2月26日、東京マラソンが行われた。
ロンドンオリンピックの代表選手の選考会を兼ねていた。
号砲の前から話題をにぎわしていたのが、公務員ランナー川内優輝。
福岡国際マラソンで日本人トップの第3位に入り、オリンピック代表候補に入っていた。
しかし、東京も走り代表をより確実なものにしたいとしていた。
ただ、これは賭けで、もし惨敗すると、オリンピック代表が遠のいてしまうことも考えられた。
それだけに川内選手の試みをすばらしいと考える市民ランナーやマラソンファンは多かった。
多分、そういう人たちは、今回の14位という惨敗に近い結果にも、
心から拍手を送っているのではないかと思う。
もちろん、オリンピックに行かせてあげたい気持ちも強いが、
マラソンはオリンピックだけではないし、そういう夢を持たせてくれただけで、
川内選手は十分われわれ一般市民に勇気をくれたと思う。
それが川内選手の生き方、生き様だから。
代わって今回日本人トップの第2位だったのが、藤原新選手。
こちらはこちらで、無職ランナー。
普通にいえばプロのランナーのはずだが、それで生活ができるほど儲かっていないのだろう。
テニスやゴルフとはわけが違う。
以前ものすごいハシリをしたのをたまたまテレビで観戦したことがある。
あのときは北京オリンピック代表補欠になったと記憶する。
今回はロンドンオリンピック代表一番手だ。
ニッポンを背負ってがんばって欲しい。
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