2014年2月13日木曜日

渡部暁斗、銀メダル

ノルディック男子複合で日本の渡部暁斗が銀メダル。

実にリレハンメルの河野孝典以来、20年ぶりの快挙である。

もちろん、その前には荻原健司の金メダルがあった。

荻原も双子の兄弟。渡部暁斗も兄弟でのオリンピック出場である。

とにかく、インタビューを受ける渡部の笑顔がよかったと思う。

最後で抜かれて金メダルを逃したが、あれは実力の差と割り切っていた。

「くやしい」というより力を出し切った満足感があの笑顔を生んだのだろう、そう思った。

トリノもバンクーバーの出場してののソチである。

荻原健司の絶叫、荻原次晴の号泣、そういう感動を呼んだ、渡部暁斗の活躍であった。

苦しかった時期を乗り越えてきたのは、ノルディック複合に携わる多くの人だったのだろう。

20年間、地下にもぐっていたわけではない。

でも、オリンピックでの銀メダルというのは、そういう光り輝く「栄光」だと思う。

10代のスノーボードとは違う、「日本」を背負った銀メダルだと思う。

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