2015年6月5日金曜日

東方之星

長江で客船の転覆事故が起こって、4日目。

死者82人、生存者14人。行方不明者はなんと360人にのぼる。

4日の夜から、クレーン船で180度ひっくりかえして、元の状態に戻してから、
さまざまな作業をおこなうとのこと。

当局によれば、「短い時間に作業ができて、犠牲者の尊厳を最大限に守れるとのことだ。

要するに、船内に残った行方不明者たちはすべてすでになくなっているとの見方をしている。

船内に残された乗員乗客の家族たちはどのような思いで、この作業を見守っているのだろう、
それを思うと、ひどく悲しい思いがする。

それにしても、韓国のセオル号に似た状況。

イタリアの地中海クルーズも彷彿とさせる。

かならずしも船長の問題ではないのだろうが、
こういう事故はいつも安全性より金儲けが優先されのがあたりまえの状況で起こる。

氷山の一角に過ぎないのだろう。

「安全第一」があたりまえの状況を作っていかなければならない。

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