2014年8月6日水曜日

原爆の日

8月6日は広島に原爆が落とされた日である。

1945年だから、69年目になる。

だから、どうだというわけではないが、たしかに「風化」が言われてもおかしくないくらい時は経過した。

先ごろの横浜の修学旅行生による「死に損ない」発言も記憶に残る。

「被曝」を生で体験した人自体が減っているということもある。

語り継がなければならない、「ヒロシマ」ではあるが、それだけではいけないような気がするのも確か。

70年も続いた平和はすでにファンタジーではない。そういう人もいる。

しかし、70年は「70年しか」かもわからない。

とすれば、やはり、ファンタジーじゃないか。

安倍総理がヒロシマの平和祈念式典で、スピーチをしていた。

閣議決定で「集団的自衛権」を認めた人だ。

ケネディ駐日大使はその閣議決定に好感を抱いている。

「平和」の意味する内容が変わりつつある、と言ってもいいのかもしれない。

我々が目指す世界平和とは何なのだろう?

そこへ行くためには、我々はどういう選択をすべきなんだろう?

さまざまな考え方を認める「民主主義」こそが、「平和の土台」になるのだろう。

テレビに映る小学生のスピーチを聞きながら、そんなことを考えた。

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