2015年11月4日水曜日

核兵器全廃決議

2日、国連にて、核兵器に対する全廃決議がなされた。

156か国の賛成で、日本提案で22年連続で決議されてきたことだ。

これに対して、核保有国らは賛同が得られなかった。

特に今までは共同提案国だったアメリカが棄権にまわったことが、
日本の平和活動の限界を示しているとも評されていた。

一方、オーストリア提案の核禁止決議は128か国の賛成で決議。

日本は核傘下に入る日本は、反対に回っている。

世界で唯一の被爆国日本は、必ずしも世界から、核廃絶のリーダーと目されているわけではなく、
そういう行動をとっているわけでもない。

中国からは「戦争をしかけた日本の結果が被曝にすぎない。その日本に核廃絶をいう資格はない。」

アメリカからは「原爆投下は戦争を止めるために仕方のなかったこと。
そうでもしないと日本は戦争をやめなかった。」

日本が被曝したこと自体、日本が戦争をしかけたからだ。日本が悪いという認識なのだ。

かわいそだと思っても、それは、世界に通用することではないというわけだ。

いずれにせよ、核保有国が賛成しない核廃絶や核禁止が重い意味を持つとは思えない。

0 件のコメント:

コメントを投稿