アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)は、
ゼロ金利政策を解除し、利上げをすることを決めた。
実に9年半ぶりのことである。
2008年リーマンショックなどで、景気が後退していた時に、
おこなったゼロ金利政策が、これで正常化されることになる。
新興国にとっては、投資資金がアメリカに帰り、経済的な打撃があると言われているが、
さて、日本にとってはどうなのだろう。
どうせまた株価が下がるんだろうと思っていたら、意外にも株価は上昇した。
しかし、意外と思ったのは、経済に疎い私だけのようではあった。
利上げそのものは織り込み済みだし、アメリカ経済の好調を意味するものだから、
円安にともない、輸出企業はさらに利益を増すのだという。
もちろん、輸入品が高くなるので、相殺されることは確かだが、
産業的にはプラス、消費的にはマイナスといったところか。
すくなくともアベノミクスにはプラスになりそうな気はする。
さてさて、これから日本の景気はどうなるのか。
ふところにもっとあたたかさがほしいなあ、と思いつつ、今年もあと2週間である。
0 件のコメント:
コメントを投稿