2015年7月16日木曜日

強行採決

安保法案が今日16日にも採決される。

数を頼みの強行採決である。

世論調査でも、「そんなに急がなくても」という意見が多い。

実際、安倍総理も国民に理解が深まっていないことを認めている。

それでも採決するのだから、強行採決と言われても仕方がない。

ただ、何もしないのが「民主主義」ではない。

ルールに基づいたものなら、「決められる」「前に進められる」のが民主主義でもあるはず。

何かを決めるには、「戦術」も必要だし、場合によってはモラルを破ることもあると思う。

やはり、今求められているリーダー像に近いのが安倍総理なのではないだろうか。

かつて、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作総理は、佐藤無策と揶揄された。

順調な時はそういうものなんだろうと思う。

今はそうではない。

国民の意識を自分の思う方向に引っ張れる人のほうが理想に近い。

そういう意味では、ヒトラーを産んだ状況とかに近いのだろう。

何かをして、失敗することもあるかもしれない。

現在の政治のルールの中は、そう簡単にいかないことが多い。

個人的には、それでもやろうとする安倍総理に賛成である。

中身はいまいちわからなくても・・。

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