10日、日経平均が一時、2万円台に乗った。
なんと、15年ぶりだという。
リーマンショックを突き抜けて、ITバブルまでさかのぼるということだ。
原則通りなら、この次に2万円台を超えると、2万円が壁でなくなるだろう。
もちろん、先は見えない。
少なくとも、3万円を目指す展開考えにくいらしい。
そりゃあ、そうだ。
17年4月の10%への消費増税。さらには出口戦略。もっと言えば企業業績の向上。
そういった障害がたちはだかっているからだ。
ただ、ここまでは、アベノミクスを評価していいのではないだろうか。
確かにインフレ目標は達成していないし、給料が上がったわけではない。
でも、すくなくとも株価を上げることで、国の借金に頼る割合は減っていると思う。
もともと消費税率の引き上げは、いかに福祉目的とはいえ、財政再建が目的だったはず。
もちろん、成功は現時点での評価に過ぎない。
今後に関して、どのようなリスクを抱えたのか、いまひとつわからないのはわからない。
リスク管理は怠らないという前提のもとで、
「いまのところうまくいっている」という評価はしてもいいのではないかと思う。
やはり、みじかいスパンでの評価はどうしても必要だと思う。
それに、給料が上がらないという批判は、マクロにミクロの批判をしているので、
的外れに聞こえて仕方がない。
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