半導体DRAM生産世界第3位のエルピーダメモリが27日、会社更生法を申請した。
とうとう倒産したわけだ。
半導体生産メーカーとしては日本唯一で、業績が悪化して、国が税金を投入していたはず。
国が出資した額が300億円。最悪の場合、約280億円が返ってこないという。
製造業としては、過去最悪の4480億円(昨年3月)の負債を抱えているという。
察するに原因は超円高だろう。
このところの70円台の為替相場では、やっていけなくても不思議はない。
それに加え、韓国などの攻勢、東日本の震災、タイの洪水など、悪条件はきりがない。
アメリカにおけるリーマンやGMの倒産と同様、
現在の日本のおかれている状況を示す、象徴的な出来事と言えるのかもしれない。
それにしても、
経済はすでに上向きになっていると思いたい。
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