Times Higher Educations (イギリス)は、9月30日、2015年の世界大学ランキングを発表した。
1位は5年連続でカルフォルニア工科大学。2位はオックスフォード大学、3位がスタンフォード大学。
4位以下にはケンブリッジ、MIT、ハーバード、プリンストン、インペリアルカレッジロンドンが続く。
8位に入ったのが、スイスのチューリッヒ工科大学でアメリカ、イギリス以外では、最も高いランクだ。
日本の大学では100位以内に入ったのは、43位の東大と88位の京大のみ。
それぞれ前年が、23位と59位だから、いずれも順位を落としている。
文部科学省としても、このランキングを意識して、スーパーグローバル大学の取り組みをしてきただけに、
トップ13校が軒並みランクダウンしているのは、厳しい現状だろう。
評価基準は「教育」「研究」「論文被引用数」「産業界からの収入」「国際性」
日本の大学は特に、「国際性」が問題とされており、今年のランキング低下は、それが原因であった。
けれも、東大の留学生のコースのように、「滑り止め」にされている現状では、どうだかなあ、と思うし、
9月入試もうまくいくのかなあ、と思わないでもない。
「留学生」を引き込みたいのなら、やはり、日本の魅力を磨くのが一番だろう。
観光、文化そういった魅力もそうだが、大学なので、「世界最先端の研究」だろう。
海外に門戸を開くのはそれからでいい。問題ないレベルではなく、飛び抜けた実力を示して欲しい。
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