「発展途上国へのワクチン支援」
そう銘打ってエコキャップを集めていたはず。
わりとどこの校舎にも集めているキャップがあるはず。
まあ、どうせ捨てるものだから、お金の寄付とは違い、参加もしやすいし、
「いいことをした」という自己満足にも浸りやすい。
だからだろうか、詐欺?
だとしても、損した感はあまりない。
とはいうもののいい感じではない。
「エコキャップ推進協会」がこの1年間、1度もワクチンを寄付していない。
そんなことが発覚して大騒ぎである。
「エコ推進協会」は2008年に設立されたNPO。
その利益をJCV(世界の子供にワクチンを日本協会)に寄付していたわけだ。
昨期、(2013年9月から2014年8月)エコキャップ収集で9000万円の寄付を得た。
うち、1900万円は、障害者に寄付をしている。
じゃあ、残りの7100万円は?ということである。
それは理事長によれば、人件費3900万円で、管理費3200万円とのこと。
スタッフの待遇改善に用いられた費用。
多いのか少ないのかそれもよくわからない。
「ワクチンに使ってもらおうと思って集めたエコキャップの寄付を、
障害者に寄付するのは、間違っては居ないと思うし、人件費や管理費が必要なのもわかる。
それならそれで「障害者に寄付を」と銘打っても良かったし、
もうすこしきちんと説明してもよかったのではないか、と思う。
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