2012年6月18日月曜日

ギリシャ、ユーロ残留

ギリシャ新民主主義党のサラマス党首は、17日、
「ギリシャ国民はきょうの再選挙で欧州の道を選び、ユーロ圏にとどまることを選んだ。」と述べ、
国民の犠牲が実を結ぶと主張した。

ギリシャは過去何度も、デフォルトに陥っているため、今度もまたデフォルトに陥っても、
たいしたことではないのではないか、
また、ギリシャがユーロにとどまるメリットはギリシャや他のEU諸国にとって、
メリットは少ないのではないか、などの意見もあり、
必ずしも急進左派の考え方が否定されていたわけではなかった。

実際、選挙前まで、急進左派と新民主議党の支持は拮抗していたと伝えられている。

でも、とにかく、ギリシャがユーロにとどまり、緊縮策を受け入れる決断をしたことは、
市場によい影響を与えると思う。

ギリシャの問題は、大げさかもしれないが、
ユーロの信用問題、世界経済の信用問題にかかわっていると思う。

経済の土台は「信用」である。

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