2015年5月8日金曜日

高崎山のシャーロット

大分市の高崎山自然動物園で今月6日に生まれた子ザルに「シャーロット」と命名。

340件におよぶ批判の電話やメールを受け取ったという。
(肯定意見も200件ほどあったらしいが。)

高崎山側としては、これほどの批判を浴びるとは思っていなかったようで、
命名取り消しも検討しているとか。

イギリス王室側に問い合わせると、問題視していないようで、イギリス国民も至って冷静。

問題は高崎山自然動物園の側にあるだけのようである。

個人的には、確かに、「失礼だろう」という意見に同調しないわけではないが、
別に「抗議」して「取り消し」をしなきゃいけないほどのことなのか。

ちょっと「笑い」をさそうくらいで、私には、
どちらかと言えば、「微笑ましい」ぐらいのことではないかと思うのだが、どうだろうか。

「さる」と「王室」を同レベルに扱うな、ということだろうが、
高崎山に生まれた子ザルだって、みんなに愛されていると思う。

だれの名前も祝福の意味合いがあるのは確かだろう。

もし、このサルが個人宅で飼われているペットであれば、だれも何も言わなかったろう。

公募で「シャーロット」を希望した人たちの感覚はそれに近いものがあると思う。

少なくとも「失礼なこと」ではない、と思うのだが、どうなのだろう?そのへん。

イスラムとかにあるようなの文化の違いは、イギリスとの間にあるのだろうか。

イギリス王室の対応を見る限り、現在の日本人の間にこそ、そのギャップがあるような気がする。

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