2012年3月21日水曜日

最古の木造校舎の最後の卒業式

国内最古の木造校舎とされる、岡山県新見市立吹屋小学校で閉校式があった。

文字通り、最後の卒業式である。(閉校式はそのあと)

1873年に開校した吹屋小。1900年に移転し、現在の位置に現在の校舎になったという。

1900年といえば、日清戦争と日露戦争のはざ間。

ロシアに対して敵対はするものの、強国ロシアに対してはさすがに腰が引ける日本。

1902年に日英同盟を結び、ロシアとの決戦に進んでいく。

アジアでの地位を確立していっている真っ最中。

当時、まさに売り出し中の国である。

そのころからずっと日本を見てきた木造校舎。

大正、昭和を経て、戦後、高度経済成長、バブル崩壊、少子高齢化社会など。


現在放映中の朝ドラ「カーネーション」のロケにも使われたというから、まさに骨董品。

観光施設として検討中とのこと。

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