公明党の主張を自民党がのむ形で、軽減税率の財源が1兆円規模で落ち着きそうである。
個人的には、朝日新聞の社説の主張と同じく「軽減税率より給付」と思っていただけに、
へー、そうなるのか、と思わぬでもなかった。
自民党としては、選挙で公明党の協力を得られない状態というのは考えにくく、
公明党の主張ものまざるを得なかったのだろう。
にしても、である。
税率が累進的でない、つまり、一律である消費税は所得の低い家庭に不利である。
同様に軽減税率も対象はどうあれ、一律である以上、所得の低い家庭に不利である。
生鮮食品も加工食品も貧しい人達のものなのだろうか?
お金持ちはみんなレストランや高級料亭で食事をするのだろうか。
少なくとも。金額的にはお金持ちの方がメリットは大きいだろう、と思える。
やっぱり、給付のほうがよかったんじゃあないだろうか。
システム的なものにもお金がかかるだろうし。
確かに、軽減税率は3党合意の約束だが、
給付をちゃんとすれば、それに代わるものとして、約束を破ったことにはならないと思うのだが。
給付の方がまずいとしたら、票につながりにくいということだろう。
軽減税率のほうが広い範囲に恩恵があるだけに、票につながりやすい、
とうがった見方をしてしまうが、どうだろうか。
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