2013年5月22日水曜日

美談の裏に

3月の北海道の猛吹雪。
漁師の岡田さんが娘さんをかばった姿勢で、雪に埋もれ亡くなった。
そんなニュースが記憶に残っている。

どうにかしてあげられなかったのだろうか?

実際には、助けることができていたらしい。
電話会社が消防所からの急報を受けたのに、情報を流すことをためらったからだという。

もちろん、個人情報だから、簡単に流すわけにはいかない。

でも、もし消防署の人が岡田さんの位置を知ることができていたら、
岡田さんは助かっていたかもしれない。

警察からの急報には情報が流せても、消防からは流せないなんて。

警察からの急報で流せるようになったのなら、
どうしてそのとき消防について思いが及ばなかったのか?

想像力が足りない。

こういう対応は往々にして事故後にされる。

娘守った父の犠牲を教訓に・・。

聞こえはいいが、「人災」とも聞こえる。





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