2009年7月1日水曜日

7月1日(水)雨  日本

   「日本」は「にほん」と読むか「にっぽん」と読むか?

結局、どちでもいいということらしい。

読売新聞によれば、

政府は30日の閣議で、「日本」を「にっぽん」と読むか「にほん」と読むべきかについて、「いずれも広く通用しており、どちらか一方に統一する必要はない」とする答弁書を決定した。
 民主党の岩國哲人衆院議員の質問主意書に答えた。
 内閣府によると、「日本」の読み方は、戦前の1934年に当時の文部省国語調査会が「にっぽん」に統一しようと提案したが、法律などで決定するには至らなかった。

ということである。

どっちでもいいのはどっちでもいいのだが、
ニッポンには勢いや威勢のよさあるいは爆発するエネルギーみたいなものを感じる。

もともとジッポン(日をジツ、本をポン)と読んでいたという説を聞いたことがある。

だから、英語ではジャパンだし、
マルコポーロは日本のことをジパングと呼んだ、
ということである。

なんとなくわかるような気がする。

一方、にほんの方は、
たおやかさというか、やさしさというか、そういった雰囲気がかもし出される。

なんとなく、和語ですね、という感じ。
万葉的、鎖国的、女性的、草食的とでも言おうか。

日本一は「にっぽんいち」だし、日本語は「にほんご」がいい。

やはり、場面によって使い分けられる感性を育てたほうがいい。

「どっちでもいい」が正解だと思う。

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