世界が石油の時代になったのは、いつごろからだろうか。
第二次世界大戦のころなんだろうか。
日本が、というならやはり、高度成長期、特に3Cのひとつの自動車が入った、
60年代の後半から70年代前半にかけてということになるのだろう。
73年の石油危機の影響をもっとも受けのは、日本だったろう。
資源がないことにかけては、どの先進国に対しても、ずばぬけている。
イラン革命による第二次石油危機を経て、バブル、バブル崩壊にいたるわけだが、
この間、そして今でも、石油は文明の中心にいる。
この夏、また、ガソリン価格が下がるという話を耳にした。
昨年の冬はクリスマスプレゼントだね、と言っていたが。
文明の中心の値段が下がるのはありがたいことだ。
特に日本にとって。
しかし、この文明の中心はもう終わりだろう。
多分、中心は変わる。
「里山資本主義」なんてものが、一時期はやったが、グローバル化を表面で受け止めて、
田舎は、「自給自足」みたいになる気がする。
三菱自動車が、自宅の太陽光発電でためた電気で走らせる車を開発したみたいだが、
あれがほんとうの自給自足だと思う。
食べるものの自給自足は大切だが、エネルギーの方がもっと大切だろうと思う。
家庭用の電気は買わない。グローバル経済に組み込まれない。
もちろん、産業それ自体はグローバル化するのだが・・。
ガソリン価格の変化にちょっと自分なりに未来を想像してみた。
0 件のコメント:
コメントを投稿