今日は3月11日。
3月11日と言えば、東日本大震災の起こった日である。
4年前の今日、東日本大震災が起こったわけである。
地震の大きさを示すマグニチュードもそうであるが、何より津波の被害が大きかった。
さらに拍車をかけたのが、福島第一原子力発電所の事故。
そこからの復興に世界が注視しているわけである。
ただ、関東大震災や阪神淡路の大震災と違うのは、かなり過疎がすすんだ町だということである。
こういった高齢化がすすんだ、過疎に近い町をどのように復興させるかは、
未来志向と言っても、難しいものがある。
もちろん、復興は大切だし、それをおろそかにしてはならない。
けれど、もし、震災がなくても衰退していく町を震災を契機に繁栄させようと言っても難しいものがあるのではないか。
たとえ、形がととのっても、それを維持するのに赤字を抱えこむ、というのでは、なにをしているのかわからない。
高速道路や鉄道などはたしかに重要なインフラだが、それと町の繁栄をどう結びつけるのか?
復興の進捗が素晴らしいというわけでもないのに、いや、むしろ遅れているというのに、
そういった疑問を投げかけること自体、どうかとは思うのだが、
「仮設」とか「インフラ」とかとは違う、「復興」ってないのかなあ、と思う。
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