2015年2月10日火曜日

強い農業

JA全中の監査、指導権を廃止することを中心とした、農協改革案がまとまりつつある。

農業の就業者数を見ても、大幅に減ってしまった。

この現状を考えれば、日本の農業は衰退しつつある。

だから、守らなければならない。

と、そういう理屈にはならないと思う。

確かに食料自給率の低さは、対外依存を増加させることの問題点を露呈する。

対外交渉でその弱みにつけ込まれたりするからだ。

しかし、単なる保護が功を奏しないのも事実。

保護に保護を重ねても泥沼に陥るだけだ。

もっと、国が強制的に農地を整理して、近代的な農法に変えるべきだ。

しかも、世界の農産物と競争しても勝てるような農産物を作るべきだ。

それは、「机上の空論」ではないだろう。

第2次農地改革のようなものがあっていと思う。

TPPなどに加われなくなるかもしれないが、そういった国家的な手入れも必要なのではないか。

だから、日本の農業は弱いと言っても、ここまで保護してきたのは「国家」だ。

いまさら、自分の力でなんていわないで、保護するなら保護するで徹底的にやったほうがいいと思うのだが。

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