最近、北海道で真夜中にスピード違反の上信号を無視して。
大惨事を起こしたニュースが話題にのぼることが多い。
飲酒運転やひき逃げも絡んだ、とんでもない「犯罪」だ・
あの事故が、「砂川」だったと思う。
その砂川とは別に、東京都の米軍基地にそれが憲法違反だとするデモ隊が入り逮捕された事件が砂川事件。
その最高裁判決で、自衛隊をまた自衛権を認め、
安保は高度な政治性を有するから、司法判断をしないとしたのが、砂川判決。
憲法の番人たる最高裁判所の判決だから、というのはいいにしても、
それは、個別自衛権の話だろう、というのが大方の意見。
高度な政治性を有するから、現在の集団的自衛権の限定的容認にも司法は口を出さない、ということか。
それじゃ意味ないだろう、と思う。
いずれにしても、集団的自衛権の論拠にはなりにくい。
ただ、ここは司法判断が必要なところだろう。
ひとつの内閣で解釈を変えていいのかどうか、司法が判断すべきだと思う。
それによって国益が損なわれたとしても、制度というおのはそういうものだ。
「逃げる」にしても、どこまで逃げるのか、その範囲を示す必要がある。
そうしないと、司法の意味がない。
三権分立の意味がない。
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