アメリカ軍と日本軍(?)が並んで航行している時、
アメリカ軍が攻撃を受けたら、日本軍も反撃をするのがあたりまえ。
アメリカに向けてミサイルが発射され、日本上空を通過したら、迎撃するのがあたりまえ。
これらのことがいわゆる集団的自衛権を主張する人たちの言い分のようだが、
実際前者は、個別の自衛権で説明できるし、後者はその能力が日本にない。
だから、集団的自衛権の主張はあまり意味がない・・・。
というのは、本日の朝日新聞の社説の受け売り。
現在の政府の「集団的自衛権」の解釈は、
「国際法上はそれがあるが、現在のわが国の法制度では、それが行使できない。」
ということらしい。
それもまあ、妙といえば妙なのだが、
それを変えなければならない状況はない。
さらに、アメリカのオバマ大統領も日中関係を懸念して、
日本の自衛隊の集団的自衛権の行使を否定している。
集団的自衛権を認めるか否かは、
「国防軍」の創設にもかかわってくると思われる。
現在の国際社会状況の中で、
平和を言うなら、スイスのような徴兵制度が必要なのではないか。
アメリカに助けてもらうという状況のもとで、
平和を考えるのは、結局、普天間問題のような矛盾に対して解決する手立てがなくなってしまう。
難しいことではあるが、現状から判断し、是々非々で考えていくしかないのだろうか?
ただ、それでは「有事」に対して間に合わないとも思う。
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