2012年10月1日月曜日

日本触媒姫路製造所の火災事故

29日2時30分過ぎ、姫路市の網干でおこった化学工場の火災事故。

「日本触媒」という会社なんだが、かなりすごい会社みたい。

正直、この事故が起こるまでそんな名前は聞いたことがなかったのだが。

日本の製造業の国際的地位の低下がよく言われるけれど、
この会社、紙おむつ向けの高吸水性樹脂(SAP)の生産では、
世界シェアの約3割(47万トン)の生産能力があるらしい。

うち35万トンが姫路工場だというから、こんなところで事故がおこると、
日本経済に影響があるのではないか、というほど。

なにしろ、供給先に最初に出てくるのが、パンパースで有名なP&G。

こちらはテレビコマーシャルでもよく出てくるので、
知らない人はいないだろうというぐらい有名企業だ。

いずれにしても、後半年くらいまともに稼動させてもらえないのではないか、と思われる。

だったら、どうなるか?

通報が遅れた責任は消防士一人の命の段階で、極めて大きい。
そのうえ、それ以外にも大きな責任を負っている。



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