がしないでもないが、
尖閣諸島国有化による中国民デモの暴徒化問題や
今日18日が柳条湖事件から81年たった記念日にあたることなどで、
尖閣諸島問題を機軸とする日本と中国の間の問題で、
アメリカの立場を確認するのは大切なことだろうと思う。

「アメリカは主権に対する対立では特定の立場をとらない」と言っているように、
尖閣諸島が日本の領土であるということを支持するわけではない。

両国が平和的に解決するようにと言っているのだ。

そのうえで、日米安全保障条約が尖閣諸島にも適用されるという認識を示している。

つまり、この問題で中国が日本を攻めてきたら、日本を守ると言うことである。

しかし、まあ、そこまでアメリカがホンキでやってくれるかと言えば、
「どうなんでしょうね。」

軍事力を伴わない国の主張は、軍事力を持った国の主張に翻弄されるだけなのだろうか。

日本にも自衛隊があるけれどねえ。

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