2015年6月16日火曜日

絶歌

1997年の神戸の連続児童殺傷事件の加害者、「酒鬼薔薇聖斗」と名乗った男性による手記が発売された。

11日にはもう売り切れになった書店もあったという。

そんな中で、東京都や神奈川県に店舗を持つ啓文堂書店が販売を停止した。

「遺族感情に基づいて」とのことだったが、賛同の声もあがっている。

加害少年も当時少年だったとは言え、
現在は20年ぐらいたっているわけだから、40近くなっているわけだ。

聞くところによると、両親とともに福山市にひっそりと住んでいるという。

はじめは明王台に住んでいたのだが、住民の反対にあい、追われたのだとか。

それでも、福山市内に住んでいるということはかわらないという。

なぜ福山市なのか、それもよくわからない。

被害者はなくなっているので、帰ってくることはない。

子供だからといって、人を殺して許されるわけではない。

でも、立ち直るチャンスをあげるべき、なんだろうか。

被害者の遺族からすれば、加害者が生きていること自体、ありえないのではないか。

せつないのは、加害者を殺しても、被害者は帰ってこないという事実。





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