2013年6月26日水曜日

晩婚化

65歳以上人口の割合が4人にひとりとなり、
年金制度など社会保障問題がさまざまに取りざたされている折、
(年齢的に)反対側の問題である少子化について原因と対策が提出された。

「少子化社会対策白書」の閣議決定である。

これによると、女性がひとり目の子供を産む年齢が30歳を超え、
「晩婚化」が進んでいることや、生涯結婚しないという「非婚化」が一因だという。

今年の統計によると、
男性初婚平均年齢が30.8歳、同女性が29.2歳で女性初産年齢が30.3歳。

白書が利用した統計よりもさらに晩婚化が進んでいる。

「非婚」による少子化はうなずける。
こどもを産まないのだから。

一方「晩婚」による「少子化」は必ずしもうなずけない。
子供を産まないわけではないのだから。

でもやはり、多くは産めなかったり、子供ができなかったりするのだろう。

そのあたりの説明も欲しかった。

それはもちろん、「非婚化」は社会的な対策が必要だが、
「晩婚化」は医学的な対策が必要かもしれないではないか。

「卵子の老化」などが言われているので。
それに対する対策はまた別のアプローチがあると思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿