三田誠広の「炎の女帝、持統天皇」という本を読んだ。
最近のベストセラーとかではない。
いつごろ出版されたかもよくわからないのだが、
三田誠広と歴史小説という取り合わせが、なんとなく不思議で借りてきた。
あとでわかったのだけれど、三田誠広は、歴史小説もかなり書いているようだ。
内容もよく勉強しているようでおもしろかった。
そもそも三田誠広といえば「僕って何」で芥川だったか直木だったかそのどっちでもないか、
忘れてしまったが、新人賞かなんかを取って有名になったんだよね。
そのとき、読んでよかったともよくなかったともあまり記憶が残っていなかったのだが、
とりあえず読みやすい本ではあったと思う。
それが2,3年前にマルクスについて書いていた新書本を読んで、
おもしろいなあと思った記憶がある。
それでまあ、ちょっと読んでみるか、という気がして読んだわけだけれど、
これはまあおもしろかった。
他も読みたいとは思ったが、
他の歴史小説はどうも気が乗らず借りてこなかった。
また、間をおいて読んでみたいと思う。
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