2012年4月6日金曜日

新年度予算成立

新年度の予算が成立した。

一般会計の90兆3000億円。

これは前年より少ないわけだけれど、
震災の復興費や基礎年金の負担分を加えると、96兆7000億円。

結局、前年より多くなる。

しかも、年金の財源は交付国債といい、将来の消費増税分でまかなわれる。

ところで、今日は4月6日。

新年度はすでに始まっている。

予算が決まったのは5日。

この間は政府はお金が使えないのだろうか?

使えるとしても仮という形になるのだろうな。予算が成立していない以上。

長引いたのは参議院で否決されたせい。

両院協議会を開くも、まとまらず、衆議院の結論が国会の結論となる。

いわゆる「衆議院の優越」である。

衆議院の優越による決定は、2年連続。


衆議院の優越
①予算の議決
②条約の承認
③内閣総理大臣の指名
④法律案の議決

これらのうち、④は相対的優越といい、衆議院で3分の2の多数で再可決。
他は絶対的優越で両院協議会でまとまらない時は参議院の決定は無視される。

これらの加え、権限の有無による優越がある
⑤予算の先議権
⑥内閣不信任案決議権


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