2010年6月3日木曜日

6月3日(木)晴れ  鳩山総理辞任

昨日、鳩山総理が辞任した。

小沢幹事長も辞任するらしい。

政権をとって、8か月。まだ、政治はこの先どうなるかわからない。

国民レベルの政治家しか現れない、とよく言うが、国民のレベルがこのくらいなのだろう。

顔をすげかえることしか、変えることができない政治。

政権交代しても、本質的な何かが変わったわけではない。

結局、国民のレベルが変わっていないからなんだろう。

「古い体質」とか言われるが、国民自体が「古い体質」なのではないか、
そんな風に思えるのだが。

高度成長期に「利益誘導型」の政治がもてはやされた。

今の国民はそのときに作られた「利益享受型」の国民に支配されているのではないか。

そのいい例が「徳之島」だ。

もちろん、米軍を歓迎するひとはいない。
それは、地元の意志として理解できる。

だが、それは沖縄の負担を軽減するためのものではないのか。

自分のところにきては困るものが、なぜ沖縄にあっていいのか。

日米安全保障条約に対しても、反対する気はあるのか。

スイスのように日本に徴兵令を敷いてもいいのか。

もちろん、そこには論理の飛躍があるかもしれないが、
考えが何か表面的すぎないか。

もちろん、地元に米軍基地が来るとなれば、自分自身だって反対するに決まっている。
もしかしたら、先頭に立って反対するかもしれないくらいだ。

でも、それを見た沖縄の人はどう思うだろう?

本土の人はエゴイスト。
沖縄は、日本じゃないのかと思うのではないか。

実際、
新聞記事に載っていたある沖縄の人の言葉

「鳩山総理はよくやっていると思う。でも、本土の人たちにはがっかりだ。」

徳之島の反応は本土の人たちの普通の反応だと思う。
「沖縄」は日本だと思っていない。

この事実をもっと直視すべきだと思う。

それは、総理大臣を変えることで、変わるものではないだろう。

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