2015年7月24日金曜日

合区の問題

違憲状態とされる参議院の選挙区に対して、
人口の少ない隣接県を統合する「合区」にするという公選法の改正案が
今日あたり、参議院を通過して来週ぐらいには成立すると言う。

比較にはならないけれど、夏の甲子園でさえ各県代表である。

現在の日本で「都道府県」という行政単位は非常に強く、県境の溝は深い。
「県民性」や「ふるさと」を語るような文化的、歴史的なつながりも大きく異なる。

個人的には、この都道府県境を越えて選挙区を設けることの方が、よほど不平等だと思う。

一方の「一票の重み」は、数字で表されない限り、認識しづらい。実感を伴わないのだ。

しかしながら、「違憲状態」と判決の出た選挙区と定数をそのままにもできない。
日本は法治国家なのだから。

わからないのは、鳥取・島根で2人、高知・徳島で2人という定数。

これを一人ずつにすればいいじゃないか、と素人的には思うのだが。

鳥取、島根、高知、徳島の4県は6年に1度しか参議院選がありません、でもいいのではないだろうか。

法律をかえるのなら、そちらを変えた方がいいと思う。







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