米軍がスプラトリー諸島周辺に、イージス艦を航行させる。
「航行の自由」作戦である。
中国が領海と主張するラインまであと200メートル。
だが、ここまではいわゆる「寸止め」で、これからが本当の「航行の自由」作戦だという。
中国が領海と主張する海域を航行する予定だとか。
日本はどういう立場をとればいいのだろう。
菅官房長官は、積極的に関わるようだし、防衛大臣もそのつもりでいるようだ。
もっとも、「自衛隊が」というわけではない。
シーレーンの安定化と言っても、別の道がある以上、「存立危機事態」にはなりえないわけだし、
「集団的自衛権」を認めると言っても、「限定的」である以上、
即、自衛隊の参加というわけにはいかないだろう。
日本はアメリカを支持するというだけで、安保法成立以前とスタンスが変わったわけではない。
ただ、米軍が航行させたイージス艦は横須賀基地に所属する。
中国の様々な行動に対して、ひとつひとつ是々非々を判定しなければならないのだろう。
大局は友好の方向だとしても。
たとえ、フィリピンやベトナムに頼られても、日本は自衛隊を動かす必要はないと思う。
ここは米軍に賛成するというかたちで、米軍に動いてもらい、
中国を国際秩序の中に収めさせる。
もし、自衛隊が動くとしたら、その後の安定のため、だろうな。
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