オバマ大統領のアメリカががけっぷち。
いわゆる財政の崖が目前なのだ。
2013年になると、ブッシュ政権以来実施されてきた減税政策が期限切れ。
同時に強制的に財政削減をおこなうという法案が実行されるのである。
このことをアメリカでは「財政の崖」と呼んでいるわけだ。
はてさて、このふたつのことはいずれも財政再建のためには必要なこと。
とはいえ、それはとりもなおさず「景気後退」策を意味している。
すこしずつ景気回復しているアメリカとは言え、こんなことを同時に出来る体力はなかろう。
不景気に陥って今までの努力が水の泡ってところだ。
こればかりは共和党に歩み寄って、崖をなくすほかはあるまい。
再選されたオバマさんだが、いきなりがけっぷち。
目的地までは平坦な道のりではなさそうである。
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