月刊「世界」元編集長、岡本厚さんらのグループがネットで公表した声明文が、
中韓の知識人のあいだに賛同の輪を広げている。
「領土問題はその領有権の主張しあいではなく、どう解決するかの話し合いが必要である。」
という意見である。
対話による解決をしようという動きがネットで広がるのは素晴らしいことだと思う。
アラブの春とかは、もとはネットで学生などのあいだに広まったところから始まったという。
偏狭な愛国心などのために、ばかげた戦争などおこしてはならないし、
領土なんていう概念も地球市民の中では、あまりつよく主張されるべきではない。
私は、「領土問題など存在しない」という立場を認めない。
たとえ、日本がどんなに正しくてもである。
解決のために話を聞こうという態度は取るべきではないのか、
そして、その結果を公表して欲しいし、それはまた一般人にも理解されるよう議論されるべきだ。
たとえ、それを政府が認めなくてもよいし、その結果に政府が拘束されなくてもいいと思う。
やはり、話し合いを積み重ねていく事実が大切だ。
それが民主主義というものだと思う。
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