BRICsとはBrazil,Russia,India,China の4カ国の総称である。
面積が大きく、人口も資源も多いこれらの国々が、今後の世界をリードしていくものと
考えられている。
1911年にこれら4カ国の会合に南アフリカ共和国が加わったため、
BRICsは正式にはBICSと表すようになったと言う。
もともとゴールドマンサックスの投資家がつけた名前なのだが、
それが世界的に広まっただけである。
そういう意味では投資家の間の専門用語、業界用語と言っていいのではないかと思う。
また、日本人投資家によって名づけられたVISTAなども似たようなものだ。
しかし、BRICs が違うのは、09年のロシアをかわ切りに、
その4カ国が集まって話し合いをしているということ。
その時点で、G7やG8と似た働きもあるのかもしれない。
ただし、グループとしてのまとまりがあるとはいえない。
南アフリカはその面積、人口からしてどうも違和感があったのだが、
投資家がグループ分けしているだけなら、金の産出国、南アフリカが入ってもおかしくないね。
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