年齢が上がると妊娠しにくくなるという「卵子の老化」の原因を突き止めたことが報じられた。
アメリカニューヨーク医科大学が発見したもので、
13日付のサイエンス・トランスレーショナル・メデシンに掲載されるとのこと。
これまで卵子の老化のメカニズムはなぞとされ、
不妊治療の限界が言われ、
海外での卵子をもらい手術する女性が多いのも社会問題になっていた。
日本では法制度が整っていなくて、現在その法制度を整えることが研究されているくらいである。
このメカニズムが解明されれば、将来的には卵子の老化を遅らせることができ、
望まれる不妊治療も可能になるだろうと思われる。
もちろん、iPS細胞と同様、
実際の医療現場で使われるまでには、まだ幾多の障害もあるだろうが。
こういったことが積み重なって、
ある種の不幸を取り除くことができるようになるのだなあと、
科学の進歩に感動せざる得ない。
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