2012年11月16日金曜日

衆議院の解散

赤字国債発行法案や小選挙区0増5減法案、議員歳費2割減法案などが、
15日衆議院を通過、今日16日には参議院を通過する。

そうすれば、午後には衆議院の解散だ。

衆議院の解散は言わずと知れた天皇の国事行為である。
だからと言って、天皇には何の権限もない。

解散権は内閣総理大臣だけにある。
だからこそ、輿石幹事長も何もいえなかったわけだ。

この解散は「馬鹿正直解散」だとか「自己愛解散」だとか言われている。

どちらも似たような意味合いだとも思う。

「近いうち」を読み取る時、麻生太郎元総理は
「近いうちに飯を食いに行く」という例を引き合いに出していたが、
やっぱり例としてはおかしい。

次元が違いすぎていて、提燈に釣鐘、月とすっぽんっ的な気がしていた。

野田さんもそんな風に思っていたんだなあ、とちょっと理解できた感じだし、
野田さんなりに「近いうち」を真剣にとらえていたんだなあ、とも思う。

だからこそ、「馬鹿正直」
(「近いうちに飯を食いに行こう」なら、反古にしたってだいじょうぶだろう?)

だからこそ、「自己愛」
(自分の美学に固執しすぎ)

どっちにしても、「自分に対して忠実でありたい」そんなまじめさが感じられる。

私自身はそんな野田さんにちょっと共感を覚える。

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